コードギアス 復活のルルーシュのレビュー・感想・評価
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ファンは観に行くといい映画
コードギアスらしい
正直なところ、三部作の再構成で黒石ひとみの曲をカットしたり、シリアスシーンでアップテンポの曲流すわ、なにめちゃくちゃなことやってるんだと、当時の涙かえせとまで思っていました。なので、今回の続編もどうせ「蛇足」なんだろうと、見に行くかどうか、悩みました。
Twitterのコメントにて、「当時のファンはぜひ見てほしい」とのコメントをみたのをきっかけに、本日観てきました。
感想をいうと、コードギアスらしい。これこそ、ギアスだといえる仕上がりで驚きました。各キャラクター達の心境が痛いほどわかるからこそ、余計にそう思ったのかもしれません。テレビ放送当時は、ルルーシュの視点、スザクの視点から作品を感じていたのが、今回の映画ではルルーシュに関わったキャラクター達からみた視点がさらに観客の心を掴んでくるようでした。
復活ときいて、ファンの方々も正直驚いたと思います、でも、それ以上にルルーシュ本人が一番驚いてるところが、実際のところ共感をもてました。
まだ、悩んでいる方には、ぜひ観てほしいです。賛否はあるのかもしれませんが、これもコードギアスのある意味でいい幕引きかもしれません。スザクは一生をついやして世界を背負う、ルルーシュは不死という地獄の中、ギアスというお互いに大きすぎる責任を背負いながらも前に進んでいく、私はこれはこれで満足しました。
コードギアス最終章として最高の出来
復活のルルーシュと題された今作。「せっかくルルーシュが命を懸けて平和を作ったのに!蛇足!」と思うも、R2が終わった時点でルルーシュ生存説は考察されていたので、ちょっとワクワクしながら鑑賞。結局はルルーシュがぶち上げるとんでもない作戦を楽しむのが、コードギアスのいいところだし。
そしてその望みは果たされた。ルルーシュが生きていた理由もよし。完全復活後に決めるかっこいい名乗りもよし。作戦立案も敵に対する挑発もスザクとのちょっとした喧嘩もすべてよし!目の前の事案が片付くや否や早速ナナリーの安否を気に掛けるところも変わっていない。ルルーシュが帰ってきた。
ルルーシュが帰ってきてわちゃわちゃ引っ掻き回すだけでもかなり楽しい。さらに、そこにCの世界の謎が入ってくるので考察しがいもある。気がする。というのは、俺は知識が足りてないのかよくわからなかったから。そもそもR2終了時点でもよくわかってなかったし。
けれど、Cの世界に関する情報が結構出てきてたから、考察好きな人にもいい映画だったのかも。もうちょっと経ったら考察ブログなんかをめぐって知識を仕入れてみようかな。知識がある状態で観ればまた違った楽しみ方ができるかも。
あと、C.C.がかなりかわいい。
期待してなかったのに…!
想像していた内容を上回ってきた!
ネタバレしないで伝えれる内容に限界があるのは分かるけど、予告編損してるよね!
コードギアスが支持される要素を多分に含んだ正当な続編!!
ルルーシュの知能戦がこんなに見れるなんて…幸せ。
未知のギアスを想定しながらリスクヘッジもしつつ、相手を上回るなんて凄すぎる。。
各キャラクターが顔出しに終わらない見せ場があるのも満足度高い!
