パピヨンのレビュー・感想・評価
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☆☆☆★★ オリジナルは言わずと知れた王道のエンタメ映画。 それで...
☆☆☆★★
オリジナルは言わずと知れた王道のエンタメ映画。
それでいて、脚本がドルトン・トランポであるだけに。《パピヨン》が貫く【自由への戦い】は。そのまま、(当時はそんな事を意識して観てはいなかったのだが…)トランポ本人がハリウッドから受けた迫害との戦いでもあり。その思いを体現した、大スターマックイーンのカリスマ性と相まって映画ファンの心に残る作品となった。
今回のリメイク版が、どの様な経過を辿って実現したのかは分からないが。正直に言ってしまうと、「何でまた今頃?」との思いは強い。
だが観終わって思うには、「若い観客に向けてと考えならコレもアリかな〜」…と。
とにかくオリジナルは。自由の身になる為に「そこまでして…」と、(こちらが若かったのと、カリスマ俳優マックイーンの凄さもアリ)観ているこちらの心が何度も折れそうになる程に、緊張・圧迫感を感じた。
その意味では今回のリメイク版は。パピヨンとドガ。この2人の友情がベースに置かれているので。オリジナルには描かれなかった、その後を描く事こそは、パピヨンが真実の物語として。ドガとゆう存在なくして、今の自分は居ない…と考え。ドガへの【友情と絆の証し】の作品である側面が強調されていた様に思う。
2019年6月26日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ/スクリーン5
ちょっと物足りない?
国に棄てられた男達の物語
なぜ脱獄するのか
彼の名作映画のリメイク!
旧パピヨンで求めていたことが叶う
永遠とも思える深い闇、悪徳の栄え退廃の極致、圧倒的な絶望……
みたいなやつを想像したんですけど、思ったよりライトだった
残酷シーンもそんなにひどくないしもっとエグい人を人と扱わない描写ばかりかと思ったけどそこまででもない
鬱度でいえば戦場のピアニストの1/800くらいなので安心してみてください
暴力も控えめ。スプラッタもないです
なんというかちょっとキモめのホモ?て感じ
なんでもできて肝座ったスパダリとなよなよしてて頼ってくるキモい守られキャラみたいな
人間関係の描き方は雑だな〜と思ったけど、あのような特異な状況で条件付きとはいえ守ったり守られたりしたら絆のような信頼関係が生まれるのもむべなるかな…と思えるので特に違和感はないけど
特に熱い!とか萌え〜とかでもない
以下少しねたばれ
最後にたどり着く最果ての島はどんなにひどいところかと思ったけどみんなのんびり悠々自適に過ごしてて独房の方が全然1億倍ヤバかったじゃん…って感じ
なよなよメガネでもあんな安らかに居住できてるんだからよほど治安いいんじゃないですか?家賃も住民税もかからんし住みたいわ
あと独房で突然抽象的アーティスティックシーンが出てきたけどちょっと意味わかんなかった
全体的にちぐはぐというか…このスパダリ男が何考えてるのか初めから終わりまでさっぱり分かんなかったな
元作品見たことないんだけど、リメイクだからちぐはぐなんだろうなあ、と思えるところが多かった
チャーリー・ハナムの新境地
スティーブ・マックイーンと言えば「パピヨン」が忘れられなかった
子供の頃に観て怖くて忘れられなくなった映画「パピヨン」
オリジナル版より上映時間が短いということもあり、パピとドガの友情の描きかたに若干の物足りなさはあったものの、フィクションを越える実話の重圧感や人間の真の残酷さや恐ろしいほどの我欲などは映像を通して十分に伝わるものでありました。
オリジナル版があまりにも有名過ぎて、チャーリー・ハナムもやりにくかったとは思いますが、実際にげっそり痩せていたり、やつれた雰囲気など演技には相当の努力の後が見られました。ドガ役のラミ・マレックは気負わず、オリジナル版の雰囲気を保ちながら、素晴らしい演技を見せてくれていたと思います。
どちらにせよ、始まった瞬間から重い映像の連続で知らず知らずに集中してしまうため、最後まで観た後はぐったりとしてしまいます。
もし濡れ衣や人違いにより、身分も証明できない状況下に連れていかれたら
人間の尊厳なんてどこにもありはしない。
生きては出られない監獄の労働と飢え。それでも
可能性を信じて生きようとする人間の強さっていったい何なんだろう・・・。
そんな時こそ奇跡は味方するんだろうか・・・・。
法の支配や国家の支配
