劇場公開日 2019年3月1日

グリーンブックのレビュー・感想・評価

全912件中、641~660件目を表示

5.0人種差別がテーマ?いやいや、それだけじゃない。だから凄い。

tさん
2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

ビゴモーテンセンが四六時中何かを食いまくる映画です。というのは嘘です。凸凹コンビのロードムービー。ドッカンドッカン爆笑するわけじゃないですが、この世界って良いな、と思わず笑みがこぼれました。
あとこれ、クリスマスに観たかったなぁ。。。悔。

この映画は人種問題を扱っているのですが、正直なところ、僕はあまりそのテーマ性を強く感じませんでした。むしろ「万引き家族」に近いテーマ性があるような?気がしました。

1番好きなシーンは、旅の途中、クルマがエンコして農園の横に停車するシーン。ここだけ音響がピタッと止まる。農園の虫の音だけが聞こえる。開かれた視界の先では、黒人労働者が草刈りをしている。黒人労働者とエリート黒人ピアニストであるドクター・シャーリー、両者のコントラスト。
このシーンは凄かった。音楽もアクションも台詞もなく、たった数秒間だけのシーンにも関わらず。

この映画、中盤までは人種問題がテーマっぽいです。しかし終盤「ドクター・シャーリーが南部へのツアーを行った動機」が示され、「あー、そっちが本当のテーマだったのか?」という風に思ったんですよね。

劇中、トニーの家に集まるイタリア人達が超貧乏で、超頭悪そうで、黒人を完全に見下しているんだけど、とても楽しそうだし良い人達なんだよね。(まぁ多分、黒人に対する偏見を持っているだけで、根っからの黒人嫌いという訳ではないらしい。)
反対に、ドクター・シャーリーは、超金持ちで、超頭良くて、人に対する尊敬の念に溢れてるんだけど、すんげーつまんなそうにしてる。

ドクター・シャーリーに無いものは、コミュニティなんだよね。
これが「万引き家族っぽいなぁ」と思った理由です。
「万引き家族」は「コミュニティがない日本の社会構造マジやばいっすよ」という映画だとすると、「グリーンブック」は「たとえ地位・金・名誉があってもコミュニティに属していなければ無意味っすよ」という映画だと思いました。

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t

4.0ご機嫌なリズム

2019年3月9日
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幸せ

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いぱねま

4.0Fantastic

2019年3月9日
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I recommend you this movie. You will be able to be happy and have warm mind.I could laugh many times.When you watch this movie,you will want to eat something.Why? Please try this movie at once.

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moo\(^-^)/

4.5良かったです

2019年3月9日
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最近のお涙頂戴のような映画ではないです

誰かに教えたくなる映画でした…

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パピコ

3.5本当には理解できない

2019年3月9日
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難しい

本国では賛否あったと聞いております。たぶん、日本に住んでいる私には、この映画の意味は本当には分からないのだろうと思います。

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PAK UNTIK

4.5エロくそチキン主演男優賞に決定!

2019年3月9日
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ビゴ・モーテンセンが素晴らし過ぎる。

始まってすぐに気づくトニー(モーテンセン)の嫁さんや二人の子供たちへの深い愛情、そしてこの家族を含むイタリア系移民たちの固い絆。何かいいですね。

時は1962年、南部ではまだ黒人が同じ人間として扱われず、白人によるリンチや殺人がまかり通っていた時代である。そしてJFケネディはまだ生きていた。

NYはカーネギーホールで暮らす黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)はトニーを運転手に雇いディープ・サウスに8週間の演奏旅行に出る。

この旅を続けるなかで二人は深いところで繋がっていく……いわゆる「いい話」なのだが、まったく嫌味がない。アカデミー賞作品賞も納得の感動作だ。

個人的には作品賞よりも脚本賞よりも助演男優賞よりもモーテンセンに主演男優賞をとって欲しかった。

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エロくそチキン

4.0暗い背景でも笑って見られるロードムービー

2019年3月9日
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楽しい

知的

基本的には「フライドチキンを素手で食べることにすら抵抗がある、上品で意志の強い天才ピアニスト」と「粗野で無教養だが素直で、やたら大食らいのイタリア系ブロンクスっ子」の凸凹コンビによるロードムービー。人種差別に対する真面目な問題意識がある映画だが、コメディチックな二人の掛け合いと、クラシックと60年代の軽快なポップスの両方を活かした音楽のお陰で肩肘張らずに楽しめる。オチもバシッと決めてくれる。

アメリカ(特に南部)での人種差別というのは頭では知ったつもりでも肌感覚ではアメリカにいたわけでもないのでわからない。とはいえ最初は黒人を「黒ナス」呼ばわりしていたトニーと、トニーの粗野さに眉を顰めていたドクが打ち解けていく様は自分の良心にとって心強い。

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zhiyang

5.0暴力では何も解決しない

2019年3月9日
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笑える

幸せ

2回目も爆発的幸福感を味わう。
何度も見返したくなる一本となった。

……………………………………………………………………………
2019.3.9 TOHOシネマズ西新井にて1回目
最近歳のせいか涙腺が緩くなり
幸福感に浸ると自然と涙が溢れてくる。
この映画もその例に漏れず
ラストに向かうにつれて涙また涙。