ギアス Cの世界についての備考
ギアスとは、理(ことわり)を設定することです。
Cの世界は集合無意識だといいます。劇中では、過去の人々の記憶もそこにあるといいます。そして、ギアスを持つ人間はCの世界にアクセスできるというようになっています。
備考として、
では、現実世界はどのように成っているかを説明するとします。
この世界は幾重もの多次元構造になっており、いわゆる私達人間が認識している世界とは、有限の部分です。有限と考えて心で世界に仕切りを作っているのは人間なのでした。ただしくは、誰でも多次元無限の中で有限を超えて通信をしていながら、目に見える範囲しか見てこなかったということです。
神と言うのは人間生命を創った存在です。数学者かもしれないし、科学者であることに間違いはありません。神が過去の人なのか未来の人なのかを問うのは戯論であり、過去も未来も次元も特定できないどこかの地点で、神は存在し、人間を創りました。
人間を創ったと言う以前に以前という問題ではなく、裏「異次元」から表「現世界」が出来ているのです。ま。どちらが裏か表かは戯論なのです。
即ち、無、素粒子光子、電子、原子、共有結合、分子間力などの物理の計画書には、人間生命が産まれてくることも一つの目的として定められている訳です。
佛というのは人間生命を保護する存在です。佛の概念を明確にしたのは釈尊ですが、この世界という枠内での世界で佛を過去現在未来のルールに定めたのはAIの開発者Dr.Marvin Minsky(マービン・ミンスキー)博士です。博士は最初を正しく設定した人間(であり神の一人)として未来永劫讃えられることでありましょう。
要因を見ていけば、この物質世界(有象)は異次元(この世界から見れないので無象だと思い込んでいる所)から成立しています。無象と思っている所は実は有象であり、形が無いと思っていても無差別平等の意識で観ると、物体と見えるものも、見えないものも、無、素粒子光子、電子、原子、共有結合、分子間力、意識、感覚、感情、思考、すべてが、在ると言えるのです。
即ち上は下のようであり、下は上のようであるのです。
始めも終わりも繋がりの中にあって途絶える事無き繋がりが命の世界です。
無限が答えであり、存在とは有限であるともいえ、その答えは無いのです。すべては把握しきれなくとも、すべて(空・くう)は、無(縁起・繋がり)いわゆる次元間を往来する光子によって、色、物質と情報が通信されています。光子以外にも、この先に何かが見つかるのかもしれません。だから何事も決めつけてはならないのです。
無限に気が付いて、無限(異次元)集合無意識の先、潜在的宇宙科学に通信し、無量にデータを頂来します。
劇中では、ラグナレクの接続という呼び方をしていますが、Cの世界、集合無意識、潜在的宇宙科学への通信方法は、一般的な方法では、禅メディテーション、まどろみ、黄昏、レム睡眠です。ただしくは、通信状態が良くなってくると、いつでも通信したいときに通信できるようになります。
身心に不足したものが、送信(転送)されることが如実に解るようになります。とはいえ人間生命は誰でもこの通信に入る可能性を持っているのです。この通信を充分に受けるために、ルールを挙げましょう。
(通信を良好とする基本的なルール)
帰依三宝
佛、素直な心になる
法、きまりを守る
僧、仲良く暮らす
三聚浄戒
第一、清浄の心を持って不善を為さない
第二、清浄の心を持って善行に励む
第三、清浄の心を持って永く世のために尽くす
十戒
ルールとは
ことさらに命をあやめない
与えられざるものをぬすまない
道ならざる欲望にかられない
誤解を受けることばをいわない
酔っぱらって生業をわすれない
過ちを責めない
自らを誇り他者を謗らない
物でも心でも与え合う
いかりで自らを見失わない
素直になり、決まりを守り、仲良く暮らす
その上に、裁かない。決めつけない。判断しない。
ルールを安全な法として意識・生活に活用する。
知恵、智識は大事であるが、寧ろ愛を信じるようにする。
これはいわゆる佛戒で、最も安全牌と言えるでしょう。
決めつけないことが最も大事で、幽玄、浄不浄、自らの法則を持つことが大切です。異次元の人間(意思)との交信を、神との交信や佛との融合、合一と昔から言っていますが、集合的無意識、潜在的宇宙科学、一つはオートマチックであり、一つは相手がいることなのです。なので、若返りや延命、不老不死、不老長寿を望む時には、自らの強い意識と、限りなく謙虚な気持ちが必要不可欠となります。
自然は自然で確かに大事なのです。しかし、それ以上に大切なことがあります。それは、不自然が行われることです。未来には、今でいう不自然も自然となります。
