君は月夜に光り輝くのレビュー・感想・評価
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(残り物に福) '18-'19冬期短命悲恋物在庫処分セール最後の一品
いや、多すぎるでしょ。今年は。なんぼなんでも。日本映画界、フォルトゥナまで悲恋ものにしちゃうから。でも、好感度と言う意味では、これが一番良い。て言うか、もう春だった…
お涙頂戴場面の執拗な波状攻撃、ガトリング砲、マシンガン、連打連打、ケチャップドバー。普通に言えば「泣ける場面の連続」です。
爽やかに病室で、スーパームーンで、同級生使って、父親引っ張り出して、またまた病室で心にも無い別れの言葉に、ロミジュリ、また屋上。トドメが少女死後のメッセージ。執拗です。が、音楽と顔芸の過剰演出が、一切無い所が気に入った!
脚本もストレートど真ん中。奇異無し、衒い無し、気取り無しで、素直に頭に入ります。
短命悲恋モノのお約束、残された者へのメッセージも、度直球の真っ向勝負。いやさ、良いの?これ陳腐って馬鹿にされるよ?なんて、突っ込みには「これが良いんじゃ、ボケが!」と、打ち返す信念すら感じてしまったりしながら。まぁ、泣けました。観客は若者ばかりで、少しだけ恥ずかしかったです。
主演の二人の演技がすばらしい!
難病による「死」を描いているものの、鑑賞後に暗く重い気持ちになるのではなく、悲しみの先にある希望や勇気やあたたかさを感じる素敵な作品でした。
その最大の立役者は、言うまでもなく主演の二人です。主人公のまみずは、余命ゼロの難病を抱えながらも、そこにいるだけでその場が華やぎ、周囲を明るくする、笑顔の素敵な女の子です。しかし、その「笑顔」は本心を隠す蓋のようなもので、その裏にある悲しみや苦しみ、死への恐怖や生への願いが、永野芽郁さんの自然な演技からひしひしと伝わってきました。
一方、そんなまみずにしだいに惹かれていき、彼女のためにできる限りのことをしようとする卓也を演じる、北村匠海くんもとてもよかったです。感情を抑えたような素朴な言動の中に、秘めた思いがにじむような演技がすばらしいと思いました。
ストーリーは、最初から死へ向かって一直線に進む単純なものです。しかし、そこへ様々な背景が絡み、それらがうまくまとまっていて、主演の二人のナチュラルな演技のおかげで、たいした事件も起きないのにふわっとテンポよく進む印象でした。
また、スノードーム、遊園地でのうさ耳、回転しながらの動画撮影、赤いハイヒール、海の場面など、様々な仕掛けが、何層にも折り重なって二人の関係を美しく描いているのも、とてもよかったです。後味のよい、きれいにまとまった作品でした。
脇役が良かった!
君の膵臓をたべたいの監督が指揮をとった作品で、それ以上の感動作とも言われており観に行きました。2作品とも共通して、相手と出会った事により生きる希望が強くなったという点で観客者に訴えてる感じがしました!
