デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆のレビュー・感想・評価
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『tri.』もしっかり忘れていない。その姿勢が嬉しかった。
これで終わると思えないけど、区切りとしては良いと思う。
"選択肢から一つを選ぶ、それは他の選択肢を殺すということになる"
昔読んでたアニメ雑誌のとあるコラムにあったんだけど、まさにそれを主軸に置いた『LAST EVOLUTION』は良かった。
いやもっと深読みすると、言わずと知れたデジモンソング「Butter-Fly」も主軸かも。
曲中で一番好きな"無限大な夢のあとの、何もない世の中じゃ~♪"…なんてまさに今回の核たる葛藤。首謀者が苦しんでいた事柄とも通じてる。ここで一旦区切るために「Butter-Fly」まで組み込んだんなら、監督はよく時間の限りでこの英断下したなあ。
不覚にも感動した自分がちょっと居たからね…
一番嬉しかったのは何かとダメ出しされてる『tri.』をちゃんと覚えていたことね。ボクは太一と芽心の会話がとにかく燃えた第5章で、この二人のさらに進んだやり取りもっと観たかったから、ある形で出てきたときはビックリしたし嬉しかった(とあいえほんのちょっとだけど)。『ワイルド・スピード』もそうだったけど、過去シリーズを一つ足りとも無視しないのスゴく好き。まあもっと芽心ちゃんの出番欲しかったのは本音かな。
今年4月からリブート版『デジモンアドベンチャー』スタート。商法だろうと関係無い。やっぱデジモン、日曜9時のフジテレビで観たいから、再スタートは楽しみだ!
02 最終話を見直してから見ると良い。
よっぽどのファンでも無ければ、02の最終話において、語られた選ばれし子供の20年位先の将来なんて覚えてないと思う。それが分かってる前提で見ると、少しは納得いく気がする。映画のエンドロールも。(映画本編の中身のツッコミ所は無視して)
last evolutionなので、これ以上、グタグタ続編はやらないで欲しいな。
アラサーは泣いた
ぼろっぼろです。
デジモンアドベンチャーが大好きだった91年生まれの私は、ラストのシーンで呼吸乱れるくらい泣きました。
映画としてどうとか、そんなもの考える余裕もなく、なんかすっごく刺さる映画だった。
アグモンのラストシーンでのあのシンプルな一言が、ほんともう。。。たぶんここ数年の映画で一番泣きました。
大人になることって、成人式からもう10年弱も経つのに、さっぱりわからない。正直、こんなことなら大人になんてなるもんじゃないなとたまに思う。
ああ、私は大きくなれたのかなあ。
(tri.は途中までしか観ませんでしたが特に問題はありませんでした。)
大団円!
当時リアルタイムでアニメシリーズを見てました。
太一達が大人になろうとした中で、自分は何がしたいのか、何ができるのか、子供の頃目指した姿になれるのか等という若者特有の葛藤が上手く描かれていた。
序盤はさながらリアルな就活生の会話である笑
特にアニメシリーズでは、皆を引っ張っていて羨ましがられていた太一と大和が、大人になると目標を見失い、逆に周りの皆を羨ましがるという構図が非常にリアル。
物語もデジモン特有のバトルの爽快感や敵キャラの絶望感などがあり、非常に楽しめました。
続編はあるのかな、、?