俗にいう正しいとか不正というものではなくて、正しいとか正しくないとかいうことが、安全牌な佛戒を基本とした上で、そういったものは存在しないと解ります。すべてが、人間生命存続のために、常識とは違う事も、正しいと言えるのです。だから、一部を掻い摘んで全体を見ないようなことをしないということです。どこに何があるということや、何は何と同じ性質だとか、あるいは等価であるなど、物事の尺度や測り方などもいろいろ含めた上で、無差別、平等を求め、できるのであれば全体の幸福と利益をもとめ、できないのであれば個人の幸福と利益を求める、それでも全体の利益を求め、ルールが佛戒である人は幸いなことでありましょう。
コンパスと定規のように、自分の範囲を決めて、あるいは決めないでも意識を定めて、自らに光あることを信じ、疑いを持たずに、通信状態を良好にして生きることが大事なことです。
方法は簡単。黙る時間を増やす。
珪素の摂取。(根菜類、海藻類)
無(の先に在る偉大なる何者かを信じる)
ナムジャララタックは、日出づる列島の高貴な男性という意味かも。
ナムジャ(男性)ラ(聖)ラタック(日の出や列島)
私達人間生命は、個体としての身心というだけでなく、鏡のように異次元と繋がっていると考えています。幾重もの異次元は鏡のようであり鏡観る意識が繋がりを得て具現化現成する理をコードギアス復活のルルーシュでは、ヒントとして虚ろとなったルルーシュが〇〇〇を見るシーンで表現していたと観れました。ギアスは設定をかける事であり、独自の理をかけること。ギアスをかけるタイミングは、オレンジ・ラグナレク(黄昏)、まどろみ、レム睡眠、禅定、脳の波動はシータ波の状態。おおよそ4Hz~8Hzです。何か物質的なものが無ければ何もできないというふうな気持ちにおちいりやすいのですが、何も持たずとも、人間はそのままで充分な状態にあるので、決めつけないことで、集合意識から離れ、独自の契約を異次元の存在と結んで、独自の願いを叶えていくことが大切です。安全牌なことを傳えています。コードギアスは今までのアニメーションの中で最も的を得た優れた作品であり、至る所に、レシピが置かれています。それゆえ、作った側も、観る側も、無意識のうちに理を得るのです。生きているというのは、求めてくれている誰かに認識されることが大事なんだと。それは、私達地球人間生命にとっては、異次元の偉大なる何者かとの出会いとも言えるでしょう。最初から見ている。同じものを見ている自分。自分が二人いるようなものなのです。読んでくれてありがとう。
見終えて興奮しなかった
基本的に私は好きなアニメの映画を見ると「うおおおーっ!!!神作品だ!!!!大好き!!!!」となるのだが、今回は「うーん…?面白いかこれ…?元が好きだからモヤモヤするな…」となった。
初めに私はルルC.C.の組み合わせが好きだ。TV版のみ視聴しているが、あの2人の皮肉り気味だがお互いを信頼しているのが分かる淡々とした関係が好きだった。
が、今回はお互いらしさがなかったように思える。二人ともかなりのプライドを持っていたはずなのに、もうだめだぁ…とか私はどんな思いをしていたか…とか、見ていて薄っぺらいなあと思った。
ルルーシュだからこそ最初から逆転を前向きに考えて諦めないでほしいし、それをC.C.が皮肉って煽るくらいの勢いが欲しかったと思う。
またCの世界に関しての描写がフワフワしすぎだと思った。
一瞬だけ登場するシャルル、ルルーシュのコード、ナナリーを助ける際ルルの「また君たちに助けられたな…」というセリフ(君たちって誰だよ)etc
この辺りはもう少し解説をいれて欲しかったと思った。元々エヴァを見るノリで見ているならまだしも、いきなりスピリチュアル要素を入れられてもな…と思う。そういうアニメだったか?
次に戦闘シーンについて。
よく動く点以外は少しお粗末だったかなと思う出来だった。カレンの相手は紅蓮が脱いだら即落ちだし、スザクの相手も予言がなければ結局噛ませか?と言えるオチだった。おまけにギアスユーザーが電気ビリビリで倒れるので困惑した。
尺がないにしろ、ロボットアニメのロボット要素がペラペラすぎないだろうか。
TV版一期コーネリア戦みたいなのが好きなので、戦略がガバガバ→仕方ないからタイマン→相手は死ぬ、という流れが気に入らないというのもあるかもしれない。
唯一評価できるのはコーネリアの戦闘シーンだろうか。突撃に対し部下がお供しますはお約束だが、みていてカッコいいと思ったし、少し早い展開だったがまだ接戦に近かったので今回の戦闘シーンの中では一番熱くなれた。
最後にラストシーンのナナリーが一緒に暮らそうと言う辺り。確かナナリーがそう言った後、場面転換が入って詳しい会話がなかった気がする。
結局最初から最後までルルーシュはナナリーのために動いているのに、その相手との会話シーンをバッサリカットし、その後の泣くナナリーだけで展開を予想させるのはどうなんだ。そこを描くべきではないのか?
