吉本ばななの同名小説を、日韓共同製作で映画化。遠距離恋愛中の婚約者テギュに会うため、韓国から名古屋へやって来たユミ。しかし彼のアパートには、見知らぬ女性の姿があった。テギュの裏切りに絶望し、あてもなく街をさまよっていたユミは、エンドポイントという古民家カフェ兼ゲストハウスにたどり着く。そこで彼女は、不思議な存在感を放つオーナーの西山や、ちょっとおせっかいな常連客たちとの交流を通し、少しずつ自分を取り戻していく。主人公ユミを韓国の人気アイドルグループ「少女時代」のスヨン、カフェのオーナー西山を名古屋のエンタテイメントグループ「BOYS AND MEN」の田中俊介がそれぞれ演じた。監督は、2009年の短編映画「The after…」が国内外の映画祭で高く評価されたチェ・ヒョンヨン。
2018年製作/90分/G/韓国・日本合作 原題:Memories of a Dead End 配給:アーク・フィルムズ
・「デッド・ポイント」の優しい主、西山(BOYS AND MENの田中俊介)には、哀しい過去がある。皆それを知っている。だが、彼も含めてそのことを隠したりはしない。彼は言う。 ”ガリガリだったけれど、親父もガリガリだった。ちょっと変わった人だっただけなんだ。逆にマスコミに色々言われる方が、嫌だったよ。親父とは今でも会っているよ・・。”