屍人荘の殺人のレビュー・感想・評価
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ミステリーなんだけど明るい話
剣崎に頼まれて、ペンションにきた明智と葉村。
その時、ペンションの近くで事件が起こり、ゾンビが出てきた。
ペンションに立てこもったが、そのペンションの中で殺人事件がおこった。
そして、剣崎と葉村は一緒に事件を解決したという内容だった。
殺人事件がおこるまでは話の内容が全く違うものだと思っていました。
殺人のトリックや犯人は全く分からなかったが、犯人の動機はすぐにわかりました。
トリックが、二段構えだったのがすごく新鮮でした。
ミステリーなのに、明るいのがよかったです。
明智がもっと活躍すると思っていたのが、少し残念。
おっ、おう!と不思議な感覚が残った。
何となく、劇場公開時から気になっており行く機会を逃したのでDVDで鑑賞。
◯物語
ミステリー小説オタクの大学生・葉村譲は、先輩でミステリー愛好会会長の明智恭介に振り回され、ホームズとワトソン気取りで学内の瑣末な事件に首を突っ込んでいた。同じ大学に通い、私立探偵の顔も持つ剣崎比留子は、2人に音楽フェス研究会の夏合宿への参加を持ちかける。実は比留子のもとには「今年の夏合宿で何かが起こる」との犯行予告が届いていたのだ。夏合宿がおこなわれる山奥のペンション紫湛荘へと向かい、3人は研究会のメンバーと合流する。そしてその夜、密室状態となった紫湛荘で惨殺死体が発見され……。
まさかの、ゾンビが出てくる。まさか、そっちの系統の映画だった。そのゾンビもB級(カメ止めのゾンビに似てる)。もう少し、恐怖心も持たせてもいいと思う。
で、思ったのがゾンビの設定が統一されてないような気がした。特に一番最後でそれを感じた。「なぜ、そこにゾンビ?!」って。
それにしても、中村倫也さんの出番やや少なめ。豪華な使い方してたなって印象。
でも、謎解きはなるほど!ってなった。
あと、予告編②の59秒付近に骸骨の映像があるが実際に映像化していればショッキングな映像も柔らかく表現しているのも良かった。
まぁ、小ボケも入ってて面白いと思えば面白い。一回くらい見ても損はないと思う。
迷宮太郎と美少女探偵とミステリーと○○○
『金田一少年の事件簿』風のジュブナイル・ミステリーかと思ったら、意外なジャンルとミックス!
同名ミステリー小説の映画化で、かなり賛否両論激しいが、最高って訳ではないが最低って訳でもなく、それなりに楽しめたかな。
とある大学のミス研部員。ミステリー好きが生じて学内の小事件を解決もしくはさらにややこしくするホームズ気取りの明智と、彼のワトソン…いや、いいようにこき使われるミステリーおたくの葉村。
そんな二人に、同大学の正真正銘の美少女探偵・比留子が“取引”を持ち掛けてくる。フェス研の夏合宿への参加と、その合宿中、何か起こるであろうを示す予告状…。
合宿が行われる山奥のペンション“紫湛荘”へ。
かくして、事件は起きた…!
ペンション内で殺人事件が!
外には“絶対に”出られない。
と言う事は、犯人は内部の者。
犯人は誰か…!?
謎の脅迫状から始まり、舞台は湖畔のペンション、フェス研に纏わる行方知れずの女子部員…。
そして起きた密室殺人…。
『金田一少年』とか好きだったので、イイ!これぞ鉄板!
が!そこに思わぬ変化球!
事件が起きる前、犯人が分かったと言う明智。そんな明智がいきなり死亡!
少々風変わりな美少女探偵とヘタレな助手で事件を解決していく…という、異色コンビではあるが、設定的にはありそうっちゃあありそう。
変化球なのは、思わぬジャンルが乱入。
明智を殺したのは…、ゾ、ゾンビ!?
フェスに突然、ゾンビが出現! まさかの事態に大パニック!
ペンション内に逃げ込むが、そこで密室殺人!
ジュブナイル・ミステリー×ゾンビ!
ゾンビはこれまたユニークに変化、増殖していく!
