「つまらない、お粗末」サムライマラソン 森のエテコウさんの映画レビュー(感想・評価)
つまらない、お粗末
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予告が映画館で流れ始めた数ヶ月前から楽しみにしていた。
いつもは、レビューの星評価を参考に観る作品を決めているが、この作品は絶対に面白いだろうと事前に星評価をチェックしなかった。後悔先に立たず。
まずテンポが悪い。
次に、演出の詰めが甘い。演者は皆熱演しているのに。佐藤健を擁してこのつまらなさはなんだ。脚本、演出、編集の罪としか言いようがない。
音楽も全編クラシックで、物語にそぐわず盛り上がらない。
そして、数々の?はてな。
いくら冒頭で創作ですと断りを入れていても、余りに不自然なシーンが満載である。
縄でなわれた乙女が、簡単に牢のかんぬきを開けて、追っ手の目の前で逃げおおせることが出来るのか?何故に鉄砲を撃つだけて、追って走らない?馬を飛ばさない?あんなに人馬が多数なのに!
これ以上書くと怒りのネタバレの嵐になるので止めておくが、クライマックスシーンもハテナが満載であった。
つまり、最後まで面白さを味わえないまま、百余分の我慢をしいられた、正にこの映画そのものがマラソンの過酷さを呈しているのであった。
おそまつ。
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