蜘蛛の巣を払う女のレビュー・感想・評価
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ハッカーが万能すぎてなぁ
色んな勢力が同時に動きながらも、こんがらがる事はなく分かりやすい演出だったのでは。
北欧(?)的な寒々しい絵作りもうまかった。
けどもさ、
敵対勢力との駆け引きで事態が動く時はだいたい逆探知かSFレベルの遠隔操作だし、例の真空パックからの脱出も力ずくってのは、ちょっと芸がなすぎるでしょ。
謎解きも裏切りもアッと驚く事がなかったし、リスベットとミカエルの連携も今ひとつだった気がする。
原作が代筆で完成しているって事だし、予想通り前作(本国版)は超えられなかったな。
独特の世界感に引き込まれます
「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督の新作と言うことで期待して観に行きました。作品自体は「ドント・ブリーズ」には及ばないものの、観ているうちに独特の世界感に引き込まれていく感じが心地よく、アクションシーンも程よく組み込まれていて、サスペンス作品としては上出来だと感じた作品でした。
ただし、ラストシーンは自分好みではなかったので、0.5点減点しました。
続編か?
2011年にアメリカの女優とジェームズ・ボンドの撮影が延びて出演となった俳優が登場した前作、そのタツーより奇妙なピアスの印象のあるものであった。今作は、そのピアスの量が減ったのと同様に視聴者からも批評家からもあまり好ましく受け入れられていないのは確かで、今回は主人公の天才ハッカーであるリスベット・サランデルの設定がやや大げさで陳腐なものになり、イギリス女優の体型があまりついていけない。これは個人の意見でほかの人は、アクション映画として受け入れるかもしれない。この手の映画は、もういい。
邦題もお話もシンプルですが何気に個性的
技術者バルデルから自分が開発した世界中の核兵器にアクセス出来るプログラムを米国の国家安全保障局から取り返して欲しいとの依頼を受けたリスベット。難なくサーバーからプログラム奪取に成功するが、覆面の男達に自宅を襲撃されPCごとプログラムを奪われてしまう。防犯カメラに映っていた男の腕にあったタトゥーから足取りを追うがその先には自身の凄惨な過去に繋がる闇が広がっていた。
今回監督に抜擢されたフェデ・アルバレス、前作にあった冷たい世界観を踏襲しつつも、時折鮮烈な色彩を織り交ぜながらバラエティに富んだカットでリスベットの活躍を畳み掛けるように見せます。『ファースト・マン』で重厚な演技を見せたクレア・フォイの凍てつくような美しさが特に印象的ですが、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープス、『ブレード・ランナー2049』のシルヴィア・フークス等助演陣も豪華。ノルウェー産クライムスリラー『ヘッドハンターズ』で主人公を狂わせる美し過ぎる妻を演じたシヌーヴ・マコディ・ルンドまでも起用している点は個人的に嬉しいところ。アクションシーン、特にスタンガンを巧妙に使ったテクニカルな格闘と銃撃シーンの着弾効果が非常に個性的でカタルシスに満ちています。
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