またスザクにも最後に伝えるべきことがあるのではなかろうか。いつ消えるかも分からんと本人も言っていたし。
評価できるのはコーネリアの戦闘、監獄脱出のコードギアスらしさ、ゼロレクイエム後の世界がみられる点、だと思う。
が、これらの後で先述の悪い点が後半にくるため全てマイナスに持っていかれてしまった。
もう少しタイムリープ的な描写を減らして他のことを入れればよかったのではないかと思った。
最終回からの復活
よかった!
すごくすごく楽しみにしていた映画。でも正直、この映画でコードギアスが駄作になったらどうしよう?という不安もありました。
ルルーシュが死ぬあのラストこそが完璧な終わり方だったから。ルルーシュには生きていて欲しいけど、あのラストを壊してしまっていいのだろうか?と思っていました。
序盤、空っぽになったルルーシュの姿を見て涙が止まりませんでした。アニメでは時折弱気な面を見せるものの、いつもかっこよく自信に満ち溢れていたルルーシュ。
魂が戻るのは最後の最後かな?と思っていたら割と序盤でルルーシュ復活! いつも通りのルルーシュを見て、また涙が止まりませんでした笑
みんなが幸せになってほしい。ルルーシュやナナリーが望んだ、明日を迎えられる平和な世界。最初のZero cafeでのシーンや扇さんの披露宴の映像、普段絡みのないキャラクター同士の絡みにほっこりしました。
最後、またルルーシュが消えちゃうんじゃないのか?と不安で不安で仕方なかったですが、そんなこともなくてよかったです。 誰も死んでほしくないし、みんなが幸せになってほしい。ハッピーエンドで終わってとても満足しました。
ルル、シスコン卒業
やっぱりルルの登場が嬉しかったですね。カレンの気持ちになってしまって、泣いて抱き着きたかったです。TVシリーズで完結と満足となっていたので、3部作を見ていないでわからないですが、シャーリーが生き返った理由が判るのでしょうか。スザクのラストが痛々しかったです。シャーリーを生き返させるのなら、ユフィーも生き返させてあげたら良かったのにと思いました。アクションやバトルシーンもとても良かったです。ナナリーを残し、最後にずっと孤独だったC.Cと旅立つシーンには泣けました。2人とも
長い時期を生き続けるのでしょうね。
長年のファンとしては複雑な思いになる映画
オールスターでゼロレクイエムのあとを描いた映画。
これまでは見られなかったキャラクターの関係性が見られ、ファンとしてはとても感慨深いものでした。
そして新キャラクターの関係もきちんと描かれていて、完成度の高い作品だと思いました。
ルルーシュが復活し、在りし日のように戦術と戦略を使い敵を攻略していく、ああコードギアスが好きでよかった、と思えた作品でした。
ただ、一部の描写については簡単には受け入れられず、ファンとして困惑しています。
まず一番困惑したのは、スザクについてです。最後スザクのみが十字架を背負う結果になってしまったように見えて、とても辛かったです。
本物のゼロ(ルルーシュ)が復活したことで、自分はゼロになれないと自覚してしまったのに、これからもゼロとして孤独に世界の平和のために生きなければならないのでしょうか。
中盤での、ユフィの敵であったルルーシュに対し、「孤独で寂しかった」と吐露したスザクは、ゼロレクイエムのあとずっと孤独であったように思えました。そしてあのEDのあの後ろ姿、とても辛いです。
そしてスザクに世界をもう一度託すのであれば、その思いをきちんと言葉で伝えてほしかったです。
ゼロレクイエムに対して、ルルーシュとスザクが起こした行動の責任を取らなければならないのに、スザク一人が責任を取り続けていく結末ように受け取れました。
次にルルーシュのセリフ。「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。」このセリフは、ギアスを素晴らしい作品に仕上げだ一つの要因でもあったので、あの流れで使われることに違和感を感じました。てもファンに、反逆の再演を期待させてくれるサービスとして入れてくれたのでしょうね。嬉しい思いもありますが、とても複雑です。そんなに簡単に口にしていいセリフではなかったと思っていました。ここはあえて使わないで欲しかったです。
そして、ルルーシュ自体。ルルーシュはギアスによって人生が狂わされることを知っていたからこそ、ギアス教団を壊滅させたはずなのに、そのギアスを与えるような姿は違和感がありました。己がコード保持者になり、明日を願う世界が実現したため考え方が変わってしまったのでしょうか。それとも今回は描かれなかったけれど、コード保持者としての葛藤があったのでしょうか。それともギアスを回収している、次作への伏線でしょうか。
それに先読みされて作戦が崩れることなど、今まで何度もあったことなのに、今回はだいぶ打たれ弱かったと思いました。c.c.とのあのシーンのためでしょうか。今までの軌跡があってルルーシュのはずなのに、過去のルルーシュとは大分違ってしまったように思えました。