正真正銘の『デジモン』最新作
まったく知識0では厳しいけど、テレビ無印1作目さえ(全話でなくとも)数話だけでも見ていれば、十分わかる(推測できる)ように作っていたのが素晴らしい。
(当方、『02』と『tri』、『テイマーズ』~『クロスウォーズ』を観てなかったんで、わかるかどうか恐る恐るではありましたが…)
まじめに作られていることに好感大。
そして内容としては、『デジモン』という作品で重要なキーワードとなっていた「成長(進化)」を、こういう形で持ってくるとはとおどろき。
これ、このテーマだけでも、かつて作品を観ていた当時の子供たち(現在20代、30代)はたまらないだろうなぁ。
この年代はいま、進路に悩み、就職や転職、失職、起業といった岐路に立つ世代であり、刺さる部分も多いはず。
大人になることがいろいろ諦めることと同義になってしまう、日本社会の閉塞感を風刺もしていて、深みも感じる。
おまけに、細田さんの映画版へのリスペクトもてんこもり。
太一がビール飲んでるだけで、その成長に胸が熱くなったわ。
ところで、和田光司さんの「butter-fly」がかかるだけで涙腺が緩み、太一のお母さん役&二代目・武之内空が水谷優子さんだったんだよなぁと思い出すだけで胸が痛くなるのは、止めようのないのですよねぇ。
二人の故人との記憶のリンクがまだ生きてるんですよね。
過去はちゃんと大事にしながらも、作品は今と未来を諦めずに進化しているという意味で、正真正銘の『デジモン』最新作でした。
triよりも愛が比べられないくらいある
比較対象は前作という事でどうしてもtriシリーズになりますが僕は間違いなく今作の映画の方が良いと思います。
前作は当時テレビで観てた子供たちが主軸ではなく新規キャラに重きを置いてた気がしてあまり楽しめなかったです。
今作はあくまでアクセントに近いものだと思いました。
重要人物ではあるけど主役はあくまでTVシリーズのメインを務めた太一とヤマト。
そこがとても嬉しかったです。
彼らの次がしっかり観れた作品でした。
作品の中身は最初の掴みが最高でした。
そっからも特に02までの映画を全て見た人ならわかるオマージュの構図が沢山あって嬉しくなりますよ。
僕は観て良かったと思いました。
寂しいですけどね。
過去へのリスペクトは感じられるが。。
正直期待外れ感は否めなかった。ウォーゲームのオマージュや細かい絵や台詞にアニメシリーズへのリスペクトがあったのはすごく良かった。
作品の主軸は予告から読み取れるようにデジモンとの別れで感動的。
だが、私がデジモンに求めていたのは単調な感動話ではなく熱くカッコいい進化シーンや先端的なデジタルの技術を駆使したワクワクするストーリーだった。
今作は終始デジモンとの別れや絆のテーマ通りでこういう期待した部分がかなり排除されていたため私はあまり楽しめなかった。
小学生のときにデジモンアドベンチャーに出会い、それからデジモン作品は各作品を何度も繰り返し見てきたが、今作を「泣ける」と絶賛している人達とはデジモン作品を観るときの視点が違ったのだなと考えさせられた。
無限大な夢のあとを描いた傑作
子供時代を可能性に満ちた時...「無限大の夢」と捉えるなら 本作は 夢が終わり生きてくうえで何かを決断した大人たちに向けた作品
大人になることで捨ててきた可能性。それは悲観することなのか
本作はそのアンサーがしっかり描かれている。
過去作のオマージュやところどころにちりばめられており制作人のシリーズに対する愛と熱意を感じました。観るか迷っている人は後悔しないのでぜひ
子供じゃなくなるのか、大人になるのか
大学生という大人と子供の狭間、選択を迫られる時期だからこそ太一とヤマトの葛藤が伝わった。
話を広げすぎずストーリーが一本筋だったためtri.のようにダレることもなかった。
ウォーゲームをオマージュしたシーンも多かった。
エモい
当時リアルタイムで観ていてどハマりしていた。
色んなおもちゃを買ってもらった事を思い出した。
triも全て観たがこれじゃない感、惜しい、もったいないと感じた一方で冒頭のバトルシーンや音楽は非常に良く、感動した。
途中懐かしいメンバーも出て来るが、モブキャラ過ぎてかわいそうだった。
客層は当日観ていた大人達ばかりだと思うし、昔の音楽やもう少し進化シーンがあったりしてもよかったかなと。
時間ももう少し長くしてじっくり描いて欲しかった気もする。