ちぐはぐな男二人のロードムービー
珍道中の果てに二人はバディへ
その行程の可笑しさったら…。
ヴィゴとアリの息の合った掛け合いに
シンパシーも増幅していく。

インテリのピアノ奏者として
白人の知識階級にもてはやされ
しかし町中に戻れば
市井の黒人と同じ扱いを受け
黒人からは異端の目を向けられる。
孤高の天才の立ち位置のゆらぎに
計り知れない孤独の闇を感じる。

まるでその答えを出すように
暴力ではない手痛い一発を食らわし
お飾りの演奏家ではない
自分の心からの音楽を奏でる姿。

批判の声は聞いておこう。
でもおいらはこの二人が大好きだ。
笑いと涙に溢れたこんないい話は
差別云々の側面だけではない
必ず誰かを幸せにできる映画だ。

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しげぴい

4.5自分が何者かわからない

2019年3月9日
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心打たれる映画でした。戸田先生の翻訳も好きです。それもそうですが、主人公のトニーが北野武にしか見えないのは私だけかなぁ。邦画版作って欲しいです。

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ミヤミヤミヤ

4.0アメリカ映画伝統の味のフライドチキン

2019年3月9日
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バディもの、ロードムービー、クリスマスストーリーと、アメリカ映画の伝統のフレーバーてんこ盛りなんで、お約束的な展開とわかってはいても気分良く観られます。胃もたれしそうな素材をサラッとした味付けにしているけど、ラストはちょい甘過ぎなかな?主役二人は、ドンピシャのはまり役。

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シネマディクト

4.0さすが作品賞

2019年3月9日
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本当に面白くていい作品でした。個人的にビゴに主演男優賞あげたかったなあ。
色んなところに伏線があり、回収していくのも小気味よかった。2人の関係も良かったけど、奥さん最高でした。いい奥さんが出てくる作品に駄作なしです。
もう一回見たくなりました。

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マクラビン

4.0マハーシャラ・アリは素晴らしい

2019年3月9日
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アカデミー賞って感じの映画だった。すなわち、出会うはずのない階層のふたり、旅、友情。特にオールドアメリカンな装置。
そんな中でヴィゴモーテンセンってこんな太ったの?と思っているとマハーシャラ・アリがいちいちいい芝居をする。これでほぼもってる感じ。やはり映画は役者だな、と思った。

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ONI

5.0グリーンブック

2019年3月9日
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泣ける

楽しい

萌える

音楽、雨、雪の撮影。ぬ
大きな事件はなく、たんたんと抑えた脚本と二人の演技。そして、古き良き音楽とブルーの自動車。アメリカ。アメリカの良心。すべてが最高級。
スリービルボード以来の傑作。

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kubonbich

4.5脚本が素晴らしい

2019年3月9日
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いろんな意味でコントラストが楽しめる作品。人種問題あり、経済格差あり、性の嗜好も。
それでも、相手を理解しようとする姿勢や言葉に力強さを感じます。

ー寂しいときは、自分から先に手を打たないと。
ー勇気が人を動かすんだ。

あの時代に黒人が南部に行くのは、命がけだっただろうに。
ドクの人を見定める目は、本物だったんだろうな。

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ミツバチば~や

5.0文句なし。

2019年3月9日
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こた

5.0心に残ったのは

2019年3月9日
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あまの

5.0デコボココンビのロードムービー

2019年3月9日
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黒人差別という難しく暗いテーマの中、笑いあり感動ありのストーリーがすばらしい。主人公であり白人のトニーを黒人差別から守った英雄みたいに描かれてたのは少し引っかかったが、それを抜きにしてでも今まで見た映画で1番といっても過言ではない良作。まだ黒人差別が根強い時代に白人と黒人が一緒に旅をしてうち溶けていく。というより、全く正反対の性格の2人が様々なトラブルに巻き込まれながらも旅をしていくコメディタッチかつ感動もするロードムービーという側面の方が強いかもしれない。観終わった後にケンタッキーフライドチキンを食べたくなる人が結構いそうだなぁ。自分も含めて

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もーりー

4.0友情

2019年3月9日
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悲しい

楽しい

幸せ

時代の空気とその中で意思を貫こうとする葛藤と、二人の友情。
とてもレベルの高い友情映画だと思いました。

しかし、どこに作品賞を受賞する要因があったか発見しきれませんでした。

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Rewind That

4.5居心地の良い場所

2019年3月9日
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前半のドライバートニーを含めた彼の周りの描写が素晴らしい‼
ピアニストとの旅のなかでそれがめ
ちゃくちゃ効いてくる。
たまらない脚本と演出だなー。
ピアニストに出会う前に観客はトニーのファンになってます。
旅を続けるなかでピアニストもトニーに魅せられていくんですよね。
トニーもピアニスト、ドクに魅せられいきますね。
2人の時間の流れが気持ち良すぎるのです。
黒人差別批判をベースにしながらレスペクトし合う2人の時間、場所。愛情に包まれたトニーの家族、彼の周りの人達、場所。
全てがー羨ましかった‼
ラストを観ながら爽やかに涙するのです。
素敵な映画でした。

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こっしゃん