メランコリックのレビュー・感想・評価
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でしょうね
映像以外の全てが最低レベル。
まずはストーリー。
主人公が東大卒っていう設定がぜんぜん生きてないし
なんかどっかで見たことあるというか、特にひねりも魅力もない。
最大のヤマ場だったであろう終盤のシーンも、「でしょうね」っていう。
とにかく全編にわたって貧弱・貧相って悪い意味でチープなんだけど
仮に自主制作にしたってもうちょっとどうにかできただろうと。
主人公の家の食卓のシーンなんて要らないだろうし、
あの恋人とのくだりも全カットで良いように感じた。
とにかく要らないシーンが多く、どれも中途半端。
主人公・森本・田中・主人公の両親と主要キャストの演技力がアレすぎてゾワゾワする。
とくに森本。なんだあのユーチューバーみたいな演技は。
あと一番ひどいのが録音で、終始もごもごと何言ってるのか聞き取れなかった。
ここにレビューを書くから最後まで見たけど、
開始30分で見るのやめたくなったし、実際やめればよかったと思う。
本来なら最低評価の星0.5なんだけど、画っていうか映像はキレイだったからこの評価。
どうでもいいけど、ヒロインの役者さんがジャニーズの風間くんに見えて仕方なかった。
古谷実の世界にいる我ら
驚愕の変化球から来るのは、今に刺さる人の心の温かさ
さぞバイオレンスでアウトローな映画に仕上がっていると思ったら、銭湯にぴったりの温かい映画に仕上がっていた。
東大卒のニート鍋岡は、好意を持ってくれた副島から風呂場のバイトを始める。しかし、そこは死体処理というもうひとつの顔を持っていて…。"変幻自在"という言葉がピッタリくるように、コロコロと作品が表情を変えてくる。それでいながら、序盤に押さえられた伏線をジリジリと回収しつつ、サスペンス色からドラマ色へと変貌していく。その展開に息つく間もなく拐われ、圧倒される。その過程にハラハラしつつ、変化を成長に変えて行く鍋岡に気づく。これは、逃げていた人生に訪れた岐路に立った男の成長物語だったのだと。
作品が終わったとき、ホッとするような多幸感が体を包む。お風呂に浸かった時のような、あの温かさで。異色作でありながら、意欲作。そしてもう一度、人の温もりに触れたくなるような作品だった。
銭湯♨️の利用法
銭湯の営業後に、洗い場で殺しの仕事をして、遺体は焼却。そのまま掃除をする。確かに効率がいい。ヤクザ、殺し屋、死体処理と内容はとてもヘビーなのに、全く力んでいない映画。
主人公の和彦は東大卒なのに、就職せず、アルバイトで実家暮らし。何を考えてるのか、何が楽しいのか不思議な存在。ひょんなことから銭湯でバイトすることになって、秘密を知ってしまう。そして殺しの掃除を任され、その報酬に喜び、心待ちするようになるのだが、和彦の話し方、特に「うん」の言い方がすごく自然で、自分の関わっていることの重大性を理解してないのか?
銭湯のオーナー、他の従業員もとても恐ろしいことしてるのに、会話とか全く力んでなくて自然なのだ。
なんと表現していいのかわからない。ヘビーなのにヘビーでなく、よく考えると恐ろしい話なのに恐ろしく感じない。この監督がこれからどんな映画を撮っていくのかちょっと楽しみ!
