マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
石田ゆり子主演の映画をどうしても見たくて行き着いたのがこの作品でした。
まだ19の私には難しいかなー?と思いながらも真剣に見たら意外と内容がすんなり入ってきて楽しめました。
映画自体の内容はまぁ胸糞悪かったですね。
特に早苗には酷くうんざりしました。
私が洋子さんなら突き飛ばして首絞めてるだろうな〜すごいな〜と、改めて大人の対応に驚きました。
福山雅治さん演じるマキノは一言で言うと「自分に酔ってるメンヘラチャラ男」って感じ。正直好きなキャラクターではなかったです。
未来のこと、相手のことをよく考えもせず発言するシーンは幼稚だなぁと感じました。
一方で、石田ゆり子さん演じる洋子さんはもう完璧すぎて、、、こんな大人の女性になりたいと思いました。好きなキャラクターだったというのもあり、幸せになって欲しかったのに、、と残念な気持ちになり悲しくなりました。
まぁゆり子ちゃんのキスシーンが見れたので、お金をかけて観た価値はありました!!
終始可愛かったなぁ、、
ハァ?美しい大人の恋?アンジャッシュかよ。
最後まで本当にイライラした。
早苗は全て蒔野の為と繰り返したが、結局その行動の全てが自分の為で、それを最後まで正当化している言葉の数々に、見ていて最後まで本当に腹が立った。そしてその行動が後にどれだけの不幸を周りに呼んだのかが描かれていて、それが美しい大人の恋?はぁ?と思いました。そして何より伊勢谷友介が可哀想。子供たちも本当に可哀想。
薪野が早苗に真相を打ち明けられた後、落ち着いて笑顔で会話してるのも意味不明。ガラスをぶち壊す程の怒りに震えたのに、その怒りはどこへ?その後に演奏家として復活?4年もモヤモヤしてた後にそんな事が分かって、何故、超繊細な感情がコントロール出来たのかも意味不明。
あと石田ゆりこの長崎の母が田舎者過ぎて、フランスの映画監督と恋してた面影ゼロ。もう少し設定と演出を考えて下さい。
パリやNYの公園で福山と石田ゆり子が歩いてるだけでお洒落!美しい大人の恋だわ!と騒いでるアホには響く映画なのだろう。感動?ハァ?
己の身勝手さは全ての他人を不幸にする、という教訓は得ました。あとすれ違いネタをやるならもう少しアンジャッシュから学んで下さい。粗いです。
最後は幸せを捕まえに走ります
焦っては幸せは逃げる。
それでも最後は幸せを捕まえに走ります。
それだけ6年間の想いは純粋で、切ない。
辛い過去だったとしても、結ばれる未来により過去は変えられる。まさにそんな映画です。
『幸せの硬貨』
私は貴方の笑顔を買います
あなたに捧げる“幸福の硬貨”
世界的なギタリストの蒔野。
パリの通信社に勤めるジャーナリストの洋子。
デビュー20周年の公演後、友人を介して出会う。
蒔野はスランプに陥り、全てが嫌になってギターから遠退く。
洋子には婚約者がおり、パリでテロ事件にも遭遇する。
出会った瞬間に惹かれ、関係が縮まりながらも、各々の境遇、再会と別れを繰り返し…。
共に40代。まだ老いてもなく、かと言って若くもなく、人生に再び訪れた恋に不器用で、翻弄され…。
ドストレートな大人のラブストーリー…いや、メロドラマ。
東京、パリ、NYを舞台にし、ムードはいいが、ツッコミ所やご都合主義も多々。
それでも情感たっぷりの大人のメロドラマとして成り立っているのは、主演二人の魅力に尽きる。
本作の後『ラストレター』に出演したが、福山雅治が映画で主演で恋愛モノに出たのは意外にも本作が初めて。
哀愁漂わせつつ、男の色気も滲ませる。
最近やたらとアンチ派も多いようだが、劇中披露するうっとりするギターの音色も併せ、何だかんだ言って画になる佇まい。
福山も悪くなかったが、やはり私は男なので、石田ゆり子に見とれてしまう。
アップになると多少目じわも目立つが(劇中でも蒔野より洋子の方が年上設定)、全体の雰囲気は何の何の!