普通にミステリーかと思ったらまさかのゾンビで、何だコレ!?…という声が多いが、原作もそうらしいので、これについていちゃもん付けるのはお門違い。
それを言うなら、ゾンビ映画と思って見たら映画愛コメディだった『カメラを止めるな!』に裏切られた!…と言うのと同じ事。
だから、このジャンルのミックスは全然いい。きっと原作者も、ジュブナイル・ミステリーとゾンビが好きで、それを併せた作品を作ろう!…と思ったに違いない。まあ、その原作もかなり賛否分かれてるようだが。
それに、ミステリーとしてもちゃんと面白味アリ。見終わった後、タネ明かしでもう一度確認再見してしまった。
犯人の動機も哀しいもので、それこそ『金田一少年』的。
せっかくのゾンビとのミックスなので、ゾンビもトリックに使われる。ちと扱いは雑だが…。
まあ、メインディッシュはミステリーで、ゾンビはスパイス。
神木クンのヘタレ…いや、“迷宮太郎”っぷりは名人芸。ワトソンではなく、時々ホームズのように光る時も。
その神木クンや若手俳優がミステリーを展開させるが、でもねぇ、やっぱりねぇ、本作一番最大最高の魅力は、
浜辺美波!浜辺美波!
とにかく可愛い!とにかく可愛い!
一挙一動が萌える!一挙一動が萌える!
白目や頭グリグリや顔芸もキュート!白目や頭グリグリや顔芸もキュート!
困った時の「ぬぬぬ…」も!困った時の「ぬぬぬ…」も!
キスさせてくれるなら喜んで死体動かします!キスさせてくれるなら喜んで死体動かします!(でも、実際は言うだけ…(^^;)
かなりクセある性格だが、可愛いから許す!かなりクセある性格だが、可愛いから許す!
『トリック』並みにコメディ色が濃く、全体的にも緩く、若者向けと見るか、気楽に楽しめると見るか。
個人的に、ペンションに向かうバス車内で、お庄屋さんの元に帰るおりんさんがツボった。まさかジッチャンネタまでブチ込んでくるとは!
何故ゾンビが現れたか。一瞬だけ登場した怪しい奴ら。
そして、比留子の最後の行動。ちょっと衝撃的なあれが彼女の本当の目的…!?
まだ未解決な部分もあるので、カムバック!迷宮太郎と美少女探偵!
ミステリーとかゾンビとかより、実はこれが一番のえこひいき!…かも!?
うーん・・・。
原作は前半まで読んでいます。
そんなにわかでしたが、出演者さんが好きな方だったので原作を読み切る前につい見てしまいました。
感想
これから原作の続きを読んでいこうと思っているわけですが、この展開はどうなんでしょうか?
もう様々な方がネタバレしていることなので書きますが、ミステリーものでゾンビ⁈ですか?結果、ゾンビの方に目が向いてミステリー要素が薄味になっていたように感じました。
本格というよりB級映画って感じです。
そして、原作にはないコメディ要素が物語をさらに軽くしていきます。人の死を軽んじているような演出に寒気が少々しました。まぁ、これもゾンビものと知らずに見てしまった人への配慮なんでしょうがいかがなものかと。その他物語上の疑問点、ツッコミどころが多々かいま見えました。
そして、ここから良いと感じた点。
まず、俳優さんが皆さん適役だったと思います。原作と性格の設定が一部変更しているような方々ばかりだったので、この配役は合っていたと思います。特にメインキャストの3人は個人的に好きな方々だったのでその方々の共演が見れて満足です。そして、肝心のミステリー要素ですがゾンビという点を抜くとよく出来ていたと思います。映画なので犯人をわかりやすくしていたようですが、原作の後半部分の展開だともっと分かりにくくなっているんだろうと思われます。
