銃のレビュー・感想・評価
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見辛い
モノクロずっとは見辛い。特に暗いシーンは。ラスト、殺して赤い血が出るところでカラーになる演出はわかるけど。飄々と、無気力ながらも、どこか危ない感じがする大学生役に村上虹郎はぴったりハマってた。広瀬アリスの声のトーンがどのシーンも同じで、若干浮いてる。刑事役のリリー・フランキーが虹郎を追い詰めるシーンで、蛇のように不気味に絡み付く演技は圧巻。ラスト、虹郎の台詞で、あともう少しという言葉と、何で死にきれなかったのに笑顔だったのかわからなかった。
ますます母親に似てきた村上虹郎の裸にドキッ
原作未読
読んでみたくなった
劇場で観たかったが観ることができなかった2020について調べていたらこの作品の存在を知る
日本じゃないとこういう作品は生まれない
『百円の恋』や『嘘八百 京町ロワイヤル』シリーズの武正晴監督作品
なぜかモノクロ
理由はよくわからないが武監督の趣味だろう
ポン・ジュノ監督もモノクロ好きらしい
冒頭に拳銃を拾って手に入れるといえば思い出されるのが90年に発売された森山塔の18禁アニメ『そうかもしんない』
あっちは中学生が拳銃で女性を脅してエッチなことをするわけだがこっちの大学生はそんなことはしない
モテるから
拳銃を入手したからモテ始めたわけでもない
原作知らないからこのまま拳銃を使わないのかなと思ったがそれは違った
死にかけの野良猫に2発発砲
最後の方に池の前で1発発砲し池に沈め終わったかと思ったらそうじゃなかった
電車内で発砲し迷惑な男性客を射殺
その途端になぜかカラーになる
アニメの方はぶっ飛んでいて全くリアルじゃなく馬鹿馬鹿しくて呆れてしまったがこっちの方はリアルで生々しく緊迫感がある
平凡な日常に拳銃という非日常が加味されることによって緊張感が出てきて面白くなる
広瀬アリスは脱がないが日南響子のヌードあり
どういうわけだかモノクロだとより一層美人に感じる広瀬アリス
不思議とリリー・フランキーもモノクロが映える
禁煙ファシズムの人にはこの作品はおすすめできない
ネット民には若い女優が喫煙しているとショックを受ける人が少なからずいるようだし
元喫煙者で吸わなくなって15年以上経つがこの価値観は全く理解できない
エンドロールも独特
電車の音と車内放送
カッコいい
虹郎くん良かった
モノクロの哀愁好き
虹郎くん舞台「密やかな結晶」の好青年なイメージしかなかったが今回の雰囲気新鮮で良かった
広瀬アリスじゃなくても良かったんじゃないかな
家の近くで猫撃っちゃうのはもったいない
最後にカラーは意外だった
親子共演
2019-019@ココロヲ・動かす・映画館◯
無気力な学生の役をやらせたら村上虹郎くんはうまいけど、正直なところまたか、といった感じはしないでもないが、彼の狂気をはらんだ演技はなかなか見応えがあるのも事実。
終始淡々としたテンポで受けとり手側の感情の変化もあまり無いので退屈気味だった。
主人公が無機質でどこか他人事のように生きてるのを表現したいのかこの作品は全編モノクロなのだけど、ラストだけカラーになる演出はチープすぎるのでやらない方が良かったかもしれない。作り手側が好きそうな演出だな、といらない想像をかき立てられて終わった。
他にも見せ方の方法はあるはずなので安易な方法を選ばずに試行錯誤してみるといいと思う。
ダークで深淵を覗くような映画
どこか非現実的であり、共感もしないが、独特の緊張感が観る者を掴む映画
ある日偶然拳銃を拾った大学生が、拳銃の魅力に翻弄されていく物語…
全編モノクロ映像で語られ、それがどこか非現実的感を演出している。
拳銃の持つ魔性の魅力に取りつかれ、徐々に狂気じみた言動へ変わる青年の描写が丁寧に淡々と描かれており、それが独特の緊張感へと繋がる
とは言ったものの、彼の思考や考え、行動原理がイマイチ分からん
どこか人生を達観視しているような、感情を表に出さないような、暗い部分を背負ったような彼の雰囲気が良い部分でも有りつつ、どこかあまりにも分からなかった。
広瀬アリス演じる女子大生との会話で語られたような、どこか人生においてスッキリしないような感覚や迷いみたいなモノを彼は拳銃を寄り代にしてしまったみたいなものか?