私はこの映画の出演者を1人も知らない。そんなに名の知れた俳優が出演していなくても、充分楽しめたし、結構好きかな😃
スミマセン。面白くなかった。
【”東大卒のボクがバイトを始めた銭湯は、深夜に風呂場で人を殺していました・・” 舞台設定斬新、ストーリー展開予想付かずの一級エンタメ作品。】
ー東大卒のボク、ナベオカカズヒコは就職をせず、実家に居続け、ある日ふとしたきっかけで近くの銭湯”松の湯”でアルバイトをすることになった。けれど、”松の湯”は”昼の顔”と”夜の顔”を持つ結構、アブナイ銭湯でした・・。-
・ナベオカ(皆川暢二)は東大を出ているが、就職をせずアルバイトをしながら、実家で暮らす”日々に鬱屈している”青年。
ある日、母親が既に風呂に入っていると思い、家の風呂の湯を抜いてしまったため、近くの”松の湯”に渋々出かけるが・・。
そこで出会った高校時代の同級生、ソエジマユリと出会った事で、彼の人生は大きく動き出す。
・”松の湯”のオーナー、アズマさんの面接を”あっさり”クリアーしたボク。同じく面接をした金髪のマツモト君(磯崎義知)も”あっさり”合格。一緒に働くことに・・。
先輩のコデラさんはちょっと強面。フィリピン人アンジェラをいつも連れているタナカさんにアズマさんは頭が上がらない・・。
■そして、ある日、銭湯の湯を沸かしていたボクは、コデラさんとアズマさんが銭湯で行っていた事を目撃してしまった・・。
<皆川暢二と磯崎義知と今作の監督・脚本・編集を務めた田中征爾の同年トリオが立ち上げた映画製作ユニット”One Goose”の第一作目の作品。
奇想天外な設定及び、サスペンス・コメディ・恋愛と言う通常並立しないジャンルを絶妙に織り込んだ予想不能なストーリー展開に、魅入られた作品。>
<2019年10月12日 長野県にある日本最古の現在でも営業している映画館、
「長野相生座」にて(出張の後、半日帰名を伸ばして・・)鑑賞
2020年11月8日 別媒体にて再鑑賞>
殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。 東大卒の...
殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。
東大卒のニートの主人公・和彦、凄腕の殺し屋でありながら、やたらと腰の低い松本がいい味を出している。
「彼女」もいい。
特別美人でもないが、笑顔がチャーミング。
和彦が東大卒のエリートだと思って接近してきたと思ったが、必ずしもそうではなかったところも好感が持てる。
別れる際もはっきり言われなくても雰囲気を察しておとなしく身を引くのも意外に奥ゆかしい。
家族もあたたかい。
東大卒の和彦が定職につかずにフラフラしていても、うるさく口出ししないとか。
銃で撃たれた松本が家で寝ているだけで回復してしまったのは疑問だが、何となくのハッピーエンドでほんわかしたから不思議。
こんなにいい映画に出会えるなんて思わなかった
DVDの表紙だけ観て、洋画と思ったら邦画だった笑
それはとにかくどうでも良くて、この作品に会えて本当によかったと思う。
人生の幸せ、和彦が最後に伝えた、「人生に何度か訪れる幸せのために人生を生きていることは、十分だ」というメッセージがこの作品を通してすごく感じた。
風呂屋が実は殺し屋だというスリリングで非現実的な内容とは裏腹に、この作品で感じる「人生の幸せ」はもっと素朴で誰にでも訪れるようなもので、全然非現実的なものではなかった。
百合との会話というひょんなことから働き始めた風呂屋では、夜中に殺人が行われていたということで話は始める。しかし意外にも、和彦にとってはそのこと以上に、そこで現場の掃除という特別な仕事を与えられたことに幸せを感じている。この構図は非常に非常に面白い。殺人と比べているので非現実的に見えるけれど、案外同じ状況なら和彦と同じ選択をする人も多いと思う。というのも、和彦にとっては、誰かが死ぬことに関して多少なり怖さはあるけれど、それ以上に自分の居場所の方が大事だからである。これは多くの人がそうではないかと思う。どんな状況であれ、とにかく自分が過ごしやすいか、自分の居場所があるか、それが第一に考えるのが人間だと思う。相手が殺人者であろうが、自分が頼られ、それに対してしっかりと目に見える褒美をもらうことで和彦は、自分を認めてもらえた、という幸せをこの時感じていたと思う。それは小寺さんを慕うあたり、自分よりも松本の方が頼られ始めることに嫉妬するあたりからも感じられる。繰り返しになるけれど、本当飾らない、人間そのまんまって感じの光景で、観てて惹かれた。
ストーリーはその後、松本が実は殺し屋のプロだということを和彦が知り、さらに小寺さんが殺られることで和彦と松本がヤクザの田中を討つために結束する流れに展開する。
