劇場公開日 2019年4月19日

  • 予告編を見る

愛がなんだのレビュー・感想・評価

全329件中、21~40件目を表示

2.5主体性がない不埒な関係

2023年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

岸井ゆきの扮する山田テルコは、あるパーティーで知り合った成田凌扮するマモルの事が好きで、呼び出されるままに付き合っていた。しかしある飲み会でテルコはマモルから江口のりこ扮するすみれを紹介され3人で会う事もしばしばあった。

途中からイライラし始めたが何とか最後まで観終わった。テルコは28歳と言う設定ながらまあ何とも主体性がなく不埒な関係を続けており、他の登場人物も似たような感じで、今どきは皆責任感もなくこんなものかなとあきれるばかりだったね。人生挫折の繰り返しもあり進歩なり成長していくものだが、いくら好きな人でも自分を向いてくれなければ悟って次へ行くべきであろう。若葉竜也扮するナカハラが個展を開いたところで少しは救われるもののまた振り出しに戻りそうだったな。結構レビューの評価が高かったが、全く理解出来ないね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

3.5恋愛においての上下関係

2023年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
とみ

4.0どこまでも

2023年5月6日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ハンバーグ

3.0大人って嫌よね

2023年3月27日
スマートフォンから投稿

悲しい

大好きな人のためならなんでもできる

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たべるのすき

3.5愛がなんだ

2023年3月15日
iPhoneアプリから投稿

面白かったと思う。面白かったと思ったんだと思う。でもなんだか引っかかる。

これだけは言いたい。こちら側(客)がわかっている嘘ほど心を揺さぶるものはないと思う。嘘をついていることを知っている。しかも、その嘘は他人を騙すと同時に自分を騙す。
これに関しては面白い。メモしておくべきテクニックだと思った。応用も効く。

ただ、映像的な面白さを、映画としての表現をあまりにも無視し続けているのに、僕は違和感を感じるのだろう。ただ写しているだけ。変だと思われないような構図で。そういう作風だし、その大胆さはすごいと思うけど、僕の好きなものではないと思った。好きだと思いたくないだけなのかもしれないけど。

それから、この映画はよく言う「考えさせられる系」の映画だ。僕はもしかしたらこの「考えさせられる系」の映画は好きじゃないのかもしれない。確かに見終わった後の余韻や、見ている時の確かに…と思う気持ち、共感。心地いいと思う時もある。そう考えている自分が好きになっている感覚。しかしこの映画はそれがあまりにも多すぎて、常に考えながら映画を見ることになる。それはそれで、観客の思考を動かす方法論として完璧なのだが、僕は映画を見て脳を動かすよりも、心を動かしたい。自分の感情を爆発させたい。そう言う体験がしたいのかなと思った。

そう言う意味で言うと、切ないシーンがいつくもあった。身勝手な男に振り回されるシーン。何気ない一言で大ダメージを負うシーン。これが見たい。この体験は、何度も何度も食らってもいい。感情が暴れる体験。それが散りばめられていたのかすごく良かったし、心地よかった。

哲学的な映画はダメなのかもしれない。「愛とは?」を問う映画。人気が出る理由もわかる。だって誰しも一度は悩んだことがあることだからだ。しかし、誰に言うわけでもなく、心にしまっている自分の中のモヤモヤ。人に話しても、うまく伝わらないし、本質的に理解できる人間は自分しかいない。その孤独感。それを見事に物語として映像として「そうやって悩んでいるのは君だけじゃないよ」って教えてくれる。そんなところに惹かれるのだろう。

しかし、なぜこの映画が最終的に面白かったと思ったかと言うと、今まで見たことがないような、目新しさ、斬新さ。まさに「驚き」があったからだ。ここまで会話劇だけで喜怒哀楽を見せるものも斬新だし、最後のクレジットの出し方、不必要に見えて実は全部必要な一つ一つの台詞。見たことあるようで見たことない。僕はこの手の映画が大好きだ。