謎めいた存在かと思いきや、意外と普通の女子大生でしかなかったなぁ
リリー・フランキー演じる刑事のイヤらしさ、怪しげな雰囲気はとても良かった
ラスト色味を戻していく映像は一気に現実感を放ち、どこか悲しげな余韻と衝撃を残す。
物語としてはシンプルだが、拳銃を手にして変わりゆく若者を(少々小難しい)心理描写と共に描く意欲作
原作にも興味が出てきた
好き嫌いがはっきりする映画かなぁ
私はとても面白いと思った。原作は知らないけれど、村上虹郎のはまり役なことは間違いない。
銃を手にすることで不幸な生い立ちの若者が自分の闇に囚われていく過程は、彼の演技によって独特な緊張感を生んでいる。そして、大学の女の子とセフレとしてのトースト女の対比も彼の内面を表していた。
狂気がつのっていく中、ラストの彼の表情が素晴らしかった。引き金を引いてしまった自分に驚いたような、アレ?何やってる?みたいななんとも言えない表情だった。
リリーフランキーの刑事役もお見事。
そして何より大好きな村上淳さんが、あんなとこで現れるとはねー。良かったです。
おかしいなあ。あと少しなんだけど。
モノクロ演出と銃の重厚感、村上虹郎くんの不気味な演技がよかった。
ある日銃を手にした青年の理性が少しずつ崩壊していく、というわかりやすいストーリー。目が離せないくらい引き込ませるわけでもないが、決して飽きさせない映像だった。普通の青年が狂気に呑まれていく、のではなく青春を謳歌しているように見えて心に底知れぬ闇を抱えている主人公だったからこそ、堕ちていく姿がわかりやすかった。ナレーションで傍白を入れることでトオル自らはあくまで冷静であることを示すが、心の中の闇が溢れてしまっている。ヨシカワユウコにどうして笑っているの?と言われるシーンが象徴的だった。「なに言ってるんだ?こいつ。俺は笑ってなんかいないのに」自分を制御できなくなっている。この微妙な変化を村上虹郎は不気味に演じていてとても薄気味悪かった。
ただひとを殺すだけ、ただ人が死ぬだけ、という行為が叶った瞬間に世界に色が付く演出はしびれた。
おかしいなあ、あと少しなんだけど
というのは、あと少しで元の世界(ヨシカワユウコが待つ世界)に戻れた、ということなのか、あと少しで死という欲望が果たされる、ということなのか、わからなかった。
音響がたまにつっこみたくなる感じでした...