だかラストシーンは感動した。
色々惜しいなと思う点はあるが、帰り道、色々な思い出が駆け巡り余韻に浸ってあたらめて観てよかったと思えた。
最後の進化
太一とアグモン、ヤマトとガブモン最後の進化と別れの映画。
子供の頃にデジモンアドベンチャーをリアルタイムで視聴していた世代としては観に行かないわけにはいかない。事前に発売している小説版も読破済みでの感想です。
まず、小説版を読もうか迷われている方は是非読まれた方が良いと思います。
映画では端折られた細かな説明や設定、カットされたシーンも収録されているので読み応えがあり、且つ読んだからといって映画のワクワクが弱まる事もありません。
黒幕が誰なのか分かってしまいますが、大して隠していない点と、黒幕の正体が誰かというのは正直重要な事では無いので問題無いです。寧ろ早く本性現してくれねーかなーとワクワクしながら見ていました。
文字だけでも結構満足していたのですが、やはり音と映像が付くと没入感が違います。
迫力のあるバトルシーンに、別れまでの時間が視覚化された状態での葛藤、成長した太一達の生活や、逆に変わらないデジモン達のほんわかシーン、めちゃ強なボスデジモン、そして一緒にいられる時間を削っての最後の進化。デジモンアドベンチャー最後のストーリーとして十分な内容だったかと思います。
居酒屋で友達とお酒を呑んだり、ベッドの下にむふふなブツを隠したりと、成人して法令的には大人になった太一達を見ていると20年来のファンとしては「お前ら大きくなったなぁ…」と親戚のおっちゃんおばちゃんのような心境になります。
一方で太一達の成長を喜ぶアグモン達はまるでお爺ちゃんお婆ちゃんのよう。お前らほんと良いパートナーだな。
それだけに別れのシーンはとても悲しく、小説版を読んでタイミングも演出も知っていたにも関わらず泣いてしまいました。こんなんズルいわ。
20年積もり積もった感情があったからというのもありますが、久しぶりに感情を大きく揺さぶられる映画でした。
4月から始まるリメイク版デジモンアドベンチャーも子供たちに20年愛されるシリーズになって欲しいです。
よかった
デジモンアドベンチャーの当時、自分は太一や大和達と同い年でした。
それがとっくにオヤジになり自分達が太一や大和がアグモン達に対して【変わらないな】でしたが彼らとデジモン達との別れるかもとの葛藤、それでも先を選んだ太一達は自分なんかよりも大人だなと感じました。
キャラデザや進化が昔よりになって前回よりも自分的には好印象でした。
4月から新たにデジモンアドベンチャーが放送されるとの事ですが、それは今の子供達が楽しんでくれたらいいなと思います。
日本に残ってきて本当に良かった
外国人留学生です
元々2月上旬国に帰るつもりだったですが
この映画のためにここまで残ってきました
映画を観て、日本に残ってきたのが本当によかったと思います
めっちゃ感動し、泣きました
triの前例があったが、この映画は本当に失望させないと思います
前日には“僕らのウォールゲーム”を見直したおかげで、今回の映画はその映画のいいどこを吸収し、作り上げられた作品だと感じます
最高でした
背中を押された気がしました
少し長くなりますm(._.)m
私は97年生まれなのでリアルタイムでこそ見れなかったけど小学生の頃DVDで借りて、太一やアグモン達の冒険を見てました。
高校生編をみてないので、triの伏線を回収できてないとかキャラデザが…とか考えずに純粋にみることができました。
自分たちは成長して大人になってきているのに、それに反してアグモン達は変わらない。
いつまでも夢の中でいたい、過去の栄光や慣れ親しんだ友人達や環境、場所。
どれもずっと一緒でいつまでもここに居続けて、大人になんかならずにずっとこのままで…
誰もがそんなことを考えたことがあると思います。でも、必ず別れもあるし大人にならないといけない時だって必ずくる。
いつも一緒。思い出は消えないから
そんなことを考えさせられ、背中を押された気がしました。
ありがとう、デジモン。
tri.の反省を活かせてない
triの時よりみんな大人に近づきつつある中で
限られた時間をパートナーと如何に前へ進めていくのか、
世代としてドンピシャだし、triも劇場で全部見ましたが
ホントに02の最終回に繋がる1コンテンツ
感動には胸を撃たれること無く終わってしまいコレジャナイ感が凄くシコリを残してきました。
