グリーンブックのレビュー・感想・評価
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ロードムービー好きには…
たまらない!
黒人差別のひどさに目をそむけたくなる場面もあるけど、ヴィゴのユーモラスな役のおかげで、度々映画館に笑い声が溢れるほど幸せな空気を与えてくれる映画でした。
マハーシャラ・アリが通常、静かで穏やかな性格を演じているのだけれど、ある場面で感情を露わにするところが印象的だった。
食べてるシーン必見
PV見て、これは!?と惹かれました。
ヴィゴとアリはさすがの演技。
特にヴィゴの演技はすごいですね。
陽気でちょっと人情味あるガサツな用心棒。
愛すべきキャラクターを上手く演じられてました。
あと増量がすごかった…腹…。
演者は上手いのですが、ストーリーが中途半端…。
言いたいことは分からなくないのですが、ハリウッドらしからぬハイコンテクストさ。
要は行間を読めといった感じで、差別問題などに対して明確な回答を出せてない。
そのせいでアリ演じるシャーリーのキャラが浮ついてます。
誰向けに作品作ったんだろう…。
日本映画じゃないんだからさ…。
ハリウッド映画の良い点は、その明確な回答を作中で語ってくれる点だと思います。
日本映画はその逆で、あまり明確に語らない代わりに、行間読ませる傾向にあって、観客に楽させてくれない。
この作品はどちらでもなく半端。
見終わった後に???がすごかった。
サイドの出来が良かっただけに、メインが力不足でした。
アカデミー作品賞
バディ作品としても最高!
トニーとドク、この2人の関係性の変化にとにかくグッと来ました!
特にマハーシャラアリの存在感たるや...
コメディ要素もあり感動シーンもあり名言も多く、どの方にも自信をもっておすすめできる1本です!
白と黒に限らず、私自身、無意識下で同様な差別や偏見を持っているのではと自問するきっかけにもなり、「人種問題」や「自分とは何者なのか」を考える機会となります。
話の中盤までは、本作品が事実に基づいていることに苦虫を噛み潰したような想いを感じておりました。
ただ終盤に移るにつれて、この2人の間柄のように壁を取っ払い、差別や偏見に対して立ち向かうことができるんだと確信を得ることができて、自然と涙が溢れておりました。
とにかく、色んな方へ見ていただきたい作品です!
期待通り
天才ピアニストをクールに
胸に突き刺さる
傑作
相当おもしろい。
ドクとトニーがうまいのがなにより。
最後の警官に止められるくだりにはやられた。
勇気と信念をもてば世界を変えられることを教えられた。
ドクとトニーの心の描写も美しい。
コメディ要素も最高。
色々な差別で楽しむ心を失っていたドク。
高貴な育ちも起因しているだろう。
それは自己肯定のために高貴な演奏会をきいてその後はニガー呼ばわりにされていると思っているところからもうかがえる。
そこで「上流貴族で俺の生活のほうがよっぽど黒人だよ」といわれてしまえばふさきこんでしまうのも当然だっただろう。
この映画を糧にトニーのように心から楽しめるようになりたいとおもうし、変な考えに縛られたくもない、自分が差別されているネガティブな意味で特別だと思い込まないようにしよう。
ただし前半のトニーのように金目的ではなくドクのように信念を持って、愛をもって行動していけるようになればよいのだとおもう。
そうすれば世界を変えられる。
久々に良い映画
古き良きアメリカ☆
アメリカ版「最高の二人」という感じかなぁ・・
始めは、お互いに理解し合えない二人がだんだん分かり合えて
むしろお互いを尊敬しあえるまでを描く物語。
ある意味、最後まで期待を裏切らずにストーリーは進みます。
ラストも、こうなると良いなみたいな終わり方。
それでも、見て良かった・・と思える映画。
主演(助演男優賞をとったのに変ですが・)の二人が
素晴らしいです。
物語を彩る音楽・歌も良くて 古き良きアメリカに入りこめ
ました。
他の方が書いているとおり、好みあっても見て良かったと
思える映画と思います。
これぞハリウッド映画を観て後味が◎
最近のハリウッド映画はアクションやミステリーばかりで物足りなさを
感じたが、グリーンブックは久々にこれぞハリウッド映画の楽しさだよなと感じさせてくれた。アメリカの人種差別の現実問題も直視しつつも
ヴィゴモーテンセン演じるトニーのユーモア、人間らしさにマハーラジャアリ演じるドンもトニーに少しずつ心を開く。南部への演奏ツアーも終了し、最後はクリスマスに雪の中トニーを自宅へ送るラストシーンは一番良かった。観終わった後の後味の良さの余韻を残したハリウッド
映画は久々だ。アカデミー賞の作品賞、脚本賞受賞も納得した。観て
良かったです。
対照的な男二人の友情物語
実話に基づく作品。
2019年第91回アカデミー賞において『作品賞』、『助演男優賞(マハーシャラ・アリ)』、『脚本賞』を受賞。同じく2019年第76回ゴールデングローブ賞では、『作品賞(ミュージカル・コメディ部門)』、『助演男優賞(マハーシャラ・アリ)』、『脚本賞』を受賞。
ジム・クロウ法がまだ存在した時代。黒人ピアニストのドナルド・シャーリーと、彼のドライバー兼用心棒を務めたイタリア系アメリカ人トニー・リップが、アメリカ南部に演奏旅行に出かけたエピソードを描いた作品。
アカデミー賞で作品賞を受賞した訳ですが、アカデミーの作品賞と言えば、小難しい作品な事が多いですが、この作品はそうでもありません。確かに、描いているのは才能に恵まれているにも関わらず差別を受ける黒人と言う、アメリカの嘗ての負の歴史です、ですが、時にはコミカルに、時にはシリアスに、粗野な男と才能に恵まれた男が、旅を通して友情を培っていく様が描かれています。実際、時には劇場内で、クスっと笑いが起きるシーンが、何度かありました。
ちなみに、作品では、二人の旅は8週間と言う事になっていますが、実際には1年半ほど一緒に回っていたようです。最終的に仲良くなって良かったですが、打ち解けなかったら、地獄ですね(苦笑)
いや、中々面白い作品でした。
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