タバコとザリガニとトースト女
昔、山上たつひこの漫画で銃を手に入れたおかげで仕事も出来るし、女にもモテるし、セックスも強くなった男が描かれていたことを思い出した(アフリカ象にも象徴されてた)。銃社会ではない日本だからあり得る心理変化なんだろうけど、実際に撃つわけじゃないし、撃ってみたくなるように心が動いたわけでもない。やはり銃口が男性自身のメタファーとなり、硬いことはもちろん、まるで全ての支配者になったように錯覚し、陶酔した結果なのだろう。自信のなかった者が銃のおかげで強くなる。これはこの『銃』を持った西川トオル(村上虹郎)にも当てはまっている。
銃を拾ったことところから始まったおかげで、彼のそれまでの性格はわからなかったけど、合コンに付き合ってはみるが、積極的にセックスするまでは至らなかったのではなかろうか。銃を愛おしいように丁寧に拭き上げるシーンもまさにその心理描写。愛おしい男根と同じなのだ。ただし、付き合ってみたくなる広瀬アリスに対しては積極的にならなかった点がストーリーとしてはちょっと弱いかな。
撃ってみたくなる気持ちはまた別物。いい大人だったら、仕事にも精力的になりセックスが強くなっただけで満足するはずであり、試射する衝動についてはまだ成熟しきってない経験値不足の頭からくるものだろう。親に捨てられた過去のある大学生という設定がピタリと当てはまる。また部屋の様子を見る限り、養父母が裕福な家庭であることも想像できる。バイトもしてなさそうだし、オーディオやアナログレコードの膨大な数も・・・
途中から目撃証言により、トオルのもとに刑事が訪れるが、このリリー・フランキーと村上のやりとりは見もの。どちらも一歩も引かないぞという強い意志が感じられた。
児童虐待についての社会派要素も感じられたけど、殺したいはずの隣人の母親を撃つことができなかったのも興味深い。最終的には電車の中でのロクデナシっぽい男を衝動的に撃ってしまったトオル。その直後、モノクロ映像がカラーに変化する。心理描写としてもいい具合だったし、銃を拾う前は描かれてないがカラー映像だったに違いない。
本年度、タバコ吸いすぎ映画1位獲得!
2位以下は『伊藤くん A to E』、
『愛と仮面のルール』、
『ハード・コア』・・・
歪んで行く感が足りない
原作未読で鑑賞しましたが、物語的に銃を拾った普通の大学生が銃を持っている事でどんどん歪んで行った上に人を殺す映画かと思って観ましたが、観終わったの感想としてはさほどの歪みも感じられず突発的な殺人で終了したのが残念。
主人公の生い立ちが複雑なのに、もったいない事にその辺もあまり活きてませんよね。
主人公が単なる普通の上京した大学生だったとしても同じ感触になると思います。
とはいえ白黒映像にしただけで単純な映画かとてもスリリングに感じられます。
これがカラー映像だったらつまらない映画になったかもしれませんね。
自分の周りの社会に興味をもてない、社会のルールにも鈍感なありがちな若者が、まるでブランドの洋服を着る事で感じる優越感と同じレベルで銃を身につけて強くなった気分になった程度の変化から脱してなかった感じを受けました。
大事な歪んで行く過程が足りないです。
不幸な生い立ちから産まれているはずの深い所に閉じ込めているだろう闇をもっともっとあぶりだして欲しかったな。
初の殺人トライで隣の虐待ママを殺せないのも普通の大学生だとしても同じだろうし、つまらないに日常にスマホ投げ出したくなる程苛つくのも普通の大学生だし、なんだか色々普通の情緒不安定な大学生を超えられてなかったね
コルト・ローマンMKⅢ357マグナム
銃マニアの稲垣吾郎曰く、護身用の銃器で短銃身タイプ故、遠くからは標準が合せにくいらしい。確かにその銃の特性に関係したストーリー進行があるから、或る意味その辺りは細かい演出がされているのだろうか。小説が原作なので、設定がされているのかもしれない。
作品内容自体は、銃を拾った大学生が、その銃の持つ特別な意味合いに段々と浸食されつつ、その非日常性に恍惚感と堕落に蝕まれていくという難しくはない構成である。隣の母親を殺そうと計画を立て、その実行寸前まで取憑かれた男は、しかし、その計画遂行までの自分の生い立ちに重ねたその母親を、寸でで殺すことを止めてしまう。それはやはりどんな酷い事をやられても“母”という切ることの出来ない存在への想いなのか、それとも馬鹿馬鹿しさを悟った故か・・・とはいえ、最悪の危機を脱した筈だった男はしかしその不安定な心理状態が治るわけでもなく、拳銃を捨てに行く途中の電車内で粗野な男を打ち抜いてしまうという唐突のエンディングで幕を閉じる。
