劇場公開日 2019年3月8日

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運び屋のレビュー・感想・評価

全490件中、141~160件目を表示

4.0再生の物語

2019年11月5日
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鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

イーストウッド御大の遺言的な作品ってことで。
まず主人公の設定がすごくイーストウッド的で、あぁこの人はやはり作家なんだと。

退役軍人で、頑固者。誰かに疎まれても、自分の道を貫く感じ。
本作のアールはけっこうチャラいってか軽い感じなおかげで、
善と悪の違いなんて曖昧なもんだっていうメッセージがすごく生きたように思う。

犯罪は犯罪なんだけど、結果としてアールは大切なものを取り戻したよねっていう。
人間いくつになっても変わるのに遅すぎるなんて事はないんだっていう、
すごくポジティブな物語に昇華させているのが印象的だった。
しかもこういう物語にありがちな、宗教色がほとんど無いのも好感がもてた。

最後に気になったとこなんだけど、
運び屋を1回やっただけであんなにカネもらえるか?と。
孫娘が開くパーティの費用を出して、
さらに新車のピックアップトラックなんて買えるか?と。

まぁ細かいことは置いといて、素晴らしい「再生の物語」だった。

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mar

5.0文句ナシ

2019年10月13日
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鑑賞方法:VOD

 ピックアップ、カントリーソング、ハンバーガーでなくポークサンド、それに退役軍人、う~んアメリカだ、実にアメリカくさい。アメリカ映画だからあたりまえかwa!.
 それにしても、グラントリノ的展開、勧善懲悪、イーストウッドのいいところを期待していたのに不発に終わった。頭に血を流し、護送されるみじめ感漂うシーン。家族から総スカン食らってるなど本当なら、すかっとせんな、なのだが・・・。しかし、なぜだか、そうは思わないのだ、この映画。
 あまりに、家族との悪い関係に、イーストウッドの私生活も気になった。でも、いいんだ、イーストウッドの歌うところも聞いたし。あ~、ピックアップでフリーウェイをどこまでも走って行きたくなる映画だ。

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Masaharu Homma

4.0相変わらず元気そう!

2019年10月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

久しぶりに主演作を観れました! 監督だけした作品も好きなのはありますが、やっぱり出演してくれるともっと嬉しいですね(笑) 「時間はお金で買えない」というセリフは悲しく寂しくなっちゃいました。 おいしいサンドを頬張ったり女性とイチャイチャしたり、最近のイーストウッドでは観れなかったシーンも良かった(笑) いつまでも元気でいてほしいです、僕も同じ年齢まで生きれた時に年の割に丈夫で元気だと思われたいです。 エンディングの曲も良かったです。

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映画は生き甲斐

4.0そばにいるためにお金なんて必要ないわ

2019年9月30日
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鑑賞方法:DVD/BD
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shimo

4.0レジェンド

2019年9月26日
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鑑賞方法:DVD/BD
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cocoまる

4.0イーストウッド流、人生の教訓。

2019年9月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画はイーストウッドがこれまでの人生で培った家族の大切さ、時間の大切さ、何時でも楽しむ事、遅すぎる事はないって事、そして自分の行動に対する責任・・・。いろんな人生の教訓を伝えようとしている遺言の様な作品に感じられた。
この作品を観ればイーストウッドの人生観がわかり、人間性が素晴らしいんだろーなって事が伝わってくる。
ありがとうイーストウッド!メッセージは受けとったよ!

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トラ吉

3.5イーストウッドの演技は「運び屋の老人」そのもの

2019年9月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

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カトソラ

2.5全体的にサスペンス感が足りないため、映画としては単調になってしまっている

2019年9月15日
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鑑賞方法:映画館

クリント・イーストウッドのリアルな演技によってキャラクターのもつ重圧感はひしひしと伝わってくるし、人生を仕事に捧げたことで家族とは疎遠になった男の遅すぎる再生ドラマとしては申し分ないのだが、全体的にサスペンス感が足りないため、映画としては単調になってしまっている。

裏では麻薬取締局と麻薬組織との戦いや麻薬組織内の権力争いが勃発しているという背景がありながら、クリント・イーストウッド演じるアールに焦点が当たりすぎていて、温度差を感じてしまうし、結果的に麻薬組織がどうなったかが描かれていない。

組織内で芽生えた友情や信頼なんかも結果的に薄っぺらく扱われてしまっている。

運び屋を逮捕しただけで終わる規模の犯罪ではないと思うのだが…本来なら逮捕してからどうやって組織を摘発にいたったかを描いてほしいところだ。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

3.5クリント・イーストウッドの監督作はおもしろい

2019年9月7日
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鑑賞方法:映画館

クリント・イーストウッドの監督作はおもしろい

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てかる

4.0やっぱり自分の話にしてしまっててしみじみ

2019年9月1日
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流石イーストウッド。前作『15時17分、パリ行き』と違って普通に面白い(あれはあれで良かった)。麻薬カルテルが絡む実録犯罪モノなのに、やっぱり『グラン・トリノ』みたいに自分の話にしてしまっててしみじみ。それはそうとプロデューサーのロバート・ロレンツってあいつ今何してる?

