劇場公開日 2019年4月5日

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バイスのレビュー・感想・評価

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4.0Good Modern Historical Drama

2021年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Seeing Will Ferrel on the producer credits is a surprise considering the serious skewing of American politics in this analysis of former Vice President Dick Cheney's contributions to turbulent culture of the US today. Handled similarly with direct monologues as in The Big Short, Vice arguably hits the nail on the head pretty well in showing why the country has changed so much in the last 20 years.

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Dan Knighton

4.5リベラル派からの一方的な攻撃ではない。

村山章さん
2019年5月29日
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怖い

知的

ディック・チェイニーやブッシュ政権、共和党への痛烈な皮肉と攻撃にも見えるが、劇中で触れているように、一個人や一陣営を非難するための作品ではない。矛先は、外面のイメージや曖昧な印象だけを見て事態を理解しようとしない大衆に向いていて、むしろチェイニーという人物(とその妻)についてはある種の魅力を感じ、面白がっているようにも思える。つまり本作は、社会派のブラックコメディではあるがプロパガンダ映画ではないのだ。

もちろん根底には『マネーショート』の金融業界に対する怒りと同種の、国家権力への怒りがある。では悪者がいなくなれば世の中はよくなるのか? 繰り返し繰り返し悪者をのさばらせるシステムを成り立たされているのは誰なのか? そういう俯瞰の目線があるからこそ、たやすく日本にも置き換えられるし、ぶっちゃけ笑ってられないくらい日本の現実について考えさせられる作品であったと思う。

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村山章

3.5権力とは何なのか

2019年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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知的

お飾りの役職だったはずの副大統領の立場で、アメリカを牛耳って魅せたチェイニーはどういう人物なのかについて、丹念に迫っている。クリスチャン・ベールのなりきり芝居は今回も素晴らしい。エイミー・アダムスが演じる妻のリン・チェイニーもユニークだし、スティーブ・カレルのラムズフェルド、サム・ロックウェルのブッシュ大統領もそっくりだ。
見た目の再現度が高いゆえにこんな滑稽なことがまかり通るか、という驚きを隠せない本作だが、多くの人々はなぜ彼の大言壮語に乗ってしまったのだろうか。権力とは本当につかみどころのない、フワフワとしたものだが、本作を観ると本当に実態のない思い込みに過ぎないのではないかと思えてくる。
直接関係ないのだが、ナチの大尉の軍服を着ただけで権力者になりすました兵隊を描いた『ちいさな独裁者』を思い出した。権力は幻想にすぎない。だから大言壮語の上手いやつほど権力に近づけるのかもしれない。同時代の空気を知るには『記者たち』と合わせて観るのも良い。

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杉本穂高

4.0この時代に生まれるべくして生まれた珍種映画と呼びたい

2019年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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興奮

知的

ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーの半生を描いた本作は、実のところアメリカ国民にとっても「知られざる物語」だったとか。祖国をイラク戦争へ導いた張本人とも言われる彼だが、その政権を掌握していく過程と、一転して家庭人たるその素顔に、我々の心はただただ翻弄され続ける。

作り手たちの共通認識として「決して悪人と決めつけず、その人生をいったん肯定した上で描く」というものがあったそうで、だからこそシェイクスピア劇をも思わせる「人間そのもの」の探求として観る者を魅了するのだろう。本作の性質上、クリスチャン・ベールの役作りばかりが取りざたされるが、実のところエイミー・アダムスやスティーヴ・カレルも凄い。成りきっている。またそれ以上に、アダム・マッケイがもたらす壮絶な台詞量とそれを余すところなく伝えるリズム、語り口に圧倒された。この時代に生まれるべくして生まれた珍種映画と私は呼びたい。

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牛津厚信

4.5画面の向こうのキャスター役、ナオミ・ワッツの起用がユニーク

2019年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

知的

アルフレッド・モリナ(個人的には「スパイダーマン2」のタコ怪人の人)やナオミ・ワッツの起用法がユニークで思わずニヤリ。本作の中で、ブッシュ政権を批判するコラムを寄稿した元外交官に報復するため、その妻がCIAエージェントであることをリークするようチェイニーが指示したエピソードが出てくるが、この実話をドラマ化した「フェア・ゲーム」の主演がワッツ。彼女の起用は同作への目配せだろう。

「華氏911」の影響か、チェイニーやラムズフェルドらネオコンの面々は腹黒い政治家という印象だったが、クリスチャン・ベールやスティーブ・カレルが演じているせいか、妙に愛嬌や魅力があって困る。サム・ロックウェルによるブッシュのボンクラ感も最高だし。

同じブッシュ政権の問題を扱った「記者たち 衝撃と畏怖の真実」と比べると、こちらの方が楽しめた。2作を併せて鑑賞すると実態がより立体的に見えてくるのは言うまでもない。

