劇場公開日 2020年11月20日

ばるぼらのレビュー・感想・評価

全176件中、41~60件目を表示

2.5芸術的エロス!手塚眞の世界

2020年12月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

2020年映画館鑑賞133作品目

原作未読

漫画の神様手塚治虫の作品は大好きだ
リスペクトしている
だけど息子の方はちょっと苦手だ

蜷川実花もそうだが映画監督というより芸術家だ
このての人の作品は脚本がどうのこうのではない
理屈じゃなく感じとるものだ
僕は残念ながらあまり感じとれなかった

原作を知らないから想像で書いているが二階堂ふみの役作りは見事だった
あと母親役の渡辺えりも

木村拓哉が太陽なら稲垣吾郎は月
吾郎ちゃん本人がだいぶ前にテレビ番組で発言していたがまさしくその通り

一番の見どころは下品だが二階堂ふみと稲垣吾郎の全裸だろう
あと無名な女性たちのオッパイがたくさん出てくる
オッパイ星人(オッパイ星ってどんな星だよ!)必見

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野川新栄

1.0想定内の凡庸

2020年12月16日
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想定内の凡庸。
雰囲気がいいでしょ?と言われてる感だが、雰囲気もまあ、別に。
稲垣吾郎、半世界が初めて良かっただけに、今後20年は作品に恵まれぬかな。
トニー・レオン、フェイ・ウォン、監督ウォン・カーウァイで舞台が香港だったら、とは思いました。

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きねまっきい

3.0苦悩する芸術家の精神世界か、魔女に魅入られた男の地獄絵図か、どっちつかず!

2020年12月16日
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鑑賞方法:映画館

評価の難しい映画だ。
美術性を好評価するか、劇映画としての内容を酷評するかだが、ヴィジュアリスト手塚眞の本領が発揮された作品だとは言える。

学生の頃、手塚眞が撮った学生映画の観賞会に行ったことがある。40年近く前の話。
上映前に手塚治虫が登壇し、その映画を製作中の息子(眞)との会話で、芸術家の言葉だと感心したというエピソードを語られていた。
大林宣彦に刺激を与えたほどのアマチュア映画作家だった。

映画の頭で手塚治虫生誕90年のロゴが映し出される(生誕90年は2018年)ので、記念作品なのだと思う。
その記念に手塚マンガのなかでも特異なこの作品を選んだのは、手塚眞の理知的で気取ったセンスなのだろう。
この摩訶不思議な物語を譚美的とも退廃的とも言える雰囲気で映し出しているのだが、都会の猥雑さの表現も、イメージショット的な編集も、前衛ジャズのようなBGMも、実は70年代に使い古された手法ではないか。廃材置き場のデザインもどこかの演劇で見たセットのようだ。
進化形の映像美で再構築してみせてはいるが、手塚眞と同世代にとっては既視感を抱くのは否めない。

流行作家である美倉(稲垣吾郎)が、街で拾った謎の女バルボラ(二階堂ふみ)との関わりによって人生を翻弄される。
美倉の幻想に現れるマネキン女に作家性を揶揄させたりして、作家としての迷いが美倉にあることを示唆してはいるが、彼の創作の苦悩はあまり重要視されていない。
バルボラと出会ったことで成功を得て、彼女を失ったことでスランプに陥ったという描き方ではなかったから、美倉自身がバルボラのことをミューズだと言っても、芸術の女神らしい効力は示されていない。
むしろ、美倉がバルボラの虜になったのは肉体的快楽によるものだと思える描写だった。

元々スランプ状態だった美倉の心の隙に入り込んだ魔性の女としてバルボラを描きたかったのだとしても、呪い人形やアングラな儀式などのせっかくのアイテムが未回収で、黒魔術的なバルボラの背後も説明がないから、二人の逃避行の理由も解りづらい。

…山道で車がエンストするなど、いつの時代かと驚いてしまった。

映画オリジナルでマネージャー(?)(石橋静河)の設定を追加しているのに、彼女の扱いが中途半端だった点も残念だ。
芸術家の創作の苦悩をテーマから外してしまっているので、原作の「大団円」(後日譚)はカットされているが、マネージャーを絡めれば、美倉が死の淵で書きなぐった遺作を活かしたエピローグにできたのではと思う。

二階堂ふみの裸に☆一つ献上‼️‼️‼️

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kazz

2.5二階堂ふみさんが美しかったです。

2020年12月16日
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ばるぼらとは結局なんだったのか私にはわかりませんでした。あまり合わない雰囲気でした。

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しじみの短い感想文

1.5ダメでした。

2020年12月16日
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鑑賞方法:映画館

手塚漫画はもちろん好きで「火の鳥」「きりひと賛歌」「奇子」が3大作品と思っている。「ばるぼら」は不思議な短編集で大好きではないが、嫌いでもない位置。
ゴロウちゃんは嫌いではないし、彼の映画評も好きだ。二階堂ふみも好きだ。
でも、この作品はダメだった。
そもそも、当時の設定を無理やり現代に置き換えるのに、無理があるし、無理があったら二階堂ふみの裸だし、困ったら「ダーン」という音楽だし。
色々、だめでした。本気で寝ている人もいた。

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hanataro2

3.5とにかく原作の漫画を読みたい!

