劇場公開日 2019年10月18日

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楽園(2019)のレビュー・感想・評価

全248件中、181~200件目を表示

3.0ちょっとよくわからなかった

2019年10月22日
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鑑賞方法:映画館

些細なことから大きなことまで事件が多すぎるので、どの事件が誰にどう影響を与えたかがわかりにくい。そして、たぶん、わかりにくい作劇なのは製作者がそうねらったからなのではないか。
2つの事件が絡み合って、人間の絶望と希望?が描かれているらしいが、いや全くわからん。

心情がきちんと理解できるのは佐藤浩市演じる善次郎だけで、ほかの主演の杉咲花演じる紡や綾野剛演じるタケシなんかは何を考えているのか何をしたかったのかついぞわからないまま終わってしまった。ヒントが少なすぎる…。あるいはヒントだとわからなかったのかもしれない。

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サブレ

3.0楽園は無いのか。故郷か。住めば都か。

2019年10月22日
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ちゃーるすとん

4.5評価わかれる

2019年10月22日
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題材も内容も各演技も申し分ない。
ただ、流行りものが好きな人や、小説よまない、特定の地域の人などには酷評をうけそうな映画であった。
ただ、この映画を観て何も思えなかった人は、他の映画もつまらなくみているだろう。

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Ayana

3.5よそ者とよそ者にされる者

2019年10月21日
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鑑賞方法:映画館
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ごっとん

4.0ひとすじの光

2019年10月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

吉田修一作品ならではのやり切れない虚しさと言いますか。話が進むにつれて自分の心が沈んでいくような感覚。「楽園」を築き上げるためのデストピアに虐げられる三人が選ぶそれぞれの行為にはある種の解放を目的としており、そんな中で紡(杉咲花)が取った選択は、観客にとってのひとすじの光であり、唯一の救いとなるのではないだろうか。まして、楽園(解消)を望むことがどれだけ恐ろしいことなのかを映画を通して観客は知ってしまっているはずなのにそれでもなお真犯人を知りたいと。このモヤモヤした気持ちを解消したいと望む気持ち。でもそれって五郎(柄本明)と同じなんじゃないの?って。でもそこでまた紡があの看板を投げ捨てる当たりの潔の良さ! 犯人捜しとかそういうのもういいからそれよりも……!っていうね。
彼女にとっての幼なじみの存在。心をゆるせる存在。そんな存在が他二人にない選択を生んだのだと考えます。

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@Ryota_yade27

3.5美しい監獄

2019年10月21日
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ゆり。

3.0重い人間ドラマ

2019年10月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽園 (2019)

長野の田園風景から始まるのどかな話と思いきや児童行方不明事件をきっかけに様々な人間模様を十数年にわたって描いている暗く重い人間ドラマ。
誘拐事件の犯人捜しはメインではないのでミステリーの謎解きのような
爽快感は全くないです。
古いしきたりに縛られて村八分にされる者、誘拐事件の被害者の友人として大人になっても生きていることに抵抗感を感じてる者、一生消えない傷を引きずり生きていく者たちの閉塞感。そして事件のその後を描いています。
綾野剛が悲惨で見てられないほど。
ラストも余韻とは違うモヤモヤ感が残りました。
田舎に住みたいと思ってる人は見ないほうが良いです。

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Yoji

3.5怖かった

2019年10月21日
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難解でした。
望遠レンズのボケを多用したキャメラワークも難解さに輪をかけているような。
「あいつが犯人だと言ってくれ!」
「誰かが犯人になれば丸く収まる!」
柄本明さんの絶叫が耳にこびりついて今も離れません。
綾野剛さん、さすが。こんな役もこなしてしまうんだ、と改めて感心。
杉咲花さん、台詞の無い表情だけの演技に引き込まれました。
佐藤浩市さん含め、オールキャスト演技派揃いのバトル合戦。みんな上手すぎて、逆に監督の意図が伝わりづらくなった気もしました。

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shioshio

3.0回り回って皆。悪人

2019年10月21日
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途中退席しょうかと思った。軽率過ぎる行動の連続、そんなことしたら疑われるだろう?!
全員悪人なんだもの、確かに環境が人を作るかも知れないけど、もっと救いはあると信じたい。そんなに悪いことばかりじゃないよ、一筋の光?うーん、ラストでそれは感じなかったな~。悪人、怒り、と殺した人間だけが悪い訳ではない、と訴えたいのでしょうが、暗すぎて信州がかわいそう。

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モナチン

4.0もやもやしても 苦しくても 生きろ!!