美しく、知性や自立心のある傍ら、テロの後遺症に悩まされ、脆さや弱々しさ、蒔野からの突然の告白に戸惑う。
その魅力。それも全て、40過ぎてもこういうラブストーリーに主演出来る石田ゆり子だからこそ。
他豪華なキャストが揃っているが、それほど見事なアンサンブルを奏でているとは言い難い。
この手の作品に必須な恋敵、てっきり伊勢谷友介演じる洋子の婚約者かと思っていたら、思わぬ人物であった…!
蒔野のマネージャー、早苗。
まだ若いながらも、ギターを弾く事以外不器用な蒔野を全面的にアシスト。
蒔野の突然の半引退は蒔野の苦悩を汲んで理解を示すも、蒔野の洋子への想いに対しては…。
密かに蒔野に想いを寄せていた早苗。
洋子が帰国し、蒔野と3度目の再会の日、それを妨害。二人の想いはすれ違い、会う事も無く別れに…。
そして早苗は蒔野と結婚し、子も授かる。
まんまと幸せを手に入れたビ○チ!…と思えないのは、彼女自身も激しく後悔していたから。
何よりも蒔野の事を第一に考え、蒔野の再起の為に…。
ある時、遂に二人に事情を。洋子と早苗の対話シーンはヒリヒリ…!
少々ファンタジー世界の主演二人より、ずっと現実味あって何だか不思議と共感も。
演じた桜井ユキが印象的。“名脇役”であった。
よくあるジャニタレやアイドル美少女を起用した胸キュンシチュエーションの少女漫画の実写化だったら、こうはなるまい。
大人の恋愛は想いだけで全てが夢のように上手くいかない。
再会すらままならない。
しかしだからと言って、想いが薄れ、忘れる事など無い。
会えないほど、想いは募り…。
パリでの2度目の再会の時の蒔野の突然でありつつ、激しく熱い告白。
あなたの存在がこの身を貫通…いや、あなたの存在がこの身に留まり続けている。
この言葉が物語っていると思える。
浮気もしくは不倫とも見て取れる。
でも運命の女神が微笑み、二人が結ばれていたとしたら、どうだろう。
二人の人生に於いて、美しい愛の物語のまま終われただろうか。
聞こえは悪いかもしれないが、早苗と結婚し、穏やかで幸せな家庭を築き、再起も出来、蒔野にとって結果的に良かったのではと思う。
洋子は婚約者と結婚するも不倫され、子も奪われ、私生活は不幸せだが、再びジャーナリストとして再出発。思うに洋子は、“妻”や“母親”というより“女性”として生き、愛される方が合っているように思える。
それぞれ生き迷いながらも見出だした、愛の形と幸せと人生…。
本来ならここで難点を指摘して締めにしようと思ったのだが、レビューのバランスが悪くなりそうなので、割愛。
ツッコミ所やご都合主義は、見てアリかナシか判断して下さい。
“再会”のラストシーンまでは描かず、個人的にその直前の演奏会で終わっても良かった気がする。
それほど素晴らしいシーンであった。
蒔野はデビュー時と同じホールで再起コンサートを。
拍手喝采。
最後の一曲は、突然の変更。
何故ならその視線の先には…
あなたに捧げる“幸福の硬貨”。
脚本が残念
音楽が綺麗でキャストも豪華なので形になっているけど、脚本が酷くて残念な映画。映画の最後の演奏会で薪野が洋子に気がつくタイミングを原作と変えてしまったところは絶対的に間違っている。薪野は洋子に気がついたから挨拶をして洋子にメッセージを伝えようとしたという重要な場面を変えてしまうのは原作に対してあまりに失礼だと思ったね。セントラルパークで薪野に英会話の初歩的なミスをさせる意図も不明。世界的な音楽家でサインを求められることにも慣れているはずの薪野があんな初歩的な間違った英語を話すとは考えられない。脚本や演出に気になる点が多い作品。
純愛ものでした
えっこんなこと許されるの?