2020年12月14日
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鑑賞方法:映画館

理解しようと集中しまくってて、あっという間だった。
たぶん理解できていない。
だから漫画読みたい!!

でも、めっちゃ、面白かった。

また、別なところで、阪本 順治監督の「半世界」が大好きなんですが…
そちらに出ていたお二人(稲垣さんと渋川さん)が、まったく違う人間で
はぁ~、役者ってスゴいなぁ…て。
特に稲垣さん、どんどん役者になっていくなぁ…と感動すら覚えた。

が、しかし、その二人よりも、遥かに魅了されたのが、二階堂ふみさん。
ハンパないわー。
なんだろう、漫画的なの。
人間味溢れてそうで心のないようで、とても不思議で魅力的だったの。

手塚眞監督の映画は 本当に監督の個性が強くて、
好き嫌い別れるだろうけど がっつり飛び込むと面白いなぁ…。

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hkr21

4.0後半にひきこまれる

2020年12月10日
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興奮

知的

手塚治虫ファンでとりわけ「ばるぼら」は好きな作品。実写化や東京国際映画祭の時から公開を楽しみにしてた。
前半はどうしても漫画の実写化の答えあわせをしてしまい、あーこうなるのか、ってちょっとのめり込めなかったけど、後半漫画をベースにしながら映画的な解釈が加速していく、、いくつかのシーンは漫画のストーリーを超えてほしい程美しかった

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魔呼斗

3.0音楽がイカしてる❣️ なんか皆,違った方向に背伸びし過ぎてイヤしませんかぁ⁈

2020年12月10日
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誰もが?言ってる!二階堂ふみは,スタイルがいい❕と…。確かに❣️{さすが❕日本人初というヴェネチア国際映画祭最優秀新人賞を受賞した実績は,取りたくてもそうは簡単に取れるものでは無い事に上乗せして、彼女は見せてくれた❗️}
手塚治虫の“ばるぼら“の原作?は,殆ど知らない…。
勝手な私的な見解だが…チラッとだけ原作を見,アニメと実写化されたものは全然違うものになるのは,当たり前っちゃ当たり前だが、勝手なイメージで申し訳無いが,この大人向け⁈の手塚治虫の作品には、かなりの熟練されたダンディーな渋めのナイスガイ?と,経験豊富そうなアネゴ風な女性での仕上がったものを期待せざるを得ないシナリオではないのかなぁ〜(・・?)なんて感じた今日この頃という処…。

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サクちゃん

4.0都会の排泄物

2020年12月10日
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kossy

5.0わたしは代議士の娘タイプだなぁ…

2020年12月9日
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※星付けるのは疲れる。
何か書きたくさせてる時点で5つ星。

80年代の実験映画を観ているような
懐かしさと嬉しさを感じた
古臭い、と言いたいわけではなく、
いい意味で、だ
みんなして色々やってみてた時代
今の人は可愛そうなとこあるもん

まず、今の時代、
耽美みたいなことが危うい。
浸っててやばい、浅い、
みたいな一言ですっかり
嘲笑されてしまう白けやすいもの
なのではないかと思う。

そういうのを
ぐじゃっとしたものに
ぐじゃっとしたものを重ねて、
こちらを麻痺させることで
すり抜けてる感じがした。
気づけばすっかり
世界に入り込まされていた。
螺髪風ウィッグのかあちゃんも、
あのけったいな組織も、
あるんだ。
あるし、
途轍もない恐ろしいものなんだ、て。

稲垣吾郎でなくてもよかったと
3度ほど?4度ほど?
思ったかもしれない。
でも、裸体は悪くなかった。
作りすぎず緩んでない体だった。

併せて、久々に?なのか?
日本人女性の乳房を大量に見た。
美しくて大きいのが、
たくさん並んでた。
じっとは見てしまったが、
居心地の悪い気分ではあった
理由はみつからない。

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夜明けの花

3.0ミューズというけれど

2020年12月8日
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撮影がクリストファー・ドイルだったから見てきた。
レビューが両極端でどうなんだろうと思ってたけど、悪くはなかった。
絵面はもっとドイルドイルしていてほしかったなあ。年取って落ち着いちゃったのかしら。

キャストは良かった。
稲垣吾郎はやはり押し倒される姿が似合う……。
二階堂ふみも良かったし、渡辺えりのインパクトは半端なかった。あの頭(帽子?)どうなってるんだろう(笑)