脇役のミッチーの涙の演技、優香の高校さんを気遣う大人の姿はとても良かったです。
物足りない・・
2月上旬の映画の予告を見てキミツキを知りその日に原作を購入して公開日を指折り数えて楽しみにしていました。
原作を先に読むとダメなのかもしれませんが細かい所にたくさんツッコミ入れたくなるし1番観たかったシーンがなかったりと残念な感じがしました。
原作とは違うお父さんミッチーの兼ね合いは良かったと思いますが、全体を通して感情移入や感動が薄かったかな?と思います。
映画構成云々はわかりませんがもう少し掘り下げるシーンが必要だと思いました。
エンドロール見て最後に気付いたことですが監督と脚本一緒だったんですね。
個人的にはまみずナレーションが泣きポイントなのかな?と思いますが感動する所は人それぞれですものね。
キミスイと比較しちゃいけないのは分かっててもキミスイは何度も映画館に行きましたがキミツキは1回でいいかな?というところです。
期待していた分、落胆はありましたがコレはコレ!と割りきって見たらいいと思います。
堂々と同じ映画を撮る
堂々と同じ映画を撮り、二匹目のどじょうを狙う。
主演女優を浜辺さんから永野さんに替えただけの、全く同じ映画を堂々と撮り、そして俺はそれを見て泣く。
なんじゃこりゃ、というわけですが、「きみの膵臓が食べたい」(通称キミスイ)を見逃した方、こちらの通称キミツキは、内容も撮り方もほぼいっしょですので、改めてご覧ください。ちゃんとキミスイ観た気になれます。保証します。
そしてキミスイを観たあなた。この映画、もう明らかに狙って似せてあるので、その面からお楽しみください。
男性のモノローグで始まり女性の語りかけで終わる、北村さんの話し方と性格や物腰、病室に忍び込むという表現、教室や制服が同じなばかりか、北村さんの部屋までいっしょ。さあみんなもどこがいっしょか、探してみて。
しかし永野さん、可愛いんだけど、見事にいも姉ちゃんだなぁ… そして北村さんのジュリエットは、この上なくたくましかった。綺麗な顔かと思っていたが、男らしい顔だったんだな。
この手の話は、死ぬと決まっている女性が見かけは飄々としていることが必須と思えるが、永野さんもまた、それを上手にやっていた。キミスイの浜辺さんには浜辺さんらしさ、キミツキの永野さんには永野さんらしさがそれぞれ出ていてよかった。こういうところは、監督はうまく引き出すなあと感心。
しかし繰り返しになるがすごいクローン映画だけどな。デジャヴ(既視感)を超えている。もしかすると、月川監督はキミXX 3部作くらい狙っているのではなかろうか? それとも「おんなじの作ってね」という東宝からの厳命であろうか。(笑)
原作を読んでから観るとより楽しめる作品
恋愛的要素はあるし、余命もので涙を誘う要素もあるが、
そのどちらもメインテーマではありませんね。
架空の病名にしているのも病気自体がテーマでは
ないからです。
もちろんそこが重要なファクターなので存分に絡めてますが、
「人を想い前向きに生きていくことのすばらしさ」と
「登場人物のそれぞれの想い」を感じながら観ると、
号泣とはならないまでも、涙が頬を伝いじわじわした感動が
いつまでも持続する良作です。
あと、恐らく意図的にそうしたと思われますが、
キャストの想いをセリフで説明するよりも、あえて表情だけで
表現する場面が多いように感じました。
原作を読んていたのでスムーズに感情移入できましたし、
余計に染みるように感じました。
その是非はわかりません。
一つ残念なのは、生きることに前向きになれていない主人公の
ふたり(特に卓也)が何故そんな思いになったのか、
お互いの存在によってどう変わっていったのかを
もう少し丁寧に描いてくれたら、もっと深くなった気が・・・
ただ、永野芽郁と北村匠海の圧倒的な演技力と表現力で
補って余りあります。
キャストのみなさんも良かったですし、
まみずと卓也の相手を想うやさしさにやられました。
じわじわした感動が長すぎて少々しんどかった。
う~ん、中途半端だ
この映画の原作小説は僕持っていまして、そこまで良くはないけど印象的であったので興味はありました。
永野芽郁演じる余命僅かな渡良瀬まみずと、北村匠海演じるクラスメイトの卓也の恋愛ものです。
一応東宝のシネマイレージの特典で無料になったので観ました。
...はい、感想は星の数を見ていただければ解るとは思いますが(笑)
まずは好きだった点から話したいと思います。
ヒロインの渡良瀬まみずの周りの関係性と境遇は割りと良く描かれていたと思います。
自分がいつ死ぬか解らないという状態で、人と接しようとする怖さと生きる事への執着を諦めてしまってる所から卓也の出会いを経て少しずつ変わっていく姿が小説通りに描けていたと思います。
あとは、人に接するときの明るさが出ていれば完璧だったと思います。
また、キャストで最も良かったのがメイドのリコちゃん役である今田美桜です。
この子のメイド姿がとても可愛かったし、演技も良くて存在感も抜群に放っていました。
この子の今後の活躍が楽しみです。
良かったところは、それくらいです(笑)
最近、主要人物が死ぬ系の作品も流行っている中でのありきたりな感じに終わってしまいました。
ちなみに今回は「発行病」についての突っ込みは触れません。
細かい所は多くなりますが、
まずダメだったのは北村匠海の演技です。台詞回しが微妙です。
卓也のナイーブさはありますが、別に友達がいないくらい内気という訳でも無いです。
話せる友達はいるし、女子ともそこそこ話せるのに、北村匠海の卓也はコミュ障のように感じてしまいました。
また、さっき挙げたリコちゃんは映画でただのバイト仲間というだけだったのも残念です。
原作だと卓也ともっと絡むし、卓也の異常さを説明してくれるキャラでした。
せっかく今田美桜が素晴らしかったのに、リコちゃんを活用しないでどうするんですか!?