クローズドサークルミステリー 楽しかったですね〜。
総評
本格ミステリーという肩書を被ったB級パニック映画でした。
ただ、役者さんが皆さん素敵だったと思います。個人的に浜辺美波さんが終始可愛くて癒されました。
続編小説も出ているようなので続編映画の制作を楽しみにしています。
これから原作の後半部分を読んで映画との違いにより注目して読んでいきたいと思います。
変わった謎解きミステリーやなぁ💦
ホームズとワトソン気取りの大学生・明智恭介と葉村譲が剣崎比留子に出会い、音楽フェス研究会の夏合宿先にて体験する謎解きミステリー。
夏合宿先に参加するまでは「まともに観れる映画じゃん❣️」と思いきや、、、、
おいおい、ゾンビを使い、まさかソレをミステリーや謎解きの糧にするとは💦
斜め上の発想は良いのだが、過去拝見映画「高慢と偏見とゾンビ」と同様な現実的×非現実的のミックス映画であり、「面白いか?」と言われれば、私としては今回も【否】であった。
(評価が賛否分かれた理由もコレなんだろうな、と察しも付いた😅。発想が高慢〜と似すぎて困る。高慢と偏見とゾンビ公開が2016年。この映画の原作が2017年発行、ムムム⁉️)
ゾンビを利用した仕掛けがちっとも面白く感じず(利用しない仕掛けは良い)、中村倫也の活躍も少ないのが残念(TV番組「美食探偵 明智五郎」を楽しく観ているだけに💦)
何とか視聴気分を保ってられたのは謎解き部分と浜辺美波の可愛らしさのおかげ。
ゾンビを利用するならば、もっと面白い仕掛け出来なかったかなぁ😰
不完全燃焼💧
けど何故か作品としては憎めない。。。
変わった謎解きミステリーやなぁ💦とは思えました。。。
酷い原作を更に改悪
本格ミステリーと言いつつ、ゾンビが出て来る原作をどう映像化するのかと言う怖い物見たさでレンタル。
原作でのゾンビの原因となった、正体不明の組織は出すワケにもいかない(恐らく、続編作る事は無いだろうから)から、何でゾンビが発生したのかも不明。
しかし、予備知識無しに映画館で見た人は「ポカーン」だっただろうな。
その後の展開、演出もゾンビに囲まれたペンションで、仲間がゾンビ化したり殺されているのに呑気な主人公たち。ゾンビがバリケードを突破して閉じ込められた部屋の中で、謎解きが始まると、ドンドンとドアを叩いていたゾンビが静かになる。
その他諸々に、コメディにしたかったのか、ミステリーとして作りたかったかが分からない演出。まぁ、原作が原作だからなぁ。
ゾンビベースのミステリー映画
久しぶりの映画鑑賞で選んだ作品。他の人のレビューを見ていたのでゾンビが出てきても特に驚くことはありませんでしたが、ここで誤解があるといけないので書いておきます。
他の人のレビューで急にゾンビ映画になったような意見が多くあり、タランティーノの「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を想像していましたが、ゾンビ映画の上にちゃんと謎解きが乗っている作品です。ゾンビの部分も早めにスタートしているので、そんなに面食らうことはないはず。小中学生だったらシンドイとは思いますが。
あと、浜辺美波さんが舌足らずなのかサ行とタ行がとても言いにくそうで口内炎でも出来ていたのかな?と気になるシーンは多々ありましたが、キャラも激しかったので持ち堪えました。
出演者の特定のファンでなければ、楽しめる作品ですが、あまり肩の力も入れずに観ればいいと思います。
お時間あるときに是非劇場でご覧ください。
まさにネタバレ厳禁。新時代の本格ミステリー!!