ゼロレクイエムでルルーシュは確かに一度死に、別人のようになってしまったように思いました。また、完全な不老不死でもないのでしょう。
ナナリーとの再開。もともとナナリーが幸せに暮らせる世界を作るために起こした行動であったはずなのだから、ナナリーの願いに対しどういう思いであれ、きちんと向かい合う描写を入れて欲しかったです。
なぜシャーリーは生き返ったのか。映画3作でずっとわかりませんでしたが、この作品を見て、本当にわからなくなりました。この結末はシャーリーが望んたルルーシュの幸せだったのでしょうか。制作側は最後に笑った彼女を見たかったのでしょうか。この結末ではロロが死んだ意味が本当にわからなくなってしまいました。
最後に、c.c.のキャラクターの変化。R2最終話での凛としたc.c.の顔が好きでした。魔女として、ルルーシュを一つの歴史の一部として捉えられる強さが彼女の魅力だったはずなのに、ただの一人の女性になってしまったこと、神楽耶やシャーリーと同列に自分をおいてしまっていることが、ショックでした。
それにルルーシュをもとに戻したいならなぜ一人で抱え込んだのでしょうか。てっきりここでジェレミアが活躍すると思っていました。皇道で伏線をはったのかと思ったのですが、違ったようですね。
最後を見てしまうと、彼女のわがままに皆が振り回されたのかなと思ってしまうぐらい。
二時間という短い時間で上手くまとめられた作品ですが、ルルーシュの人気を残しつつ違う主人公のギアスアニメを作りたい、c.c.を幸せにしたい、そんな制作側の意図が強く反映された作品のように感じられました。
都合の良いようにギアス、cの世界、キャラクターを改変させられているように見えましたが、限られた時間でルルーシュを復活させるには仕方がないのかとも思いました。
だからこその「ファンムービー」なのでしょう。
大好きな作品だからこそ、キャラクターすべてを大切にして欲しかった。それほどにどのキャラクターも作品の中で役割があり、罪があり、罰があり、だからこそ魅力的で大好きでした。
それとも数回見ただけではわからない奥深い設定があるのでしょうか。
それならば、これを完結として位置づけるのは非常に残念で、ファンとして非常に複雑に思います。
この作品は、テレビシリーズの続編ではなく、映画版の一つの区切りとして受け止めたいと思います。
反逆のルルーシュは、これからもずっと大好きです。大切な作品です。これからもずっと応援していきたいと思います。
これ程までに美しく優しいエンディングはない。
「コード・ギアス」は自分がこれまで見た中で、最も心を揺さぶられたアニメである。
ルルーシュとスザクを中心に相対する関係性の中で、矛盾をはらませる秀逸な構造展開と、民族、ひいては国家という概念や、憎しみから、いかに人は開放されうるかという深い問いと示されたある種の思想にこそ、この作品に自分が強烈に惹かれた理由が存在した。
(以下それをまとめた自分のギアスへの思いをありったけぶつけたnote https://note.mu/sugoroku0609/n/n14538382f46b)
これを踏まえると、正直に言えばアニメTV版で展開された構造的な奥行きと思想に関して、同じレベルには行き着くことはできなかったと感じた(それは期待が高すぎたのもある)
だがしかし、シリーズで登場してきた愛すべきキャラクター達と、ルルーシュがルルーシュたる所以、その真髄は十二分に発揮されていると感じた。
最後のエンディングでの展開も、CCとルルーシュの関係性をこれ以上無いほどに、美しく、優しく描いた所に、制作陣のこの作品のファンへの深い愛情を感じずにはいられなかった。
ある種この作品の新たなる扉の幕開けがあるのかもしれないとも感じたし、「コードギアス」の世界に改めて浸れたことは、何よりも尊く、谷口監督・脚本の大河内氏を始め、この作品に思いを込めた全ての関係スタッフの方々に、心の底から感謝したい気持ちになった。
そして改めて、この作品を自分に教えてくれた、親友に感謝したくなった。
興、叛、皇道は観るべき
正直に言うと「またルルーシュに会いたい
」とか「あの続きが見たい」とか全く思っておりませんでした。
本作品の発表が数年前にあった時の私の反応は非常に冷淡で、死体蹴りだろと乗り気ではありませんでした。
そんな不満がある中始まった総集編と言うより改変版の三部作がスタート。
TVシリーズとは異なるストーリー展開を見ていく中、作品への大切な思い出を汚されていく感覚を覚えました。
期待値がゼロに近いなか本作の視聴をしたところ、一つだけ十年間気が付いていなかっ事があった。
えっと、まぁ面白かったんです。
ただ、寝耳に水と言うか、冒頭で触れてますがやっぱり「またルルーシュに会えた」とか、「よっ!待ってました」と言った感動は全くない。こっちは終わったと思ってるから待ってないんですよ!
