君は月夜に光り輝くのレビュー・感想・評価
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永野芽郁の凄さ
とにかく永野芽郁が凄い。
スクリーンに映し出されるシーン毎に透明感に圧倒されました。
本当に病気なのか?と思わせられつつ進行して行きます。
家族や他のキャストの感情表現はストーリーからするとちょっと違うかな?と思ってしまいました。
もっと泣けるシーン満載かと期待していましたが、少しばかり肩透かしだったと言うのが正直なところです。
しかしながらラストの回想シーン、愛してるのセリフ辺りは自然と涙が出ました。
最初のお墓のシーンで亡くなっているのは分かっているはずですが、本当にまみずが愛おしく、なんとか生き延びて欲しいと祈るような気持ちを起こさせる永野芽郁の演技は素晴らしかった!!
彼氏役の北村匠海の雰囲気もとても良かったですよ!!
一瞬一瞬を大事にしたくなる
涙って量じゃないんだなって、改めて思いました。
キミスイは確かにたくさん泣ける、でもキミツキは気づいたら涙が伝う、そんな感じ。
綺麗な涙が、スーッと頬を伝いました。
架空の病の話ではあるけれど、主演の永野芽郁さん、北村匠海くんの自然な演技が物語の異質さとうまく調和されて、スッと入り込める作品になっていました。
感情を声に出さずとも、観ている側に伝わるってすごいな。
月川監督ご本人が担当されたと言う脚本も、個人的にすごく好きでした。
映画やドラマのセリフって、こういう時には大体こう言うって予想ができてしまうけど、キミツキは型にはまらないあまりに自然な脚本で、それもまた受け入れやすい世界を創り出していました。
卓也の姉の過去についてもう少し触れられていたら、言うことなしの五つ星☆…かな。
その辺りは原作で確認したいと思います。
まみずは、映画を観た全ての人の中で生き続けるんだろうな。
(地元で撮影したシーンがあるみたいだけど、どこかわからなかったな…エキストラ、バイトがなければいけたのに。)
泣かせるにはテッパンの設定
永野芽郁さん観たさに映画館へ。
館内は高校生中心の若い子だらけでおじさんは僕くらいでした(笑)。
ストーリーは余命幾日のラブストーリーという泣かせるにはテッパンの設定で、実際に館内はあちらこちらですすり泣く声が。これは若い子が観たらたしかに泣ける映画だと思います(おじさんの僕には泣けませんでしたが)。
永野芽郁さんがとても余命幾日の病人とは思えない可愛さでリアリティーには欠けましたが、ロマンチックで素敵な映画でした。
終わることが悲しくなるほどのいい映画でした
公開日に観に行きました。原作の大ファンです。
途中まで、(原作の方が面白いな)と思っていました。しかし、卓也が教室で泣くシーン、まみずが最後に卓也に向かって“お願い”を言うシーン、そしてまみずが亡くなった後がすごく良かったです。
まみずが外に出てはしゃいでる…!!(泣)(泣)
と、号泣してしまいました。
また、「卓也からもらった靴を履いて海に行きたい」というお願いもちゃんと叶えていて良いシーンだと思いました。
ただ、私は香山が好きなのですが、香山の原作ではあった描写がほとんど無くなっているのと、卓也はもっと精神的に不安定なのに、それが表現されていなかったのが少し残念でした。
でも、原作は原作、映画は映画と考えたら、素晴らしい映画だと思いました。
ぜひ、「君は月夜に光り輝く」の小説も読んでみてください。
よかったですよ☺️
北村さんの、前の映画の君の膵臓を食べたいでそうとう泣かされた(笑)ので、この映画もいっぱい泣けると思って見に行きましたが、泣くには、いたりませんでした。でもしっとりとして、月夜に輝くシーンなど綺麗でよかったです。レビューされていた方もいましたけど、若い方が見られればもっとよい感情が入ってくるかもしれませんね。テンポもいい感じで、あっという間の二時間でした。🙆
凡作
原作の出来がイマイチなので映画の方で何とかしてもらえるかな思っていたが、映画の方は更に出来が悪かった。主演の北村匠海も最初から最後まで一本調子の演技でやる気があったのかしら、永野芽郁も良くも悪くもない平凡な演技だった、ミッチーだけはいい味出していたかな。原作の重要感動ポイントもスルーしており、中原中也の詩の後に続く一節を照会してあげないないと後追い自殺を奨励しているようである。映画館は結構入りは良かったが誰一人グスリともしていなかった、まあ凡作だわな。
