劇場公開日 2019年4月5日

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バイスのレビュー・感想・評価

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全164件中、1~20件目を表示

4.5リベラル派からの一方的な攻撃ではない。

2019年5月29日
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笑える

怖い

知的

ディック・チェイニーやブッシュ政権、共和党への痛烈な皮肉と攻撃にも見えるが、劇中で触れているように、一個人や一陣営を非難するための作品ではない。矛先が向いているのは、外面のイメージや曖昧な印象だけを見て事態を理解しようとしない大衆に向いていて、むしろチェイニーという人物(とその妻)についてはある種の魅力を感じ、面白がっているようにも思える。つまり本作は、社会派のブラックコメディではあるがプロパガンダ映画ではないのだ。

もちろん根底には『マネーショート』の金融業界に対する怒りと同種の、国家権力への怒りがある。では悪者がいなくなれば世の中はよくなるのか? 繰り返し繰り返し悪者をのさばらせるシステムを成り立たされているのは誰なのか? そういう俯瞰の目線があるからこそ、たやすく日本にも置き換えられるし、ぶっちゃけ笑ってられないくらい日本の現実について考えさせられる作品であったと思う。

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バッハ。

3.5権力とは何なのか

ローチさん
2019年4月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

お飾りの役職だったはずの副大統領の立場で、アメリカを牛耳って魅せたチェイニーはどういう人物なのかについて、丹念に迫っている。クリスチャン・ベールのなりきり芝居は今回も素晴らしい。エイミー・アダムスが演じる妻のリン・チェイニーもユニークだし、スティーブ・カレルのラムズフェルド、サム・ロックウェルのブッシュ大統領もそっくりだ。
見た目の再現度が高いゆえにこんな滑稽なことがまかり通るか、という驚きを隠せない本作だが、多くの人々はなぜ彼の大言壮語に乗ってしまったのだろうか。権力とは本当につかみどころのない、フワフワとしたものだが、本作を観ると本当に実態のない思い込みに過ぎないのではないかと思えてくる。
直接関係ないのだが、ナチの大尉の軍服を着ただけで権力者になりすました兵隊を描いた『ちいさな独裁者』を思い出した。権力は幻想にすぎない。だから大言壮語の上手いやつほど権力に近づけるのかもしれない。同時代の空気を知るには『記者たち』と合わせて観るのも良い。

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ローチ

4.0この時代に生まれるべくして生まれた珍種映画と呼びたい

2019年4月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーの半生を描いた本作は、実のところアメリカ国民にとっても「知られざる物語」だったとか。祖国をイラク戦争へ導いた張本人とも言われる彼だが、その政権を掌握していく過程と、一転して家庭人たるその素顔に、我々の心はただただ翻弄され続ける。

作り手たちの共通認識として「決して悪人と決めつけず、その人生をいったん肯定した上で描く」というものがあったそうで、だからこそシェイクスピア劇をも思わせる「人間そのもの」の探求として観る者を魅了するのだろう。本作の性質上、クリスチャン・ベールの役作りばかりが取りざたされるが、実のところエイミー・アダムスやスティーヴ・カレルも凄い。成りきっている。またそれ以上に、アダム・マッケイがもたらす壮絶な台詞量とそれを余すところなく伝えるリズム、語り口に圧倒された。この時代に生まれるべくして生まれた珍種映画と私は呼びたい。

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ぐうたら

4.5画面の向こうのキャスター役、ナオミ・ワッツの起用がユニーク

AuVisさん
2019年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

知的

アルフレッド・モリナ(個人的には「スパイダーマン2」のタコ怪人の人)やナオミ・ワッツの起用法がユニークで思わずニヤリ。本作の中で、ブッシュ政権を批判するコラムを寄稿した元外交官に報復するため、その妻がCIAエージェントであることをリークするようチェイニーが指示したエピソードが出てくるが、この実話をドラマ化した「フェア・ゲーム」の主演がワッツ。彼女の起用は同作への目配せだろう。

「華氏911」の影響か、チェイニーやラムズフェルドらネオコンの面々は腹黒い政治家という印象だったが、クリスチャン・ベールやスティーブ・カレルが演じているせいか、妙に愛嬌や魅力があって困る。サム・ロックウェルによるブッシュのボンクラ感も最高だし。

同じブッシュ政権の問題を扱った「記者たち 衝撃と畏怖の真実」と比べると、こちらの方が楽しめた。2作を併せて鑑賞すると実態がより立体的に見えてくるのは言うまでもない。

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AuVis

4.0曲がる影には曲がれる愚行あり

近大さん
2019年10月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

知的

同じ製作チームによる『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は自分がお金の動きに疎い事もありちんぷんかんぷんだったが、本作はなかなか。
題材に興味惹かれた。

ブッシュ政権時の副大統領、ディック・チェイニー。

恥ずかしながら、本作でチェイニーの事を知ったくらい。
そもそもアメリカの大統領は誰でも知っているが、副大統領までは知らない。
何故に副大統領の事を描く…?
何故ならこの副大統領、ただの副大統領ではない。
“影の大統領”であり“史上最強の副大統領”であり“史上最悪の副大統領”であった…。

ある意味、サクセスストーリーとでも言うべきか。
元は田舎町の電気工。
やがて政界に入り、首席補佐官、下院議員、国防長官、そして副大統領へ。アメリカ政府を裏で操るまでに。
大出世というより、上り詰めるという言葉の方がぴったり。
その成り上がり術は、少しでも恩恵に預かりたいくらい…?

