サムライマラソンのレビュー・感想・評価
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とっ散らかってしまった…
役者さん1人1人は凄くいい仕事してるのに、何だかまとまりが無いというかメッセージ性が無いというか…
サムライ&マラソンという組み合わせはもっと面白くなると思うのに勿体無い。
色んなエピソード詰め込み過ぎて、マラソン中止!?
幕末の1855年、安中藩(現・群馬県)で開催された日本に於けるマラソンの発祥とされる“安政遠足(あんせいとおあし)”。
佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、豊川悦司、長谷川博己、竹中直人ら豪華キャスト。
監督にバーナード・ローズ、音楽にフィリップ・グラスら名のある海外スタッフ。プロデュースにジェレミー・トーマス、衣装にワダエミらオスカー受賞スタッフも。
題材は興味惹かれ、スタッフ/キャストも超一流。
が、必ずしもそれが名作にはならない、典型的な凡作例。
そもそもは、藩主が藩士を鍛える目的で企画。
優勝者には何でも願いが聞き入られ、様々な事情を抱える出場者が殺到。
かくして遠足が始まり…と、これだけにすればユーモアや人情のエンタメ作になったのに、欲張って散漫状態に。
開幕はペリー来航、隠密の主人公、遠足に藩主の命を狙う刺客が放たれ…と、異色の組み合わせのスポーツ×時代劇が、結局戦モノに。
遠足は間違いなく史実だが、その他のエピソードは明らかに創作。変に脚色する必要、あったのかなぁ…。
それでも、それが面白味があれば別にいいのだが、残念ながら…。
もう本当に、エンタメ作に徹して欲しかった。
全体的に真面目でお堅くて、メリハリや盛り上がりに欠けた。
ユーモアは全く弾けない。CG熊にはドン引き。
登場人物は誰も魅力ナシ。
って言うか、“マラソン映画”としての醍醐味が全くナシ!
おそらく海外監督が、この題材云々より、せっかく日本で時代劇を撮れるんだから、やりたい事色々詰め込んで…で、結局、何をしたかったのか描きたかったのか、消化不良。
マラソンに掛けて言うならば、
意気込み充分で臨んだのに、ロースタート、そのままペースが上がらず、ダラダラとスタミナ切れ。
“安政遠足”という日本初のマラソンの事を知れただけでも…。
調べてみたら、1956年にも森一生監督&勝新太郎主演で『まらそん侍』として安政遠足を題材にした作品が作られていた。
こっちの方が見てみたいかも。
残念すぎる
侍が初のマラソンをすると言う設定だからこそ面白い作品を期待していたのに、原作とは全く違う解釈や展開に呆れてしまいました。
キャストの皆様は好演されていたと思いますが、外国人監督に日本の時代劇は作れないと痛感した結末にとなった。
アクションと演者で2ポイント弱の★です。
ダメだ、こりや
『超高速~』みたいのを期待したが酷かった。『関ヶ原』以来の駄作。印象に残ったのはグロいsceneだけ。観ない方がいいですよ。監督と編集が悪過ぎる。役者さんが毎度がんばっているのに…なんで、こういうのが日本映画は多いんだろう。
一風変わったテーマ×時代劇ミックス映画乱発は辞めたら?
黒船が来航し、危機感を持ったある国の殿様が藩士・民衆を集めて基礎体力作りの為に「遠足(とうあし=後のマラソン)」を計画。それを隠密が間違えて幕府の反逆として幕府に知らせちゃった。さぁ、どうなるの?物語。
私個人的に「殿 利息でござる!」「超高速!参勤交代」等、あるテーマを使って面白可笑しく時代劇にしている映画って凄いとか、名作とか思った事無いので御座いまして。
(まぁ、劇場にて予告がかなり流れている「引っ越し大名!」も箸が進まない訳で。。。)
んで、今回も時代劇にマラソン。
はぁ、、、、、この組み合わせが面白いと映画化を考えた人の気がしれない。
佐藤健、小松菜奈、染谷将太、竹中直人、青木崇高、森山未來など豪華俳優陣の面々を使って置きながら、ラスト辺りまで「何を語りたいの?」感満載な内容。
う〜ん。唸る。これこそ俳優の無駄遣い。
映画館で観ていたら別の意味で泣いていたであろうこの映画。(VOD代金でも勿体ない😞)
映画として見所は何もありませんでした。
中学生の為の入門時代劇
幕府には安中藩以外におおよそ200余藩もあるぞ!
