愛がなんだのレビュー・感想・評価
全341件中、61~80件目を表示
ある意味、怖い映画ですね。男から見ると。
女性視点では、こんなクズ男と早く別れなさい、とイライラ。
男性視点では、おいおいまだついてくるの、とちょっと怖さを
感じる作品ではないでしょうか。
この映画のおもしろさは、その単純な恋愛模様で終わらず、
そこに男女が逆転した同じような恋が絡んでくること。
小説の映画化ということで、その原作がよくできている
ということかもしれませんね。
ただ、幼い頃の自分が現れ、対話するという表現は
好きじゃないな。覚めるというか、その世界に入り込めなくなりますね。
ずっとそういう表現が続いていたならいいけど、急に現れるとねw
消費される"エモーショナル"
最近の若者が好きそうな所謂"エモい"映画でした。登場人物の恋愛模様はかなり実態に近いのではないでしょうか。
浴槽で2人向き合ってキャッキャウフフする演出、あれエモい系映画の必修科目か何ですかね...
いろんな愛し方がある
岸井ゆきのさんのための役柄。
上手く演じている。
愛し方に色々あるが、彼女はこうなのだ。
一筋とも言えるし、
媚びてるとも言える。
どうでもいいじゃん、愛し方は人それぞれ。
この世代の迷走ぶりが非常に良く描けていた。
しかし今の適齢期世代は恋愛ひとつするにも大変だな。
それがどうした。
好きなんだからいいんだよ。
観てる時、あぁー、いるいる、わかるわかる。あるあるだゎ。こんなヤツいるんだよなーで、観終わると、私もこの中の誰かの1人だった。ぐったり。。。
結論がないとダメっていう人がいた。だからなんだ。結論なんか無いんだよ愛なんだから。
それ書いちゃう角田光代さんの凄いところ。これ超ーイイ。また、読もうってなる。
これがインサイト
人は相手のことを分かろうとしても何を考えているか本当の部分は分からない。でもそれが面白いし難しい。
人には言うが結局は自分も出来ていないということも良くある。自分では気づけない。
だから人と付き合うのだろうし、沢山の人と触れ合った方が良い。
愛という言葉は人間が作った言葉なので、人への思いは人それぞれ決めていいと思う。
不思議ちゃんというより不気味ちゃん
女と男が出会ったとき愛する役と愛される役は決まっている
それを忘れて過剰に愛を注いだり欲しがったりするとその関係は早く終わることもある
愛するというのは信じるということであっても相手の全てに寛容であるということではない
束縛された時に感じる愛がある
映画館では2019年5月1日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
原作は『空中庭園』『八日目の蝉』『紙の月』の角田光代
監督は『あの頃。』『mellow』『アイネクライネナハートムジーク』の小泉力哉
脚本は『アーク』『影裏』の澤井香織
当時成田凌が好きだから観た
今も好きだ
妻夫木聡とか成田凌とかああいう顔立ちのイケメンが好きだ
役名は田中守
悪い意味で適当すぎる
ヒロインの岸井ゆきのが美人とか可愛いタイプじゃないのが良い
友達役の深川麻衣や穂志もえかの方がよっぽど綺麗だ
テルコの苗字が山田ってのも良い
欽ドンの柳葉敏郎を思い出した
守から電話があったら面接を途中で勝手に辞めるダメ人間
夜中に突然ラップ
小学校のシーン好き
わりとレビューが多いのが意外だった
どう見てもミニシアター系だけどイオンシネマで上映していたしな
女子に受けるんだろう
どちらかといえばなんてことがない話だがそれゆえにリアルだ
ダラダラとゆるい感じも
刺さるだろうな
彼女に昇格したい彼女未満の話
世田谷代田っていいところに住んでいるね
狭くてもOKよ
金町とか綾瀬とか亀戸じゃ全然オシャレじゃないし
世田谷線とか久々見た
荒川線と違って飛鳥山みたいな急斜面を登らないお気楽な奴だけどやっぱり可愛い
髪洗ってもらうシーン好き
羨ましい
あの場面だけでも岸井ゆきのになりたい
江口のりこは岸井ゆきのより不細工だがお笑い無しにいい女感を出せるのはなぜだろう
『ジョゼと虎と魚たち』を思い出した
風呂屋の先輩が片岡礼子だがたとえ銭湯でもヌードになることなかった
ヌードは卒業か
そういう時期なんだろう
「やらせて」って言っておいて勃たないってなんだよ
ジジイかよ
テルコと仲原くんのやりとり好き
カンバヤシくんは声はイケメンだが顔はまあまあ程度だった
終盤黒い画面に「仲原青」「坂木葉子」
暫くしてから「山田テルコ」
前にそんな演出をする映画を観たがタイトルを忘れた
なぜか象のドアップ
目は優しいが肌は汚い
程度によるが尽くすタイプとか重いというかうざいというか鬱陶しい
怖いよう!テルちゃん怖いよう!
