劇場公開日 2019年5月31日

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長いお別れのレビュー・感想・評価

全134件中、101~120件目を表示

3.0山崎努の演技に支えられた作品

2019年6月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

痴呆症が進む男性と、その家族の数年間の交流を綴った作品だけに館内は私を含め中高年の方が目立った。

痴呆により奇行をする老人、それにアタフタとする家族の姿は客観的にはコミカルで微笑ましくも見えますが、自身の将来に置き換えれば笑って良いものか考えさせられてしまいました。

徐々に記憶を失っていく老人を演じる山崎努の無表情な演技は、本当にボケたのではないかと思える見事なものでした。台詞の少ない山崎の心情は、妻や娘役の語りかける言葉で表現される構成は上手いが、それらは彼女達の言葉であり、父親の本音は我々が想像するしかないのでしょう。唯一心を通わせたかに見える反抗期の孫との交流が、もう少しきちんと描かれればもっと良い作品となったのではないでしょうか?

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Masaya

4.5中野監督が魅せる家族愛

2019年6月4日
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何から書けばいいかわからないくらい言いたいことがいっぱいあるけど、まずはやっぱり山崎努の好演に拍手を送りたい。
「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野監督作品と言われれば当然期待値は高くなる。その期待値をしっかり超えてくれる一本。
これは特別な話ではなくて、誰の家庭にも起こりうる話。だからこそ感情移入してしまうし、家族の愛情が愛おしく感じる。
見終わった後に両親になんとなく電話したくなるようなそんな作品だった。

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にゃたろう

1.0なんとなく流れる話

2019年6月3日
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鑑賞方法:映画館

人、家庭それぞれだと思うよ。
決して愛情深い話ではないです。

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とらきち

4.0蒼井優と繋がりたい・・・

2019年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

 認知症患者数は高齢者の7人に1人とまで推計され、軽度まで含めると今や400万人を超える方が患っている。介護する人、家族まで含めるとほとんど全ての人が関係してくる問題とも言えます。そんな時代、『ばあばは、だいじょうぶ』のような入門編に加え、今作では大きな決断をも要求されるテーマを扱っています。誤嚥性肺炎とかも参考になったし、人工呼吸器に加え胃ろうの問題もあればもっと良かった。

 「家に帰る」という意味。「繋がりたい」という思い。メインテーマとは別に、家族がそれぞれ抱える問題をも描き、笑いもあり、泣き所もあり、そして汚物処理などの介護の現実もグサッと胸に突き刺さりました。さらに病院におけるインフォームドコンセントが必要な時代なため、延命治療も重要なテーマ。病院から呼び出されて、処置を施してもいいかを尋ねられる経験をしているだけに胸が締め付けられるほどだった。そこを笑い飛ばす演出にしたのは賛否両論だと思いますが・・・

 また、完成度の高さを感じる伏線の回収。遊園地の幼い姉妹、クッキー、紅葉の栞、漢字マスター、挙手など、あぁ使ってるなぁと感心するばかり。ちなみにネットでエリザベスを検索したら“易利薩伯”と出てきました。襟なんとかって、ちょっと変です。笑っていいのかどうかわからなかったのが、「上を向いて歩こう」を歌った直後に網膜剥離の手術後にずっと下を向いて歩いていた松原智恵子でした。

 次女の麻里を演じた蒼井優は最高!もう日アカ女優賞は決まったかもしれません。そして山崎努も助演男優賞決定です。残念なのは、演技は問題ないのですが、竹内結子パート。アメリカに住んでいるという設定自体が不要。予算的なものもあるかもしれませんが、アメリカらしさを感じられませんでした。最後に出てきた左ハンドルのプリウスが最もアメリカらしかったほど。

 やっぱり蒼井優の存在は大きい。宿題やって50円もらったエピソードもいいし、男運、仕事運に恵まれないところも。「なかなか繋がれないね」・・・そんなことはない!俺が繋がってやる~と叫びたくなる縁側での会話。それでもね、家族の繋がりだけじゃなく、認知症患者に対しては近所の人や旧友など、周りの人の優しさも大切なんだよ。道彦くんも良かったけど、彼も忘れっぽいから・・・

