劇場公開日 2019年11月8日

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「Supernatural」永遠の門 ゴッホの見た未来 ホビットさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0Supernatural

2024年3月18日
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悲しい

ピアノのしらべと共に描かれる、ゴッホの日常…。
旋律は時に優しく、時に不安定に奏でる。
ゴッホの目にはこう見えていたであろう、焦点の曖昧なカメラワークで、超自然な風景が描かれる。

コントロールの効かない、感情…精神状態。
そんな中で、弟テオの支えや、ポール・ゴーギャンの存在は、ゴッホにとってこの上ない孤独を遠ざける世間と繋がる数少ないパイプだったのであろう。

「描くことは、美点であり、欠点である」彼は言う。
生きることは描くことだった彼が生きづらさを抱えていた事は自らの耳を切り落とした事でも想像に難くない。

とかく芸術の分野で孤独が芸術を生み出す、と言われる事がある。
それでも、無我夢中に描く没頭の中で、彼が幸せだった事を祈る。

          敬意をこめて

ホビット
きりんさんのコメント
2024年3月19日

ホビットさん
コメントありがとうございました。
バックパッカーやったんですね🎵
僕もイタリアは辞書だけ持って思いつくまま。フィレンツェ〜ローマ〜カプリ島でした。
「ブラザー・サン シスター・ムーン」や他のレビューにも、あの時の「逃亡の旅」のことは書いてあります。覗いてみてくださいね、ちょっと恥ずかしいですが。
☺️

きりん
りかさんのコメント
2024年3月19日

ご丁寧に返信いただきましてありがとうございました😊

改めてホビットさんの綺麗な心に触れさせていただきましたよ❣️

すごく真剣に本作ゴッホを考えてのお気持ちですね。
ありがとうございました😊

りか
もりのいぶきさんのコメント
2024年3月19日

ホビットさん、コメントありがとうございます。

>無我夢中に描く没頭の中で、彼が幸せだった事を祈る

本当、そうですね。

今では世界的に有名な画家でも、生前は世間に認められず
亡くなった評価されたケースも少なからずあっただろうと
思います。(誰? と直ぐに名前が出ませんが…・_・;)

生きている間に「自分を理解してくれる人」がいた事が
少なくとも「不幸なだけの人生では無かった」のだろう
と思わせてくれる。 …そんな気がします。

もりのいぶき
りかさんのコメント
2024年3月18日

こんばんは♪マーベリックに共感コメントありがとうございます😊
永遠の門?青春の門?
あぁゴッホ❣️
美しいレビューをありがとうございます😊
ちょうど本作の映像のようです。
最後の方の幸せだったのかどうか。
今でこそ値段のつけようのない高値になっていますが、生前に売れたのは1枚だけ。弟の援助無しには生活できなかった。どうだったのでしょうか。

りか