「どんな仕事も大変」メランコリック nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな仕事も大変
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淡々としたブラックユーモアに、若者の仕事に対する向き合い方も描かれており、最後はお仕事映画かという印象でした。
そのお仕事が人殺しということで、逮捕の恐怖とか罪悪感とかないのか?、などという道徳観念は気にせずブラックユーモアと割り切れたら、アクションシーンもあり、エンターテイメントとして楽しく観れました。
仕事で認められる達成感とか、同僚への優越感や嫉妬とかは、お仕事映画みたいだなと。
二人で銃で殺人の段取りを練習する場面での、仕事頑張ってる的な爽やかなBGM、笑いながらも好感を持って観てしまいました。
主人公の親とのまったりとした夕食風景も、何回もあるけどウザいなと思っていたら、クライマックスでのこのまったり感には笑わされました。
主人公が東大卒という設定は東大でなくても良いのでは、特に設定が生かされてないのでは、とも思いましたが、この感想自体が我ながら偏見なのかも、とも思わされましたが。
第二のカメ止めとの評判を見ましたが、やはり面白さはあっても、ブラック過ぎてあれ程万人受けはしないかとも思います。
面白いと思うので、あれ程評判になれば良いのにとは思うのですが。
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