プロメアのレビュー・感想・評価
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好きになりたかった
元々オタクでロボアニメもよく見るほうです。他の映画でリオくんに一目惚れし観に行くのを楽しみにしていました。一人で観たため誰かに感想を伝えたく投稿します。
常にハイスピード勢いでゴリ押しは別にいいんです。そういう作風だろうし受け入れられます。ちょっと声聞き取れなくてしんどかったけど。
でもあまりにも掘り下げられるべきところが掘り下げられてない。ストーリーや登場人物の動機は王道といえば王道ですがあまりにも掘り下げてなさすぎてペラッペラです。
クレイはなぜ大勢のバーニッシュだけでなく自身を犠牲にしてまで人類を救おうとするのか。(自分をコアにするとか言ってましたよね?)伝説になりたいから?あそこまでする理由にしては薄すぎません?もっと何かあるんじゃないの?力が足りず感じ取れもしませんでした。ここまで非人道的な上司についていく部下たちもなにか心の動きだとか動機だとかあるはずなのに描写なし。なんでや……ガロへの態度のひっくり返し方もあまりに雑。時間の問題ですかね?
リオはバーニッシュをひたすら救おうとしているのもいいしクレイへの怒りから街を襲うシーンまでは動機がわかりやすかったです。でもよくわからんおじさんに名前を言い当てられて今まで戦ってた男と付いていくか?ってところ。しかも今まさに仲間の命が削られてるんですけど?助けようとしてたんじゃなかった?頭冷ます時に心まで冷えたか?その後共闘してるのもわからん。そこまでガロを信頼する何かあったっけ?
他のキャラクターも髪色がモブじゃないしキャラかなり立ってるのに一切見せ場がなくてもうただのモブ。いくら映画だから時間が…っていったってもう少し工夫できると思いたいです。アニメで2クールくらいでやった方がよかったんじゃん?
あのキスシーンも腐女子をつけようとしただけ感が満載。求めてるのはそういうんじゃなかった。
絵もキャラクターも劇中曲もいいのにストーリーで台無しでもったいなさすぎて泣けてきます。(めっちゃ曲いいなって思ったら澤野さんでさすがでした。買います)色々な映画や作品を観てきましたが苦痛に思ったのは初めてです。
この映画を好きになりたかったのになれなかったのが1番悲しいです。
とても分かりやすい
トリガーらしい痛快バトルアクション。
話の構成はとても分かりやすく、ひたすら派手なバトルシーンが盛りだくさんでいわゆる頭空っぽにして見れるタイプの作品。
アニメーションに多角形を多用したビジュアルは斬新で視覚的にも楽しめる。色使いも蛍光色を多用していてポップな印象。話の内容はやや重め(人間の命を動力にするなど)である反面、画面の明るい爽やかな見た目からあまりストレスを受けることはなかった。
宿敵と打ち解け共闘する展開や意外な人物が黒幕だったという、お約束な展開が好きな人にオススメ。
女性の観覧者も多くBL的な要素が好まれているのだろう。
その反面魅力的な女性キャラに欠けていたのが唯一の不満点。
登場人物の誰よりもリオ・フォーティアがかわいいのである。
需要と供給
見たい人が見てこれだよ最高〜!って言ってる作品だと監督のファンで無いなりの結論にたどり着いた。
オタク受けするな〜まあ嫌いではないな〜と思う一方で、なぜここまで極地的に燃えてるんだ?と疑問に思う。
勢いを無くさない事を第1に考えたのか、心情描写が少なすぎて自分は中盤からストーリーに納得できなかった。無理矢理感が強い。まあでも100分ちょっとでこれだけ詰めたから満足感は大きいのか?
個人的に戦隊モノになるくらいなら炎の設定をもうちょっと生かして欲しかった。
トニカクアツイ
アツイ!トニカクアツイ!!
キルラキルが面白かったので同じ作者の本作を見ました。
結果はキルラキルと同じくらい面白い!
2時間弱しかないのに味方も敵もみんな魅力的で、最後の30分の盛り上がりはまさに必見。
中島あずささんの次作があればまた見にいこうと思います。
まさしく観るジェットコースター
え!?もう終わり!?マジで2時間あったの!?っていうくらいあっという間に終わった感じがしました、まさに観るジェットコースターって感じで2時間最高テンションで駆け抜ける感じ!!燃えるし笑えるし泣ける良作です!!
アクションシーンはとにかく激しいので全貌把握したい方は複数回の鑑賞は必須です!!また方々で言われているので今さらですが堺雅人の怪演は必見!!
