屍人荘の殺人のレビュー・感想・評価
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まぁ、こうなったのね
今村昌弘の衝撃のデビュー作を、コメディ色強めに仕上げましたなんて予告だったので、物凄く悪い予感しかしなかったのですが、怖いもの見たさで観たらあら不思議、思ったより崩してなくてホッとしました。
でも小説のスペクタクル感よりだいぶこじんまりしていて、
原作既読の方々のレビューの酷いことwww.
気持ちは解りますけどね、物凄く綿密に組み立てられたパズルを、
エンタメ作品にしたのだから、
これはこれでと思えれば良いかなと。
それより完全に浜辺美波に圧された神木隆之介に一番びっくり。
遊んでばっかりいるからじゃね?と言われそう…。
まごう事なきクソ映画
原作の時点でミステリの賞を取るべきでないような的はずれの作品。稚拙なトリックに雑な演出、キャラクターは立っていたものの冒頭で主要人物が批判していたような小説がまさしく本作を表している。
コメディチックな部分もtrickやspecなどの出来損ない。
正直冒頭30分までは原作の剥離に逆に期待したがドン底に引き戻された。
冒頭30分の雰囲気だけなら3つだったが本題が始まったとたんにつまらなくなるのはまるで旅行の計画を練ってる時のような記憶を思い起こしました。
あと演出が酷い、本当に酷い。シナリオは原作の時点でなので映画に触れると演出が酷い。
クソにクソを混ぜてたら肥溜めにすらならなかったもの、これがこの作品です。
センスがないと言われる身ではありますが本当にクソ映画です。この映画を見るくらいなら昔の推理映画を借りて見た方が絶対に有意義な時間を過ごせます。
コメディセンス◎
エンタメ作品として編集のコメディセンスが光っていた!テンポ良○あと予告編に宣伝の魂を感じる。あの役は柄本時生でよかったのか…?あと塚地武雅の使い方よ…浜辺美波の白目を観られることに1900円の価値がある。でもシリーズものの続きっぽかったな、いろいろな意味で。
まさかの〇〇〇映画!!
屍人荘の殺人、いやーあまり、映画はみにいかない人なので、こういう映画でも面白くかんじてしまった。
良かったのは浜辺美波が可愛かった
でも、こんなに生死が関わった場面なのに主人公がナンパしようとしてた
どっちつかずの中途半端な作品
堤幸彦監督を意識して『トリック』と『ショーンオブザデッド』を足して映画を作ってみたら、こうなりましたという作品。
原作を読んだときはミステリー要素とゾンビが混ざった面白い作品なので楽しみにしていましたが、原作の設定が改変されるのはしょうがないにしても肝心のミステリー部分が雑なのと、ゾンビのシーンが迫力不足でどっちつかずの中途半端な作品になってました。
美波ちゃんがひたすらに可愛い
ちょい天然系の美波ちゃんの役が、私の好みにど真ん中ストレートでした。
もう謎解きとかゾンビ映画かどうかなんてどうでもいいです。
とにかく美波ちゃんloveです。
推理小説としとは?そりゃ同人誌の方がまだマシな出来の作品あるだろ?くらいのもんでしたわ。
ゾンビ映画として?ははっ!ないっすわ。
面白かったが
皆さん書かれていますが、ミステリーというよりはそっち系でした。
面白かったのでとりあえず良し。
予想を裏切られる内容もあり。
いろんな?マークが残る話の展開もそっち系なのであり。
犯人が途中で解っちゃったけどあり。
神木くんがいつもの情けない役であり。
中村さんの出番がこれだけ?と思っていたら最後に強烈なインパクトで出てきたのであり。
美波ちゃんがボケも含めて可愛いので、結果、何でもありです。
休日の午前中にはちょうどよい映画です。
ても、?マークたっぷりのところは、原作を読んだら解決されるかな?