ここでも自分なりに松本と和彦の人間味がとても感じられた。
松本は隠れ殺し屋で非情なやつなのかと思っていたがそうではなく、実は風呂屋の存続、和彦の身を心配する心温かい奴だった。和彦と車内で言い合うシーンは松本の気持ちが感じられ、しびれた。おそらく松本も何気ない風呂屋の日常に幸せを感じていたのだと思う。殺し屋であろうが、和彦みたいなそれとは無縁の人間であろうが、同じ日常を過ごす存在に対して大事な存在と認識するあたり、人間味がめちゃめちゃ感じられる。
和彦もはじめは自分より学歴が下な松本が昇格していくことに苛立ちを感じるけれど、それでもやっぱり和彦にとって松本は大事な存在であり、命かけて一緒に田中を打つ決意をする。この時、僕は和彦は素直だと思った。自分なら松本に抱いた嫉妬心、苛立ちを最後まで変なプライドが引きずる。和彦にはそれがない。松本に対して思うところはあると思う。けれど和彦は素直に松本を知ろうとし、松本から教わろうとする。松本が殺しに出かける際に、いってらっしゃい、気をつけて、というあたり、あれは僕にはできない。和彦の心の美しさ、すごい感じた。
そして、田中との決戦。ストーリーはまさかで、風呂屋のオーナー東の裏切りにより松本が撃たれる。衝撃的だったけどそこに気を取られる間もなく、和彦がやってきて田中も東も撃ってしまう。全く予測できず、ただただ映画に見入っていた。そして、その後も間髪を入れることなく松本の救出に焦点がいく。この時の和彦の、不器用ながらに必死な姿勢が印象的だった。
人間の裏の顔とか人間の裏切りを知っている松本と、その松本にただ素直に寄り添う和彦の2人が、ただただ愛らしく、愛おしいと思った。
最後は、同級生の田村に経営をお願いし、和仁はその下で風呂屋を松本らと営むことで終わりとなる。ここでも、和彦がいかに今までの日常を取り戻せることに幸せを感じているかが、田村との会話で強調される。田村は和彦とちょうど真反対の、人生に成功した人間で、和彦からしたら近寄りたくない人間だ。さらに中盤で百合に対して田村が気があることを知り、尚更和彦にとって田村は厄介な奴だと思う。その田村に、学歴も下な田村に、オーナーを頼む。どれだけのプライドを捨てないとできないことか。それでも和彦はそんな雰囲気もなく、清々しくお願いをする。ここからは田村に頼むこと以上にどれだけ風呂屋の経営の方が和彦にとって大事なのかが強調されている。何から何まで、うまく描写されている。
それまでを踏まえて、最後の和彦目線の言葉。
長い人生の中でずっと続いて欲しいと願う幸せは何度かしかないけれど、それで十分。それで幸せ。
決して大金持ちになるとか愛が実のるとかそういう華やかなことでなくて、むしろ別れているし人殺しもしている。でも大切な松本が救えたこと、自分の居場所が継続できたこと、そういう小さな素朴な幸せがこの映画には描かれていた。
あと、付け加えでもう一つ。和彦の家族の映し方もとても良かった。
和彦の家族は終始、和彦に対して愛がないわけではないけど熱っぽさが全くない。和彦の就職先の話題より味噌汁の味付けを気にする母と、和彦に対していつも穏やかな父。和彦だって話し上手じゃないのに、彼が勇気出して発言してる内容をこの両親ちゃんと聞いてんのかよ笑、と家族の滑稽な雰囲気に鼻笑ってた自分がいた。しかし、その穏やかさは撃たれた松本が運び込まれ、その日家で看病する事態になっても崩れることなく、淡々と映し出されている。この時の穏やかさは、さっきとは違う印象で、どこか温かみを感じる。どんな状況でも一貫した雰囲気を貫く和彦家族の魅力もここでは感じられた。
長くなったけど、この映画の自分なりの魅力をかなり記した気がする。恋愛、スリラー、そして殺人という非現実的の中で強調される素朴なヒューマン要素、最高だった(グロくないのもいい笑)。
有名人が出てなくても中々良かったよ✨
東大卒なのにバイト生活&実家暮らしの30歳主人公・和彦。
ふとした事から銭湯でアルバイトをする事になるが、その銭湯は人殺し&後処理する場所でもあった。
全国的有名人は出て来ず、ホント全国上映出来ない様なインディーズ作品風ですが、中身は意外としっかりとした作り。
映像も綺麗で観やすい。
俳優陣も素人と言う訳でも無く、ただ売れてないだけの俳優さんなんだなと思う役者さん達が数人。
また、上映時間が約2時間だったものだから「インディーズだし、途中飽きるんじゃないの?」とも思ってましたが、きちんと展開が待っており最後まで楽しめました。
アクションシーン等は「予算の都合で出来ないんだろう」だど予想するが、建物など破壊出来ない&血が飛び散らない&銃声が静かなど、何とも勿体無かった部分が多数。
人間的に不満は?と言えば、銭湯主人のラストの行動かな?