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高森 郁哉

3.5アダム・マッケイ節‼️

2022年1月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

マネー・ショートの絶大なインパクトそのままを持ってきたアダム・マッケイの監督、脚本の手腕は本当に素晴らしいと思う👍
そしてクリスチャン・ベールのなりきり振りもさることながら、エイミー・アダムスやスティーブ・カレルの役どころも最高🙌
チェイニー、そしてブッシュ👏
無茶苦茶な奴らだ🤚

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ヒックス伍長

1.5そんなにおもしろくもない

2021年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

なんちゅう映画笑
日本で言うとどういう感じだろう、小泉政権あたりの映画観てるような時代感覚ということでしょうか。よくやるわ。。

クリスチャンベールの仕上がり具合。腹が完璧。それは、もういいか。
なんだろう、興味を引かれる部分もあるが話自体はそんなにおもしろくもない。たしかにねじ曲がってるけど、これ以上にねじ曲がってインパクトある人が直近でいたし、この程度の権力掌握ではごく当たり前の政治家の話に思える。なので感想は以上になる。

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okaoka0820

3.5知らなかったチェイニーな存在

syさん
2021年11月13日
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鑑賞方法:VOD

911の背景に、
ブッシュ大統領に、
副大統領のチェイニーの存在があったことをこの映画で初めて知った。
最近、側から見ている政治が、参加しなければ何も変わらないこと、興味を持って、政治に参加する必要があるんだと強く感じる。
チェイニーが最後に言ったように、
民主主義では、政治家を選んだのは自分で、
その結果は自分に跳ね返るものだから。

チェイニーなの人柄は映画を通して多くわかったが、
木の映画で言いたかった事は何なのか。
うむそを通して大量虐殺をしてしまった事?
誰得何かが分からない。
何の為に?

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sy

3.03.2権力

asaさん
2021年9月26日
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asa

4.0ラスト数秒でアメリカの実態が分かる

2021年1月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

チェイニーがラムズフェルドの弟子だったというのは初めて知った。個人的な権力欲だったのか国家の非常事態での緊急手段だったのかはよく分からないが、エンドクレジットのギャグが表現するように、人生一回詰んだと思えばなんでも出来たというところか。ともあれリベラル=先進、保守=時代遅れという単純なモノでもない事はよく分かった。米国のように外交からLGBTまでセットで究極の二択と、日本のように選択肢が多すぎてどれも中途半端なのと、どちらが理想の民主主義に近いのか、これを観るとますます答えが出なくなる。ライス補佐官は思わず本人カメオ出演かと思ってしまった。

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あっきー

2.0事前に下調べした方が面白いかと。

2020年12月21日
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見終わった後色々と検索したり調べたくなる映画です。
普段あまり脚光を浴びないはずのアメリカ副大統領のお話です。

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しじみの短い感想文

3.0権力の怖さ

たけおさん
2020年12月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

権力を乱用した副大統領の人生が描かれています。
社会は映画のためかなり重い内容です。
序盤でこそクリスチャン・ベールとわかりますが後半は全くわかりません。
マシニストとは真逆で増量したとのこと。
海外では当たり前なのかは知りませんが、
役作りへのこだわりには頭が下がります。

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たけお

3.0このアメリカ大統領たちに振り回されているんだよね。

2020年11月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

ブラックジョーク満載のバイスプレジデント、チェイニーの真実だが、正直、ブッシュも相当とんまなヤツだと思う。
はっきり言って、アメリカもレーガン、パパブッシュ、クリントンまでは、それなりの権威を持っていたと思っていたところで、
ブッシュが大統領になって、ん???なんか、この人大丈夫?ということになり、裏で、ここまで、チェイニーがやりたい放題とは知らず、
日本もずいぶんとこの人たちに振り回されていたんじゃないかと。

そして、その後のトランプ政権。
アメリカって、ブッシュ以降、実はなんでもアリってことになっていたのでは。
でも日本も安倍さんに散々やりたい放題されて、それでもよしってことになっていたことを考えると
今の民主主義は、取り急ぎ、経済さえ回っとけば、あとは感知せず。
それが、国民の本音なのかもしれない。

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七星 亜李

4.5強欲と混沌の国

柴左近さん
2020年11月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

知的

面白い。監督の優れた手腕のお陰でアメリカの政治の歴史を分かりやすく笑えるエンタメとして成立している。まぁ実際には全く笑えないわけだけど。

子ブッシュ政権を牛耳る副大統領の話なのだが、この時に限らずアメリカは
法の拡大解釈
メディアを使った誘導
とってつけたような大義
つまり何でもできる権力を使って世界をかき回してきたんだなと
日本を戦争に引っ張り出したときもイラク戦争のときと何ら変わっていない。
最後のペンタゴンの市民のインタビューシーンが今の世界を表している

この映画の語り手の意外な正体
上手すぎるクリスチャン・ベール
子ブッシュにしか見えないサム・ロックウェル
権力ババアすぎるエイミー・アダムス
俳優陣にも拍手!