歩き出す先
ラストシーンでは、蒔野聡史(福山雅治)と、小峰洋子(石田ゆり子)が逆の方向へ歩き出して欲しかった。悲しいが大人の選択としてはそれで良いのでは。その少しの違いで、映画の質がかなり変わると思う。また、音楽家に音楽家を演じさせことは、観る側に現実とフィクションのイメージの重なり・乖離などを意識させてしまうため、難しいかなと感じる。
ギターが素晴らしい
すれ違いの恋愛
ミュージシャンとジャーナリストの恋。
舞台もフランスとかニューヨークで派手。
オシャレな設定とオシャレなセリフ回し。
告白のセリフも、これでもかという位。
ただ、設定が派手なだけに、全てが嘘くさい。
中身は、これでもかという位のベタな
すれ違いの二人の恋の話。重要な場面は必ず
携帯がなる。
そして、全ての証拠を残しておいて
4年後に打ち明けるマネージャー。。。
実は若干チャラい?(笑)すれ違っていく、大人の恋の切なさ。
【賛否両論チェック】
賛:運命の出逢いをしたはずの2人が、あらぬ誤解ですれ違ってしまう様が、観ていて非常に切ない。物語を彩る音楽も魅力。
否:冷静に考えると、ストーリーそのものがありえなくて結構チャラい。展開もかなり無理がある印象を受けてしまう。
思わぬ出逢いをしたギタリストとジャーナリスト。遠く離れた世界にいた2人が惹かれ合いながらも、些細な誤解やボタンのかけ違いから次第にすれ違っていってしまう姿が、得も言われぬ切なさを生み出していきます。その様子は、まさに観ていて思わずもどかしくなってしまうほどです。
ただ、如何せん福山雅治さんだから成り立っているストーリーといいますか、実際のところ冷静に考えてみると、1度出逢っただけの結婚間近のヒロインに、海外まで結婚を止めようと会いに行ってしまう主人公って、なかなかチャラいです(笑)。その上で、
「人は過去が未来を変えると思い込んでる。でも実際は常に、未来が過去を変えてるんだ。変えられるとも言えるし、変わってしまうともいえる。」
なーんてサラッと言ってしまう辺り、やっぱり福山さんだからこそ成立するキャラクターですね(笑)。
終わり方も好みが分かれそうなところですが、ラブストーリー好きな方は、観ておいて損はないと思います。
何はともあれ美しい映像は必見と思う
もともと恋愛の後悔とか苦悩が好きなタイプなので、主演のお二人の演技力もあって私は好きな作品です。
なんで、どうして、という恋愛で避けられない苦悩を丁寧に描いていて、そういう心理描写と、感情の残酷さと、美しい映像が好きな方はぜひみていただきたい作品です。
あぁぁぁぁ
パリやニューヨークの街並みに
福山雅治さんと石田ゆり子さんが、美しく溶け込んだ大人の恋愛映画に涙しました。
すれ違いのもどかしさ。
あの時、こうしていたら…
誰もがそんな経験をしながら今を生きている。
何であの時、もう一度追いかけなかった?
何で諦めて、身近なところでおさまった?
槙野さんの「あぁぁぁぁ」に、一緒にあぁぁぁぁ
やっぱり、別の人に想いを残したまま、手を差し伸べてくれたからの一緒になってはいけないよ。
みんなが不幸になる。
真実を知らされるより、知らないままで、選ばなかった方の人生を生きる幸せもあったのでは?とも思ったけれど
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は未来は常に過去を変えているんです。得られるともいえるし、変わってしまうともいえる。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか。」
クラシックギターを何本も購入したという、さすがの福山:槙野さんが奏でる「幸福の金貨」の美しい調べに、選ばなかった方の道にも、過去を変える未来があると信じてみてもいいのかもしれない。
そんな余韻を感じながら、自分の人生の今を思う映画でした。
あぁぁぁ
パリやニューヨークの街並みに
福山雅治さんと石田ゆり子さんが美しく溶け込んでだ、大人の恋愛映画に涙しました。
すれ違いのもどかしさ。
あの時違う選択をしていたら…
誰もがそんな経験をしながら今を生きている。
何であの時、もう一歩追いかけなかった?
何で諦めて、身近なところでおさまった?
槙野さんの「あぁぁぁ」に一緒にあぁぁぁ
やっぱり、別の人に想いを残したまま、手を差し伸べてくれたからと一緒になってはいけないよ。
みんなが不幸になる。
早苗さんの最後の懺悔の告白
そこまでして手に入れたなら、知らないままに、選ばなかった方の人生を生きる槙野さんの幸せもあったのじゃないかい、と思ってしまったけれど…
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」
クラシックギターを何本も購入したという、さすがの福山:槙野さんが奏でる「幸福の金貨」の美しい調べに
未来が過去を変える
選ばなかった道にも過去を変える未来がある
と信じてもいいのかもしれない。
そんな余韻を感じながら、自分の人生の今を思う映画でした。
人生の素晴らしさを切り取ったような作品
淋しい男と寂しい女のひとりごと、それでも何時かはいつものように慰めあっている。
全322件中、81~100件目を表示