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手法にばかりこだわった映画だと思ったら、度肝を抜かれる映画。
全編PC画面で進むという、有りそうでなかった、そして今だからできる手法が気になって視聴。
はじめはこれでずっと、、、?と思っていたものの、次々と変わっていくデスクトップを見ながら、なんだかんだ一緒にネットサーフィン。どんどん話は進んでいって、終盤の畳み掛ける展開に息をのんで、期待以上に楽しめました。
自分の子供の友達の連絡先を知ってる親なんてそうそういないし、それぞれのSNSのコミュニティもクローズで。家族であっても一人ひとりが当たり前に違う世界の中で生きている。
そんな現代だからこそできるミステリー、そして親子愛な映画。
PCの画面だけとはいえ、いつも使っている私たちにとって、その操作だけで十分に感情は伝わり、最後のメッセージの言葉にホロリ。新感覚。
自分のPCで見て、自分のデスクトップが事件を解決していく様も見てみたいです。笑
何より、娘のアカウントの鍵をバンバン外していく父親の姿を見て、少し怖くなった。自分のアカウントも見直そうと思う、帰り道。。。
ぼちぼち
脚本はおもしろかった!
二転三転するところがいい!
マーゴは死んで別の男が捕まって〜のくだりはさすがに嘘かなって読めたけど。
マーゴとそんなに仲良くないのに自分の自己顕示欲を満たすためなら親友なんですとか言っちゃうやついるよね〜あるあるみたいな演出がおもろい。
あと弟がちょっとエズラミラーに似ててソワソワした。
前半のミレニアム?かな?のデスクトップとスタート音が懐かしすぎて泣きそうになった…スールー老けたなぁ〜
マジで普通に顔を出してSNSに配信してるのめっちゃ怖いけど向こうの人ネットリテラシーガバガバすぎやろ。
残念なとこはすべてデスクトップ上とかスマホとかで展開されるから目新しさがなくて途中から飽きる。
あと湖まで車で移動するシーンで矢印が動いてるのをスクリーン全画面でやるのもったいねーって思った。
面白かった!
「見せ方」が凄い
抜群の面白さ
監督の才気と手腕に脱帽
失踪した女子高生の娘マーゴットの行方をネットを手掛かりに探し出そうとする父親デビットを描く心理サスペンス。男親からすれば娘のことにどこまで立ち入って良いのか、戸惑いもありなかなか難しいところ。娘が行方知れずとなって、彼女を探す殆ど唯一の手掛かりがSNS記録だったと言うのは決して笑えません。しかしそんなネットの世界も実は虚実がない交ぜになっていて、迂闊に信じると騙されかねない。本作ではあっと驚くどんでん返しが用意してあり、観ていて度肝を抜かれました。兎に角、物語の展開のテンポと緊迫感が半端無く、観始めるとあっという間にこの作品の奔流に呑みこまれること間違いありません。これを殆どPC画面上のやり取りで描いてしまった監督の手腕はお見事と言うしかありませんし、仮に同じようなことをしようものなら、二番煎じの誹りを免れません。ところで、この疾走感が本作の醍醐味ですので余り細かい点に拘泥したくないのですが、娘の捜索の場面でSNSや電話の発信元の探知に関する話が出てこなかったり、教会が偽葬祭業者を見抜けなかった理由について作中でもう少し説明があっても良いのではと思いました。
PCに感情移入する作品
意外とエモーショナル。
電話はすぐ出てー!(笑)
これは面白い!
面白かった!
父親のデビットはある日行方不明になった娘マーゴットを捜索するため彼女のPCからマーゴットについて調べ始める。するとそこには知らなかった娘の姿が…という物語
この物語は全編PC上の中で物語が進行するというのがこの映画の特徴であり、鑑賞者も捜索する父親の視点で物語が進行していく。
オープニングでは家族の過去のあらましや思い出、母親の死までが軽やかな音楽と共に写し出され、PC やインターネットの明るい部分、良さが写し出される(後半の暗い部分との対比として)
YouTubeやTwitter、Facebook など身近なSNSやサイトが出てくるので入り込みやすさもあり、徐々に娘の隠された姿を知っていく父親もリアルな感じ
その後、マーゴットが行方不明になり彼女のPCから彼女の行方を探るのだが、知らなかった交遊関係ややり取り、通ってなかったピアノのレッスン、引き出されたお金…などマーゴットが失踪した理由についての謎はどんどん深まる。事件に巻き込まれたのか、自らの意思なのか、原因はなんなのか?マーゴットの行方は?というのが明かされる様々な情報と共にサスペンスフルに展開していき、推理サスペンスとして非常に見応えがある。
ある意味現代のネット社会の暗い部分や厄介なモノも顔を出しており、ネットに上げられたままの写真、気軽に繋がれるゆえに分からない本当の友人、拡散される画像や言動、ウソかホントか分からない情報や画像の数々…
この辺はインターネットの良くもあり、悪くもある部分を描き出しており、身近な存在のネット社会への意識を向けさせる。
今まで知らなかった娘の姿を知りつつも、娘を信じて真相に迫る父親の奮闘がPC画面というある意味一人称視点的で写し出されるので観ているこちら側もハラハラさせられるし、緊迫感にも繋がっている。また、父親が見れる情報しかほぼ出ないのも情報が(観ている側としても)制限され、真相になかなか近づけないのもリアリティになっているかな
同時にこれは親子の物語である。父親は娘のこと、想いを全ては分からない。逆もしかりで娘も父親のこと全てを分かるわけもない。
ある意味、普遍的な親子の「全てわかりあうのは難しい」という観点が現代的に描かれているとも言えるかも?
父親は娘の知らなかった部分に触れ、葛藤し、時に暴走しつつも真相に近づいていく…
知らなかったマーゴットの姿から徐々に真相に迫るのだが、なかなか全ての真相には近づけず、容疑者が浮かんでは消え二転三転する展開が物語をクライマックスまで盛り上げてくれる
ここからはよりネタバレ注意
真犯人は正直最後まで分からなかった。
ちょっとした偶然から新たな真相が見えてくるというのも面白い。
推理サスペンスとしても今までの画像が伏線やヒントになっており、驚かされた。
一度真相が判明して終わった?みたいな展開になりかけたが、まだ謎は残ってたので終わらないよな~とは思ってたらまさかの!アイツが犯人⁉️という感じ
この犯人についても一つの「親子の物語」だよなぁ…
現代のネット社会の明暗の描き出しつつ、親子関係という普遍的な物語を活かし、極上の推理サスペンスに仕立てあげた快作!
斬新、且つ父親の愛情
新感覚映画
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