が、最初から世渡り上手ではなかった。
電気工時代は酒に溺れ、しがない毎日。
そんな彼の尻を叩いて一念発起させたのは、妻のリン。
後の大権力者も、妻の内助の功あってこそ。

政界に入ってからは、そこは“自分の世界”。
まず、誰に仕えるか。その見極めの目が光った。
当時下院議員だったラムズフェルドの下に就き、信頼を勝ち得て、政治の表と裏を学ぶ。
野心は勿論あったであろう。でなければ、あそこまで上り詰めたりはしない。
でもそれを表面に出さないで、あくまでも一歩下がり、忠実で裏方に徹する。
ブッシュから副大統領を打診された時も。
アホなブッシュが最高権力者の座に就くより、政治の表と裏も知っている自分の方が適任だったかもしれない。
しかし、これでいいのだ。名ばかりの大統領はアホにくれてやり、彼を盾にしその影で、自分が…。
良く言えば出来るやり手、悪く言えば虎視眈々、権力、欲…。
見ていたら、次第に末恐ろしさすら感じ始めた。

全てが順風満帆ではない。
党が敗れ一時は政界を去った事もあるし、何より彼を苦しめたのは、持病の心臓病。
倒れた事も一度や二度ではない。命の危険や移植が必要なくらい深刻。
倒れてもその度に復活し、政界では良くも悪くも手腕を振るう。
その不屈の精神(権力欲?)にはさすがに頭が下がる。

作風は思ってた以上にコメディ色が強い。皮肉と風刺の政界ブラック・コメディ。
監督アダム・マッケイは元々コメディ畑出身で(はっきり言うとおバカコメディが多かった)、『マネー・ショート』で思わぬ才を発揮。ピリリと辛口の滑稽な笑いとトリッキーな演出(途中でエンドクレジット…!?)で、快テンポで見れる。

でもやはり、主演クリスチャン・ベールだろう。
チェイニーの若い頃から老年期まで、特殊メイクを施し、仕草や口調まで完コピしたという。
圧巻は話題の肉体改造。20㎏の増量。
実際のチェイニーの画像も見たが、あまりの激似に仰天…!
毎度毎度の徹底した役作りは凄まじいが、増減の肉体改造は心配するくらい。
それほどの大熱演、怪演は一見の価値あり!

ベール以外も、ラムズフェルド役のスティーヴ・カレル、ブッシュ役のサム・ロックウェル、パウエル役のタイラー・ペリーら個性派が、未だご健在の政治家たちを激似メイクで巧演。
中でも、妻リン役のエイミー・アダムスはさすがの好助演、存在感。
それにしても、本人たちはどう思っているんだろう…?

伝記映画はその人の偉業を称える事が多いが、政治家の伝記映画の場合、勿論それを描きつつも、そうでない事の方が多い。
殊に本作に至っては、チェイニーを称賛するような描写や作風はまるでない。寧ろ、どちらかと言うと…。
だってチェイニーは、“史上最悪の副大統領”。
そう呼ばれる所以は…

あの9・11の報復として始まったイラク戦争。
表向きはブッシュの好戦的な決断のように思われているが、本作を見ると実際は…。
イラク戦争を始めた黒幕は、チェイニー。
全ての情報を自分の所で留め、確たる証拠も無く独断で決め、歪曲した決定をあたかも真実かのように大統領に報告し…。
結果この戦争は、テロリストだけを葬るのならまだしも、米軍兵やイラクやアフガンの民間人にも死傷者多数。テロ首謀者に固執するあまり、別のテロリストを野放しにし、新たな被害を拡げさせてしまったという大愚行。
チェイニーにとっては正義という大義名分だったかもしれないが、それは独善以外の何物でもない。
正義とは…? 報復とは…?
ベトナム戦争の過ちを思い返させるような、何故こんな戦争を…?
何故それに至った…?
本作は単なるヤバすぎる暴露話、政界ブラック・コメディではない。
チェイニーを題材にし、その過ちを痛烈に糾弾したメッセージ性の強い社会派ドラマでもある。

アメコミやシリーズ物やリブートやアニメの実写化続き嘆かれるハリウッドだが、ちゃんとこういう作品も作る所が、本当の意味で“自由の国アメリカ”。
トランプ批判映画もこれからどんどん作られていくだろう。
それに比べたら日本映画界は…。
日本でもこういう挑戦的な社会派映画を作ろうとする考え、無いのだろうか…?
例えば…、田中角栄を題材にして、その破天荒さや手腕や野望や失脚までを包み隠さず、往年の山本薩夫監督作のように圧倒的なパワフルさと熱量で、上映時間も3時間の長尺で見応えたっぷりの社会派エンタメとして。
題して、『日本列島改造』!
如何でしょう、日本の映画製作関係者の皆さん?