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kossy

5.0*家族が老いていくことの切なさといとおしさを描いた作品

2019年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

現役時代は校長まで務めた知的な父親に少しずつ認知症の症状が現れる。その父親を世話する母と2人の娘たち。母、長女、次女が父との関わりの中でそれぞれが抱えている悩みや苦しみを織り交ぜながら、懐かしい思い出を辿り、そして気持ちを分かち合っていく。家族ならではの やるせなさ、温かさ、切なさをとても優しく描いた作品で、とても感動しました。
時折、クスッと笑える場面、静かに涙ぐむ場面、じーんと胸に迫る場面、、などなど細やかな描き方は中野量太監督の素晴らしさを感じます。
山崎務さんの言葉を必要としない表情だけの演技には圧巻です。松原智恵子さん扮する 品の良さの中にどこかズレたようなほわんとした母親が可愛らしく健気でした。夫をひたすら支え、尽くすという昭和の時代の典型例な理想の夫婦像が表現されていましたが、そのつながりに夫婦を超えた人と人との愛を感じました。
長女の息子(孫)との非言語の関わりにインターネットがそのつなぎ役をしているという今の時代らしい背景もうまく表現されていました。素晴らしかったです…!

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あんりん

4.5前作より

2019年6月3日
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前作より感動的ではなく、淡々と流れる。
でも介護経験のある身としては、エピソードの一つ一つに気持ちがハマる。
クスッとして優しくなれるそんな家族が描かれています。認知症と聞いて、尻込みしないでみてほしい映画です。

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カズ

3.0心温まる作品だが

2019年6月3日
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役者もストーリーも悪くないし心温まる作品だが、
前作の風呂をの感動を考えると、かなり弱い。
小説原作もあるし、現実の事を描いているのもわかりますが、本当に淡々としたシーンが続いてるだけ。
それが心地よければ良いですが、飽きる人はつらい。

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Yoji

2.0見なくても内容が分かる

2019年6月3日
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鑑賞方法:映画館

また、認知症か?家族とは?正直飽きた。
ある著名な監督が言っていたけど、フライヤー観たただけでこの作品の内容が分かると。感動作よりも驚きが欲しい。邦画では無理なのだろう。低予算の中近東や南米の映画の方が新しさを感じてしまう。
邦画が海外での評価が低いのは驚きがないからだと思う。スポンサーの顔色をうかがって感動作、感動作に固執するテレビドラマでよかった気がする。

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cats eyes

4.5個人的な上半期1番です

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

すばらしかったです!おそらく個人的な上半期1番になるかと!

キーヴィジュアルではあまり惹かれるものがなかったのですが、監督の前作もキーヴィジュアルも予告もいまいち惹かれなかったのに映画が最高に感動したので!今回もそれでした。

山崎さんが本当にたまりません!難しい役どころを自然に生きて、素敵でした。
夫婦、娘、孫、三世代との関係が丁寧に描かれていて、問題を抱えつつ不器用に活きる家族の様子がいとおしく、切なく、時々くすりと笑えて、本当に素敵な映画でした。
個人的には予告にもあったメリーゴーランドのシーンは、お父さんの視点というか情?が唯一見て取れて泣いてしまいました。
やさしい涙を流すことができて、家族に会いたくなる、本当に素敵な時間をいただきました。

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ちいまめ

4.0名優、山﨑努を

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

久々に拝見。出汁が利いたイイ味出されてます。

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zurax

4.0家族を大切にしよう、そんな気持ちにさせられます。

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ストーリーそのものはさほどドラマティックではありませんが、それでも俳優陣の名演と家族愛、家族の絆に感動させられます。
「湯を沸かすほどの熱い愛」で脚光を浴びた中野量太監督ですが、今作も期待を裏切らない良作でした。
たとえ認知症を患った父に忘れられてもそれでも温かく父を見守る家族の姿に、この映画を見終わったあと家族を大切にしよう、きっとそんな気持ちにさせられているはずです。

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光陽

4.0名優の名演技光る

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

認知症を長いお別れという事らしい。山崎努さんの名演技に尽きる作品であるが随所に見所・泣き所があって涙腺崩壊する事数回。突然奥様にプロポーズするシーンはかなりヤバいですね。
松原さん竹内結子さん蒼井優さんで家族愛とくればもう観るしかないでしょう!
是非映画館で🎦

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タイガー力石

5.0家族映画の傑作

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

いやぁ、凄い映画だった。
暖かく魅力的な家族映画。当人たちにとっては長い闘いの日々だろうが、どこかチャーミングで憎めないエピソードの一つ一つが家族の良い思い出となるのだろう。
山﨑努さんの演技力はさすがだった。松原智恵子、竹内結子、蒼井優ら日本を代表する演技派女優が脇を固めていて、非常に見応えがあった。