また、今「卓也の異常さ」と言ったのですが、卓也は実は正常に見えて実は壊れているところがあります。
それは劇中でも触れた通り、お姉ちゃんを亡くした事が原因です。
卓也はそれ以来、「死」そのものに執着してしまった人物なので、生きる事に意味を見出だせていません。
その卓也がまみずと出会って「まみずの死」と向き合う事で心が救われます。
でも、映画にはそれがかなり中途半端で全然描かれないのでガッカリしました。
なので、この話はまみずが卓也と触れあう事で「生きたい」と思い、卓也もまたまみずと出会う事で「生きる」事への希望を持つという話なのに、この映画ではまみずだけしか救われない展開になってしまいました。
非常に残念です。
また、劇中で夜に忍び込んで屋上に行くのですが、それが原因で容態が悪くなってしまう展開があるのですが、突っ込みどころも満載だしこんな展開原作にはありません。
何を忖度したのかは知りませんが、作品が悪くなるだけの改変なんてしないでほしいです。
久々にガッカリした作品を観てしまったので愚痴が長くなってしまいましたが、観るか迷っている方は、少なくとも僕からはオススメは出来ません。
えっ?月川監督、今回はどうした?
うーん、これは久しぶりに見なきゃ良かったと思ってしまった映画だ。。感想としては脇役のキャラクタ設定が中途半端なのと凡庸なセリフや展開が多くて脚本に深みが無く、中身が薄くて感動できなかった。そして最後のドキュメンタリーのような語りが長すぎて興覚めしてしまった。面白かったのはバンジージャンプのくだりのところくらい。
病室内のシーンが多く、ロケは殆ど無し。また脇役同志のシーンも皆無で、構成としてはイマイチだった。
月川監督の映画は良い印象があっただけに、今回はやっちゃった感満載で残念だ。もともと予算不足でこのような映画になってしまったと信じたい。
心情とか掘り下げ方が雑でもったいない
発光病、親しみの薄い病ですが
ほんと色々な病気があるんだなと改めて
ストーリーは起承転結がしっかりしていたので
びしっとしていた印象
だからこそ目立つ掘り下げの少なさ
全編ずっとうすっぺらい印象になってる
主人公がヒロインの代行するまでの過程とか
ヒロインの母親とか
ヒロインもう会わない言ってたのに電話してくるし
1番訳分からなかったのがそれまで主人公の姉の死から立ち直れていなかった母親が最後になんの理由もなく
立ち直れていたとこ
すべて気持ちの移り変わりの説明がはいから唐突にかんじる
もったいない映画でした
キミスイが評価いいのは
主人公とヒロインまわりの心情の動きとかを大人になった主人公達でみせていたとこなんだよな
でもまあよき映画でした。
永野芽郁でよかった
まみずが永野芽郁でよかった
と思います。
この映画を見る人は、私を含めて、キミスイのファンの方たちが多いと思います。
キミスイ は、浜辺美波もコメントしていますが、自身とは対極の作られた桜良という役の完成度の高さに感涙しました。
キミツキの永野芽郁が演じたまみずは、多分永野自身そのままだったと思います。
だから、最近多彩なメディアに露出している永野芽郁にもかかわらず、映画では永野芽郁が演じたまみずをまみずとして愛おしく感じることが出来ました。
キミスイのような映画のオリジナル性が無かったので、期待はずれと感じる方もいると思いますが、多分この映画は、キミスイの悲劇の劇薬に病んだファンの皆さんを癒す効果があるキミスイのファンには大事な作品になった。と思います。
月川監督は、ひそかにそれも狙ったと思います。
