バイスのレビュー・感想・評価
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政治的な内容にはあまりついて行けませんでしたが…
バイス (字幕)鑑賞してきました。
前の人の座高が高過ぎて字幕2列ともど真ん中が頭で隠れて見えなかった事も有り、内容にはあまりついて行けませんでしたが、クリスチャン・ベール は確かに凄かった。各登場人物も、本人達の事はよく知りませんが、いかにもな感じ。語り手の正体には驚いた…
よく政府が許したなぁ
日本なら作れないような映画。
ここまでオープンなのもお国柄なのか。
アメリカの当時の政治のずさんさや、大統領のアホさを軽快に描いているが、内容としては笑えない。それを無理にコミカルに描こうとしている感が強く、私は入り込むことができなかった。
がしかし、ラストシーンでは少し笑ってしまった。
番人受けはしないと思うが、個人的には退屈はしなかった
こんな映画が作れる国か?
日本は?!どうかな??
いつか日本版のこんな作品を観てみたいものです。特殊メイクもありますが俳優さんたちの演技が面白かった。
記者たちも観たので、より楽しめた。
そして時代の空気を色々思い出しました。
中途半端。
PV観た時点では期待度MAXで、きっと2時間抱腹絶倒なブラックコメディなんだろうなと思ってたけど、中途半端に真面目にやってる部分が大半。
ちゃんと笑えたのはニセEDぐらいかなぁ。
笑っていいのか眉間に皺を寄せれば良いのか分からない。
こういう映画を作る時は「全編笑いどころばかりで爆笑し続けてたのに、気がついたら真顔になる」というバランスにすべきで、近年の例で言えば「帰ってきたヒトラー」かな。
最後のオマケもいらないでしょ。
現代アメリカの主要メディアがリベラル側でスクラムを組む中ではあるものの、トランプ自身を直接批判したら生臭過ぎて興ざめモノだなあと思ってたら、まさかのラストでやっちゃった。
多分、監督はトランプ嫌いで、怒ってるんでしょうね。だから笑えない。
怒ってる人が笑い話をしようとしても、そりゃ笑えないですよ。もう少しプロとして客を楽しませる方に気を向けて欲しかったなぁ。
さして目新しさもなく
最近のアメリカ映画は人種差別と反政府映画のオンパレードで、少なからず小生も観ているが、その中でもこの作品はさして目新しさもなく、事実をトレースしているだけのようで、さして話に膨らみも感じられず、クリスチャン・ベールの演技のみで成り立っている。
クリスチャンベールの怪演
Christian Bale(クリスチャン・ベール)が役作りの為に20kgの増量をし、声色、表情などを限りなく本人に近づけ演じたのが本作の見所。 「American psycho」2000 「machinist」2004 「Batman Begins」2005 「The dark knight」2008 「Rescue Dawn」2007
等々の作品で減量増量を繰り返し、その都度肉体的役作りを行った彼の役者魂には感服する。
脇を固める役者も豪華キャスト揃いで、各々実在の人物に外見を近づけ熱演しているも見所。
政治がテーマではあるが決して難しい映画ではなく、テンポのよい音楽と軽快な語り口のナレーションを担う人物がメタフィクション手法を活用し、政治的リテラシーに疎い僕自身も飽きることなく鑑賞することができた。
史実を後追い、或いは事前に調べておくとより一層深みのでる作品。
スポットの当たらない副大統領ならではの立場や思想をより吟味できるでしょう。
監督の社会派映画を撮る手腕が活かされた作品です。
みんなそっくり!
アメリカ合衆国史上最強の副大統領とも言われた、ジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領ディック・チェイニーを描いた作品。
描かれているのは事実らしいのですが、ディック・チェイニーがあまりにも秘密主義であるために、わからないこともあると言う様なクレジットが最初に流れます。
確かに、彼は“史上最強の副大統領”とも言われていますが、これを見ると、むしろ【影の大統領】と言った方が正しい様な気がしますね。まぁ、正大統領であったジョージ・W・ブッシュの方は、その現役当時から“大丈夫?”と思わざるを得ませんでしたが・・・。
ラムズフェルドとの師弟関係は、知りませんでした。ただ、最終的には、チェイニーが副大統領で、ラムズフェルドが一閣僚の国防長官だったので、上下関係は逆転してしまっていましたが。それが故に、ラムズフェルドに引導を渡したのも、チェイニーであったんですね。まぁ、ブッシュには無理な仕事か。
しかし、ブッシュの陰に隠れて、やりたい放題ですね。いまの不安定な世界情勢に陥ったのは、このブッシュ政権時代であったのは間違いないのですが、その中でも、このチェイニーの罪が重いですね。最悪です。
それと、ディック・チェイニーは、いわばパペット使いだったわけですが、そのパペット使いを操ったのが、妻であったリン・チェイニーだったんですね。と言う事は、リンが、一番悪い奴だったのかも?
