コードギアス 復活のルルーシュのレビュー・感想・評価
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完全に蛇足
結論から言うと、完全に蛇足という印象。
ルルーシュが蘇る時点で最早蛇足なのだが(苦笑)
これを受け入れたとしても、言いたい事が沢山ある。
カレンとの微妙な関係性もうやむやのままで、
ルルーシュとの絡みもあまりない。
ルルーシュが蘇ったのに、その事実を知った人達の反応の薄さ、
(普通、驚愕するでしょ??皆、割とすんなり受け入れちゃう)
映画版では何故かシャーリーを殺さなかったのに、
この作品ではその他大勢の一人でしかなく、
わざわざ生き延びさせたシャーリーの存在意味がまるで分らない。
しかもこの事の所為で、TV版との辻褄が合わなくなり、
まるで昔の「ヤマト」シリーズのよう(苦笑)
まだまだ言いたい事は沢山あるが(特にラスト)、ネタバレになるので自粛。
何より映画だ!という特別感をストーリーに感じられず、
金曜ロードショーで放送するTVスペシャルみたいなスケール感。
丁度「カウボーイビバップ」の映画版を観た時の様な印象。
どうせ続編をやるなら、ちゃんとTVの第3シーズンとして
ガッツリやってほしかった!というのが本音です。
終わり方は綺麗にきちんと終わっていて、これはこれで納得出来るが、
ルルーシュが生きているようなニュアンスを匂わせて余韻を残した
TV版R2の終わり方の方が好きです個人的には。
オールスターで贈る王道ギアス
コードギアスにおけるお約束が満載で
変に奇を衒わず視聴者が見たいものを高品質で見せてくれました。
当時のノリと勢いがそこにはあった。
R2で止まっていた時が動き出したかのように
キャラクターが皆それぞれの成長や変化をしてた、これが良かった。
敵も味方も意外なキャラが活躍します。
何よりラスト5分の為に全てがあるといっても過言ではない
感無量
胸を張ってコードギアスが完結したと言える内容でした。
無くても良かったなんて言わないで、観てみてギアス!
3回観た~!
1回目はTVシリーズを放送時に観たまま&CM鑑賞のみの状態。
2回目はTVシリーズ見直し&映画3部作を鑑賞した後。
3回目は中1の娘に全部見せた後一緒に。です。
TVシリーズはある意味完璧な出来だったので、続編はいらないという意見もあるかもしれませんが、それぞれのキャラの後悔を精算して新たなる生を進むエンディングは素晴らしいと思いました。
箇条書きで
・ルルーシュとスザクの再会シーンは声を殺して笑った。
・ロイドさんの忠誠度の高さも良い味出してます。
・ラクシャータの抱える天才子供機関の女の子は後に続くシリーズに出てくるといいなぁ。
・C.C.の面倒見の良さはマオで実証済みだからなぁ。実にかいがいしい。
円盤も買おう。あと年に1回はTVシリーズと見返そうと思った。
08 予告編を観て
リアルタイムには観たことが無く、予告編を観て、
レンタルして観てから、観ました。
復活のルルーシュ
登場早くないですか?