人の弱いところが見えたかどうか。とても見えた。全員弱い。欠点だらけ。だけど、それに気づいていないのがいい。自分の欠点は客観的に見れないという本質的なところ。そこに共感する。誰しも失敗している。人から言われてやっとわかる。

謎があったかどうか。これは難しところ。だが、マモくんの感情はほとんど描かれていない。テルちゃんにとって、マモくんの感情は謎でしかないのだ。これは立派な謎なのではないだろうか。観客は、テルちゃんに自分を投影する。テルちゃんは、マモくんの感情という謎を常に追い続けている。一体誰が好きなんだ?自分とマモくんの関係は一体なんなんだ?どうと思っているんだ?と。こういう、事象だけではなく、「誰かの感情」というテクニックでも謎を表現できるのだ。

一言で言うとこの映画は「リアリティの極限」であると思った。リアルの世界では、感情が動く瞬間に音楽なんてならないし、作られた台詞を話すこともないし、ぎこちない動きをすることもないし、言う必要のあることしか話すなんてことはない。地に足ついた映画の極地だろう。どこまでもリアルに描くことで、我々は「あるある〜」となる。映画というより、その生き物たちの生活をのぞき見しているような感覚になる。このリアリズムは好きだ。全ての行動に説得力がある。なんなら、ちょっと突飛なことをしても、説得力に負ける。これは僕の好きなものだと思う。誰がなんと言おうと、あるわけないだろ!と思うようなファンタジーは作りたくないし、簡単に血を流したり、日本でピストルをみんな持ってたりもしたくない。
また一つ自分が好きな映画の条件を見つけた。

第一候補
1、人の弱い部分が見えるかどうか
2、謎があるのかどうか
3、リアリティがあるのか

第2候補
1、観客が憧れる存在
2、「泣ける」のかどうか

今のところ、上の3つが僕の好きな映画の条件だ。もっといろんな映画を見て研究していこうと思う。

P.S. この間自分で物語を考えてみたが、やっぱりまだ自分の好きな物語というものが可視化できていない気がする。もっとたくさんの「面白い」を集めなければ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tyshi

3.5岸井がかわいいと観ていたが

2023年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

度を越した執着こそ純粋恋愛なのかと思い、その結末は報われずとも、たぶん人生の途中

コメントする (0件)
共感した! 0件)
すぅ

4.0岸井ゆきの

Mさん
2023年1月4日
Androidアプリから投稿

ドラマ「99.9%」を見て、何か変な子だなあ、とは思っていた。それが「そば煮るね」のCDのカバー写真を見てから、かなり好きになった。その後「おじいちゃん、死んじやったって。」を見て、いろんな演技ができる役者さんであることを知った。
そして、この映画の岸井さん。すごい役者さんだなあと思った。
この映画は自分にとってはもたもたした感じが残る作品だった。でも、人を好きになると、人は正常ではなくなるのはよくわかる。昔は恋愛がらみで殺人事件などあると、それこそ「映画みたいだ」とか「ありえないよな」とか思っていた。でも、今は(自分が殺人を犯すわけではないが)犯人の気持ちが少しわかる(?)ようになった。
その辺りのぐだぐだやわけのわからなさをうまく描いた映画だなと思った。
とはいえ、やはり岸井さんにつきる映画だ。
あと中原さん役の役者さんもよかった。

コメントする 2件)
共感した! 9件)
M

4.0そもそも愛ってなんだ。

2022年10月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

~さよなら興行~「テアトル梅田を彩った映画たち」にてリバイバル上映。

公開当時劇場鑑賞して以来です。改めて観たらめっちゃ今泉監督らしさ全開ですね。私はこの作品が今泉監督はじめましてだったんでもちろんその時はそんな印象はなかったんですけど。

一緒にいるのに上手くいかない男女の群像劇。ひとりひとりが主役であり、脇役でもある。大変豪華なキャスティング。マモちゃんの終始自分勝手で煮え切らない感じにイライラしっ放し。テルコはこんな男のどこがそんなに良かったのだろうか。

