えいがのおそ松さん
劇場公開日 2019年3月15日
解説
赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、ニートの大人になってしまった松野家の6つ子の兄弟が繰り広げる日常を描いて人気を集めたギャグアニメ「おそ松さん」の劇場版。ある日、高校の同窓会にやってきた、おそ松たち6つ子は、ちゃんとした大人に成長し、社会人として全うに働く同級生たちとの再会で、対照的に冴えない自分たちの現実に打ちのめされる。やけ酒をあおり眠ってしまったおそ松たちが翌朝目を覚ますと、周囲にはいつもと違うがどこか見覚えのある風景が広がっていた。そこが「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中のこの時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられた6つ子たちは、真実を確かめるため、18歳の自分たちに会うことに……。
2019年製作/108分/G/日本
配給:松竹
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2019年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
生きているって素晴らしい。クズでもニートでも生きること自体が素晴らしいんだとこの映画は教えてくれた。
うだつの上がらない6つ子がタイムスリップして、高校時代の自分たちと対面するという物語だが、今も十分痛い6人だが、そんな彼らからみても過去の自分は恥ずかしいものらしい。高校時代、良いことなんて何一つなかったと後悔だらけの6人だが、そんな彼らとて実は誰かに希望を与えていたことが本作では描かれる。
人生はそういうものだと思う。良かれと思ってしたことが誰かを傷つけるし、自分では全然ダメだと思っていた事柄が意外と他人には高評価だったり。良いこと1つもなかった、という自己評価の高校生活も他の誰からからはとてもかけがえのないものだった。
映画を観終わったあと、自分の高校生活を振り返ってみた。6つ子ほどではないがやっぱり恥ずかしい思い出ばかりだ。でもそれがだれかの助けになっているのなら、嬉しい。人生の素晴らしさを気づかせてくれる素晴らしい作品だった。
おそ松さん好きの友人に連れられて(笑)
下ネタが多いアニメ、おそ松くんとの違いもわからないレベルの人間でもかなり楽しめました。
とにかくテンポが良い!
何も考えず(いい意味で)見ることができました。
ただ終わったあとにアレはどういうことだったんだろう…と思うこともあったので何度でも楽しめる点が作られているなと思いました。
2022年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
少ない客数だが、女性率、高っ!!
絵柄なのかな。何かが
ジャストミートするんだね、きっと。
深夜アニメとしては、いろいろ面白そうだとは感じた。
2021年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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露骨な感動目線ではなくあくまでも「ギャグアニメ」の体裁をとりながらも、鑑賞後は不思議と前を見られる。
まっすぐ背筋が伸びるような感覚だった。
六つ子だけではなく、チビ太やイヤミ、トト子ちゃんまでもそれぞれ悩みがある。どれも「あー、わかるわかる」「そういう時期あったな」と頷けるものばかり。過去があるからこそ今があるのだ。
胸を張って生きていこうと思える名作。
ギャグアニメでこれ程の良作に巡り会えるとは思っていなかった。
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