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あいわた

3.5愛される父親

2019年6月2日
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認知症を患う父親を持つ家族の話。ストーリーは、なんの変哲も無い物だけど、父はとても家族に愛されている。
認知症であろうとなかろうとそれは変わらない。認知症の父も家族を愛してやまず、認知症ぶになってもそれは変わらない。
家族がそれぞれ問題を抱えながらも、父への愛をつないでいく姿はとてもほっこりさせられる。父の対応もとてもいい。
山崎努の父の良さには脱帽するが、配役陣の演技も素晴らしい物があり、見事な家族像を描いている。
私も数年前に父を亡くしたが、それに被るように思えた。
静かな家族愛を感じたい方は是非見て欲しい。

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yakitori

3.5誰かの為に。

2019年6月2日
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楽しい

難しい

幸せ

父親の70歳の誕生日に母親からの呼びかけで姉妹共に約1年ぶりに実家に帰ったら、半年前から父親が認知症を患っていると知り、そこから巻き起こって行く話。

自分達の生活やそれに関する問題を抱えつつも、気にかけて行く姉妹に意に介さずな当の本人と当たり前に世話をする母親。

予告編やCMの通り、すっとぼけた笑いを交えつつ認知症患者と家族達を明るく楽しくみせて行く判りやすいドラマで、コテコテだし奇麗事だけど、温かく優しく日本映画らしくて面白かった。

とぼけているのか寝ぼけているのかということや、失念しているのかという様な出来事をたまーに感じるところから始まって行く認知症。
もっと軽度だったし期間も短かったものの自分も身内の認知症を経験したことがあるけれど…こればっかりはねぇ…。

現実はこんなキレイなものでもこんな気楽なものでもないし、本当に奇麗事だけれど、こういう優しさや温かさや愛情は忘れないでいたい、少なくともたまには思い出したいと思うよね。

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Bacchus

5.0笑い泣き、泣き笑い

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

予告通り、お父さんが痴呆になっていく話。
これだけで、ある程度はストーリーが予想できると思います。

私も母を亡くし、祖母は大往生でしたが、痴呆と延命治療の有無など経験しました。この経験は誰にでも当たり前に起こることなので、ちょっとしたシーンで涙が出ます。

さらに、家族の物語があります。
明るく淡々と当たり前のように介護しても存在も忘れられていく妻。
旦那と息子との関係に悩む長女。
仕事も恋愛も上手くいかない次女。
これもよくある当たり前の話ですが、どの目線にも共感できるので、涙が出ます。

ココ最近で最も泣けてしまいました。映画館で嗚咽寸前です。

が、、、暗い映画ではありません。
同時に、とても明るく楽しい映画でもあります。
映画館でも何度も笑い声がおきるので、ある意味コメディ要素もあると言えます。
最後のシーンにも笑いが起きました。

笑っていると急に泣けたり、泣いていると急に笑わせられたり。感情崩壊です。
とても気持ちのいい、後味のいい映画でした。

所々、昭和のの演出もありましたが、4人の俳優さんの熱演が良かった。また、セリフ無しで笑顔や手を挙げるだけで泣けてしまう演出には脱帽です。

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だるまん

3.5満点が取れなくてもいい

2019年6月2日
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鑑賞方法:映画館

認知症と向き合う家族のドラマが自然で、出来なくなっていくことが増えても、家族の関わり方が変わらず尊敬と愛情を示しているところがとても良いと思います。

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zita

4.0身につまされます

2019年6月1日
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鑑賞方法:映画館

自分も含めて周りの環境が近い部分もあるので、身につまされます。でも、家族の温かさを感じる作品でした。

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ごっとん

3.5ただただ泣く

2019年6月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

2020年の東京オリンピック見せてあげたかったなぁ。
孫くんとおじいちゃんの関係、距離感素敵だな。
蒼井優さんのけなげに尽くして失敗する感じ好きだな。

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ふわり

4.5長いお別れ

2019年6月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

そういう意味だったんですね!
メリゴーランドシーンが印象的でした。子供と一緒にと山崎努さんの満面の笑顔
蒼井優さんの演技は素晴らしいです。

中野監督の家族作品は素晴らしいです!

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かん
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