劇場公開日 2019年3月1日

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グリーンブックのレビュー・感想・評価

全909件中、621~640件目を表示

4.0安心して観ていられた。

2019年3月10日
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私自身が年齢を重ねる中で、それなりの立場でいろいろな人々と接する機会も増え、自分への注意喚起の意味でも「差別」をテーマにした映画はできるだけ観ておこうという意識(でもこれは決して義務感や使命感ではない)になり始めて数年。
最近はその刺激的な表現が前に出過ぎて、ただただ重たい気分にさせられる作品も多い。それはそれで意義ある体験だとは思うが、やはり観た後に前向きになれる映画が観たい。
そういう意味で、私にはピッタリの作品だった。

ド肝を抜くようなどんでん返しも、ハラハラドキドキのクライマックスも特には無い。それなりに予想された、その中でも極上のラストが待っている。
私の評価は★4つだが、★5つの方の気持ちもよく分かる。

ピアニストとして十分な地位を築いたドン・シャーリーが、あえて虐げられることを覚悟して南部へのツアーを決行したのはなぜか。
そして黒人差別に果敢に立ち向かう彼にも、他人には知られたくない秘密があった。

そう。
ヘイトされる側がすべてのヘイトに対してフラットな意識を持っている訳ではない。
そこはこの作品でドキッとさせられること。

トニーを演じたビゴ・モーテンセンはキュートで最高。
暖かく、優しく、清々しく、ジョークを交えて、それでも差別の現実をしっかり伝えてくれた。
音楽も素晴らしい。

当然帰りはケンタッキーフライドチキンを買って帰りました。
アレに込められた意味を噛み締めながら。

…といっても、日曜の朝イチだったが客席はガラガラ。日本人はもっと差別に対しての意識を高く持つべきだと思う。(これだけを取り上げて言う事でもないけど)

アカデミー賞について、日本のメディアは邦画・邦人が受賞するかしか注目しない。こんなにたくさんのノミネート作品が国内で近々に観られる年なんてめったにないのに。作品賞まで獲ったこの作品の扱いの軽いこと…

今年も差別を取り上げた作品が多かった中、せっかくアカデミー賞を獲ったんだから、是非多くの人に観てもらいたい。

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キレンジャー

4.0黒人でも白人でもない自分は、何者なんだ?

2019年3月10日
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裕福なインテリでロマンチストの黒人と、ガサツで無教養なイタリア系の白人の、正反対な二人が道連れのロードムービー。お決まりのように、次第にお互いを理解していき、かけがえのない友人となるラスト。ここまでは当然予想の範囲内。それが、どこか暖かいんだよね、観終わったときに。爽快感とかとは違う。結局世の中何も変わることはないのだから。だけど、ドクが、自分が何者であるか、少しは受け入れたんだろうなというラストがとても心地よい余韻だった。

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栗太郎

4.5ただただ幸せ!

2019年3月10日
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これぞ映画🎦映画を見てひととして成長してきた私にとってこれぞ映画!老若男女皆見て下さい!見たあとは幸せな気分しか残っていません!

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Kayo

4.5ストーリー以外にも、車、音楽も良い

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

単純

ストーリーは、ある程度想像していた通りで、エンディングもこれぞ
ザ・ハリウッド映画でした。60年代のアメ車が沢山でてくるので、車好きな方はそれも楽しめると思います。そして音楽も素晴らしい。
良い意味で、これぞアメリカ映画です。アメコミ映画だけじゃないんだぞ!というハリウッドの意地を見せられた。

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時次郎

4.0二人の友情から心温まるストーリー

2019年3月10日
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笑える

幸せ

最初は、お互い真逆のような存在だった、ドクとトニーだったが、ツアーを経てお互いのことを理解し合い友情を深めていく過程に誰もが心温まるストーリーになっていると思います☺️

この2人のやり取りを見ていく中で、素直に話すこと、相手の名前を尊重することの大切さを感じましたね。
名前を何度も繰り返したりと意味があったんじゃないかな?
二人のような友情が何故あそこまで深められたかと思うと、当たり前のようなことだけどこういうことをしていたからだと思いました。

予想以上とまでは、いきませんでしたが観て良かったと思える作品でした。

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Tomofumi

5.0震えた

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

終盤のあの演奏シーンとラスト、こみ上げる感動で震え、泣きました。
そして終わったらすぐKFCを食べに行きましたよ!