タイトルは“Vice”なのですが、副大統領のViceと、悪徳のviceの両方の意味なんでしょうね。って言うか、殆ど悪徳の方の意味しかない気が・・・・
チェイニーの腕に光るデイデイト。まさにプレジデント
69.物凄い情報量が詰め込まれており感嘆する。事前鑑賞していた「記者たち 衝撃と畏怖の真実」と突き合わせることで、多少の整理ができた。存在感の薄い、頼りなさげなブッシュ大統領を演じたサム・ロックウェルが良い
アメリカのできる男の伝記
ホワイトハウスで力を得て軍産複合体のCEOと成り、エンドロールが流れる。ここで終わってくれよ、というイヤミか。
ただできる男は世論調査と法律解釈を後ろ盾に更なる名と実を握ってゆく。
中東の秩序を壊したのがブッシュJr/チェイニーだが、オバマの不作為がISISの跋扈、中露の国境線変更を許したと言える。世界情勢はアメリカの政治ゲームの駒の一つ。巻き込まれる他国はたまったもんじゃない。
役者の共演も見もの
妻役のエイミー・アダムス(最近、いろいろな映画で見ますね)に対して、主役を演じたクリスチャン・ベイルは、若い頃を演じているときは面影があるけれど、ハゲになってくると、誰が演じているのか分からないw
サム・ロックウェルが演じたブッシュジュニアのボンクラぶりもよかったし、スティーブ・カレルも流石。
重い内容だけれど、素晴らしい演出のコメディタッチで描いてエンタメしているのはスゴイ。最後のセリフでもクスッと笑ってしまいましたが、客の入りはイマイチでした。
アメリカの政治家や最近の出来事などが散りばめれらているので、事情を知るアメリカ人だったらもっと楽しめるのかなと思いましたが、何がなんだかわからないという理由で点数を下げるのはナンダかね。
権力のまわりには女性の影あり
権力に取りつかれた史上最強の副大統領の実話。奥さんのあげまん効果がすごい。いつの世も権力のまわりには女性の影ありですね。
でも僕は映画は主人公が魅力的でないと入りこめないなぁ。
特定外来種認定
ココでの星付けは、皆さん色々とあると思いますが、自分は基本的に星5はSTAR WARSのみ。内容云々関係なしに、生まれて始めて観たものであり、その後の映画館三昧を決定付けたものであるから(苦笑)。
前置き長かったですね。これ、飛び抜けました。マネーショートも中々に良かったのですが、なんというか…別次元。
ここ最近で言えば、コレとスパイダーバースは、ホントに痺れたなー。
あ…すみません。まずは観て下さいな。
Belief? Huh...
終始主人公の動機や信念を語らない。そんなのこいつにはねぇと言わんばかり。権力にしがみつくことが全て。そのための技術のみつくす。その場限りの出鱈目な言葉の使い方、日米現政権にも通ずる。
信念が見えないだけに、話の推進力が弱くなる。歴史をなぞった感が否めない。大河ドラマでは尺が足りない。リンがディックを見初めた動機が分からない。主席補佐官に上り詰めた経緯が、あの喩えでは煙に巻かれる。リンの有能さを垣間見るシーンが少ない。パパブッシュによる湾岸戦争、特にイラク手前で寸止めした経緯は全カット。国防長官としての活躍がないと、引退への流れが本当に唐突になってしまう。ハリバートンCEOとしての役割も内容が薄い。テレビドラマにした方が良かったかもしれない。ベイカーにもスコウクロフトにも出てきて欲しい。
クリスチャン・ベール!
クリスチャン・ベールの役作りが凄い!ストーリーはアメリカ政治に詳しくないと、ちょっと分かりにくいかなー。過去に、世界で色々やらかしてるアメリカですが、今回も酷い(苦笑)トランプもアメリカ大統領独裁論(なんか難しい名前がついてた理論)を引き継いでるのかもしれませんね。全体的に皮肉が効いてて、変に不快にならなかったです。それにしても、ブッシュをおバカに描きすぎ!
面白い!
マイケル・ムーアの作品とも一味違うブラックユーモアの効いた作品。
ドキュメンタリーの中でも面白い構成。
保守とかリベラルとか関係なく楽しめる。
政治的信条はさておき、これは、チェイニーの愛の物語。妻への、娘たちへの、そしてアメリカ国民への。
真実を知ったからといってリベラルぶってるんじゃねぇ〜よ!と、恐らくこの作品の多くの観衆も茶化す挑戦的な作品。
【難解なテーマを上質なエンタメ作品に仕上げるアダム・マッケイ監督の辣腕に唸った作品。】
ー 前作「マネーショート」もそうであったが、政治・経済という、ややもすれば難解になりがちなテーマを諧謔味を摺りこみながら分かりやすく観る側に伝える術の冴えは流石のアダムマッケイ監督。ー
・今回は狂言回し役が効果的に描かれ、物語の分かりやすさ、面白さを増幅させている。
・しかし、その裏側で当時の政権が行った事を辛辣に暴き、更にその流れを加速させている”オレンジ色の顔の男”を痛烈に面罵する気概が気持ち良い。
・先週公開のロブ・ライナー監督の「記者たち」と合わせて観ると面白さが増すと思います。
(個人的には先に「記者たち」を観るほうが良いと思います。)
めっちゃ面白い政治の内幕もの
アフガン戦争、イラン侵攻に至る裏側を、権力欲に取り憑かれた人間の行動から描いた作品。
こういうことが起きないように憲法があるはずだが、それも我田引水的に解釈されると防げないのかと暗澹たる気持ちになる。
今の日本でも同じことが起きているかも。
作品の作り、構成も、インパクトがある。ものすごく楽しめた。
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