人間失格 太宰治と3人の女たちのレビュー・感想・評価
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眼にキツイ😓
蜷川実花監督らしいと言えばその通りなのだけど、色彩がとにかく鮮やかで鮮やかで、眼にキツイ。太宰のイメージとはかけ離れていて、最後まで違和感を拭えないままに終わった。
「さくらん」「ヘルタースケルター」ではそんな風に感じなかったから、彼女の感性は題材を選ぶんだなと感じた。
映像的には「・・・」であっても物語的に惹かれるところがあれば、、、なのだけど、こちらもどうもしっくり来ない。太宰のだらしなさばかりが強調されている感じがして、彼が今もなお多くのファンに愛されている理由、魅力が見えてこなかった。
この映画の良かった点は、3人の女優さんたちの演技。中でもいちばん若い二階堂ふみさんについて、これまであまり作品を観てこなかったのもあって、今更ながら凄い女優さんなんだと知った。今後の作品を是非観たいと思う。
ある意味見応え充分
ビジュアル的に美しい作品
もう一度観たい
知らなかった太宰治
蜷川ワールド(˙◁˙)
始まった瞬間から蜷川ワールド。
やっぱりいい(。ᵕᴗᵕ。)
さくらんから始まり引き込まれます。
蜷川さんは堕落していく人間の生の美しさを表現するのがお上手でとても好き。そして人間の弱さや強さの狭間で揺れ動く様がなんとも( ᵕ_ᵕ̩̩ )
ですが今回は太宰治が(男性)主役なので星少なめに。あの脚本で主役の小栗旬さんの演技は凄まじいなと。もっと太宰治としての小栗旬さんを見たかった。この作品は太宰治の物語ではなく3人の女性の物語だと思います。女性監督だけあって、女性の弱さや強さ、思考などは非常に丁寧です。蜷川さんの心と体の表現に欠かせない性の表現が今までの作品より1番光っていたと思います。太宰治作品ですが、ちょっと視点を変えて見た方がいいかもしれない。
うっかり湯あたりしてしまった。
大変面白かった。
too much
太宰治と“3人の女たち”
太宰治が『人間失格』を執筆するにいたった、3人の女性との話。
太宰は、自らの死と引き換えに小説を書いたわけではなく、死に直面し、死期が近付いている中で、あえて自らの人生を小説にしたということだと思います。
悪いレビューも目立ちますが、そもそも題材自体が、感動したり、「見た方がいいよ!」と勧めたりする類の話ではなく、太宰についても、一般的には人間として尊敬には値しない人物ということもはっきりしているので、どう描くかが焦点の映画。(・・・のはず)
賛否両論あるとは思いますが、蜷川実花監督作品のこの映画は映画館で観てこそと思います。“きれいに描く”のはとても上手な方です。
3人の女性たちはそれぞれの役をうまく演じていましたし、蜷川監督は女性の視点でよく描いていたと思います。
あえて言えば、「太宰治は小栗旬ではない。」と思います。太宰治像としては、頭がよく、色男。物静か。ひとと接するのが苦手で、自分というものを出すことはめったになく、争いごとを好まないため他人に流されてしまう。生にも執着がない。
この映画は、太宰治よりも3人の女性に主眼をおいているので、あまり太宰っぽ過ぎる俳優よりもよかったのか・もしれませんので、ミスキャストとまでは言いませんが・・・、太宰についての描き方も含め・・・、う~ん。少し残念・・・・・・(>_<)
監督として??
印象に残らない
恥ずかしながら、太宰治についての事前知識はほぼゼロの状態で観ました。三鷹に住んでいたんだなぁ、子供の1人はダウン症だったんだなぁ、、、など太宰の基礎知識を得るのには入りやすい映画だと思います。
小道具や衣装などもきっとリアルで、当時の様子を知るのにも良いかと。
後世に残るような作品は、想像力だけでは生み出せないものなのでしょう。自分の人生を破壊して、それをネタに作品を書く。太宰治の苦悩、周囲の人間の諦め、外野の期待(作品への期待とスキャンダルへの期待)が伝わってきました。
映像は蜷川実花らしく、カラフルでレトロでポップ。季節の花が印象的です。
退屈せずに観られますが、心には残らない。大量生産大量消費の映画だと感じました。
そんなに悪くはなかった
私も小栗旬の演じる太宰治に恋してしまった!
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