search サーチのレビュー・感想・評価
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斬新
画期的な発想と評判だった本作品。
映画館で観なくて良かったと、ぼんやり思う。PC画面をスクリーンで観るよりは、臨場感というか親近感が湧くような気がした。
物語的には、二転三転して面白かった。
ただ、そのキッカケが強引にも思えた。
アメリカの社会事情に明るい訳ではないが、少々神経質的な父親像にあまり共感できず…そのキャラ故の感想かと思う。
想像力が豊かというか、劣等感が強いというか…自分以外の誰も信じていないようにも思えた。だからこそ中国系移民のようなキャスティングだったのかなぁと勘繰る。
あの孤立感がネット民を具現化してるのですと言われれば、あぁなるほどねぇと思わなくもない。
結局のところネットを通して繋がってはいるけれど、皆さま独りだったのかなぁと。なんつうか、対面さえしなければ体裁を繕い放題な社会に、ふと疑問も感じたりする。
そして、アメリカのマスメディアのあり方が、映画のままなのだとしたら、プライベートもクソもないなと。映画の嘘でないのなら、デリカシーのかけらもない。容赦なく晒される現状に恐怖すら感じた。
多少強引な展開や絵はあったものの、その全てを「画面上」で収めたアイデアは、やはり素晴らしいと思う。
なりすましに代表される、ネットに蔓延る「嘘」と使い方も上手だった。
まぁ、なんにせよ、かなりカオスな空間が日常に浸透してるのは間違いない。
その便利なツールを俺はまだまだ使いこなせていないなと、あの父親を観て思った。
斬新なコンセプト!
PCの画面上だけで、娘の行方を探すという斬新な設定を描いたことがまずはスゴいです!
前半はまさに思っていた展開。娘のキムのやってるSNSの情報を片っ端から集めて、キムの身になにがあったのかを追求していくストーリーは斬新で◎。後半の方は、テレビニュースの場面がメインになる部分が多くあってちょっとイメージとのズレが出てしまったな。まあ、画面越しの展開っていうテーマに沿わそうとするとやむを得ないか。けど、テレビニュース画面がメインだと、普通のサスペンスとの違いが弱くなってしまったかなと。PC画面でヴィック捜査官の真実という核心に迫るときのシーンとかホントにおもしろかったので、この展開が終始続いていたら、満点だったかも。
ふと、電話番号とか、今どこにいるかとか、検索一つでバンバン情報が出てきてたけど、ホントにそんなに世の中になったら、怖いですね。
あなたのネット友達は、本人ですか。
PCの画面上で話が進むというのは聞いてましたが。
サスペンスとしても素晴らしい。
「今年の私のオススメ・ベスト3」入り確実。
PC・SNSを使っている人なら、心臓に悪い場面続出。
娘のSNSはどれも非公開。その前に「娘のリア友を知らない」。
娘が今どこで何をしているのか。その前の行動は?。
父がSNSのPWを破り、段々娘の所在を明らかにできるのだろうか。
そこまでだったら、普通。
ここからまだ話が大きく進んでいく所が、もうびっくり!!!。
そういうことか、と。
案外PCで観ると、もっとリアル感満載かもしれません。
チャットの音とかね。
余計な話がないから、とても面白かった!
これが20代の監督デビュー作って、凄すぎるわ~。
SNSの罠を、あなたは見破られるか!
