キャプテン・マーベルのレビュー・感想・評価
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このヒーロー映画にあるまじき実験的な語り口を大いに買いたい
ヒーロー映画は掴みこそ重要だが、本作の冒頭はなかなか乗り切れず、他のマーベル映画に比べても洗練さに欠ける。が、これを記憶に覆いかぶさる薄いベールのようなものと考えるとどうだろう。「記憶をめぐるサスペンスアクション」という売り文句が付くこの新作は、やがてその言葉通り徐々に記憶のベールを剥がしつつ、真実をあらわにしていく。そうした段になると、もはや冒頭のノリきれなさが実は周到な伏線だったのではないかと思えるほど、この物語にどハマりしていく自分に気づくのである。
かつてヒーロー映画でこれほど実験的な語り口を持ち出したものはない。作り手にとっても賭けだったはず。もちろん拒否反応を示す観客もいるのだろうが、私はこの冒険心を大いに買う。全てが綺麗に反転していくのに合わせて、ヒロインのパワーも解き放たれる。強い。強すぎる。彼女がアベンジャーズ最終章にどれほど爆発的な力をもたらすのか今から期待したい。
驚異的な強さ
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主人公が隊長のジュードのもと、ある星で戦闘部隊にいた。
侵略者である異星人と戦うためだった。
主人公には昔の記憶がなく、腕から強烈なビームを出す特殊能力があった。
主人公は敵に捕らえられ、逃亡中に地球人の星へとたどり着く。
そこで事実が明らかになる。まず主人公は地球人だった。
戦争を終わらせるためと騙されてコアを開発してた女性科学者がいて、
そのもとでパイロットとして勤務していたが、ある日撃墜され不時着。
科学者はコアを奪われまいと銃で爆破しようとした直前に殺された。
主人公は何とか即座にコア爆破、破片を浴びて特殊能力を得た。
なお一連の事件の犯人はジュードだった。
主人公はそれを知り、また侵略者のはずの異星人は実は悪い奴じゃなかった。
で後は主人公に記憶が戻って最強化し、ジュードらをボコボコにする。
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劇場で見た。まあまあおもしろかった。
最後の主人公の強さが異常。弾道ミサイルを生身で跳ね返す(場)
2に続くみたいやけど、あんだけ強くなってもて、ネタあるの?
あと名前はマーベルコミックから取ってるみたいで、
また女性科学者の名前はマー・ベルやった(場)
二回観たら、もっと面白い!
彼女はたまたまスーパーヒーローだが、例えキャプテン・マーベルでなくてもきっと彼女の人生は同じような道筋をたどるのだろう。 それぐらい一人の人物の物語として一貫性があり、爽快な物語だった。 とても興味深いのは、彼女は「大いなる力」が与えられた時から「大いなる責任」を問われていた訳ではない、というところだ。むしろ逆で「大いなる力」があるのに、それを使わないように抑制されていた。 勇気もあり、根性もある。失敗しても、負けても、自分が納得出来なければ立ち上がり続ける。「大いなる責任」から逃げようとしない天性の才能だ。 だからこの映画は、「大いなる責任」を任されるに足る人物が「大いなる力」を認められる、今までとは逆の構造の映画なのである。 伏線の扱い方も巧みで、物語が転換を迎えてから前半を思い出すと、今まで観ていた世界がいかに自分の偏見と思い込みに支配されていたかが良くわかる。 もうひとつ、「面白いな」と思ったのはフューリーのスタンスである。 今作、彼女と最前線を飛び回るフューリーだが、彼はどうやら「命令よりも直感が大事」と思っているらしい。 そんな彼が、将来ちっとも言うことを聞かないヒーローたちに手を焼くのかと思うと笑ってしまう。 案外フューリーにとって、ゴネまくるアベンジャーズは若い頃の自分を思い出すような可愛い存在なのかもしれない。 アベンジャーズ誕生に繋がる物語、としてとても興味深い。でもこれまでのアベンジャーズとは重なる部分がないので今までのアベンジャーズを観ていなくても(最後のオマケ以外は)全然大丈夫! 完全に蛇足だが、後半覚醒した彼女をどう表現するのか?でその人の好みとか年代がわかる気がした。 スーパーマン?ウルトラマン?ドラゴンボール? 私はやっぱりガンダムかなぁ。
