劇場公開日 2019年3月15日

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「堂々と同じ映画を撮る」君は月夜に光り輝く CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5堂々と同じ映画を撮る

2019年3月20日
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鑑賞方法:映画館

堂々と同じ映画を撮り、二匹目のどじょうを狙う。
主演女優を浜辺さんから永野さんに替えただけの、全く同じ映画を堂々と撮り、そして俺はそれを見て泣く。

なんじゃこりゃ、というわけですが、「きみの膵臓が食べたい」(通称キミスイ)を見逃した方、こちらの通称キミツキは、内容も撮り方もほぼいっしょですので、改めてご覧ください。ちゃんとキミスイ観た気になれます。保証します。

そしてキミスイを観たあなた。この映画、もう明らかに狙って似せてあるので、その面からお楽しみください。
男性のモノローグで始まり女性の語りかけで終わる、北村さんの話し方と性格や物腰、病室に忍び込むという表現、教室や制服が同じなばかりか、北村さんの部屋までいっしょ。さあみんなもどこがいっしょか、探してみて。

しかし永野さん、可愛いんだけど、見事にいも姉ちゃんだなぁ… そして北村さんのジュリエットは、この上なくたくましかった。綺麗な顔かと思っていたが、男らしい顔だったんだな。

この手の話は、死ぬと決まっている女性が見かけは飄々としていることが必須と思えるが、永野さんもまた、それを上手にやっていた。キミスイの浜辺さんには浜辺さんらしさ、キミツキの永野さんには永野さんらしさがそれぞれ出ていてよかった。こういうところは、監督はうまく引き出すなあと感心。

しかし繰り返しになるがすごいクローン映画だけどな。デジャヴ(既視感)を超えている。もしかすると、月川監督はキミXX 3部作くらい狙っているのではなかろうか? それとも「おんなじの作ってね」という東宝からの厳命であろうか。(笑)

CB
みかずきさんのコメント
2023年2月22日

共感&コメントありがとうございます。

確かに、キミスイに似てましたね。
しかし、ヒロインが変わると作風が変わります。
やはり、この手の作品は、女優のキャラで作風が決まりますね。

浜辺美波版も永野芽郁版も、違う作品として楽しめました。

では、また共感作で。

ー以上ー

みかずき
CBさんのコメント
2019年9月15日

キミスイ、7回も観ちゃったので。
すごい映画なわけでもないし、浜辺さんの大ファンってわけでもないんですが、「この映画での浜辺さんには、惚れたなあ」

CB
2019年9月15日

だけどCBさん、よく部屋のレイアウトまでよく見てますね
感心します✨

巫女雷男
2019年9月15日

似ている作品って意外と記憶に残らないで、後世まで語り継がれない。その世代のみで終わる作品もありますから😂

巫女雷男
2019年9月15日

CBさんコメントありがとうございます😊
年に映画2〜3本以下鑑賞の方で、人生にも支障は無い人にはいい映画かも知れません。
ライトユーザー様も大事ですしね✨
私とすれば自分のレビューは今は人により評価違えども、作品が5年後10年後観てもらえるか?を予想した方が後々しっくり来ると思い評価しております。

巫女雷男