画面のいたるところに、轍(わだち)跡があり過ぎ、興ざめした。
蝋燭の炎をもう少しちゃん演出してほしい。
言葉や仕草は現代風でもいいのだが、流石にキスはしない。
更に女性からのキスは時代錯誤もいいところだ。
蝋燭の手本を学ぶなら「影武者」である。
「これじゃない感」は半端ない。それぞれの視点で描く、守るための戦い。
【賛否両論チェック】
賛:群像劇のように、それぞれの視点から守るための戦いの様子が淡々と描かれていくのが印象的。キャストも豪華。
否:展開は予想以上に非常に淡々としていて、終わり方もかなり呆気ない。グロシーンもあり。
藩士を強くするための遠足が、あらぬ誤解を招き、幕府からの刺客が迫りくるという中で、事態を知る者、知らぬ者、利用しようとする者等々、それぞれの視点から自身の大切なものを守ろうとする人々の姿が描かれていくのが、まるで群像劇のように得も言われぬ深さを感じさせます。
ただ設定の割に、ストーリーや展開そのものがかなり淡々としている印象も否めません。前半はマラソンに葛藤する藩士達の機微がひたすら描かれ、後半の刺客との戦いも予想以上に呆気なく感じてしまいます。
「想像していたものと違う!!」
と思ってしまう人も多いかも知れません。
とは言うもののキャストは非常に豪華ですので、その辺りにも是非注目してみて下さい。
う〜ん…
まず、日本最初のマラソンは、秀吉の中国大返しや美濃大返しです。
こっちに題材を求めれば、もっと面白い話になっていたのでは?
そして、あの世時代は皆が皆、なんば走りでないと…
そういう時代考証を正しくしないと、時代劇ではないかなぁ…。
もっとも、これは時代劇ではないのかも知れないけど。
あまり、興奮することもなく、淡々と話が進んで、ある意味で予定調和な結末でした。
残念な部類かも?
いい意味で
題名詐欺
題名から高速参勤交代のような
コミカルな時代劇かと思いきや
史実を基にした奥の深い時代劇
忠義の為に尽くしながら、正しいと思った
自分の意思を貫き切腹覚悟で公儀に背く…。
本当に題名のイメージと違い素晴らしい時代劇です
扱い酷くね
イオンシネマ新百合ヶ丘、朝8時15分からの1回のみの上映。これで誰が観るんだ?
…俺だ。
やってしまいました。人生初の観客俺一人
他の劇場じゃどうなんだろう。まあ何処であろうと大ヒット御礼なんて事はないんだろうな。
ね、以前他作品のレビューで云ったとおりでしょ。これが時代劇の現状なんだよ。ジャニタレ使わないとこうなんだよ。漫画原作じゃなくTV局制作じゃないとこうなんだよ。佐藤健でさえこうなんだよ!
まったくふざけんな!