お金の支配など、どんな場所にあっても私たちは何か大きな力に支配されている。
そんな理不尽な社会の闇のなかで本当の自由なんてありはしない。それでも愛とか友情とかが決して失くならないのは何故❓
ふと私は、パンドラの箱の話を思い出してしまいました。一番最後に残った
「希望」
きっとそれが答えなんだと思います。希望は残酷なものですね。生きることは使命に満ちた業なのかもしれません。
解りやすいストーリーとテンポの良い展開
興奮感は無い
オリジナルは未見。
本作の予告が良かった事と、チャーリーハナム が出演してので
楽しみにしていた作品。
チャーリーハナムは「パシフィック・リム」でめっちゃカッコいい役柄と演技で注目しててその後、「フィフティ・シェイズ」の主役が決まった時は更にブレイクするなぁと思ってたんだ。
そしたら降板しちゃって、
「キング・アーサー」でアーサーを務めたけど興行的に赤字になるし。
なかなか良い作品での主役が回って来ないなぁなんて思ってた。
そしたらラミマレック と共演だからね~。
ブロマンス的な(性的な意味じゃなく)友情を描いてそうだし、
日比谷シャンテの220席が満席だったから期待値上がった。
さて作品だけど、133分とちょい長めの作り。で、脱獄劇だからハラハラドキドキするような展開と、囚人同士過酷な環境を過ごすなかで友情がうまれる。なんて想像してたんだけど……。
想像を膨らませ過ぎるのは良くないね。
3,4年前に観たTVドラマの「ミスターロボット」に出演してたラミマレック。
その頃から特徴のある顔と演技力は観客を寄せ付けるものがあるなぁと感じていたし、本作でも役柄の特徴を掴んだ演技は
想像以上に良かった。
チャーリーハナムも相変わらずカッコいいし、囚人としてその時々の環境に合わせた肉体造りは流石だなぁと思わせてくれたし。
ただ、ストーリー展開に単調さが否めず、2時間が退屈に感じてしまったのが正直な感想。
監獄という単一の環境なので単調になりやすいのかもしれない。
が、場面展開するシーンはかなりあったのでもう少し変化をつけた演出があったら感情移入しやすかったのかも。
自伝的作品の難しさなんだろうか。
今度、オリジナルを観て見比べしてみよう。もしかしたら本作の良い所が感じられるかもしれない。
因みに自分の誕生月日は…スティーブ・マックイーンと同じです!!
辛口な批評が散見されたので内容に多少の不安は有りましたが、少年の頃に衝撃的な感銘を受けた傑作のリメークとあって、期待と不安に心を躍らせながら鑑賞をしました。
結論から言うと、自分的にはほぼ補満足です。確かに、オリジナル作品から較べれば雲泥の差がある事は否めません。ライ病患者とのシーンの欠如や独房でのゴキブリを食べたと想起させるシーンの欠如等、作品を語る上で欠かせないシーンの幾つかは割愛されていました。
それでも、この原作の素晴らしさを世に問い返して呉れた功績と、オリジナル作品に果敢に挑んだ意欲とは、とても高く評価出来ると思います。オリジナル作品に対するオマージュも感じられます。
主演のチャーリー・ハナムの横顔が、往年のスティーブ・マックイーンの横顔にソックリ(特に右斜め下から)で、画面を観ながら何度もその懐かしさにハッとさせられました。彼が生き返ったかの様な錯覚を覚えました。
名優スティーブ・マックイーンを知らない世代、オリジナル作品を知らない世代にも、その凄さに興味を持つキッカケになったのでは無いのでしょうか?
スティーブ・マックイーンの凄さ、ダスティン・ホフマンの凄さを再認識させられると共に、トランボという脚本家の凄さを再認識させて貰ったという意味に於いても、とても懐かしい良い時間を過ごさせて貰ったなと思っています。
エンドクレジットに2017とある事から、ラミ・マレックが映画クィーンに主演する以前の作品の様です。オリジナル作品と比べての評価の低さや興行的な採算性等から、日本での公開が遅れたというのは有るのかも知れませんネ。
知らない世界に生きる者たち
筋肉俳優からの脱却はなかなか難しいのだろう
チャーリーハナム主演
アメリカでの興行は完全にコケたと聞く
いちおう満足のいく出来だと俺は思うのだけれど、ハナムのイメージがマックイーンとは乖離したのが敗因か
パシフィックリムのイメージが強いもんね
昔シルベスタスタローンがシリアスに転向しようとして失敗したのを思い出した
俳優の路線変更を応援したいので★5
(ゴキブリ食うシーンは欲しかったのでほんとは★4)
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