ドラマありきのやり方は気に入りません(笑)
MARVEL作品好きですが、最近のやり口が
気に入らなくて←
(Disney+ドラマ観ていないとわからんみたいなやつね)
正直、ヒーローに女性ってのもピンとこないので
(差別とかじゃないのよ💦)
あえて観なかった本作なのですが
この度公開されたマーベルズにパク・ソジュンが
出るとなったら観たいじゃない?(笑)←
ま、物語としては想定内だし
やっぱり女性ヒーローについては多くは語りませんが
ニックフューリーやクラーケン(これ最新作でも肝でしょ?w)
脇が最高でした🤩
このあと、もちろんしっかり予習のために
ミズ・マーベル(ドラマ)もみたよぉ。
これで完璧、やっとマーベルズ鑑賞できそうです☺
待っててパク・ソジュン♥
単体では楽しめない作品
事前勉強をしないままに観てしまった自分が悪かった。 そもそもMCUは作品が増えるにつれそれぞれがが少しずつ絡み合って来るので、シリーズ全体を網羅出来ているコアなファンとそれ以外とでは評価が極端に別れると思うが、後者の自分にとってはこれまでの経緯や関係性への説明がない分、残念ながら面白さが伝わらなかった。 特に本作は配信ドラマまで絡んでいるためその傾向がより強く、また時空をジャンプする仕組みなど口頭説明はあったが頭の悪い自分にはその理屈をちゃんと理解する事ができず、バングル2つをクロスさせて爆発する場合としない場合の違いなどシリーズへのリテラシーがないためか、わからない事だらけだった。 一方、昨今のディズニー映画らしく多様性に配慮した配役はこの映画に関しては地球代表と考えればある意味リアリティを感じる事が出来たし、良い方へ転がったのではないかと思った。 特にヤン王子にあのアジアの俳優を起用したのは、ドラマのファンだった自分にとってはサプライズでチョッピリ嬉しかった。 歌って踊る事が言語であるってコントのようにB級感満載だが、お金をかけ真剣に撮ることでそれがセンスに昇格したのかなと思うし、もっと見ていたかったw。
「マーベルズ」観るなら、もう一度
「マーベルズ」が解らな過ぎて、再度「キャプテン・マーベル」を鑑賞。 そうかそうか、こういう話だったか。 それでもまだマーベルズにピッタリ繋がらないんやけど…何か見逃してる?
フューリーが眼帯するキッカケ
『マーベルズ』に備えて再観したのでレビューします。 観るの2回目ですが、ほとんど忘れてて新鮮に観れた。 キャプテン・マーベルがスーパーパワーを手に入れた経緯や、フューリーが眼帯するようになったキッカケが明かされます。 あと、本作に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のアイツが絡んでたのね… 全然、覚えてなかった(笑) アベンジャーズ結成前の90年代が舞台って事で、90s感が懐かしいし、いい感じ♪ ガンズのTシャツを着てたり、ニルヴァーナが流れたり、ゲームボーイやストリートファイター2も登場(笑) 特に、エンディングにホールの「Celebrity Skin」が流れたのはシビレた♪ サミュエル・L・ジャクソンは『マーベルズ』を観る前に観ておくべき作品に、 『ワンダヴィジョン』 『ミズ・マーベル』 『シークレット・インベージョン』 を挙げており、 『シークレット・インベージョン』だけ観てないので観ようと思ってた矢先、本作を先に再観したんですが、 どうやら本作の…が『シークレット・インベージョン』に絡んでくるみたいなので、本作を先に再観して正解だったなと。 てか『マーベルズ』の前作である本作を、なぜ挙げてない(笑) ジュード・ロウもジェンマ・チャンも出てる本作。 僕の評価は、80点ぐらいです。 さあ『シークレット・インベージョン』観よおっと♪
義眼は気に入らん!