もう少し引っ張っても、個人的主観ですが
あまり思入れがないのか、こんなものかと、いう風に見れた
作品でした。
設定変更の注意点
あんまり意識しなくてもいいけど、「不死のコードを得た者はギアス能力を失う」というTV版の設定は無くなっています。C.C.が不死になったら皆に愛されるギアスを失ったというエピソードは、劇場3部作では省かれてますので。
まあ、それを気にする余裕はなかったけどね。
あくまで「劇場版」であって原作の延長ではない
アニメの頃からコードギアスは大好きで、三部作も全て観終わってからこの映画を観ました。アキトなどの外伝は全く観ていません。
なんというか、一時期BLEACHやナルトで毎年のようにやっていた劇場版のような、コレジャナイ感が漂っていました。
◎KMFはCG
まず個人的に気に入らないのは、KMFがほとんどCGで描写されていることです。三部作では手書き(?)だったので原点回帰してくれたと思っていましたが、どうやらそういうことではなかったようです。
そのせいなのか、やたら凝ってごちゃごちゃしたデザインのKMFが多かったり、やたらぬるぬる動いたり、アニメ当時のシンプルイズベストな部分が無くなっている気がしました。少なくともコードギアスには、精巧で緻密な「だけ」の違和感バリバリメカは必要ないです。とくにランスロットと紅蓮の謎重装甲は、誰の趣味なんやコレ!とツッコミたくなります。ガンダムとは違うのだよ、ガンダムとは。
◎シャムナのギアス
ギアス関連でも不満点があります。シャムナのギアスは6時間の時間遡行とのことですが、私の個人的解釈を述べると、ギアスって自分の解釈では人の意識にしか介入できず、物理的な超常現象は起こせないものと思っていました。
ある意味これと似ているロロのギアスにおいても、意識上の時間を止めるだけで実際の時間は停止していないという設定がありますし、ナイトオブワンのギアスも相手の思考を読む能力と考えればスザクが勝てたことも含めて説明がつきます。Cの世界も言わば精神世界ですから、あくまで精神しか司っていないというのが物語全体に通った一本の筋だと考えていました。
これをわざわざぶっこわしてまで、変なチート能力を与える必要があったのか、疑問です。もともと予知能力だったものがルルーシュの破壊により変性したとのことですが、何でもかんでもそれのせいにしないでほしいです。これやりだしたら何でもアリのただのSFですよ、ホント。
◎キャラの扱い
あと、キャラ別にも不満があります。
①シャーリー
三部作でシャーリーは生存することになりましたが、マオ回やロロによる殺害シーンが無くなったので全体的に影薄くなったなーと思っていました。今作では自我のないルルーシュを自由に動ける一般人としてサポートする役に回っています。あーこのために生かしたのか!と判り、この後どう絡んでくるのか多少は期待しましたが、悲しいほど出番がない。一応生きてますがキャラとしては死んでますよ。
②ルルーシュ
ルルーシュはアニメ版でも三部作でも覚悟と責任をもって(視聴者側から見ると)名誉ある死を遂げましたが、その意に反して何だかよくわからない理由で復活させられ、チート能力に苦戦するとC.C.にボロカスの叱咤激励(?)を受けるなどという、もはや可哀想としか言えない酷使ぶりでした。C.C.にはある種の母性があるので叱咤激励は似合いますが、今回のはエゴに見えてしまいます。
勝利要因がよく分からないのも策略に強いルルーシュを陳腐化させていて気に入りません。C.C.にギアスは無効という設定も、前述のぶっこわしのせいで描写に矛盾が生まれていました。なぜ時間遡行には気づかないのに作戦がバレたかどうか分かるんでしょうか?
最後のナナリー救出シーンは抽象的過ぎてよくわかりませんでした。ナナリーと平和な世界で暮らすのが当初からの目的なのになんで離れるの…!(憤怒)そういうキャラの芯の部分は折っちゃいけないと思います。
③C.C.
三部作の頃から、C.C.ってこんなにデレるキャラか?と違和感を覚えていたのですが、今作ではデレッデレで少し引きました。共犯者であって恋人ではない感じの、サバサバしつつも絆はある二人の関係が気に入っていたので少し残念です。まあ可愛いといえば可愛いですので、二次創作ならここは高評価です。
④コーネリア
ルルーシュのせいでギルフォードをめちゃくちゃにされたというのに、頭を下げられれば割と容易に協力できるのがしっくり来ませんでした。まあギルフォードはフレイヤに巻き込まれた割に普通にKMFに乗るくらい回復しているのでその程度と言えばそうかもしれませんが。
⑤ジルクスタン勢