【賛否両論チェック】
賛:主人公達凸凹コンビが、時にコミカルに謎解きに挑みながらも、その本格的なミステリーを鮮やかに解決していく様が痛快。「ネタバレ厳禁」のテイストも、非常に斬新。
否:「ネタバレ厳禁」の部分に、かなり賛否や好き嫌いは分かれそう。グロシーンも結構あり。
一言でいうなら、「これぞまさに新時代の本格ミステリー」といったところです(笑)。孤立した洋館で起きる、不可解な連続殺人事件。個性溢れる名探偵・比留子と、終始ポンコツな推理を繰り広げるワトソン・葉村の凸凹コンビが、その謎に真正面から挑んでいく姿は、時におかしくもあり、時に頼もしくもあります。
そして新時代なのは、「ネタバレ厳禁」と囁かれるまさにその部分。詳しくは実際に確かめていただきたいのですが、なかなか本格ミステリーではなかったシチュエーションなので、その辺りも期待大です。
訳あってグロシーンもかなり多いので、苦手な人には向かないかも知れませんが、ミステリー好きな方もそうでもない方も(笑)、是非チェックしてみて下さい。
ミステリーでありつつホラー映画
冬休み一人で見にいきました。殺人を繰り返していた犯人は意外なことにおとなしそうな役の山田杏奈ちゃんだったのね!ということもあれば、予想してなかったゾンビがたくさん出てくるシーンがあってこれはもうホラーのジャンルに分類すべきでは?とも思いました。
単純に楽しめました
ミステリー調のストーリー。カッコ良くて可愛い、ヒーローとヒロイン。
くどい説明をすることなしに、複雑なミステリー映画のストーリーを理解させることに長けている木村ひさし監督ならではの作品。
べーやん様々!
原作は本屋大賞の10傑にノミネートされたけど大賞はとってないのに、たぶん最初に映画化されてると思う。
ゾンビの設定など余計な説明をすっ飛ばしたテンポのいいストーリー展開はとても好感がもてました。
各シーンも本になんとなく思い通りのシーンで見やすかったのですが、キャストだけが想像違ってました。
まぁまぁ面白かった原作をはるかに凌駕したとてもいい作品だったと思います。特にヒロインが素敵!
これはないな、、、
散策宣伝もしていて、面白そうな映画だったが、映画で一番大事な結末と、知りたいところが曖昧なまま終わってしまい残念な映画でした。
題材は悪くないのにもったいない!!
キャストも悪くなかった!!
なのにどうしてこうなってしまったんだ!!
最後のくだりとか、多分みんな納得いかないんじゃないか??
そもそも、こんなゾンビ映画だったんだ笑
それはいいとして、ゾンビウイルスはどこからやってきたんだ??謎が多すぎる。。
あまり好まないエンディング
中村倫也さんのムダ遣い感が…。
劇中のボケ突っ込みが面白くなかったです。
エンディングは「!?」となるくらいよくわからなかったです。
まさかゾンビ映画?
学生トリオがギャグを挟みながら謎を解いていくコメディ-ミステリーと思ったらまさかのゾンビ映画。予告編は確信犯でやってるな。途中から推理するのもアホらしくなったが、浜辺美波と山田杏奈が無茶苦茶可愛いから許す。
まぁ、こうなったのね
今村昌弘の衝撃のデビュー作を、コメディ色強めに仕上げましたなんて予告だったので、物凄く悪い予感しかしなかったのですが、怖いもの見たさで観たらあら不思議、思ったより崩してなくてホッとしました。
でも小説のスペクタクル感よりだいぶこじんまりしていて、
原作既読の方々のレビューの酷いことwww.
気持ちは解りますけどね、物凄く綿密に組み立てられたパズルを、
エンタメ作品にしたのだから、
これはこれでと思えれば良いかなと。
それより完全に浜辺美波に圧された神木隆之介に一番びっくり。
遊んでばっかりいるからじゃね?と言われそう…。
まごう事なきクソ映画
原作の時点でミステリの賞を取るべきでないような的はずれの作品。稚拙なトリックに雑な演出、キャラクターは立っていたものの冒頭で主要人物が批判していたような小説がまさしく本作を表している。
コメディチックな部分もtrickやspecなどの出来損ない。
正直冒頭30分までは原作の剥離に逆に期待したがドン底に引き戻された。
冒頭30分の雰囲気だけなら3つだったが本題が始まったとたんにつまらなくなるのはまるで旅行の計画を練ってる時のような記憶を思い起こしました。
あと演出が酷い、本当に酷い。シナリオは原作の時点でなので映画に触れると演出が酷い。
クソにクソを混ぜてたら肥溜めにすらならなかったもの、これがこの作品です。
センスがないと言われる身ではありますが本当にクソ映画です。この映画を見るくらいなら昔の推理映画を借りて見た方が絶対に有意義な時間を過ごせます。
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