一見友達も多くて自由人なスミレも泊まりがけのBBQはすっぽかされたり、登場人物がみんなどこか孤独を抱えていてそこがリアルでもある。求めたり、求められたり。ほんまに面倒くさい。愛がなんだ。とりあえずナカハラには良いことがありますように。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はるたろう

5.0主人公にイライラするのは自分に重なるから

2022年10月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

自分から利用されにいくところ。
質問されて「はい」か「いいえ」で答えず
「なんで?」など質問を聞き返すところ。
要らぬ気遣いで相手に気苦労かけるところ。
全部全部自分と重なるから見ていてとてもムカついた。
映画にムカつけることなんてそうないから
非常に新鮮だった。

主人公以外の人にも少しずつみんなムカつくなって思う場面があり、ムカつくってことはそういう面も自分にあるからなのかなとも思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あい

4.0ある意味才能

2022年10月14日
Androidアプリから投稿

人を好きになるって苦しくて、辛い、周りが見えなくなるし、時には人生まで変えてしまうようなパワーのあるものなんだと改めて思った。

一度きりの人生、こんな風に執着したり依存するくらい 誰かに夢中になれるのもとっても幸せだと思いますし、感受性の高い素直な人じゃないとできないこと。

みんな不器用だけど一生懸命で、キラキラしてる。
10年後の姿とか見てみたい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ma

4.0こんな女性もいるんだ❗

2022年9月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

これが一途ということなのかな…。僕には理解しがたいけど、こんな女性に一度だけ会ったこと有るけど、重怖かった。
カメラマンの男性の気持ちも理解できるけど、僕にはなれないかな…。でも、最後は良い形で(結ばれて欲しい)再開し、想像にお任せしますで終わった‼️考えさせられる一本でした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ろくさん

3.5収まりの良いところに

2022年9月19日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
Kotapon

3.5もちろん腹立ちながら

2022年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

観ていたのだが、主人公が健気で。愛は思い込みだからね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
すぅ

3.5テルちゃんでありマモちゃんでもある

2022年9月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

成田凌くんってクズっぽい役を演じてる時、ほんと魅力的だなぁと思った。
どう考えてもクズなのにうっかり好きになってしまうのめっちゃ分かるわ、と思わせる雰囲気がブワブワと出てる。

不気味ちゃんになってる岸井ゆきのさんもとても良かった。
こんな子いるよな〜ってかこれ私じゃん?浮気されて周りからあんなクズとは別れろって言われても好きだからって言って別れられなかったあの時の私じゃん?って思い出したりして。
でも、彼氏がテルちゃんぽくて嫌になって別れた時の私もいたなぁと思い出したりもして。

立場が違えば誰しもがテルちゃんにもマモちゃんにもなるんだなぁと、客観的に自分の恋愛を見つめ直してた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
きり

3.5リアルでしんどい

2022年9月6日
スマートフォンから投稿

悲しい

難しい

幸せ

登場人物のやりとりに、自分の過去を投影してうわあ〜ってなった。

ナカハラ!お前は幸せになれよ!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mui

4.0いたるところの細かい描写が良い

2022年8月8日
iPhoneアプリから投稿

恋愛に溺れている人間ていうのは、本人は全身全霊で真剣に行動しているんだけど、客観的に見ると、馬鹿みたいで愛しいなっていう感情が溢れる映画だった。

泣きたいけど笑ったり、喜ばれようとして嫌われたり、近づきたいと思いながら離れたり、嬉しくて泣いたり、矛盾してるのが人間のいいところだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぽこぽこ

3.5タイトルが安っぽいが、ヒットしてよかった。

2022年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ここ数年今泉監督が気になってて、遡って今ここ。
さすがヒット作、200以上レビューある。
こりゃ誰もみないな^_^