ジルクスタンはあくまで「かませ」になっていて、登場時から徹底して敵役だったので、倒されるためだけにいる感じでした。この辺りがBLEACHやナルトの劇場版っぽいんですよね。原作には一切干渉しない感じが。どうせなら、ルルーシュ復活の理由やルルーシュがC.C.と共に歩むことに決めた理由にガンガン絡めて欲しかったです。
⑥ナナリー
可愛いです。今回お目めぱちくりなので可愛さ倍増ですね。ルルーシュと一緒になれなくて泣いてるナナリーも可愛い…
◎総評
コードギアスは、政治的要素、ロボット要素、オカルト的SF要素が絶妙なバランスで噛み合った良い作品だと思っています。アニメだけで綺麗にまとまっているので、無理に伸ばす必要もないのでは。伸ばすにしても三部作の時点で(批判覚悟で)もっとシナリオをいじくりまわして、「反逆」と「復活」の繋がりをより深くすればよかったと思います。三部作に「復活」の伏線をいくつか散りばめるだけでもとても面白くなるとおもいます。
反逆のルルーシュでは、ナナリーからフレイヤのボタンを奪うシーンがとても印象的でした。ナナリーのためにギアスを使い続けてきたルルーシュがその妹にまで使うことになってしまったことや、彼女の目が見えるがためにギアスが効いてしまうという皮肉な運命にとても心が締め付けられます。今回の映画には、このシーンのような運命の歯車的要素がなかったと思います。
総評としては、ナナリーの可愛さに免じて星2つとします。←
バランス
個人的にTVシリーズで良かった作品の劇場版は、まとまりが無かったり新解釈が受け入れられなかったりで得意じゃないのが多かったけど、今作はバランス良くまとまっていたと思います。
色々忘れてる部分とかもあって「シャーリーって死んだんじゃなかったっけ?」とか思ったりもしましたが楽しかったです。
俺のランスロット・アルビオンがやっぱりカッコよくてもうね!
紅蓮と共にバージョンアップも期待しましたが、遠距離特化外装を着けて中身はそのままでも充分に素敵な機体でした。
久々にコーネリアとか扇とかが見れてなんか懐かしかったです。
ざっくりですがこんな感じ。
見て良かった作品
厳しい事を書かれてる方もいらっしゃいますが、個人的には復活のルルーシュの中で無印、R2では見られなかった様々なシーンがありとても満足しています。
シャムナと戦うシーンが難しく(お恥ずかしながら)多少理解に時間がかかり、折角原作とは違ってシャーリーが生きているのにあまりそこに焦点が当たらないのは寂しくも感じましたが、ナナリーを救いたいという前向きなルルーシュが見られて良かったです。
また、個人的には虚ろなルルーシュとCの世界から戻ってきたルルーシュの演技分けは流石福山潤!という感動がありました笑
絵も美しく、復活のルルーシュとして作品の締め方もとても綺麗でした。
R2が終わった時もルルーシュがシャルルのコードを受け継ぎL.L.になるのではという憶測が上がっていましたが、その通りになったというか笑
個人的にはファンが待っていた終わり方だったと思いますし、C.C.とL.L.がどこかでギアスと世界を見ながら生きていると思うと嬉しいですね!
リバイブが劇中流れた時は胸が熱くなりました。是非見てください!
戦略戦に満足。反面、おざなりなところも。
アニメ1期と2期、あるいは劇場版3部作の興道・叛道・皇道を観ていなければ理解できない内容なので、どちらかを観てから本作を鑑賞することを強く勧めます。
ちなみに私はアニメしか見ておりません…。
アニメと劇場版では大筋は変わらないそうですが、一部内容が異なる部分があり、本作は劇場版の続きとなっているようです。
亡国のアキト5作は私も観ていないのですが、こちらは外伝的な作品なので本作の理解においては観ずとも問題ないかと思われます。
正直に言いますとコードやCの世界等の知識があやふやな状態での鑑賞でしたが、それでも十分にコードギアスの世界を楽しむことができました。
序盤のC.C.と虚ルルーシュとの立場が今までと逆転したかのようで新鮮さがあってよかった。状況的にはとても辛かったですが…。
リアルタイム感のある戦略戦は見もの。熱くなりました。序盤でも軽くありましたが、特に終盤の応酬のスピード感と盛り上がりが良かったです。
しかしナイトメアフレームでの戦闘はいまいち眼を見張るようなところはなかったような。パージしてお馴染みの紅蓮が出てくるのは良かったです。
敵対するジルクスタン王国側の事情や心情も描かれており、胸が苦しくなります。コードギアスらしい、単純ではない世界の広さと深さを感じました。ですがもっと1人1人丁寧な描写が欲しかったとも思います。
全体的にシリアスな雰囲気が多い中、緊張感のある場面と微笑ましい場面とのバランスが良かった。アニメでもこのバランスが好きでした。
コーネリアはもっと怒っていいだろうと思うのですが…本当に強く優しい人だと思います。憧れる。そしてかつての敵と手を組む展開は燃える!