あまり期待してなかったんだけど、これはめちゃくちゃ面白い!アベンジャーズ誕生秘話として、素晴らしい出来上がり!キャプテン・アメリカ1作品目より、こっちの方が断然見応えあるじゃないか...。ここに来てこんな傑作を作れるの、すげぇなMCU。 単純に世界観が魅力的で、他には無いものすごいパワーを感じるというのもあるし、主人公・キャロルのキャラクター構築に力が入りすぎていて、めちゃくちゃ面白いってのもある。製作陣の、この映画にかける思いがあまりにも強い。登場人物は必要最低限で、重厚感を保ちながらひとりひとりをしっかり描く。ヒーロー映画としてはもちろん、サスペンス・アクション・ヒューマンドラマとしてビックリするくらい質が高いのです。 今までのMCUを追いかけ続けている者としては、ニックの過去がこんなにもしっかり見れることに興奮が抑えられない。意外とチャーミングで優しい人物なんだなって。司令官である責任感が強いがために、あんな怖い感じになってるんだなって。キャロルとの掛け合いには、笑えたりテンションが上がったりで、バディものとしても面白いのです。でも、SHIELDって名前、後に決まったんじゃなかったっけ?昔、めっちゃ長くなかった?笑 ストーリー展開は、もう言っちゃうけど衝撃的なもので、これまた、たまらなく興奮しちゃった。MARVELっていいなって思うより前に、映画っていいなって思っちゃう。あまり知られていないキャラクターの初出演&初単独作品なのに、こんなに面白くできちゃうなんて。何言ってんのか分かんないって部分はあることにはあるんだけど、そんなのどうでも良くなるくらい、身体が踊ってしまう。 ブラックパンサーとは打って変わって、このキャプテン・マーベルというキャラクターは、アベンジャーズと絡むよりも、単独作品の方が魅力発揮しそう。エンドゲームを前にして、大満足の映画でした。
何度も立ち上がるキャロル・ダンヴァース
このヒーローはあまりに力が強大すぎて、荒唐無稽になるだろうなと期待していなかったが、意外とよかった。
キャロル・ダンバースが女だからと男社会でこけにされながらも、何度も立ち上がってきた描写がいい。
彼女が鬱屈した性格ではなく、ちょっとむこうみずな負けん気の強い性格なのが幸いして、最近ありがちな女性賛美物としてではなく、あくまで個人の物語として楽しめた。
戦争の一面的な捉え方の危険性も描きつつ、あまり謀略を張り巡らさず、すっきりとした対立構図なのがわかりやすい。
平和を求めている宇宙の移民スクラル人、敵と決めつけて排除しようとするクリー人。闘いを継続させている黒幕がAIなのかどうかは気になるところではある。
それにしてもキャプテン・マーベルのパワーがちとチートなので、サノス戦に最初から絡ませなかったのも頷ける。
(のちにドラマ「ワンダビジョン」でのランボーの娘の台詞から、制作陣も同様に思っていることが窺える)
ドラマ「エージェント・シールズ」を観てきたファンにとっては、コールソンの登場が嬉しい。彼が直感を信じるタイプ、理屈ではなく人の善良な部分を見ようとする性格がきちんとここでも発揮されている。
猫のグースの登場にもニヤニヤしてしまう。
ストーリーもアクションも迫力満点!
強い!強すぎるでしょ! 宇宙を駆け抜け、ミサイルもモノともせず…。これがマーベル作品のなせる技か! ストーリーも素晴らしい。記憶を失い自分が誰かわからないヴァース。その軌跡を辿っていくうちに、いつしか私もストーリーに引き込まれていく。 ジュード・ローの起用に賛否両論あるようだが、作品の中でもキーマンだし、何よりもスペース・スーツ姿がカッコ良くて、キュンキュンしたわ! 最後に、アベンジャーズが誕生する!これは、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーを見るしかないな!
エンドゲームに続く作品。 若い頃のコールソンとフューリーが出ている...
エンドゲームに続く作品。 若い頃のコールソンとフューリーが出ている。 主にフューリー、猫とのやり取りが笑えた。 いろいろな部分で繋がりがなるほどという感じ。 アイアンマンみたい、けどアイアンマンより強い。とてつまなく強かった。 途中スターウォーズみたいになってたなぁ。 所々笑い要素あり、かなり楽しめました。
最強ヒーロー
以前観た時より断然に面白かった。多分、MCU二周目で心に余裕が持てている事と伏線回収が出来ているからだな。 あと何にせよキャプテン・マーベル強すぎるw深く考えなければ、何でもアリもここまで来ると楽しくなってきた。
いろいろつながりがある
一連の作品群を見ているかたに向けたエッセンスが散りばめられてます。敵の強さやバリエーションはもっと広げてくれたら良かったかなと。 この、映画単発だけだと評価は下がりますがマーベル作品群を見るなかで押さえておく作品です
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