そのラスト前の川へ捨てるシーンは、あれは完全なミスリードで、編集の不味さが表われていた。というのも小説の粗筋を読んでみると捨てに行く途中という内容で、作品だと、てっきり捨てた筈なのに実は捨ててなかったという流れだと勘違いしてしまう。あのシーンは電車内の男の夢の出来事であったのだ。きちんと夢のシーンなのか、回想シーンなのかを丁寧に作られてないと観客は戸惑うのではないだろうか。その辺りも含めて、内容的には大学生の情緒不安定さが生い立ちと相俟って、ユラユラ揺れている危ない状況を表現した興味ある作品だけに少々残念である『トースト女』役の女性の均整の取れた美しいプロポーションが目の保養になったことはここだけの話w
けっこうよかった
拳銃を拾っているのに残弾数を気にしないところはいかがなものかとまず気になった。しかも射殺しようとする相手がシングルマザーで、なにも銃なんて使わなくても2〜3発ぶん殴れば済む話ではなかろうか。
刑事のリリー・フランキーさんの追い込みは怖かった。オレならすぐにゲロってしまう。
結局銃を使った相手がマナーの悪い乗客で、せっかく銃を使うなら銃を使わなければ敵わない相手に向かって欲しかった。
最初にセックスさせてくれる女の子は部屋もきれいだし、きっと性格のいい子だと思う。うらやましい。
施設から里親の元で成人した里親映画でもあったが特に深く描かれていなかった。実父さんへのあまりな仕打ちには引く。
人は銃を持つと
人によっては気が大きくなるか、逆にビクビク生きるか。彼は前者だったけど、それが中毒に似た症状になり、やがて身の破滅へ。最後の頃のシーンは、映像に色が着いてからが、夢なのか、それとも現実なのか?エンディングが不明な感じでした。虹郎君は良い役者さんになってきましたね。最後にあんな形で親子共演があるなんて。
やっと世界は色付いたのに。
武曲の延長線上みたいな価値観かな?と思いました。あのとき死に魅了された少年が、現実に折り合いをつけられないまま、「銃」に出会ってしまった。そんなイメージ。
なにも起きないけど、たまに揺れるくらいの安全な綱渡りをしていたら、たまにはドキッとする目に遭いたいかもしれないし、思いきって下に堕ちてみたいかもしれないし、しがみついてみたくなるかもしれない。
きっと誰にもあること。
私は、たまたま「銃」を拾ったことはないけど、トオルは拾ってしまったからこうなった。
そのくらい、きっと、うっすい壁たった一枚向こうの話。
現実の象徴のような、平和な親友くんや、恋人候補のユウコの知らないところで、焦燥感で狂っていくトオルが美しかった!
リリーさん演じる刑事は、トオルをこっちの世界に繋ぎ止めようとしてるのに、私もトオルの気持ちが伝染してしまったのか、その言葉は、心臓を直接撫でるように、じっとりと気味悪い響きをもって聞こえる。
ラストシーン、トオルは自分の欲を果たして、モノクロの味気ない世界から解放されたはずなのに。
一気に彼の魔法は解けてしまった。
あのラストめちゃくちゃ好きでした。何回思い出しても落ち込める。
ムラジュンさんがあの役をやったことで、虹郎くんが虹郎くんになった気がします。何目線だよって話ですが。
中村文則さんは、たしか彼女の指を持ち歩く話を購入して、読みづらくて断念したくらいの知識しかないのですが、
結構中村ワールド再現されてますよね...?暗くて淡々としたかんじ。
難しくて読まず嫌いになりそうだったんですけど、小説も興味深く読めそうです~!
とても面白かった。
村上虹郎の演技は非常に良くて、次第に狂気に代わっていくとろこが実にうまい!
すごくリアリティがあり、私達も、もしひょんなことから銃を手にしてしまったら、こういう風になるのかもしれないと怖くなる。
モノクロの映像が作品の世界観にピッタリで、手から宝物や幸せがこぼれ落ちていく様をあのように表現して、しかもそこだけ色がつくなんて、なんて憎い演出と思ってしまった。弾丸があんなにも芸術的に描けるのかと、鳥肌が立った。ただ、朝早い回に見に行ったせいか、観客が少ないのが気になった。皆さん、面白いですよ。
☆☆☆★★ 原作読了済み。簡単に。 私は戸惑っていた。私はこの作者...