ヘイト対象になりがちな扇のケアをしたい意図は感じましたが、個人的にはそれが逆に鼻につきました。自分の非を認めたまでは良いですが、自害しようとするのはやりすぎですし、いくら自責の念が強くても、妻子がある身でとる行動ではないのでは…。
これまで多くのいざこざがあった末のスザクの言葉には、救われた気持ちになりました。
扇とヴィレッタの結婚祝賀パーティの様子も見れて良かった。ずっと見ていたいくらい平和な世界をありがとう。
ルルーシュの復活シーンと、間違っているぞ!そしてシャムナへ仕掛けた賭けのはったりは、ああー!今コードギアス観てるー!!という実感が溢れてきて最高でした。
あとルルーシュのイレギュラーな展開に弱いところと運動苦手なところもまた見られて嬉しかったです。
終盤は特に場面が転々として、詰め込まれ感もありましたが、緊迫感は途切れず楽しめました。
フォーグナーとの決着のつけ方は好きでした。
Cの世界の表現は抽象的で、私にはまだ掴みきれていない感じがするので、他の方の考察や感想をじっくり拝見したいなと思います。
本作のレビューを書くにあたって少し調べただけでも流れ星や、シャルルとマリアンヌに関してなど、興味深い考察をお見かけしました。
コードギアスは多くの方が鋭い考察をされているので、調べてみると新たな発見ができてありがたいです。
ピンチの場面でC.C.が諦めないよう喝を入れるシーンにぐっときました。
コードギアスはアニメでの心情の揺らぎを繊細に描くところが大好きだったのですが、本作でもカレンや特にC.C.に見られました。初登場時は感情の起伏を感じさせなかった彼女が再びこれだけ感情を露わにするようになったのは、とても素敵なことだと思います。
ただ本作は素直でデレすぎなような気も。ゼロレクイエム後に色々あっての今だから、ということだとは思いますが、C.C.の皮肉屋でマイペースでクールビューティなところも好きなので。
残念だったのは、最後のナナリーとの対話。もう少し時間を割いて欲しかったです。アニメではちゃんと話す間もなかったですし、大事な部分だと思います。あとはスザクも、引き続きゼロを背負っていかなければならないことを考えるともう少し描写が欲しかった。
欲を言うと生徒会メンバーの集まるところが見たかったです。
シャーリー推しの私としては複雑なラストですが、ストーリーとして目指して来たところに辿り着けたという感動がありました。これが描きたかったんだろうなという綺麗な結末です。ですが、人間ドラマ的にはそこ以外は薄味に感じました。キャラ数が多いのと時間の都合で仕方ないのかもしれませんが、ちょっと気落ちしました。
C.C.との約束を果たすためのifルートと思うとおざなりな部分も少しは納得がいくかなと思います。
劇場版だとシャーリー生存ということは聞いており、生きてくれていることが嬉しくはあったのですが、その分アニメであった出番はカットされ、本作でもほぼ存在意義がない…彼女に救いはないというのか…。
劇場版しか観ていなくてちょっとでもシャーリーが気になった方は是非アニメをご覧になってください…本当にいい子なんですシャーリーは!
