劇場公開日 2019年8月3日

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「殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。 東大卒の...」メランコリック 省二さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。 東大卒の...

2020年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。
東大卒のニートの主人公・和彦、凄腕の殺し屋でありながら、やたらと腰の低い松本がいい味を出している。
「彼女」もいい。
特別美人でもないが、笑顔がチャーミング。
和彦が東大卒のエリートだと思って接近してきたと思ったが、必ずしもそうではなかったところも好感が持てる。
別れる際もはっきり言われなくても雰囲気を察しておとなしく身を引くのも意外に奥ゆかしい。
家族もあたたかい。
東大卒の和彦が定職につかずにフラフラしていても、うるさく口出ししないとか。
銃で撃たれた松本が家で寝ているだけで回復してしまったのは疑問だが、何となくのハッピーエンドでほんわかしたから不思議。

省二