内容は、ありがちですが‥
内容は、余命物にありがちな内容です。
また、驚きもなく素直なストーリー展開だと思います。
個人的に、
永野芽郁さんと北村匠海さんの演技というか、役どころは、とても良かったです。
また、お二人の作品があれば見てみたいなと思わせてくれました。
物足りなかった。
発光病とか姉の自殺とか友人やバイト先のメイドとの関係性とかその辺りの設定を上手く活かせてない気がする。原作を読んでいる者からすると説明不足というか、何で今田美桜とか松本穂香とかキャスティングしたのに勿体無い使い方してるの?という感じ。全体的にただ二人の恋愛感情を描いただけのように観えてしまった。
ちょっと説明不足な映画❗
星🌟🌟🌟 ちょっと期待してたのですが…あんまり感情移入できなかったです❗何故すんなり代行を引き受けたのか?代行している時も遊園地とか全然楽しそうじゃなくやらされてる感があってじゃ何で引き受けたの?みたいで共感できなかった❗後でお姉さんの件だと分かるけどそれらしい伏線を張ってくれてれば良かったけど…北村匠海 永野芽郁どちらも演技は上手いのに…凄く残念でした‼あと発光病で光って死ぬのなら永野芽郁を光らせるべき ❗じゃないと説得力が出ないと思う❗あと久しぶりの優香が看護師役でいい演技してました❗
軽くネタバレになるのかもしれません。
私はほんの1ヶ月くらい前に愛唄を見ていたので、それとどこか似ているなぁという感想です。「代行」がひとつのポイントとなり、胸きゅんも感動も呼ぶ仕掛けになっていた。
病を持つ友達以上恋人未満の相手役に北村匠海くんはぴったりすぎる。「君の膵臓をたべたい」でご存知の方も多いでしょう。
幸せそうに笑うけど裏に影を持つ役に永野芽郁ちゃんも合っていたと思う。ただ、泣きの演技の際に大粒の涙を流し美しく涙することに定評があるにも関わらず涙のシーンは映像ではなく、泣いている声だけにしたのは演出さんのミスか思惑か。
満足できる時間になりました。映画館で見るだけの価値はあります。
めいちゃんは今後に期待!
今回はめいちゃんが可愛かったから何も言うまい。
まだまだ19ということもあって、高校生役はいけるんですね。
病院という狭い世界の中で、たった一人との出会いで、自分の世界がどんどん広がってゆく喜びをとても上手に表現できていたと思います。
最後のクライマックスシーンはとても素敵でした。
設定自体はすでにこの世に沢山ある内容だと思いますが、これはこれで一つの作品に仕上がっていたのではないでしょうか。
めいちゃんはまだまだ若いし、とてもかわいくて演技も上手なので、本当の意味ではこれからに期待!
少し年代が過ぎてしまったからなのか、涙は出ませんでした(笑)
高校生とかの時期に観てたらすごい胸が切なくなって、ため息ついていたかもですが、今回はそこまでいかなかった。
ある意味で、現実を知ってるからかもだし、あり得ないような出逢いをして、たまたま美男美女で、意気投合して、最後は…
なんてあまり共感できないよって思ってる自分がいるかも。(でも、まみずのお父さんの涙にはまじで共感した笑)
でも、たまにはこういう世界観の映画観て、自分の高校の時とかの感性を思い出してみるのも悪くないかなと。
恋愛系の話はやっぱり、人の数だけパターンはあるし、その中で、本当に感動するような作品に出会えるのはまれですよね。
でも、たまに出会う喜びがあるからこそ、また観に行ってしまうのかな。
という独り言。。。
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