☆☆☆★★
原作読了済み。簡単に。
私は戸惑っていた。私はこの作者の小説を読んだのは初めてだったのだが、私はこれ程までに読みづらい小説を読んだ事が無かったのだ。私は一体どうしてしまったなら、こんな小説になってしまうのか?を考えていた。とにかく私は、ここまで改行も為されない小説を読む苦行を味わった事が無かったのだ。だが、同時に。私はここまでの熱量の凄い小説もまた、読んだ事が無かったのだ。
原作は絶えず「私は…」のフレーズが続いて行く一人称形式で語られて行く。
普段は無気力な若者が、或る日に本物の銃を手にした事から。自分の中に吹き溜まっていた《何か》に突き動かされて行く物語。
映像化では、その「私は…」が現代風に「俺は…」へと変化していた。
映画が始まって、画面が終始モノクロだったのは意外だったのですが。案外と悪くなく、ほとんど原作通りに進行して行く。
ただ、内容を知りながらの鑑賞の為に、まだついて行きやすかのですが。何分にも、淡々とした映像が続いて行くだけに。段々と落ち掛けてしまい…。
原作を読んでいた際に。1番面白く感じた刑事とのやり取り。
(本の帯に映画化と有り)出演者に、リリーフランキーの名前が有ったので。読んでいて、おそらくこの役はリリーだろうと思い。ここが1番の見所だな?と思っていたのに。不覚にもその場面で少しばかり落ちるΣ(-᷅_-᷄๑)
う〜ん残念無念!
そして最後の暴力場面。原作を読んでいても、熱量を感じる場面でしたが…なるほどね!その為のモノクロ。更には親子共演でニヤっとさせられた。
出演者では、主人公の村上虹郎が。これまで観て来たなかでは、1番良かったし。
広瀬アリスは。段々と、自身の中に有る資質の様なモノを確立しつつあるのが分かる。
ただ、それよりも。この作品に於いては。日南響子の裸体の眩しさに、思わずクラクラしてしまった印象が1番強く残る。
2018年11月18日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン4
主人公は 闇が薄い
まず 前半の山場が 無さすぎ!
前半のシーンが 終盤になって効いてくるタイプかな?と思ったが そんなに盛りあがらない。
広瀬アリスの役が セフレの対比にしたいぽっいけど 微妙!
あと、セックスしすぎ!主人公が 恵まれない環境を演出したいなら モテない設定の方が良いのでは?
主人公の闇のオーラに惹きつけてられて モテるなら 分かるけど、これじゃ顔が良いから モテてるになってる。
バイトしてないのに 昼飯 カツカレー食べてるし!しかも 白シャツで!
全体的に 主人公が 闇に堕ちてくのも かわいそうと思えなかった
目の演技がすごい!
虹郎君の演技をちゃんと見るのは初めてでしたが、目で全てを表現してる感じに、釘付けになり痺れました。
特にリリーフランキーとの掛け合いは、圧巻でした。
ストーリー自体は、多分こうなるんだろうなーと思った通りの、予定調和的な展開で、それ程新鮮味もありませんでした。あと広瀬アリスの演技だけ、ホームドラマみたいで、浮いた感じでした(´口`)↓︎↓︎
村上淳の登場の仕方が、衝撃ですね(笑)
動物虐待のシーンが出てくるので、そこがちょっと減点ポイントです。
中村文則の雰囲気だけ
中村文則のデビュー作の映画化です。川原で自殺した男の銃を拾った大学生が、銃を持つことで変わって行く姿を描いています。同じ大学の女子大生と付き合いながら、合コンで知り合った女とセックスし、衝動的に猫を撃ち、その事で刑事が訪ねて来て、やがて隣の子供を虐待する母親を殺そうとして、最終的には身を滅ぼしていきます。比較的原作に忠実に映像化されているようですが、中村文則の小説に比べると表面的で、中村文則の雰囲気だけという感じで、全編モノクロで最後だけカラーになる当たりも自己満足的に感じました。初日の2回目の上映を鑑賞しましたが、観客が自分一人というのは初めてでした。
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