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柴左近

2.0実話を茶化したのはクレーム逃れ?

odeonzaさん
2020年10月17日
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鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

4.0駄目ブッシュ再認識。

Aprilさん
2020年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

序盤はかなり眠い感じだったけど、話の展開が有ったときから楽しめた。
やっぱり政治って世襲は駄目だよね。
政治にお金が掛かるというのが一番悪い事。
どこの国ももっと国民も賢くならないと駄目。

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April

4.0どこまで許せて許せないのか

2020年8月15日
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無能だと馬鹿にされ続けても、自分の信条と家族を大切にして取り組み続けていれば、報われる時がくる。国家の最大の危機を冷静なリーダーシップで乗り越え・・・という話にできなくもない。ワシントンD.C.で起こっていることに関心を持ち、学び、考え続けなければいけないと思いました。

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xmaseve1974

5.0権力とカネの亡者を、アメリカ型民主主義では排除できない。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

権力とカネの亡者。
チェイニー元副大統領を一言で評するなら、この言葉がふさわしいのでしょう。

他人がどれほど死のうが良心のカケラもとがめない、クズ中のクズ人間。
こいつが率いる「戦争産業」「石油産業」の儲けのために、いかに政府を乗っ取り、独裁権を行使したか。

クリスチャン・ベールの名演技によって、克明に描かれている映画でした。

911テロを受けて、テロの犯人であるアルカイダと無関係なイラクを相手に、アメリカは開戦します。
狙いはイラクの油田地帯の権益をぶん獲り、山分けすることです。

開戦の口実は「大量破壊兵器が存在すること」でした。
完全なデッチアゲでしたが、パウエル国務長官に国連でデタラメな演説をさせ、開戦へと持ち込みます。
パウエルは、この演説が人生で一番嫌な仕事だったと述懐しています。

この演説中、実際にはイラクにいくらでもいる単なるチンピラの一人に過ぎないザルカウィの名前を挙げて、「イラクにもアルカイダの手先がテロ組織を拡げている」とことさら危険をアピールしたため、ザルカウィは周囲から過剰な注目を集め、テロリスト志願者が勝手に押し寄せるようになり、1年で本物のテロ組織「イスラム国」が出来上がってしまいます。

反米を後押ししたのは、またしてもアメリカ自身だったという構図です。

チェイニーは、政府に入るにあたって、CEOを務めたハリバートンから超巨額の退職金を受け取りますが、副大統領に就任後、同社と随意契約を繰り返し、数十億ドルの契約を同社に与え、ハリバートンの業績は急上昇、株価も5倍に値上がりしたとのこと。

こういう映画を観て、思うのです。
民主主義体制というのは、それを悪用する人間が出てこないことを前提にしている体制です。

そのために極悪人を排除する装置が選挙という制度ですが、本物の極悪人なら、この制度を悪用しようと思えばいくらでも悪用できるのだという警鐘なのだろうと感じたのでした。

たった一度や二度の選挙で、人に全権を与えてしまう制度の弊害が、アメリカにせよ韓国にせよ、明白になってきた昨今、日本のように、何度も選挙のチェックを受けてきた人間だけしか権力の頂点に到達することができない議院内閣制度のほうが、実は民主主義の制度として優れているのかも知れないと考えさせられました。

直接民主制の「国民投票」によって、英国がBREXITでどれほど悲惨な状況に陥ったか。
韓国がローソク革命でどれほど酷い売国奴を大統領に選んでしまったか。

そしてこの映画のディック・チェイニーが、たしかに選挙を戦ったのは事実ながら、その選挙はブッシュ大統領の後ろにコソコソ隠れて当選しただけに過ぎないこと。

こういう事例こそが、直接民主主義の陥穽なのだと再認識させられたのでした。

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お水汲み当番

0.5つまらなくなって最後まで観れなかった

見聞さん
2020年7月4日
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アメリカを良く知る人にはきっと面白いのだろうな

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見聞

4.5どブラックコメディ

2020年4月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

9.11後のイラク侵攻を導いたとされているディック・チェイニー副大統領がいかにして、権力を持っていったのかが描かれるブラックコメディ。
.
ここまでのブラックな映画を作れるのはアメリカならではだな。ディック・チェイニーがしたことを面白おかしく描いてくれて、わかりやすい。
.
特に心臓移植の場面なんて、しぶとい、早く死ね、とも言わんばかりの描き方(笑)こんなブラックなのは日本では作れないだろうな到底。
.
ハリウッドが作ったリベラル派の政治映画と言われてしまうかもしれないけど、最後までちゃんと見ればそれは違う。ディック・チェイニーを選んだのは他でもない国民一人一人だからね。
.
2019年のアカデミー賞にこの作品もノミネートされてたけど、ブラッククランズマンといい、バイスといいかなり攻めた作品がある中結局グリーンブックという万人受けが選ばれてたんだね(笑)私はバイス2019年ノミネート中だったら好きかも。

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せつこん
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