確かに何か作る人間にとって、ばるぼらみたいな理解者がいたらミューズと呼ぶだろう。だけど、自由にみえたばるぼらも全然自由じゃなくてつまんない女で(だからこそ面白いことをやらかしそうな男に寄っていくのだろう)、結局美倉に消費されただけじゃないかと思ったし、描かれた当時の時代か手塚治虫か原因はわからないけど、そこが原作の限界なんだろうなと思った。
ミューズって都合のいい女でしかない。
現代なら、もっと違う、ちゃんと自立して自由なミューズを描ける作家、いるんじゃないだろうかと思ったし、そういう作品をいつか見てみたいと思った。

あと、あのアングラ・オカルトな雰囲気って、リメイクの方のサスペリアにも共通するところがあると思った。あっちの方は、娘が簒奪して黒い大地母神になる話だったけど、二階堂ふみなら渡辺えりを返り討ちにできたんじゃないかなと思うの だが。

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mintel

3.0大人の怖い童話

2020年12月8日
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怖い

難しい

欲望に任せて欲しいものを追いかけるあまり、堕ちていく物語。
ノンフィクションのようなトーンの街中から、奇妙なキャラクターが登場する暗くて美しい異空間に切り替わったり。
実は最初から最後まで、主人公が書いている小説を見せられていたんじゃないかと思ったり。
もう一回観た方がいいですかねw

吾郎さんも二階堂さんも綺麗でした、とても。

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mina

4.0一見の価値あり

2020年12月7日
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原作が面白かったので視聴。
レビューの点数が低めだったので心配でしたが、十分な良作です。
映像や音楽など若干の古臭さはありますが、内容が原作に忠実で、芸術と女とはについて考えさせられ、また魅了される作品でした。
二階堂ふみの演技力も光っていると思います。
見ておいて損のない作品だと思います。
ばるぼらのお母さんの髪の毛が葡萄に見えるけどなんなんだろうきもいw

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のん

3.0『エール』に違和感を覚えた人へ、二階堂ふみはやはり異様のヒロインが似合う。映画としては野心的ながらもう一歩というところか。

2020年12月7日
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もーさん

1.5抜けない邦画臭さ

2020年12月6日
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この手って、目でも、耳でも、脳でも
刺激を受けるべき題材なのに
めっちゃ邦画テイスト。
これは役者の力とかしゃなく
演出部の問題かと。

二階堂さんのおっぱいの美しさでこの星の数です。

あのスタジオ臭さとか
台本読んでる感とか
気になります。。。

ハネケとかが撮ってくれないかな?

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.0あれは夢か?幻か?

2020年12月6日
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悲しい

興奮

萌える

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リオウリオウ

4.0綺麗なお裸体でした(〃´-`〃)

2020年12月5日
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悲しい

怖い

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rin*

3.5欲ほど怖いものなし

2020年12月4日
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楽しい

怖い

難しい

TIFF2019で上映された時から気になっていた作品。
今か今かと待っていて、ようやく一般公開。期待値高めですね

独特な映画でした。好みです
「芸術」という言葉が良く似合う映画
癖になりそうだ。

売れっ子小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)はとある夜、ばるぼら(二階堂ふみ)という酒好きの女に出会う。美倉は彼女に出会ってから人生が狂ってしまう

もういうまでもないが、二階堂ふみが凄まじい。
役幅という概念がないのでは無いかと思うほど、出演作で人が違うよう。個人的にはここ最近の中でも一番、今作が適役だった気がする。彼女以外考えられない。
今作で初めて稲垣吾郎の演技を見たが、彼もかなり適役だったのでは無いかな。「新世界」も見てみることにします。
後、渡辺えりが漫画っぽくて笑っちゃいました笑

音楽、映像共に非常にいい。
驚くほど引き込まれるし、虜になる。
先生が買ってきた音楽で、劇中にも所々で流れる曲が超好み。
ばるぼらが住んでいる?ガラクタだらけの場所がなぜだか落ち着く。

R15だったので、キツすぎないだろうかと懸念があったが、思っていたより激しくなく最後まで見ることが出来た。
ただただそういったシーンが続いている訳ではなく、伝えたい表題も割としっかりしていたので良き作品になっていた。

ただ、面白い作品ではあるのだが、内容を完璧に理解することは不可能に近い。
あえて描かずに難解にしたかったのかもしれないが、結局掴みきれずに終わってしまった。特にラストは間延びもして、しかもよく分からずで腑に落ちなかった。設定があやふや過ぎたのかな。

先生への共感はほぼ0。浮気を肯定している?
間違いなく精神異常者で、何をしたかったのか不明。
これもまた狙いなのかも。気に食わなかったけど

どんな人にもばるぼらが心に住んでいる。
人生を投げ出したい、欲を満たしたい、自由に生きたい。
しかし、現実はそう甘くない。いつしか、それは夢だ、現実を見ろと叩き起される。
それでも人はばるぼらに憧れ、翻弄される。

不思議と満足感の得られる作品でした。
二階堂ふみ、やっぱ最高!!

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サプライズ

4.5ドイルは芸術のミューズをこんな風に撮る

2020年12月4日
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momo

5.0今もどこかで

2020年12月4日
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zxoid