なかなかどうして
犯人が誰かラストまでわからない
斬新な手法と古典的物語
ストーリーが最初から最後まで、パソコンの画面上の映像で展開していくという何とも大胆な手法がこの映画の最大の特徴であり、“ウリ”だろう。
ともすれば、表現の足枷になりかねない手法を使いこなし、サスペンスを盛り上げていく手腕は見事と言うしかない。
特に冒頭、パソコンに保存された写真や映像やカレンダー、メモを使って家族の歴史を描いていく手際の良さには感心するしかなかったが、心のどこかで、家族の歴史のすべてがパソコンの中に?と釈然としない思いも抱いたことも確かだ。
それぞれに妻、母親を亡くした父と娘。
同じ人を亡くしても、悲しみを癒す方法は違う。
父は妻についてなるべく口にしないことで悲しみを乗り越えようとし。娘は事あるごとに母親を話題にし、
彼女を忘れないことで乗り越えようとし、
父ともその時間を共有したいと思っている。
ここのすれ違いが、父と娘の間の溝に繋がり、
気づいてみたら、父親は娘のことを何も知らなかったという事態に陥ってしまった。
もしも、母親について二人で語り合う時間が持てていたら、娘は叔父とマリファナなど吸うことはなかっただろうし、夜中に湖に一人で行くこともなかっただろう。
マリファナ吸うことの是非はともかく、
母親を亡くした寂しさ、その悲しみを父親と共有できない寂しさで元気のない彼女を叔父が見かねたのだろう。
一方、加害者となってしまった刑事の母親とストーカーになってしまった(ストーカーという言葉は強すぎるかもしれない。友達になる方法を間違ってしまった)息子の関係においては、子どもが間違いを起こした時の親がどう対処するかという問題が事件を引き起こした。
息子が電話をしてきた時点で、警察を呼んで捜索していれば問題は大きくならなかったし、息子も事故の隠蔽を望んでいなかったように見えた。
刑事という立場ゆえの自身の保身もあっただろうが、
子どもの起こした事態にきちんと対処できない親は昔から珍しくない。
5年後、10年後にこの映画を観た時には、
この手法も大して新しくは感じなくなっているかもしれないが、この二組の親子の物語は、その時も普遍性を持っていると思う。
メインキャストがアジア系であることも話題だが、最近では(クレイジー・リッチ!』の成功もあるし、
アフリカ系キャストメインの『ムーンライト』『ブラック・パンサー』は内容も評価され、興行的にも成功している。
もはやハリウッド映画も、若く美しい白人男女のスター俳優が主演しなくとも、映画自体のクオリティーが高ければ問題ない時代になっている。
もう一度観たくなる
お父ちゃん!もっと動け!
異色の映像演出に凄い力で引き込まれたミステリーの秀作
違う意味でヒヤヒヤしてしまった
繋がる時代の親子愛
不確かな手がかりで勝手に行動しないで
映画「search サーチ」(アニーシュ・チャガンティ監督)から。
作品を思い出すには、解説文の一行で充分であるくらい、
「物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していく」
インパクトの強い作品だった。
というよりも、自分の行動がリアルに映像化されているみたいで、
ちょっびり怖いものを感じた。
マックの起動画面で笑いながらも、えっ、こんなこともできるのか、と
試してみたくなるテクニックが満載で、サスペンススリラーのはずが、
「PC(Mac)の上級編」って感じで観終わってしまった気さえする。
さっそく試して観たのは「Google」の「画像検索」(笑)
(恥ずかしい話、こんなことができるなんて知らなかった・・)
さて、話を映画に戻すが、作品の中で頷きながらメモした台詞が、
最後の大どんでん返しによって、意味が変わってくるから面白い。
「誰かを疑ってもいい。でも動くのは警察よ。
不確かな手がかりで勝手に行動しないで」
「僕が間違ってた、どうすればいい」「何もしないで」
勝手に行動されると捜査が混乱するのかと思いきや・・(汗)
今までの映画のイメージを、良い意味で崩された作品であり、
監督の次の作品が楽しみになってきたなぁ。
P.S.
英語のスペル「haha」が、字幕では「 (笑)」と訳された時は、
思わず、メモしてしまいました、へぇ~って感じで。
リアル
二本立て一本目。 全編ほぼPC画面という斬新さは知っていた。見てみ...
実験的で面白い!
トリッキーだけど王道
PC画面上で物語が展開するというトリッキーな作品。固定化しているのに、ストーリーとしては二転三転する展開を用意していて、全く飽きない。
ネタも分かりやすく、サスペンスの王道、という感じ。
斬新!!!
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