「彼らの窮地を救うのか?」と期待していただけに残念。
ですけど、私個人とすれば有名人も出ず製作費もかなり限られたインディーズとしての作品とすれば、凶暴性が一部ある邦画としてだと、良くできている部類と言える。
無名な人だけ故に過大評価になりがち
風呂屋で殺し屋が連続殺人
ありそうでなかった
銭湯が主な舞台だがお色気全く無し
某県庁所在地の小劇場で別の映画を見に行こうとしたときこの映画のポスターが目に飛び込んできた
設定は面白そうだが誰1人知っている人がいなかった
好きな監督好きな脚本家好きな役者が出ていないと映画館でお金を出して観る気にはなれない
500円ならいいがちゃんとした商業映画と同じ値段じゃ納得できない
あくまで好みだが石井裕也とか上田慎一郎のようなキラリと光るものは感じとれなかった
メランコリックは六等星のようなとても淡い光だ
田中を殺そうという流れから俄然面白くなりワクワクしてきた
パヨクは大嫌いだが自分は保守ではなく左側の人間なんだなと再確認した
インディーズにはインディーズの良さがあるがしょせんインディーズであり主流にはなれない
映画は娯楽であり商業映画は今も昔もこれからもそれなりの著名な俳優は欠かせない
海外だって主流はそうじゃないか
あるいは有名作品のリメイクだったり有名キャラクターの実写映画だったり
『カメラを止めるな』みたいに口コミで話題になりお客さんが入ったのだろう
そのほとんどがいわゆるミーハーだし根付かない
上田作品は好きだが『カメラを止めるな』以外はいつもガラガラだ(悲しい)
第二の『カメラを止めるな』なんて呼び方やめろ九州のバースみたいじゃないか
有名俳優が出ていても海外で高く評価される映画はいくらでもあるのに意識高い系は無名な俳優だけの映画がヒットすることに喜びを感じるようだ
日本の有名芸能人に何かしら妬みとか恨みがあるのだろうか
「ハズキルーペ大好き」と言っただけで1億円近いギャラを貰えるのだから羨む気持ちはわからないではないが
ネット社会の世の中でポスターのデザインだけを見て映画を観るか観ようか決める人はかなりの少数派だろう
いくら人口が減っているからといって日本人が楽しむことより海外受けを狙うようなあちら側に寄せた映画ばかり作られたんじゃたまったもんじゃ無い
海外出羽守大嫌い
あの銭湯に実際に行ってみた❗️
いつも殆ど日記のようなレビューです。このサイトは映画のサイトです。個人的なブログでは有りません、わかってます。それでも例え一人でも笑って頂ける方がいらっしゃればそれは本望でございます。
今回は特に日記感が溢れているレビューになります。ですからそれが嫌な方はここで読むのをやめて下さい。
さてこの映画はほぼ松の湯と言う銭湯で展開します。場所は浦安の猫実(ねこざね)で実在します。良い名前です。ぬこざね。声に出して読みたい日本語の一位です。ちなみに二位は福島の猫魔温泉です。
ただの猫バカじゃねえか❗️
おっと、話しを戻します。
浦安と言うとあのテーマパークを思い出す方が多いでしょうが、なーに、違いますぜ、だんな。へへっ、その辺は全部海ですぜ。昔はね。
地元で元町と呼ばれる、猫実、当代島、堀江、
その辺が本当の浦安です。あとは埋立地なのです。私にとっては元町は隣町です。親しみ深い土地なのです。以前はパチンコ屋や雀荘に通っていました。そしてもう一つ理由が有ります。それは後ほど・・・
私はこの映画を観た翌日にあの銭湯に行きたくなってしまったのでした。あの死体が転がっている銭湯。松の湯。世の中にはそんな物好きがいるのでしょうか?