余命もの
まず最初に、余命ものの青春恋愛映画に対しての個人的な考えを。
私は、このジャンルの映画に闘病シーンのリアリティはそれほど求めません。
苦しんでいる所を、あんまり観たくないから。勿論、ある程度の描写は必要だと思うけども。
死ぬ間際でも、人を好きになった時は、輝いていて欲しいかな。
それと、私は中年男ですが、もし自分が若い女の子だったらと考えると、好きな人には苦しんでいる姿より輝いている姿を焼き付けて欲しいと思う気がします。
なので、映画の登場人物もそうなってくれるといいなと。
だから、終わった時に苦しんでいるシーンより、キラキラとしたシーンが印象に残る映画の方が好きです。
そしてこの映画の場合も、輝いているシーンと苦しんでいるシーンのバランスが、とても好みでした。
それで、この映画の特徴は発光病という設定にした事ですよね。
もっとリアリティのある病気にしても、ストーリーは成立していました。
でも、発光病の設定にする事で、闘病のリアリティをさほど求めなくてよくなりました。
この設定のおかげで、美しく死なせてあげる事ができましたね。
さて、この映画の印象です、ユーモラスな場面も有りますが、主演が北村さんなので全体的に落ち着いて感じました。
北村さんの雰囲気と声、このタイプの映画にはピッタリだと思います。
それから永野さん、変な表現になりますが、しっとりとした雰囲気に感じました。
いろいろな表情が染み入る様に、落ち着いたこの映画に溶け込む感じで。
そう感じさせてくれたからでしょう、ラストのデートシーンは、それは現実ではないのだけど、嘘ではない輝いた表情に見えます。
人生の最後に、人生で最高のキラキラとした気持ちを、彼女は、そして彼も経験できたのだと思います。
脇役の、そして若い二人の主役の演技がとても良い映画だと思いました。
最後に、SEKAI NO OWARIさんの主題歌も切なさと暖かさのバランスの良い、この映画に合った曲だと思いました。
男子高校生の感涙が素敵
主人公おふたりの抑えた演技が良かったです。
今どきのふたりなのにちゃらちゃらしてなくてストーリーにはいっていけました。
闘病している方からするときれいごとになるかもしれませんが、切ないながらも暗くなりすぎない、きれいな表現が私は気に入りました。
平日午前中なのに男子高校生多しの映画館は久しぶり。
ラブシーンでめちゃ小さな声で「おー」とか、鑑賞後にはなみずすすってたりと別の意味でも素敵な作品でした。
人の生死について考える
原作は未読。予告編とホームページを観て、面白そうだったので鑑賞。
いまだに解明されていない不治の病「発光病」。患者は、病院から出ることが許されず、ただ死を待つだけの日々を送らなければならなかった。発光病は、死が近づくにつれて光が強くなり成人するまで生きられないと言う。
発光病に侵された渡良瀬まみず(永野芽郁さん)に寄せ書きを届けに行った、岡田卓也(北村匠海さん)はまみずと出会う。彼女は、自分がやりたいことを卓也に代行してもらうことに。(バンジージャンプやカラオケ、メイドカフェ、ビックなイチゴパフェを食べるなど…。)
二人は、徐々に心を通わせて行きますが非情にも病は忍び寄っていて…。
主演の永野芽郁さん&北村匠海さんは、それぞれの役どころの心情を繊細に表現していましたし、脇を固める甲斐翔真さんや松本穂香さん、今田美桜さんのフレッシュさ、優香さんや生田智子さん、長谷川京子さん、及川光博さんという安心感が映画をさらに盛り上げています。
人の生死について、考えさせられる作品です。後半は涙する場面が多いので鑑賞の際はハンカチをお忘れなく…。
p.s
永野さんと今田さんは、この間終わったばかりの「3年A組」でギャップのある役どころを演じていました。改めて、役者さんって凄いなーと思いました‼
原作も読んでみようと思います。
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