ある画家の数奇な運命
劇場公開日:2020年10月2日
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解説
長編監督デビュー作「善き人のためのソナタ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督が、現代美術界の巨匠ゲルハルト・リヒターをモデルに、ドイツの激動の時代を生きた芸術家の半生を描いた人間ドラマ。ナチ党政権下のドイツ。叔母の影響で幼い頃から芸術に親しむ日々を送っていたクルトは、終戦後に東ドイツの美術学校に進学し、エリーと恋に落ちる。エリーの父親は、精神のバランスを崩して強制入院し、安楽死政策によって命を奪われた叔母を死に追いやったナチ党の元高官だった。しかし、誰もそのことに気づかぬまま、2人は結婚する。やがて、東のアート界に疑問を抱いたクルトは、エリーと⻄ドイツへ逃亡し、創作に没頭するが……。主人公クルト役を「コーヒーをめぐる冒険」のトム・シリングが演じた。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。第91回アカデミー賞では外国語映画賞と撮影賞にノミネートされた。
2018年製作/189分/R15+/ドイツ
原題または英題:Werk ohne Autor
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2020年10月2日
スタッフ・キャスト
受賞歴
第91回 アカデミー賞(2019年)
ノミネート
撮影賞 | ケイレブ・デシャネル |
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外国語映画賞 |
第76回 ゴールデングローブ賞(2019年)
ノミネート
最優秀外国語映画賞 |
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第75回 ベネチア国際映画祭(2018年)
出品
コンペティション部門 出品作品 | フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク |
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