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近大

4.0真逆の立場

2019年8月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

難しい

映画「記者たち」が真相を暴く立場なら、こちらは真相を隠蔽する立場。

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レイ零号機

3.5チェルニーを通してみる私物、米国

doronjoさん
2019年7月12日
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怖い

釣り好き少年が、母に捨てられないことだけをモチベーションに感情を排除した人生を歩みだしてその結果…というストーリーと解釈した。

母の役割だったのは、妻のリン。
(それを明確にするためにチェイニー自身の血縁者を登場させていない)

工事現場の事故者=イラクの負傷兵
チェイニーの対峙態度の変化が少年の変化。


チェイニーがどうというよりは、世界最強の国が私情で動かせてしまうという米国のシステムのあり方への批判であり、トランプ政権への批判でもあったと感じた。

しかし、こうやって直接的に政治批判を表現できるのは日本にはない良さだと感じた。

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doronjo

4.0コメディ 風刺とは

U-TAさん
2019年7月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

怖い

コメディ 風刺は正にこうでなくちゃと…
観客を楽しませながら、きっちりと現実も伝えている。 全く今の日本ではないか…
ウォーマンラッシュアワーの彼は観たかな?
みな 役者たちがのモノマネ演技もいい感じ
レストランのメニューのシーンとか最後の釣り針と様々なルアーとか…政治理念(belief)?と聞かれて爆笑のラムズフェルド…そりゃそうだ fishingに理念なんて…どんな餌を撒くかだ…最後は観客にお前ら釣り上げられる魚なんだと突きつけられる
シニカルでブラックだった

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U-TA

4.5もっと知らなければ・・・

2019年7月1日
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アメリカの政治をもっと知ってから見るべきであった🤭

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おっさん

4.0タイトルなし

mtmtさん
2019年6月22日
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鑑賞方法:映画館

やっぱりアメリカってスゴイ! 日本ならシリアスな再現VTRにしちゃうところを、ちゃんとコメディに仕立てちゃう。 この幅のあるエンタメ底力にはかなわないなー。

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mtmt

4.5勉強になる映画ー今の日本にも通じるところがある

2019年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

大変観ごたえのある映画でした。
この映画を観る1か月前に、マイケル・ムーア監督「シッコ」を観ていたので、今のアメリカ社会のどうにもならない問題や空気感がわかっていたことも、この映画を観るうえで為になった気がする。
チェイニー役のクリスチャンベールはもはや原型が思い出せないくらいの役作りですごかった。
脚本、演出、すべて良かった。
難しい内容のはずなのに飽きなかった。
9条のことで揺れている日本にも通じるところがあり、今観て良かった映画。
「バイス」を観てから、「記者たち」も観て、さらに勉強になった。
当たり前だけれど、戦争はしないほうがいい。

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ぴなちゃん

3.0子ブッシュがたいへんダメな政治家なのか理解できた

YAS!さん
2019年6月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

「ボヘミアン・ラプソディ 」と同様、脚色の多い伝記映画

この映画はチェイニー氏を通して、ブッシュ家と子ブッシュがどれだけダメな政治家一族なのかを知らしめる映画である。
主要登場人物はネオコンと呼ばれていた1団であったが、映画では全く触れず。
カッコよく見せたくないのでしょう。
そして、主人公ディック・チェイニー氏の口癖の「ファック!」は劇中1度もないばかりか、人間性が出るような苦悩場面が描かれず、
政治にはいろいろな暗躍等がある筈だが、単純な駆け引きのみで展開する。
アメリカの政治が行われた様に描き、 猿でもわかるように、 解りやすく単純明快に映画を創っているので
観ている人に感情移入をさせずに、事実だけを追う映画である事が残念。

チェイニー氏が政界入りしたのはインターン時に州知事の下についたのがきっかけだと思っていたが
映画ではラムズフェルドとの関りを強く描いていたが、????? まぁいいか

臓器提供が行われたきっかけの事故には驚いた!
チェイニー氏はてっきり人工弁使用していると思っていた。

日本人は対岸の火事として観るが、脳味噌がない対岸の人たちは
この映画を素直に観て、勉強するのだろう。

この映画を観たら「華氏119」を観たくなりました。
同じようにアメリカで流行っている映画作り方ではあるが、 マイケル・ムーア監督よりもアダム・マッケイ監督の方が優れているのがよく解る。
ビビットユーモアが効いているのはブラビの影響かな

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YAS!