とてもいい映画です。人種差別ものは、日本人が敬遠しがちな印象です(「それでも夜は明ける」「ムーンライト」の上映回数の少なさよ)。

ぜひたくさんの人に見て欲しいです。

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ぼろんてーる2

3.0いい話だとは思うけど…

2019年3月10日
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ありがちな普通の話。
黒人差別実話映画ならドリームの方が面白いし、黒人差別皮肉映画ならゲットアウトの方が面白い。
タバコのポイ捨てしまくるトニーリップが屑すぎて。

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承太郎

4.0オスカーはメッセージ性ある作品好きだな

2019年3月10日
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よくある手垢のついた旅を続けていくうちに、お互い打ち解けていくというロードムービーです。ロードムービーのラストの別れって何か切ないですね。
お互い人間同士分かりあえば、差別は関係ないのかな。と思いました。
とにかく、ドクの人間性が素敵でガサツなトニーとの掛け合いは絶妙でした。トニーも根はいいヤツだ。ドクの悩みも切ない。でも音楽も良かったし、気分悪くなる大事件もなくて良かった。ところどころの笑いも良かった。ビゴ・モーテンセンが役作りで太って始め誰か分からなかった(笑)

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mz

4.0手堅い作品

2019年3月10日
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笑える

ファレリー監督作としては上品で、アカデミー受賞作ぽい印象。よくできているけれど、想像を超える出来ではなかったかな。
以前に、上原善広「被差別の食卓」を読んでから、フライドチキンが奴隷黒人のソウルフードだったと知ったのですが、この作品でもフライドチキンがよく登場して重要な意味を持ちます。
観客としては、ケンタに行きたくなる作品でもあります。

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矢吹 貴

4.5人情もん。

2019年3月10日
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ハートフルな人情もので優しい気分になれました。わらいも結構あって微笑ましい。アメリカは人種も多様だし性格も様々。これをみな同じにするってありえないからそれぞれ認め合う必要があるんだろうなー。

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peanuts

4.5観たあと気持ちが良くなりました

2019年3月10日
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アカデミーの作品賞という先入観から観に行きましたが、難しさより楽しく観ることが出来ました。主役の二人がそれぞれ影響を受け合い変わっていく様をわかりやすく描いていたと感じました。

これまで難解だと思うことが多かった作品賞ですが、この映画は映画館を出た後に「ああ、良かったな」と思える作品だと思います。

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マカロニ先輩

4.0語彙が足りない

2019年3月10日
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Deer all,
テーマ,ストーリー,表現,個性豊かな登場人物
どれもとっても素ん晴らしかった...
語りたいことはいくつかあるが,
ドクと違って表現する言葉が出てこない...
まずは観ていただきたいです.
トニーの喰いっぷりも別の意味でイイ:)

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どれびん

4.0差別の中に生まれる友情

2019年3月10日
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イタリア人ドライバーと黒人ピアニストが
絆を深めながらアメリカを旅する話。

正反対の2人が心を通わせていくのがたまらん!
ただ肌の色が違うだけじゃないんです。
かたや家族がいて友達がいてバカでワイルド、
かたや孤独で学があって真面目。
そんな2人が時にぶつかりながらも
お互いがお互いを理解しあって
最終的には相手の行動や考えを自分に取り入れる。
こんな素敵な話はないのでは。

「この人自分と全然違うから付き合えないわ」
って思うんじゃなく思ったことは
ちゃんと相手に伝えるべきなんだと思った。

それを彩る、ファッション、音楽もよかった、、

笑いあり涙ありでよかった〜
作品賞という色眼鏡なしでも良い映画!

終盤の無音シーンで鼻すする音を
響かせてしまって申し訳ない。笑

映画観た後、速攻タバコ吸いながら車を運転し、
ケンタッキーに駆け込んだわ。

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マスノブ

4.0永遠に繰り返されるテーマを陳腐化させずに描いているのはやはり凄い

2019年3月10日
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皆様のレビューを拝見すると、この映画のことは殆ど言い尽くされており、レビューボタンをクリックしたものの書くことがあまり浮かばないので、鑑賞記録として、感じたことを少しばかり書いてみました。
❶愛が普遍的であるように差別もまた普遍的に存在する。
あらゆる人間関係において、差別する側とされる側の立ち位置が生まれ得る。
ナチスが出てくるような映画でもよく描かれますが、差別されている側から、スパイ役を買って出たり、賄賂などで差別する側に擦り寄り、いつの間にか同胞を差別している人がいる。本作の主人公は道徳的に清廉だが、自分のように闘わない多くの同胞への失望という形での違和感(差別とまでは言えないが)があったと思う。白人を雇うという行為は、自分は他の黒人とは違うというアピールに繋がり(実際にはそう思っていなくても)、それを受け止める他の黒人からは一種の差別に見えたはずだ。少なくとも車の冷却水を替えている時、沿道で農作業中の黒人たちからはそう見えていたのではないか。あの黒人は白人側の人だと。
❷差別されている同胞のために闘う人は、ほぼ例外なく初めは同胞からの蔑みの視線によりこの上ない孤独感に苛まれる。余計なことをするから却って懲らしめのために差別が助長される現象が起きるのだ、ありがた迷惑だと。しかも困ったことに最初にその闘いを始めた人の勇気を称賛するのは(大抵上から目線の揶揄的なものであるが)寧ろ差別してる側だったりすることが多い。これはイジメに置き換えれは容易に想像できる。
エマ・ストーンがキング夫人を演じた『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』でもそうだったような気がするし、これから公開される『ビリーブ』でもそのようなシーンが出てくるのではないか。

