「一番好きな人とは結ばれないのか?」マチネの終わりに あささんの映画レビュー(感想・評価)
一番好きな人とは結ばれないのか?
原作を読まずの観賞です。
最後に再会する2人、あのあと2人はどうなったのか?
サトシは早苗と別れて2人は結ばれたのか。
それとも、家族を選んだのか。
いろいろと考えてしまいます。
この物語の鍵を握るのは、早苗。
彼女が居なければ、物語は順調に進み洋子さんとサトシは結ばれたのだろう。
だけど彼女が居なければサトシはギタリストとして復帰できなかったかもしれない。
早苗は憎むべき人であるが、彼女の「サトシさんが私の全て」と、執着ともとれるサトシへの愛情はぶれることなく見ていて気持ちが良い。
サトシの洋子への愛を知った上での
早苗の行動は恐ろしくもあるけれど
サトシがニューヨークへ旅立つ前、自宅の玄関で見送るシーンに
私は不覚にも、彼女の愛に涙してしまった。
結局のところ、特に男は、どんなに惹かれても遠くの女性より近くの女性を選んでしまうのだろうか?
それにしても石田ゆり子演じる洋子が素敵。
ニューヨークでの早苗との対面シーンで、思わずコップの水を早苗にかけそうになった所を、(私なら水ぶっかけてる)冷静に振る舞った。1人になって号泣するシーンなど、
大人だなぁ〜と思わずため息。
洋子のバッグは全てFURLAでした。
ファッション好きの人ならわかるはず!
原作買おうと思います。
はじめまして
男は遠くにいる…→僕はそうは思いませんよ😊
男は理屈で女性から離れることはありますけど 本能的に恋しますし一生嫌いにならない相手っていますから
運命の人って言葉は男の方が共感できる言葉じゃないかな?
原作も読みましたがずっと涙が止まりませんでした。
色々書きたいことありますが、、、。
男性が恋に落ちていく様子が堪らなかった。福山雅治さんにしか出来ない役ですよね。
コメントありがとうございます。
ご感想意見を聞けて嬉しいです。
確かに、洋子の婚約破棄と別れた男とよりを戻すのにはちょっと、、、ですね。
パリまで来て薪野にあんな甘い言葉で口説かれたらころっといく気持ちもわからなくはないけど。。
色んな捉え方があって面白いですね^_^
レビュー読ませてもらいました。
確かに早苗は鍵ですね。
でも、彼女がいなくても、結局は二人は別れたと思います。そして、その別れがギタリストとして復活させたと思います。
過去があるから未来(今)もあるし、未来(今)があるから過去の感じ方が変わるということですよね?
そして、主人公の蒔野は、そんなに過去を引きずってないんですよ。だからあなたの言うように、近くの女と結婚もするし、コップも割らなかった。最後に二人で会っても、一夜の過ちはあれど、家族を捨ててませんね…。絶対!(笑)
一方で洋子さんは素敵だったけど、一度、婚約を破棄した男とよりを戻すなんて、ある意味どん引きです。そりゃ、I hate you!って、言われるよ…。彼も引きずる人なんだろうけど…。
同じ映画を観て人それぞれ感じ方が違うので、楽しいですね。