3.0アメリカの政治情勢とブラックユーモアがわかればもっと面白く感じたか...

2019年6月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アメリカの政治情勢とブラックユーモアがわかればもっと面白く感じたかもしれないが今ひとつ乗り切れなかった。時の指導者のちょっとした判断で戦争が引き起こされる。今のアメリカに通じる事であり空恐ろしい。

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tsumu miki

1.0マネーショート は 裏の複雑さ

Mi6さん
2019年6月12日
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単純

寝られる

映画バイスは Cheney Rumsfeld Busch の三人の事を、現在進行形の情報とイメージを普通に知ってる人には駄作。知らない人にも 裏情報なしの 、Busch大統領を凡人以下に描いて イラク侵攻の 最高戦犯のBusch大統領を 免罪しただけの 、共和党への忖度映画。
マネーショート は 大傑作。
バイスは、わざわざ映画を作った意図も役目もムダの更にムダでした。

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Mi6

4.0本人没後じゃなくても関係ない

2019年6月8日
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チェイニーはまだ生きてる。
死んでない。
なのに、本作は作られた。

面白いなぁと思う。
日本でこういう人物がいたとして、この映画を本人生前に作れるかな。

それぞれ観た人はワイワイ言いたくなるかもしれないけど、ワイワイ言ってもらうための映画なので、術中にハマってるわけだよな、と。

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ダックスフント

3.5意外にも笑える

META坊さん
2019年5月27日
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鑑賞方法:映画館

ジョージ・W・ブッシュ政権での副大統領を務めたディック・チェイニーを描いた作品。

社会派に属する作品だと思うが、重厚かつ堅苦しい雰囲気かと思いきや、意外にも笑いの要素が多く、半分コメディかと思うほどだ。
アメリカンジョークと言うのか、閣僚たちの口からは、やたらと汚い言葉が発せられる。
ろ、
もっとガッチガチの作品かと思っていただけに、肩透かしを食らった感じ。
チェイニー役のクリスチャン・ベールはじめ、ブッシュ大統領役やパウエル国務長官役も、何気に似ていて違和感を感じない。

それにしても、ブッシュ元大統領によって、引き起こされたと思われていたイラク戦争が、実はこの男の手によるものだったとは。

とても興味深い内容で面白かった。

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META坊

4.5批判の対象はチェイニーではなく

もへじさん
2019年5月12日
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鑑賞方法:映画館

決してチェイニーを批判するだけの映画ではなく、そのような体制がまかり通る制度、それを間接的に支える我々が批判されていると感じた。チェイニーはむしろ、これはこれで筋が通った好ましい人物であるようにみえた。その作りが良かった。観客にその先を考えろと強いる作品は、とても好き。

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もへじ

4.01回目エンドロールでツッコミの練習

なおさん
2019年5月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

知的

全員は分からなくても、ニュースで見聞きする程度の人物(ブッシュ親子、ラムズフェルド、ライス、パウエルくらい)さえわかれば充分楽しめる。

ラストカットで「これ、お前らだろ」と観客の頭をかち割りにくるところは、『トゥルーマン・ショー』を思い出した。

悪ふざけとしか言いようのない1回目のエンドロールとか謎の語り手とかは大好きだが、多少のエクスキューズはあるものの、ここまで真っ向からやってしまって大丈夫なのかとは思った。
「奥さん大好き」「娘たちが何より大事」というところは、人間味があると思ってしまったが…。

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なお

3.0私は謝らないぞ!

みなさん
2019年5月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

寝られる

途中まで面白かった気がするんだけどクライマックスの大事なところで寝ちゃったな〜。私だったら青年期にこんな男とは瞬殺で別れてるけど、それを奮起させて副大統領まで持って行った奥様は勇者。ディック・チェイニー氏は今なおご存命なんですね。

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みな

3.5とにかく似てる

Jiroさん
2019年5月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

主人公のチェイニーはもちろん、父ブッシュもジュニアもラムズフェルドもパウエルもライスもとにかく似てる
似すぎている

ブッシュ政権時代の副大統領ディックチェイニーの半生を当人確認を取らずに、公然の事実をもとに作った怪作

政治家としてポンポン出世していく様は小気味良く、同時に世の中おかしなシステムだよね!?という風刺が効いている

「一元的執政府理論」
の拡大解釈に走るシーンは権力欲に取りつかれる役のソレなわけだけど、合衆国憲法に保障される最大権力機構としての大統領って発想は一方でマーヴル的で実にアメリカっぽいなと

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Jiro
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