ただあのトリガー特有のテンションは疲れる人はちょっと疲れるかもしれませんw
本当のアートになって欲しい
20代の後輩達がドラッグのように癖になると話題にしていたので、気になって見に行きましたが、後半で眠ってしまいました。
TRIGGER作品は自分もファンで古くはガイナックスの時代から受け継いできたリミッドアニメーションも健在で、期待通りでした。
ただあまりにも表現がおきまりの型すぎる保守的な作りにアニメーション表現へのモチベーションの低下を感じたのは自分だけでしょうか。
CGとアニメの融合点でいうとスパイダーバースを見てしまった後だと粗が見えすぎて、厳しいと思いましたし。時期的にたまたまなんでしょうけど、アメコミに寄せたデザインコンセプトはより技術の敗北宣言になり得ると思いました。
海外がスパイダーズの成功をベースにアニメキャラで高品質なリミックス映像をつくってしまえばガイナが守ってきた日本の型が無形化してしまう、安易にモチーフすべきでは無かったと個人的には思います。
間を持たせる為にタメツメを誇張したり、叫んだり、特定のモチーフで哲学的な文脈でもってストーリーに圧縮を掛けたり、いつもの型全てを頑なに守りすぎていてそれ故に自分のように昔から見ている人にとっては、同じすぎて退屈で眠ってしまうのだと思います。
若い子に非常に受けているのは、恐らくキャラクターのデザインの良さ、その点と、初めて見るびっくり仰天さが掛け合わさっているからだと思いますが。
型×キャラクターのガワ替えで消費に向かうのは仕方が無いとは思うのですが、やりすぎてイラストレーションにはなって欲しく無いなと思います。
どこかのタイミングで踏みとどまってアニメの為のアニメを作って庵野秀明のような渋いアートを世に残して欲しいと期待しています。
最高!最熱!
キルラキルとグレンラガン見た人なら確実に面白いと思います。
キルラキル✕グレンラガンと言ってもいいぐらいの出来!
ネタバレはしない、しなくていい、したらダメ兎に角一見の価値はある作品。
パンフレット買えなかったのと、グッズが全くおいてなかったのですそこだけは残念ガルパンに支配されてました。
ガルパンも好きだけどね。
熱さよりも暑苦しさ
私の好きなアニメの中に「キルラキル」があります。あまり多くは言いませんが、ストーリーが単刀直入ながらも設定やギャグが凝られてて、伏線回収も見事で、そう來たかって感じがとにかく好きなんです。
普段あまり日本のアニメ映畫を観ることはないのですが、そんなTRIGGERの劇場作品だというので観に行きました。
冒頭バーニッシュの被害が広がる様は、現代社會の揶揄なのか。ここで描かれるのは、何かしらストレスを抱えている人間、耐えきれず爆破し火災が発生する。影絵的な描寫が様に不吉さを表してきます。
舞台はビル火災の消火活動へ。3DCGにやや粗っぽさがあるけれども、短い時間の中で、主人公たち"火消し(バーニングレスキュー)"のそれぞれのキャラクター説明やアベンジャーズを徬彿とさせるチームの連攜プレーが見え、俗に言う、交通整理をアニメで表現しようとしてたのが伺えた。
またこれまでのTRIGGER作品のパロディネタも、日本アニメの自由さがあり楽しめた。
「MCUよ、これがジャパニメーションだ」的なのをかなり期待できた。しかし、それ以降の展開にはその期待値とは裏腹に。
話の展開が多いわりに、収集出來てない。ただただ暑苦しいだけ。普通に地上波で2クールぐらいにした方が良かった気がしました。
堺雅人の演技は聲優としても淒まじかった。
理由がこじつけが多い
周りの評価がよかったので観ましたが色味は綺麗でしたが何をするにもキャラの行動にくっついくる理由が後付け感満載でご都合主義で話が進んでいく気がしました。途中面白くなくて何度か意識が飛びそうに。火消と火元がシンクロするのでいろいろ矛盾点もありあれ?と思うところも多々ありました。
令和時代の気持ちいい娯楽活劇映画
終わった後に「これが2時間!?」と驚くほどに情報が多い!!
ポップコーンを買わなくてよかった。きっと食べる暇がなかったと思います。
「プロメア」が真にすばらしいのは、ストーリーの焦点をぶれさせなかったことだと思います。
これだけ魅力的なキャラクターたちがたくさん出てくるのですから、それぞれもっと掘り下げたかったところはきっとあるはずです。「新人」と呼ばれるガロがチームの一員となるまで、ゲーラ・メイスがリオをリーダーとして認めるまで、イグニスとヴァルカンの確執、アイナとエリスのお互いへの感情etc...