ロバート・ロレンツ監督『人生の特等席』は普通に面白くなかったけど、あれで監督としてのキャリアが閉ざされるほどの駄作では全然なかった。IMDbを見てもプロデューサーとしてのキャリアも『アメリカン・スナイパー』以降実績がない。ロレンツ自身がチャレンジを後悔してなければいいけど

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ヒートこけし

5.0ジジイの軽やかな人生の楽しみ方

2019年8月31日
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グラン・トリノでこれほどない人生の退場を演じ切った後で、これ以上何を伝えようとしているのかと思いながら鑑賞。
なるほど、自分の存在意義とか、社会的役割とか、そんなことより毎日を頑張って楽しく生きろよとでも言われているような作品だった。
私にはグラン・トリノの対極にあるような作品だと思えたが、両方ともイーストウッドその人なんだろう。
一方は優等生的な映画人、一方はだらしないが人たらしのジジイ。
この作品は後者だ。

この主人公のやっていることは、決して褒められることではない。
運んでいる物もそうだし、家族をないがしろにしている点も家庭人としても失格だ。
だが、このジジイは軽やかである。
ギャングとも仲良くなるし、困っている人がいれば助ける。
無意識的に差別的な発言をするが、それを指摘されれば受け入れる。
社会的な正しさは別として、今いる環境を受けられ、進んでいくしなやかさが大きな魅力。
とにかく必死で楽しく生きていることが大切なんだという、老境での悟りを感じた。
こんな作品を観せられると、今後も永遠にイーストウッド作品を見続けたいと思わせられる。
やっぱり、イーストウッドが好き。

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grantorino

4.5ああ、よかった。と思えました。

2019年8月21日
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ra1k1ch1

4.5現代人への揶揄

2019年8月18日
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泣ける

笑える

知的

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ざーちん

4.5切ない物語なのかと思いきや

2019年8月17日
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ジジ

1.0ドライブしてるだけ

2019年8月15日
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ただ、運転してるのを延々と見る。免許返納しなさい。

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アサシンⅡ

3.5哀愁感と緊張感

2019年8月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

終始哀愁感が漂う中に、緊迫する瞬間があり、見終わるまで目が離せなかった。
また、クリストン・イーストウッドだけではなく、他の登場人物一人一人にも魅力があった。
いい映画でした。

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ペキ

4.5遺書更新

2019年7月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

久しぶりのイーストウッド監督・主演作。
同じく監督・主演の「グラン・トリノ」を観たとき、これはイーストウッドの遺書だと思ったけど、それから10年経って撮られた本作は「グラン~」と同じテーマでありながら主人公の性格は真逆。

主人公が家族を顧みずに家庭が崩壊したのは一緒だけど、本作のアールは外面は良くて人付き合いが好き。
ある意味で、演じるイーストウッド自身により近いキャラクターなんじゃないかな。

そう考えると、アールのキャラクターも含めて10年前の遺書を更新したような映画だと思う。

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青空ぷらす

4.5映画館で観たかったです。

2019年7月26日
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劇場で観たかったのですが、近くの映画館に来なかったため、今になって漸く鑑賞しました。

実話から着想を得た作品との事で、完全に実話に沿った作品にしなかったのが良かったですね。

シリアスになり過ぎずところどころユーモアを感じさせる作りになっていながら、中盤以降は緊迫感も有り、更には心に響いてくる作品に仕上がっているあたりは流石クリント・イーストウッド監督ですね。
とても面白く良い作品だと思います。

行いはとても褒められたものではありませんが、何故か憎めずチャーミングに最後には好感さえ持てる主人公であるアール。
クリント・イーストウッド監督だからこそ創り上げられた人物像だと思いますし、役者としてのクリント・イーストウッドだからこそ魅力的に演じられていたのだと思います。

そう言えば作中でクリント・イーストウッドが着ていた衣装は“グラン・トリノ”や“トルゥー・クライム”“ザ・シークレットサービス”などで実際に着た衣装だったのですね。
気がつきませんでした。

今回90歳の運び屋の役を演じたイーストウッド監督ですが、88歳ながら今回の役を演じるにあたってわざと老人らしい演技をなさったとの事。
1ファンとして、監督業だけでなく、まだまだ現役の役者さんとしてイーストウッド監督には頑張って欲しいです。

お話に直接関係があるわけではありませんが、アメリカの雄大な景色を見ながらのドライブは楽しそうですね。

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刺繍屋

4.0倫理の側面

2019年7月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

「事実は小説より奇なり」という名言もあるが、数々のヒーローを演じてきた反動なのだろうかクリントは実話ベースに嵌っているようだ。アメリカという広大な風土と実在の孤老の犯罪者、恥知らずと一蹴されても不思議ではない話に何故クリントは魅かれたのだろう・・。
語られる家族の大切さは表層的に思う、人種のるつぼ、銃社会、従軍経験のない私は人間の欺瞞性への気づきに劣るのかもしれない、人生の終焉が遠くはないと気づいたとき、使命感のない人間は戸惑うばかりだろう。
主人公と重なる年齢のクリントが感じた老いへの想いがひしひしと伝わってくる。俳優、監督はもとより、脚本、音楽、衣装、撮影、どれをとっても誇張がないプロの仕事が心地よい。

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odeonza

5.0大切な人達と過ごす時間

2019年7月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

時間だけはお金じゃ買えない。
もっと大切な家族と話をし、
同じ時間を共に過ごそう。

家族が側にいるのに、お金は必要無いだから。

そして、妻に最愛な人だけど、苦痛の元なんて言われるのもいい。

イーストウッドの老いぼれジジイ感は秀逸。

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上みちる