2019年10月21日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ともちん

3.0楽園とは

2019年10月21日
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鑑賞方法:映画館

森に囲まれた限界集落で1人の少女が失踪した。12年後、失踪した少女の友人の紡は孤独に生きる青年と出会い…。
前情報を仕入れず映画を鑑賞したため、モチーフの事件が発生した際には身震いを感じた。田舎町の負の要素を突き詰めたような作品で実在の事件を知った時の気持ちになります。

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shotgun

4.0居場所があれば「楽園」はいらない

2019年10月21日
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deneb

4.0それぞれが抱える闇

2019年10月20日
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鑑賞方法:映画館

吉田修一の小説を映画化した作品は原作共々すべて見ている。「悪人」「怒り」「パレード」「さよなら渓谷」「横道世之介」など。どれも小説に忠実で優れた作品だと思う。

今回の作品は原作未読ながら、杉咲花を始めとした主演陣の好演はもとより周りを固める芸達者な面々に支えられ、実に見応えのある作品だった。

ただ、綾野剛・杉咲花の話と佐藤浩市の話の絡ませ方が取って付けた感あるなぁと思っていたら、エンドロールでふたつの短編小説が表示されていたので、なるほどそういうわけかと納得。違和感あるわけではないが予備知識を得てから見るとまた違った楽しみ方になったのかなと。

それぞれが抱える闇、閉塞感、行き場を失いもがき苦しむ。そしてあるとき何かがはじける。「限界集落」と言われる場所で起こる人々の諍い。近年、SNSによる無責任な誹謗中傷が取りざたされているが、SNSでなくとも同様なことが昔から今に至るまで起きている。そして悲劇に繋がることも多く。

実に考えさせられる問題。吉田修一の小説の多くは本当に苦しい。若干の救いも見せてくれるが、やはり苦しい。

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むっしゅ

3.5言葉では言い表せない作品

2019年10月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

哀しい…ではなく切ない…でもなくこの作品を表す言葉が思いつかない。
唯一表すとしたら三度目の殺人の雰囲気で瀬々監督らしい狡猾な人間ドラマ。
ザ・日本映画とも言うべき人の心理と真理。
吉田修一らしい救いようのないストーリー
この4つを挙げれば「あぁ…是枝裕和みたいな重く意味深なストーリーねー。俺には向いてないわー」って思う人がいると思う。
そう思う人も見て欲しい。
だって今の世間を限界集落で表しているのだから。

杉咲花といい綾野剛といい佐藤浩一といい、いいキャスティングするな〜
この3人以外では作品にならないと思う。

多くの人に見て欲しいが万引き家族と同じくらい覚悟が必要なのでお気をつけて
まぁ最後は野田洋次郎&上白石萌音の一縷で最後は救われた気分になります。
よくこの2人を起用しました!

それとこの映画年齢指定なしだけど大丈夫なんですかね?
最近の映倫はすぐ年齢指定つくけど…
この映画すごくリアルに演出してるし(最初の暴力シーンとか胸糞)片岡さんの「あれなんか少しヤバイんじゃ」と思う演出など
少なくてもPG12ぐらいにした方がいいのでは…と思いました。

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Pegasus

2.0考えさせられる映画

2019年10月20日
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本当に犯人かも分からないのに、だれひとりその場にいって言ってあげる人もいないのは悲しすぎる。
番宣でいっていた通り、「信じたものが彼が犯人」だというコメントも、誰かが犠牲になる事でみんな救われる。ひとりひとりの想いが交差し、切ない映画でした。
風化させないように、生きていく事が大切だと思いますね。

話がコロコロ変わって、イマイチついていけなかった。
ただ、人が壊れるとここまで変わるんだって思えて、佐藤さんの演技には見応えありましたね。
ヒトは信じるべき目標を失うと、死滅するか狂気に走るのか、その他の選択肢があればいいのですが。
最期、みんなひとりになるのですから…

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maico

4.5限界集落の闇

2019年10月20日
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悲しい

怖い

知的

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tomクルー

4.53年A組…

2019年10月20日
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らぶにゃん

2.5人間の持つ、排他的な差別、言われなき誹謗中傷が画面に溢れている映画...

2019年10月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

人間の持つ、排他的な差別、言われなき誹謗中傷が画面に溢れている映画。
これが人の持つ業というものか?
犬の方が余程フランクでピュアに見えて愛おしく感じます。
この罪深き生き物に天は楽園なんて与えたり絶対にしない。それでも人は楽園を求め続ける。悲しい生き物ですな。

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ちゆう

3.5最後

2019年10月20日
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主要キャラの演技力、ストーリーとうはよかったけど終わり方は?しかなかった

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リョウタ

3.5人生の楽園って…❓

2019年10月20日
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最初から最後まで、暗いフィルターがかかったようなストーリー。吉田修一の原作ですが、いつもの緻密な構成と展開ではなく、人の業や妬み、恨みを持て余したような、イヤミスの作品でした。

過疎が進む限界集落に潜む、昔からのしきたりや新しい者を拒む、閉鎖的な村社会が舞台。

稲穂がこうべを垂れる田んぼに続くY字路に、人生の岐路がある。誰もがどちらに進むかで、人生の選択を強いられる。タケシにも、善次郎にも、選択したその先に楽園はなく、ささやかな幸せさえも許されなかった。

自ら絶つ命と、生きたいのに生きられない命、その対比も含めて、それぞれの命の重みと楽園とは何かを強く訴えてきます。

その重さを醸し出しているのは、やはり綾野剛、佐藤浩市、柄本明などの迫真の演技力だと思う。そんな俳優陣の中でも、友達の失踪事件のトラウマを断ち切れないツムギ役の杉咲花は、若いのに、その期待に十分応えていたと思います。

ps. 隣に、小学校の低学年の子どもを連れて観に来てた父親がいたけど、この作品に子どもを連れて観に来る父親って、何考えてるか、呆れてしまった。

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bunmei21