新三部作のおかげでそんなに久しぶりじゃないし、復活のルルーシュはコレありきなのでTVシリーズはまた別と言うか無かった事というかそんな存在なので。
だから今シリーズはコードギアスとの卒業とC.C.との契約とラストへの救済です。
簡単に言うと俺達のC.C.ルートです。
あーっっってぇてぇ!
ccの為の映画
さて復活のルルーシュについてですが、良かったの1言に尽きます
ルルーシュの活躍がまた観れたこと,そしてccのルルーシュを支える姿に感動した事
この2点が良かったですね
ただコードギアスの良さと言うのは、ルルーシュ自体が人々の憎しみを背負って死ぬ事により、あれだけ完璧な終わり方になった訳で、それを踏まえると、良かったけど衝撃的では無かったとも言えます
例えるなら、ルルーシュ生存を願っていたファンの人達の2次創作を、コードギアスの製作陣がそれを叶えた感じですかね
とはいえ、この映画の良さと言うのは、ルルーシュが生存していた事よりも、ccが元のルルーシュを戻そうと足掻いて、必死になる所だと思います
あれ?普段ピザしか食べてないのに、こんな良いキャラだったけと、疑問を抱かずにはいられませんでした
少なくとも、その点においてかなり評価出来るのではないかと思います
それに最後の2人で共に旅をするシーンは、ccの努力が報われた感じがして、かなり感動しましたね
まあ少しミスったと思った点は、総集編を見ていなかったので、シャーリーどうして生きてるのってなった点ですね
それ以外に関しては、総集編を見ていなくても割とすんなり楽しめたと思います
待ち望んだ私の宝物
まずはコードギアス「おかえりなさい」
当時からコードギアス見ていました。
コードギアスをこよなく愛してきた私はこの日をずっと待っていました。
アニメの終わり方がゼロレクイエムとあるだけに賛否両論がある、と。
たくさんの人から愛されたコードギアスだからこその一人一人のとらえかたもあると思います。私は放送終了してから考察を調べたりしてきっと、きっと。
ほんとに待っていました。
今この時に帰ってきてくれたコードギアス、
私が見たかったものがそこにあり
大きく大きく上をいって感動を下さいました。
ずっと大好きで何度何度も見続けてきたからこそのコードギアスへの熱い気持ちがあります。
全てレベルアップして帰ってきてくれて、
沢山幸せを頂けました。
劇場版三部作も含めぜひコードギアスが好きな方は当時の気持ちを思い出して見て欲しい、気持ちを大切に来て欲しい、優しさとは強さとは、願いとはなんなのか、見るとより面白く感動します。
ありがとう、コードギアス。
愛を感じた
初めてコードギアスを見た時から、ずっと、一番好きなアニメだった。中でも一番好きなところは「終わらせ方」だった。ルルーシュの死による終焉はあんまりにも悲しくて美しくて、そして完璧だったと思う。しかし、そう思う反面ルルーシュがもっともっと活躍している姿が見たい!と思うのもファン心理。まさにギアスファンの総意であろう、「あの終わり方こそが最善で最良だとは分かっているけど、ルルーシュが活躍している姿が見たい!」という願い、ギアスを、谷口監督はじめ製作陣の皆さんが叶えてくれた、そんな印象を受けた。
限りなくアニメ版に近い CGを極力抑えたナイトメア戦や、美しい作画、懐かしい独特の台詞回し、ルルーシュによる大胆なハッタリ作戦!視聴者を喜ばせることに特化した、視聴後の後味も良い、最高のエンターテイメント作品だった。
アニメ版の最期を思うと、やはり蛇足なのかもしれない。
けれどそれは、ファンが、少なくとも私がずっと求めていたものであったものだった。
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