パートナーシップ解消までの時間がない中で「やらなければ、誰かがやらなきゃ」って使命感を携え続けた太一の心構えには感服しますが、無印から築き続けてきたアグモンとの日々を思い返すシーンや、ヤマトの強がりを変わらずに支えんとするガブモンの優しさ、描かれているな、というよりそれっぽく見せてるな、と言う印象が非常に強く残念である。
アグモンとガブモンが消えるワンシーンには年のせいか目が潤んでしまったが、シーンの切り替わりの速さからすぐに引っ込んだ。
せめて120分の尺が有れば、涙を流した太一やヤマトの胸中を描きながら、それぞれの未来を見据えたシーンを書けただろう。
そこは我々の脳内補正にて描きましょうか。
アドベンチャーは進化する。これは、ひとつの区切り
デジモンアドベンチャーは、当時夕方放送だった。学校が終わったあと寄り道せずに1時間かかるところを走って45分に縮め、株式上場を見ていたおじいちゃんに頼み込んでリアルタイムで見ていた。
ある日日曜朝の放送に変わり、最初は父がニュース番組を譲らず不満だったが誕生日にテレビデオを買ってくれ前よりリアルタイムでみられる機会が増えた。
最終回を迎え悲しかった。でも最終回直前のONE PIECEの映画で『02』の告知を見た。歓喜した。
大人になったあとも『Butter-Fly』を絶対歌った。時々木村カエラと間違えた。友人は気づかず結婚を祝ってくれたと思い大泣きしていた。間違えたことを黙っておいた。
『try.』の公開が発表された。興奮したがキャラデザに困惑した。リアルが忙しくなり翌日見に行ったらパンフレットが即完売して悔しかった。以降『try.』公開日に休みを申し込んだ。休ませてくれた。いい上司と会社に恵まれた。
和田光司さんが、水谷優子さんが、藤田淑子さんが、色々な人が旅立った。悲しかった。周りのみんなも悲しんでくれた。もう一度作品を見返した。やっぱり泣いた。
驚いたのはこんな風に思っている人が何人もいたことだった。先輩や後輩、Twitterの人々、お店の店員さん、みんなみんなデジモン世代だった。20年もの間みんな離れることもあったけど時々同窓会みたいにまた見たり調べたりしていた。
そして今日、『ラストエボリューション絆』を見た。ゲスト声優、『try.』の伏線未回収、CGモブの雑な出来上がりを除けば素晴らしいひとつの作品だと思います。
『02』メンバーの登場に頬が緩み、最後の敵がデジアドに縁が強い蝶を模したデザインに『にくいな〜』と感心し、黒幕の動機に同情し、ホイッスル・ハーモニカというアイテムの復活にため息をはき、太一たちの覚悟に涙した。ファンにはうれしい演出がたくさんあって観終わったあと清々しい気分でした。最後のあのシーンは、作品も無音となったあのシーンは客席も息も涙をすする音も殺し、時間が止まったかと思いました。それほどこの会場の多くの人が彼らの成長を見守ってきた人が多く、感慨深い気持ちになっていたんだと思います。
さて、この物語。本当に終わりでしょうか?いや、終わらないでしょう。こんなお金になるシリーズは終わらせられない?ファンが終わってほしくないから続けるしかない?この作品から離れた人たちのためにももっと斬新に作り替えて公開する?
否!冒険は・・・アドベンチャーは進化する!ある作家は言いました。キャラクターが自分(作り手側)の意思と違う動きや行動をする(せざるをえない)ことがあると。シリーズを通して様々なキャラクターが『無限大の可能性がある』『君たちならやれるかも』などと口にする。ひねくれた大人はご都合主義と言うかもしれない。でもやっぱり太一たちのようにあきらめない心は応援したくなるし、どの世代にもささると思います。この作品を見て、色々忘れていたことを思い出すいい機会かもしれません。是非デジモンアドベンチャーを見ていた人も、聞いたことはあるけど観たことがない人もご覧になってほしいです。大人になりたくない全ての人にささる映画です!
初日初上映に行ってきました
9歳の誕生日に始まったデジモンアドベンチャーの最後
大人になっていく選ばれし子供達
とても、とても良かったです
まだ彼らのアドベンチャーを見ていたかった自分がいますが…自分も歩き出そうと思います
デジモンアドベンチャー世代には是非見てもらいたいです
新TV版は自分の子供達と一緒に見ます
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