中村倫也詐欺
あんなにもマスコミで神木くんと中村倫也さんを出しているので中村倫也さんが主演級に出てくるかと思いきや、序盤15分でフェードアウトしてとてもショックで頭が追いつきませんでした。
ここまでのゾンビ映画だとは思っていなかったし、犯人の目星がだいぶ早い段階でついてしまったため退屈した。
俳優陣の演技はアリ。
原作は未読です。これがシリーズものの続きで公開されたならば分かります。現代のホームズとワトスンが謎の究明に挑むというシリーズものなら。
私はシャーロック・ホームズの原作が好きで、主人公がホームズにワトスンと呼ばれる二人だと予告で観たので、てっきり本格的なミステリーだと期待して行ってしまったのです。
ホームズと称される男性の名前が明智で、いや明智かホームズかどっちかにしろと序盤ツッコんだ所から、ん?と思う節が。ミステリー4冠達成で煽られているCMを見た筈ですが、私の期待していたものとは随分違いました。
特に作中、ウイルスで感染した人間達がゾンビ化していく最中、私は何を見せられているのかと毒づいていました。しかも早々にホームズこと明智さん退場してワロタ。ホームズじゃなければ誰が謎を解くのかと思えばもう一人のホームズこと可愛らしい女の子。二人のホームズって、ホームズである必要皆無。
そして作中ずっと報われない助手。ゾンビ化した人は殺さなければいけない様でラストにゾンビ化した明智さんが出ますが、もう一人のホームズらしい女の子がトドメを。そして明智さんが口パクするのですが、言葉は分からず、口パクだけで当てる気にならず、ハッキリ言えと思ってしまいました(情緒台無しですが)。
途中ゾンビ化した明智さんのカットもありましたが、助手は明智さんが死ぬはずないと健気に信じています。抗体注射が出来て、明智さんが助かる…とかだったら良かったのですが、この映画総じて結果は悲しい結末でした(明智然り、犯人然り、カップル然り、助手然り)。
だからなのかコメディ要素が至る所に出て来ます。ミステリー=謎解きを愉しむものだと思うのですが、解かれずに放置されている謎が所々…コメディ要素で楽しめという啓示か。そのコメディも全く面白いと思った印象がない(予想の範疇を超えなかった為)。
チャラ男役に柄本さんでしたが演技は良かったのですが、もうちょっと配役ないのかと。チャラそうな雰囲気は伝わりますが、チャラい見た目では無い。
ウイルスは誰が何の為に何故あの場にばら撒いたのか、犯人を見て明智さんが何故不審に思ったのか、復讐を誓ったと言いつつ不確定な方法で近づきながらも何も思いつかないと言いつつ計画的に熟す犯人…どっちやねん。
謎が謎のままでこれがミステリー4冠?原作の印象を下げる映画…これが原作に忠実ならばミステリーの定義を問いたい。
唯一評価すべきは俳優陣の演技。特に助手役の神木くんは空回った演技もなく良かったと思います。真面目で明智さんを慕うちょっと抜けたキャラクター感が伝わってきます。
解かれた謎については特筆すべき事もなく、ゾンビに印象を持っていかれ過ぎました。ゾンビでマイナスを多めにつけた感あります。
ゾンビ要る?孤立が必要ならばゾンビじゃなくてもっとミステリー要素を出して欲しい。
主人公の魅力たっぷり。十分面白いので是非!
十分面白い!
ホントに飽きないで楽しむことができました。
洋画のようなスペクタクルや映像美はないし、
ちょっと予算がないのかなっていう安っぽさがあるけど、
構成がしっかりと練り込まれて引き込まれるし、
何よりも神木隆之介くんと浜辺美波さんの魅力がいっぱい。
(浜辺美波さんって顔こんなんだっけ?と思いましたが)
とにかく見終わって楽しかった〜と思えました。
そりゃ人生に影響を与えたとかそういうのではないけど、
映画って楽しいかどうかも大切なのであえて評価を満点にしました。
ミステリーがストーリーのベースなので基本引き込まれるし、
そこに神木隆之介くんと浜辺美波さんのキュンとくるやりとり。
変な恋愛映画よりいいです。
神木隆之介くんはいい俳優だなあと改めて思った次第です。
原作未読だが…アリです!
特殊設定下ミステリ。先行する大傑作がぶっ飛びすぎていたので、これは想定の範囲内では普通に見える。もはやただの記号でしかないので、原因とかどうでもいい。
Whyはうすうすわかる、Whoは察しがよければ、Howには感心した。浜辺美波の顔芸は映画ならではか。
グロテスクシーンをアレにしちゃうのは…どうなのか?
ということで可もあり不可もありだが、総合的には楽しめた。
ただ…中村倫也はこれでよかったの? そこが一番サプライズかも。
奇想天外な密室殺人!