原作があるからかもしれないが、ダラダラしたアドリブ会話はなく、優秀な役者と非常に練られた脚本で楽しめた。そこいらへんのもう若く無い若者が、ひっつこうが離れようがぶっちゃけ痛くも痒くも無いのだが、2人のリアリティが私の記憶の引き出しの奥から埃を被ったムズムズを引っ張り出してくる。
好きで、好かれて、甘えて、甘えられ、めんど臭くなってきて、冒険の旅はまだまだ続くと自分に言い聞かせ、決めの言葉をのらりくらりと避けてるうちに、だんだん人生追い詰められて行くのよ。

あぁ、、、確か自分はこうではなくてよかった。

たまたまプロデューサーのアフタートークを聞けて興味深かった。企画から実現まで本当に時間かかるものなのね、、、ずっと熱意を持ち続ける事ができる事が職能かも知れない。
ちょっと気になったのはNot Heroinのブランド化の話しとポスターのデザインの話だった。
流通や営業的考えでヒット作を意識したり、あやかったり、ポスターが分かりやすいけど真似やカテゴライズはコモディティ化、劣化一直線だからね。
若者の水戸黄門作ってどうする的な気がしました。
自分達で自分の首絞めて寿命を縮めないように気をつけて頂きたい。

若い監督、新しい才能に「賭ける」って所がただ一つの突破口だよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
masayasama

4.5不器用なのはてるちゃんだけかと思いきや!

2022年5月26日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
おかゆ

4.5最後に言ったマモちゃんへの感情

2022年5月14日
iPhoneアプリから投稿

最近でいえば「花束みたいな恋をした」とか「明け方の若者たち」とかのキュンとするというよりは胸が締め付けられる系の恋愛映画です。その2作は一度は双方向的に恋愛が進みますが、今作は恋愛の矢印が一方通行です。
恋愛映画の多くは付き合う直前から始まることが多いですが、実世界で考えると恋愛で酸いも甘いも経験するのは、付き合った後よりも自分を好きかどうか分からない相手を想い行動している時。この映画は恋愛の酸っぱい部分を思い出させてくれます。(良くも悪くも)

感想としては、「テルちゃんも中原くんもよく頑張った!」これに尽きます。テルちゃんは終わってないか。。

旅行で心が折れた中原くんがコンビニで葉子を諦めようとしている姿に「愛がなんだ」と言い放つテルちゃん。お前が諦めたら同じ境遇の私はどうなるんだよ、とでも言いたげな表情。
銭湯で働くパートの先輩にも「別れた旦那も時間が経てばどこが好きだったか分からなくなるよ」と次の恋愛へ行けとも取れるアドバイス。
ここで諦めるのかな、と思っていたらテルちゃんは看病に来たマモちゃんにとっくに好きじゃなかったと嘘をつきます。テルちゃんの芯が強すぎる笑。

最後は、ダブルデートの中で「マモちゃんへの恋でも愛でもない執着は何なんだろう」と自問自答して終わります。
中原くんの事やパートのおばさんの事をうっせぇと切り捨て、好きではないと嘘をついてまで今まで通り会っている自分の「好き」を考えています。
恋と愛の定義が気になったので調べると「恋」は一方、「愛」はお互い通じ合っている時。「好き」は恋の一歩手前、とのこと。(諸説あり)

私の解釈は、テルちゃんのマモちゃんへの執着は、恋も愛も押し殺した好きなのではないかと思っています。ラストショットの象とテルちゃんは、自分の好きと向き合う彼女の心の描写と捉えています。テルちゃんがんばれ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mi2

3.0似たものの集まり

2022年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

岸井ゆきのという女優さんに興味があって観てみた。独特の雰囲気で見事にダメ女を演じたと思う。

作品の感想としては期待を下回ったがそこまで悪くないというところ。123分の作品だが体感は180分越え。

気持ち悪いほどの執着を見せるテルコ、悪気の無いマモル。絶望的な関係の中にナカハラが加わる。
実はナカハラが全ての関係を表しているのではないか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mrkc7