それらのエピソードを潔くカットし、ガロ・リオ・クレイそれぞれ違う「信念・正義」を貫いていこうとする部分に物語の焦点を絞ったことがこの情報量の多いめまぐるしい映画を、疲れることなく2時間で駆け抜けられる大きなポイントだったんじゃないでしょうか。
直接的に描かないものの「この人たちの間には何かあったんだな」と思わせる描写のしかたも絶妙で、シンプルなストーリーに起伏をつくり、単調にならず夢中で見られました。
個人的にはアイナが優秀な姉の妹であることをコンプレックスに思いながらも、彼女なりに受け入れて誇りに思っていることの人間臭さが素晴らしかった。(進行の都合上、彼女を大人にするしかなかったのかもしれませんが)
映像もとにかくずっと凄かった。
ここでも潔い取捨選択で、人物以外のシェイプをローポリ感というかシンプルな四角と三角に寄せているのに安っぽくならなかったのは色使いやカメラワークなんでしょうか。スタイリッシュなイメージに仕上げる手腕、独特で唸りました。素晴らしかった。
太陽のフレアや炎の表現、かっこよかったですね。
特にリオの怒りの表現、あの湧き上がるようなとめどない怒りの表現、圧倒されました。すごい。
事前に何枚かの劇中カットだけを見ていたのですが、その鮮やかな画面に「映像の色や情報が暴力的に入ってくる作品なのかな?疲れそうだな」と身構えていましたが、とんでもない。
カラフルでありながらライトな透明感を保ち続ける画面は美しく、鮮やかな色を使いながらコントラストを抑えて必要以上にうるさくならない。すごい色彩バランス感覚だと思います。
ガロとアイナの氷の湖上でのシーンの光と影の使い方ははっとしました。本当に素晴らしかった。
声優さんも全員よかったですね。メインキャラクターは声優ではなくて役者ですが、声も含めても役者なのだと改めて感じました。声の演技の幅がすごい!堺雅人さんとにかく凄いです。
ストーリーにはかなり強引というか、それはないでしょって思うところもあります。ガロというまっすぐすぎるキャラクターが受け入れられない人もいそう。なので、万人に向けて「絶対いいから見てね!」とは言えません。
でも、とにかく理屈ではなく映画の表現すべてでこちらを圧倒して夢中にさせてくるこの感じはハマる人にはハマると思います。
歌舞伎や能をルーツに持つ、アニメ的な「型」「お約束」をキャラクターにも演出にもストーリーにもふんだんに盛り込んだ作品なので、「日本のアニメ」になじみがない人にはどう受け入れられるのかな?とも思わなくもないですが、良くも悪くも日本でしか作れないアニメーションであり、その最先端であることは間違いないと思います。
最近流行のエモーショナルな泣きのストーリーだったり、問題提起もキャラクターの成長要素もほとんどない。ただただ「娯楽」にステータスをすべて振った超気持ちいい娯楽活劇映画です。見終わって気持ちよく「すっげー!」って言えて気持ちよかった。
スピード感あふれる新世代アニメーション
のっけからスピード感あふれるアクションシーンに圧倒される。スパイダーバースもそうだったがプロメアもアニメーションの表現の可能性を広げたと思う。音楽も映像とマッチしていてすごく良かった。俳優陣の出来も心配だったが、堺雅人は悪になりきっていてさすがだった。
よくできていて楽しめたが、感動するタイプの映画ではなかった。
汗かいた
ノリがバカすぎる。ストーリーは不満がない訳ではないけど、とにかくノンストップで熱い。画がいちいちダイナミックでいかす。
アクションがちょっと見辛く感じた。アニメーションとしての一つの見せ方なんだろうけどもあの激しさはちょっと馴染めなかった。
山火事のようなアニメ
設定としては火に特化したX-MEN。話自体は正直言って新鮮味はありません。
本作の特長はただ一点、やり過ぎなほどの「熱さ」。
特に後半30分くらいは、お前ら叫んでないと死ぬんか!というレベルの熱血具合で、ド派手な画面や声優陣の熱演と相まってまさにゴウゴウ燃え盛る炎の如しでした。
細かいこと考え出すと色々うーん?な点もありますが、いいから燃えとけ!とパワーでねじ伏せる快作です。
しかし炎が一貫してピンク色だったのは何ででしょうね?氷も薄い青緑でパッと見の区別がつきにくいし、普通に赤い方が絵的にも映えると思うのですが…
アニメだとは知らずに😣
時間が合っていたのと、松ケン、堺雅人ってのが目に入りたまたま見た、しかもアニメだとは知らずに。
切り絵の様な画風、ちょっと前のアニメ感たっぷりと感じつつ、あーこれ、2時間も見るのか・・と間違えたなあと悔やみつつも、わかりやすいストーリーに次第に
引き込まれていった。
てやんでぃアンちゃんキャラの松ケン、悲しみを背負った早乙女太一のキャラ、シメの堺雅人のキャラ。
それぞれが、
あまり声が邪魔せず、特に早乙女太一は上手いと思った。
間違えて見てしまった私だけらど、こういう映画って、どのぐらいの年齢を対象にした映画なんだろうか。
甘酸っぱい恋愛アニメよりは、個人的にはまだいいけれど、なんか、大昔のドラゴンボールを思い出したなぁ。
アニメだと知っていたら、お金出して見なかった私です。
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