細かな好きなシーンを並べておきます。
・カレンの生身でのアクション。
・カレンの頭をなでようとする虚ルルーシュ。
・アニメの初代opにもあったスザクのナイトメアフレームの操作。くるっと回してぐっと押すあれ。
・ロイドさんの相変わらずさ。
・ギルフォードにやたら絡む玉城。
・タイピング時のなめらかな動き。などなど…
続編はあるのでしょうか。本作を観て、次作があれば亡国のアキトのように、ルルーシュが主人公ではない物語になる気がしました。私としてもそれは寂しいのですが…。それか本作が1つのifということであれば他のifも観てみたいです。全員が幸せになれる方法ありませんかね…。
ともかく、今後のコードギアスプロジェクトの展開を楽しみにしたいです。
完全な蛇足
ツッコミどころしかありませんでした。
テンポは異様に早いし、刺されて死んだはずのルルーシュはc.c.と一緒に行動しているし、すぐにルルーシュは完全復活するし、視聴者置いてけぼりです。
シャムナのギアスを看破するために立てたルルーシュの案も意味不明です。
ルルーシュの立てた案をc.c.が受け取ったまではいいのですが、何故6時間前に戻ったときもc.c.が案が入ったフォルダを持っているのか。
私にギアスは効かないと言っているので、もしやc.c.は6時間前の記憶を持っているのか?と思いましたが、どうやらそういうわけでもなさそう。
いろいろなところに矛盾が生じていて、無理やり続編を作った感が半端じゃないです。
やっぱりR2でやめておくべきでしたね。
ルルーシュの物語を終えるという意味では妥当……?
事前にギアスシリーズを次に進めるために必要な物語が本作と聞いていたのでそのつもりで見に行った。
新作ということもあり、映画で構成し直した最終回からの続きでシャーリーも生存している。
前半はルルーシュの意識を取り戻すということでCの世界へいく扉探しであり、有効な扉及びCの世界へはいってルルーシュが自我を取り戻したところでは一期OPのCOLORSが脳内再生するくらいワクワク感を覚えた。
しかし、その後はルルーシュの物語らしい戦略戦や戦略を筋肉で上回る驚き……のような本編にあった楽しかった要素は少なく。
カレンとスザクの二大エースが仲間になっているから、よりすごい戦闘シーンになるのかと思いきや……そうでもなく。なんで接近戦の二人をあんな遠隔戦の武装にするのか……。
いろいろと物足りなさを覚えてしまう。
敵のギアス特定もどんな作戦によって除外確信に至ったのかくらいはほしかった。ということで、つまりしゃくが足りない!
圧倒的尺不足。
これならアニメ1クール、とまでは言わないが前後編や三部作等に分ければ良かったのではと思う。
なにより見終わって真っ先に「アキトは?」と言う気持ちに真っ先になるので、今後新作が来てもアキトは無かったことになるのか不安になる。
皆さんどういう気持ちで消化してるんでしょうか……?
とりあえずは、まとめ方としては悪くなく。今後の新しいシリーズがあってもルルーシュとC.C.は世界のどこかにいるんだなぁ、という気持ちにはなるのでまぁまぁオッケー! みたいな。
手放しで面白かったとは言い切れないので★2つ。
(ちゃっかりシンクー死んでるっぽいから地味にダメージも……)
これぞコードギアス!
TV放送では面白かったアニメの『劇場版』というものには、何度かガッカリさせられた身としては少し身構えていたのですが、これは文句なしの出来でしたね!
『亡国のアキト』なんかも、まあつまらなかったとまでは言いませんが、それでも期待値を下回っていたのは確か。
やっぱりルルーシュがいてこそのコードギアス!
前作の本編三部作で残されたいろんなモヤモヤもスッキリして、見終わった後は「良かった!本当に良かった!」と爽快な気分で劇場を出られました。
誰コレ?
反逆のルルーシュからのファン。妹(ナナリー)バカで妹の為に世界を変えると反逆し、幼馴染(枢木スザク)バカで、彼を生かす為、罪を償う為に命を賭した。
復活したルルーシュ、自分より大事なナナリーとスザクのポジションに無理繰りCC昇格(むしろ、ナナリーとスザクがその他に近いポジションに降格?)やたらとCCとの絆をアピール。ナナリーとスザクに共にと言われてるが大事な2人を置いて、最後はCCを選んで旅に出た。……誰コイツ?感満載。
コードギアスで続編を作るという事で、CCと旅に出るLL(ルルーシュ)という体が作りたかった為の作品。続編に向けてスザクもナナリーも要らなくなったのでしょう。
ラストはルルーシュからCCにプロポーズとの事ですが、そんなルルーシュの言動表情は一切ありません。復活でもルルーシュが愛しそうに笑ったのはナナリーとスザクが相手の時だけ。それでもサンライズの商売(CC)の為に生き返させられ、大事な人から引き離されました。こんなご都合映画に好感が持てる訳が無いです。
全180件中、41~60件目を表示