時代劇は日本が世界に誇れるコンテンツだったんじゃないのか。それを日本人が潰してどうするんだ?こんな扱いじゃあ益々真っ当な時代劇は創られなくなるだろう。
そう、この作品は時代劇として真っ当だった。脚本的な??が有ったとしても。さすがに殺陣で刀を打合わせるシーンは有ったが飛んだり跳ねたりは無し。達人が一人で50人斬ったりするワケでも無し。CGも無し(有ったのかな?)ストーリーは良かったがあくまで地方政府の内紛的な話なので合戦的な盛り上がりも無い。
けど「隠し剣 鬼の爪」や「必死剣 鳥刺し」なんてもっと地味だったと思うがこんな扱いじゃあなかった筈だ。
どんどん日本人が時代劇を観なくなっているという事なんだろう。
ホントは星3.5にしたかったんだけど、ラストカットに作品のテーマを濁らせるだけの全く不要なカットを差し込んでたので、0.5減点。
けど、どうか観に行ってください。朝8時15分でも行けるなら。
好きな俳優さんが出でたからまっいいや
何を描きたいのかよくわかりませんでした
ひたすら走るのと、人が死ぬシーンがちょっと-_-b
史実だったのがゆういつの救い
竹中直人さんがもっと味があっても良かったな
それか、徹底的に面白いか
一流の俳優陣で、もっと何か欲しかったです
訴えかける何かが終わりにあったら
不完全燃焼では無かった
マラソン感がない!
む、む、む?
結局、何を示したかったのでしょうか?
昨年、旧中山道を歩いたときに安中宿を訪れ、「安政の遠足」のことを多少知っていたので興味があって観賞。
「超高速!参勤交代」の二匹目のドジョウを狙ったのかとも思ったが、英国人の監督バーナード・ローズは経歴から見るとシリアス系の監督だと思うので、コンセプトは違ったのでしょう。
でも、企画の意図は読めなかった。
日本で最初のマラソンと言われている「安政の遠足」だが、エンドロールで歴代マラソンの名選手を紹介するのは、東京五輪とのタイアップか。
であれば、公儀の暗躍や藩存亡の危機なんかで無理にチャンバラにせず、純粋にこのイベントに精力を注ぎ込んだ藩士たちを描けばよかったのでは?
今のマラソンよりも何倍も過酷なレースだったはずなのに、それが表現できていなかった。
時代劇スポ根でもよかったのではないだろうか。
…とは言え、土橋さんの原作小説があるのでそうもいかないか。
一応、群像劇の体なのだが、それぞれのキャラクターが一人立ちしていない。
主人公らしい佐藤健も、殿様長谷川博己も、姫君小松菜奈も、側用人森山未來も、足軽染谷将太も、なんとなくの描き方で誰にも感情移入できないのだ。
チャンバラとしては、中盤で公儀の刺客と安中藩士たちの戦いが始まった辺りで盛り上がりかけたのだが、これも残念。
刺客として送り込まれた野武士たちは、遠足で疲れきった藩士たちを労せず殲滅できるはずだったのに、逆に皆殺しに合う。
さぁ、城へ急ぐぞ!と、森山未來筆頭に走り出すのだが、あれ?馬がいたはずだよね?
殿様と対峙した刺客の頭領はモタモタしてる間に自分が殺られちゃうし、
佐藤健のハラキリ宣言も唐突だし、
長谷川殿様が「どんな時代が来ようと安心」なんて、急に革新派な発言したり、
結局、染谷将太は十両貰えたのか?
とか、とか。
まぁ、いい加減な結末。
豪華キャストは嘘ではないが、無駄遣い感満載。
アフレコで独り言みたいな小声の台詞がやたらにあって、すごく気になった。
日本語が分からない監督だからか?
田舎藩の風景や、遠足コースの山道などは、遠景では見せてくれなかったもののロケーションのリアリティーがあって、唯一よかった。。
普通の時代劇
超高速を期待して見に行ったクチですが、コメディ要素が排除されてて抑揚が無いように思えました。主人公のはずの佐藤さんが控えめで、群衆劇のような仕上がりの中、森山さんが目立ってた。特筆すべきはラストの統制のとれた女中の動きでしょうか。裏切りに次ぐ裏切りで欠伸が出ることもなく楽しめる時代劇だったと思います。
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