「あの頃。」が面白かったため監督さん繋がりで鑑賞。
面白かったです。
テルちゃん、まもちゃん、中原くんなど全ての人物に共感しながら見ることができました。
幸せに、なりたいっすね。
それぞれの恋愛観と人物像
淡々とした中でも、引き込まれて時を忘れてみてしまった。
角田光代の原作は読んでいないのだけれど、何か角田作品だなと思わせる、主人公テルコ
のキャラクター。
それを岸井ゆきのがいい感じで演じている。
淡々とした中でも、場面は多岐にわたっていて変化に富んでいる。
アパート、オフィス、銭湯、居酒屋、クラブ、公園、古民家、別荘…。
いろんなシチュエーションの中で、登場人物の心は微妙に移りゆく。
そんな中での、役者陣の好演が素晴らしかったです。
年越餃子いいな
泣けるほど純粋でも没頭するようなタイプでもない。
でもこういう映画は嫌いではない。
ダメ人間というほどダメなわけではないが、欠点がフォーカスされちゃう人達だらけ。
いい人なんだけどね〜みたいなタイプのマジョリティ。
観ているほうとしてはもどかしいとか見たくないと思う反面安心する人も多いのでは?
リアルな自分を重ねるから。
だからこういう映画は面白い。
てるちゃんの常軌を逸したまもちゃんへの恋とも言い難い何か。 何も見...
てるちゃんの常軌を逸したまもちゃんへの恋とも言い難い何か。
何も見えなくて、何も感じない。ただ田中まもるという存在が自身の縁取りを明確にする。
多分写真なんかもまもちゃんと撮ってないから、何度も楽しかったあのキラキラしていた日々を頭の中で何度も反芻して現実からどんどん離れていってしまう。
でも、それが人間味があって、感性を揺さぶられました。
自身の想いや気持ちに自信を持てなくなった時に見てます。
私の気持ちは間違っていないけど、どうにもならないことを気づかされてくれる作品です。
思い通りにならない他人よりも、思い通りにすることができる自分を大切にするほうが人生は豊かになるんだなと感じる作品でした。
角田光代原作とは知らずに観ました。 初めはテルちゃんの一途な恋模様...
角田光代原作とは知らずに観ました。
初めはテルちゃんの一途な恋模様なんだけど
段々と周りの人の恋もクローズアップされ
恋する側、恋される側それぞれの心理や関係が
細やかでよかった。
わたしも恋されたらヨウコみたいになるし
恋したらナカハラみたいになる。
角田さん凄いわ。
愛がなんだってんだ
役者陣の超好演。
カット少なめの長回しで、その演技がより際立つ。
終盤、それぞれの想いや行く末が語られるシーンは凄かった。ナカハラは自ら諦め、葉子は自分の寂しさに気づく。マモルはスミレに対する想いを明確にしテルコと距離をとろうとする(これはスミレが語っていたように、彼が自分勝手な人物であることを示す)。
テルコが1番複雑で、マモルに対する愛は絶対に残っているはずなのに自分は好きではないと主張する(その根拠にマモルとまだ会えるようにしている)。
しかし、テルコはもうマモルに対してアプローチはしないと思う。そこに愛があったとしても、もう関係がない。そういう意味で愛がなんだ、ということ。?
なかはらくん、いいぞ
この手のじめっとした邦画はあんまり苦手だけど、
見てよかった!
「今寂しいな~って時に、側にいてあげたい」
「彼になりたい。無理なら、彼のお母さんでもお姉さんでもいい」
愛し方って、人それぞれですね
個人的には、ヨウコちゃんにいちばん共感してました。
自分をまるっと受け入れてくれる人って、
楽だしありがたい。
逆に、テルちゃんやなかはらくんみたいに、
自分の中で愛を生み出せる人はすごいですね。
そして、なかはらくんのセリフにはいちいち痺れました。
コンビニ前の「すっげー好きなんすよ」のとことか
どうしたらいいのか分かんないけどただ本当に好きなんだ感が溢れ出てて
強いシンプルな愛を感じました‥じわっときた‥。
幸せになれ、なかはらくん。
ピースがすべてはまった結果が
身を捨てて奉仕し愛を捧げるストーカー気質のテルコと仲原。戴くだけの守。自己チューだけど、マトモな葉子と、スミレ。
暴走するテルコは、仕事もクビになりぶらぶらしてても平気。普通なら破滅しかないのに、ときどき供給されるマモちゃんからのナニカで生きながらえている。でも、過去の自分に問い詰められる。ストーカー仲間の仲原は一ぬけする。どんどん孤独になって追いつめられているはずなのに、図太い。食べたり寝たりという生活が守られてるのが、不気味といえば不気味。そして気づく愛の成就とは?
登場人物みな、少し変化して現世的幸せもつかめそうな暗示があるのに、テルコだけはあさっての方向で幸せに?なってるラストは、理にかなっているがシュールきわまりない。
彼女の幸せはマモちゃんとの愛の成就ではなく終着の完成でもなく、途中で出てくる「マモちゃんになりたい」だとは。
いやー、傑作でした。共感できない登場人物ばかりなのに飽きさせないし
全341件中、61~80件目を表示