人間社会が人種や民族にとどまらず、永遠に解決できない差別(自分との差異化による優越感の獲得)という問題だからこそ、いつまででも繰り返し言い続けていかなければならないテーマなのだが、陳腐な印象を与えずに描ききったこの映画はやはり凄いのだと思います。

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グレシャムの法則

5.0名シーンがいっぱい

2019年3月10日
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泣ける

笑える

幸せ

アカデミー受賞作品だけあってやはりとても秀作でした。
人種も育ちも立場も性格も違うふたりが友情を育む物語、、、と書くとありふれた物語のようですが名シーンがいっぱいで素敵でした。
映画って予想を裏切る展開も面白いですがこうなればいいのにという予想通りの展開も心地よいわけで、ラストシーンのクリスマスのホームパーティシーンはまさに予想通りで幸せな気分になりました。
主人公もボスの人物像もとても素敵でしたが、それにも増して主人公の奥さんがものすごく素敵でした。

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光陽

4.5アカデミー作品賞!

2019年3月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

思ったとおりの秀作でした。アカデミーが好きな米国の人種問題をベースにした作品。の割にはユーモラスな内容で2人の心が通じ合っていく様が生き生きと描かれています。受賞の影響で映画館もほぼ満席。封切りのタイミングも丁度良かったようです。
是非映画館で🎦

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タイガー力石

4.03月9日

2019年3月9日
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楽しい

知的

幸せ

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コンブ

5.0人種差別がテーマ?いやいや、それだけじゃない。だから凄い。

tさん
2019年3月9日
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泣ける

笑える

悲しい

ビゴモーテンセンが四六時中何かを食いまくる映画です。というのは嘘です。凸凹コンビのロードムービー。ドッカンドッカン爆笑するわけじゃないですが、この世界って良いな、と思わず笑みがこぼれました。
あとこれ、クリスマスに観たかったなぁ。。。悔。

この映画は人種問題を扱っているのですが、正直なところ、僕はあまりそのテーマ性を強く感じませんでした。むしろ「万引き家族」に近いテーマ性があるような?気がしました。

1番好きなシーンは、旅の途中、クルマがエンコして農園の横に停車するシーン。ここだけ音響がピタッと止まる。農園の虫の音だけが聞こえる。開かれた視界の先では、黒人労働者が草刈りをしている。黒人労働者とエリート黒人ピアニストであるドクター・シャーリー、両者のコントラスト。
このシーンは凄かった。音楽もアクションも台詞もなく、たった数秒間だけのシーンにも関わらず。

この映画、中盤までは人種問題がテーマっぽいです。しかし終盤「ドクター・シャーリーが南部へのツアーを行った動機」が示され、「あー、そっちが本当のテーマだったのか?」という風に思ったんですよね。

劇中、トニーの家に集まるイタリア人達が超貧乏で、超頭悪そうで、黒人を完全に見下しているんだけど、とても楽しそうだし良い人達なんだよね。(まぁ多分、黒人に対する偏見を持っているだけで、根っからの黒人嫌いという訳ではないらしい。)
反対に、ドクター・シャーリーは、超金持ちで、超頭良くて、人に対する尊敬の念に溢れてるんだけど、すんげーつまんなそうにしてる。

ドクター・シャーリーに無いものは、コミュニティなんだよね。
これが「万引き家族っぽいなぁ」と思った理由です。
「万引き家族」は「コミュニティがない日本の社会構造マジやばいっすよ」という映画だとすると、「グリーンブック」は「たとえ地位・金・名誉があってもコミュニティに属していなければ無意味っすよ」という映画だと思いました。

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t

4.0ご機嫌なリズム

2019年3月9日
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泣ける

笑える

幸せ

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いぱねま

4.0Fantastic

2019年3月9日
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I recommend you this movie. You will be able to be happy and have warm mind.I could laugh many times.When you watch this movie,you will want to eat something.Why? Please try this movie at once.

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moo\(^-^)/