通常スクリーンで鑑賞。
原作は既読です。
原作を読んだ時の衝撃たるや。なるほどと膝を打つ大胆な発想でした。孤立の原因がまさかのアレとは。その要素を活かしてちゃんと本格ミステリーしているのがすごい。
現実離れした設定にも関わらず固い世界観が構築され、なんの不都合も無く謎と絡み合っており、予想を遥かに越える真相が提示されるまでページを捲る手が止まりませんでした。
それはさておき、キャストの幅を広げるためか登場人物がふたり増えていましたが、概ね原作に忠実に映像化されているなと思いました。セットも凝っていて、丁寧につくられていました。木村ひさし監督作品ならではの小ネタも秀逸。「悪魔の手毬唄」ネタなんて、どこまで伝わるのか?(笑)。
[余談]
原作に登場した「斑目機関」はカット。ちと残念(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2020/10/18:WOWOWプライム
※修正(2023/09/02)
木村監督の今後が心配
オールスターキャストなんだよね。すごいの。出てくる役者ほぼ名前知ってたからね。ほとんど存在価値のない役に矢本悠馬と佐久間由衣を置けるぐらいなんだよ。
脚本は蒔田光治だし、そこまで悪くないと思うんだよね。
なのにつまんないの。なんでかっていうと演出が酷いの。「堤幸彦演出をやりたいんだろうな」と思うんだけど、ことごとく滑ってく。懸命に演出に応える神木隆之介と浜辺美波が可哀想だったもん。
あんなにのべつまくなしフザケたら、メリハリなくなるからつまんないんだよね。意表を突いてふざけないと。
シリアスパートとの分けもなんだかイマイチだったのと、「お、シリアスパートに入ったぞ」ってところでふざけて笑いとるよね。そのままシリアスでやり切るけど。
原作の問題かもだけど、ゾンビ設定べつにいらないんだよね。孤立した洋館をどう作るかで、ゾンビ発生にしたんだろうけど、この映画ではほとんど効いてない。
犯人の動機も工夫したところが全くなくて、「金持ちのボンボンが大学のサークル合宿を別荘でやらせたら、そりゃそうだよね」でしかない。
ここまで役者を揃えて、主題歌はPerfumeで、売れる予感しかないのに詰まらない作品に仕上げたき村監督の今後はどうなるんだろうと心配だったよ。
それでも浜辺美波の色んな表情は観られて良かったし、山田杏奈、佐久間由衣と好きな女優も出てるから、そこだけは良かったよ。
努力の痕跡はある
ゾンビと言う不確定要素を用いることにより、推理する側には不確定要素の考慮を強いながら、犯行を行う側は如何に確実に反抗を成し遂げるかと言う試みは純粋に面白かった。
実際、犯人側の視点としては、行き当たりばったりにしてはかなり良く仕組むことが出来ていてトリック自体も難しい訳ではないものの、多少の意表を突いたり、その場その場で機転を利かせた感じが高評価。
しかし、その他の部分は微妙。
探偵役の推理にはいくつかの抜け穴があったものの、そこを補完しない上、推理パートの紆余曲折が全く見られなかった。
こういうトリックがあるから、こう解かせよう、という頭の中で完成している図面をそのまま書き起こしてるような、一本道の推理。
個人的な感想としては、犯人を最終的に一人確定させるまでの証拠や照明が弱く感じた。言ってしまえば、状況証拠と憶測で犯人を当てているため、言い逃れようと思えば多分どうとでもなるのではないかと思った。
今回の事件で犯人を当てられたのは探偵役の功績6割、犯人側の助力4割と言っても過言ではないと思う。
また、ゾンビを使って推理物を書きたかったのは伝わってきたものの、ゾンビをただの道具程度にしか考えていないため、パンデミックホラー×ミステリーだと思って最後まで見てた私は、エンディングでやっとただのミステリーということに気づく羽目になった。
ストーリーに大きく関わるゾンビの存在がかなり雑に扱われている点、探偵側の推理パートが面白くない点、探偵側の推理に抜け穴があると感じてしまう点がマイナス評価。
細かな所に気を配り、大きな所に目がいっていないような映画だった。
ん!?なんだコレ…!?
シネプレックスで鑑賞。原作未読。
予備知識ほぼなしで、レビューも読まずに観ました。
邦画はあまり映画館で観ないけど、ミステリーで「○○荘の殺人」とくれば面白いかもしれないと思い…。(ちなみに私はホームズよりもポアロ派ですが)
序盤から本格ミステリーではないな…と感じましたが、まさかのゾンビ!!
しかも中村くんの登場は最初だけだし。
コメディ感は中途半端で、…というより、全てにおいて中途半端。
結局、ゾンビになるウィルスは誰が何のために撒いたのかわからずじまい。
妹さんはゾンビがいなかったらどうやって復讐するつもりだったのかな!? 動機は重いお話なのでもったいない気がしました。
ゾンビ出さずに普通のミステリーとしても良かったのでは!? あっ、原作あるからそうもいかないか…
主役二人とゾンビのファンの方のための映画みたいですね。二人の関係も中途半端のままですが…。
唯一良かったのは、公開からけっこう経っているけど大きなスクリーンのお部屋でほぼ貸し切り状態で、のんびり優雅に鑑賞できたこと。のんびりし過ぎて寝落ちしそうになりましたが… そして人が少なすぎて…突然ゾンビが入って来たらどうしよう…とちょっと怖かったです(^^;
※追記※
皆さんのレビューを読んだら「なるほど!」と思うことがあり…その伏線などを回収するためにもう一度観たくなってしまいました(*^^*)
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