( ´ ▽ ` )ノはい❗️いまーす。行きましたよ。
とうちゃこ!しました。信じられないことが有りました。なんと・・・
大混雑❗️うそでしょ!人生のパイセンが沢山います。20人くらい。密です。
銭湯は10年ぶりです。当たり前ですが映画のまんまです。受け付けの後ろにおもちゃが並んでいます。お子様いないだろ!漫画本も沢山。定番のゴルゴ13とか有ります。なんとメランコリックのポスターが貼って有ります。
縁起悪いなあ❗️
今時ですから内風呂あるだろうが。でも広いお風呂に入りたいんだね。お風呂はさくっと切り上げて浦安の元町をぶら〜り。まだ明るいからね。ここは変わらんね〜 5年前も10年前も印象が変わらないよ。まるでタイムカプセルだよ。私は未来の私に手紙を書きました。
拝啓この手紙を読んでるあなたは
どこで何をしてるのだろう
15歳じゃねえだろ❗️
うるせー盗んだバイクで走り出すぞ!
だから15歳じゃねえ❗️
はい。いつも以上に支離滅裂な枕が終わりました。馬鹿ですみません。ここから映画の感想になります。
日常の隣の非日常を描いた映画。巻き込まれ型サスペンス。まあ死体は出てくるのですが、ブラックコメディのような感じも有ります。
低予算映画ですが楽しみました。なにしろ翌日にロケ地の銭湯にいっちゃうぐらいだからね。まだ新作扱いだけど準新作以下になったら観て欲しいかな。新作の値段でも損はないかも。
さて銭湯に行った日は家に六時半に帰りました。土曜日です。BSテレ東で4Kデジタルの男はつらいよが放送中です。この日(5/2)は五作目
望郷篇の放送です。何回も観ているんですけどね。やっぱり面白い。舞台は浦安です。
そうです、望郷編のロケ地巡りで何回も浦安に行っていたのです。本当に馬鹿だね〜寅は。
寅じゃねえけど。
読んで頂きありがとうございました。
楽しめた
妙なリアリティ
話にリアリティはないはずなのに、
和彦と松本のキャラと演技と二人の間の空気感が良すぎて
実際こんな事あるかもなと言う説得力があった。
和彦役の役者さんの演技が上手いからなのか、
演出でじっくり見せてるからか、
和彦の心の動きが手に取るように分かったし、
松本のビジュアル、無邪気なそこら辺にいる兄ちゃん、
馬鹿そうだけどめっぽう強いキャラは特にお気に入り。
湯を沸かすほどの熱い愛のるラストに激しい違和感を
抱いた僕には、メランコリックのほうが設定としては
納得が行った。
和彦の成長とまでは行かないけど、なんとなくゆっくり
責任感を持ち一人前の男になって行く様は
微笑ましく応援したくなりました。
ヤクザ、東さん、死んだ殺し屋みんな演技も上手くて
良いキャラしてて驚いた。
自分だったらもっとコメディ要素増やすな。
ここはこうするかな。とか想像も出来て
とても楽しい映画でした。
この監督と俳優さん達がどう成り上がって行くか
応援したいと思います。
予想外のエンデイング。
ホームシアターのような狭い映画館。サスペンスと思って見はじめたがいい意味で裏切られた。無名の俳優ばかりだが皆演技力がある。特にメインの4人(松本役、鍋岡役、彼のガールフレンド、銭湯の経営者)は素晴らしいと思った。予想もしないハッピーエンドで、気持ちよく映画館を出られた。監督、出演者にサインをもらって写真も一緒に撮ってもらった。
設定は面白いが、ディテールが甘すぎ
リアリティ不足と展開が雑なためか、シリアスさにもスリリングさにも乏しく、深夜ドラマにしか見えない。
東大出のプータロー設定の主人公が他とは違った感覚の持ち主だとしても、自分の置かれた状況を分析できないとはお粗末すぎでは。
逃げ場がない状況に巻き込まれたからこそ、その知能と頭脳を発揮するとかでないと。単に今時は人の生き死にが軽いものになっているのかとしか思えない。
松本役の彼のほうが飄々としながらも人間味溢れ清々しさすら感じる。
リアリティのなさの決定打は何より終盤の襲撃からの展開。襲撃現場指紋ベタベタどう考えたって足がつくだろ。ペーパードライバーがどうやって自宅まで行けるのか?
何か物足りない。せっかくの題材なのだから、いろんな角度から見てもなるほどという緻密さが欲しかった。
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