「手紙が紡ぐ物語」ラストレター 光陽さんの映画レビュー(感想・評価)
手紙が紡ぐ物語
松たか子さん、広瀬すずさん、好きな女優さんがふたりでていたので鑑賞。森七菜さんはノーマークでしたが自然体な演技がフレッシュでとても良かったです(森七菜さんの歌うエンディング曲も透明感のある声がとても良かったです)。
ストーリーは「手紙」がキーとなり物語を紡いでゆく岩井俊二監督らしい切ないストーリー。
高校時代、鏡史郎から学校のヒロイン未咲に書き続けた「手紙」。
高校時代、未咲の妹の裕里が鏡史郎に書いた「手紙」。
大人になって裕里が亡くなった姉の未咲のふりをして送り続けた「手紙」。
亡くなった未咲のふりをして美咲の娘の鮎美が鏡史郎に送った「手紙」。そして鏡史郎が返信をした「手紙」。
鏡史郎が未咲をモデルに書いた未咲というタイトルの「小説」
未咲が娘の鮎美に贈った「遺書」。
そのひとつひとつの心のこもった手紙の想いがとても素敵でした。
オススメです。
Yuri さん、コメントどうもありがとうございます!
なるほど~です。あまり深く考えずに映画を観るタイプなのでその辺の違和感、まったく気づきませんでした。
でも本名は「美咲」で、本のタイトルは「未咲」だといいな。いや、きっとそうだと思います!
こんにちは。
私は、鮎美も、「歩み」ではないかと思っています。でも、未咲って、親が子に付ける名前としては有り得ないですよね(苦笑)
裕里が鏡史郎の本のことを知らないのも変。(宮城県という土地柄、地元の有名人は絶対知っている筈なので、知っていたのに舞い上がっていたせいでついとぼけてしまったのかもw裕里は図書館で働いていたようですし)
だから、例えば、姉の名前は美咲なんだけど、その人をモデルにして書いた本の題名が「未咲」ならば、より納得できるんですけどね。
kossyさん、こちらこそいつもどうもありがとうございます!
なるほど~。たしかに「美咲」だとこの映画の「みさき」にはしっくりこないですね。岩井監督が密かに仕掛けた名前のミーイングなのかもしれませんね。
光陽さん、いつもありがとうございます!
文章に未咲、未咲と書かれると、この名前そのものにも意味があるように思えるから不思議です。
未咲という小説は売れたけど、彼の恋は未だに咲かないって感じですか・・・