アップグレードのレビュー・感想・評価
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軽い気持ちでは、観ない方が良さそうな作品です。
予告の格闘シーンが印象的だったので鑑賞しました。
体が不自由になってしまった男が最新テクノロジーで生まれ変わる
そんな感じの話かなと、勝手に予想。
…
違いました。
どちらかというと悪い方に予想がはずれました。
R12の理由も分かりました。
とにかく人が死にます。
ひえー。
というか主人公も意志に反していっぱい殺してしまうし。
振り返ると、この辺りがラストに続く伏線になっているのかもです。。
最後の場面も、救いが無いです。なんじゃこりゃ。です。
と、ここで気付いたのですが、
主人公は「VRの世界の住人と」して「幸せ」な仮想現実に暮らしている訳で
救いが無いのは、
作品を観ているヒトなんじゃないかと。
うーん。
観なければ良かったような
けれど観る価値はあったような。
そんな作品でした。
余談です
自分が誰かに体を操られるとしたら誰ならいいか
と、考えてしまいました。
…
うん
ピョン吉なら楽しそう
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
教育してやる
STEMって今流行の”Science, Technology, Engineering and Mathematicsの教育”のことだと思って観てると、笑えます。
内容としては、もう少しハードな内容を期待していたので、私には薄味でした。設定はありきたりの昭和のSF的なので、ストーリーの盛り上がりや、どんでん返しが期待されたのだけど、結構一本道でしたね。展開にもう一捻りあると良かったかな。
ハラハラ、ドキドキ感が薄かったので、あと一歩スリリングに仕上げてもらうか、アクションシーンに工夫があると良かったのだけど。
敵役の元軍人達も、せっかくサイボーグっぽい隠し武器なんかを持ってるので、その辺の見せ方も色々考えられたような。まあ、作り手が真面目なのかな。
首に埋め込まれたAIチップが体を動かすので、ぎこちない動きで出来をバタバタ倒す演技には拍手だった。
追記:
そういえば、作中に出てくる自動運転カー、ロゴマークに”mask”と見えたけど合ってます?(イーロン・マスクのmaskですよね?)
STEM、許可する。
緻密で計算高く無情で残酷、目にも止まらぬ豪速のAI人間によるガンギマリアクションに狂喜乱舞していたら、いつの間にか突き落とされていた恐怖の世界。
オープニングがかっっっこよすぎる。
ブラックホールのように吸い込まれる描写はこの物語を暗示していたのかしら。
さりげなく洗練されているようで、しっかりコテコテのモダンフューチャーも感じられる近未来のモチーフが好き。
もう観てるだけでワクワクしちゃう。
油に塗れて車をいじるグレイと最先端の人工知能車を乗りこなすアシャの対比が面白い。
車庫からの住まいのギャップよ。
事件が起こるとわかっていても悲しくなるその境遇。
四肢麻痺になって光を失ったグレイの目、固定された手の形、何度も薬を投与する姿はショックそのもの。
STEMを埋め込まれてからのファーストムーブにえらく感動してしまい、鳥肌が立った。
身体が動くって、こんなに嬉しいことなんだな。
グレイ&STEMのバディの成り立ち方にワクワク。
ちゃんと頭の中で響いて聞こえる音響に感謝。
AIすげえ!私もチップ埋め込みたい!
などと思いつつ、常に監視されてるのはちょっと嫌だな。USBみたいに都合の良い時にだけぶっ刺せればいいのにね。
STEMに身体を任せたアクションのあまりのトンデモっぷりにはお口あんぐりである。
とにかく速く、システマチックで無駄の無い鮮やかな動き。
いちいちブォンッと操作音鳴るの好き。
気合の入ったゴア描写も大好き。
しかしこれは単なる復讐劇にあらず。
グレイに確固たる殺意は無い。
自らの身体が下した冷酷な仕打ちに戸惑い恐れる彼には、とてもじゃないけど「いけー!殺せ殺せ殺せー!」と激烈痛快な応援などできようもない。
物語が進むにつれて不安が深まってくる。
その頂点、未知なる狂気に身震いした。
自動運転、スマートスピーカー、介護ロボット、今現在の身近に溢れるAIやデジタル機器に微かに抱いていた不信感を引きづり出された気分。
便利さの反面、融通の効かないもどかしさ。
人間の脳みそより遥かに有能なコンピュータへの畏れ。作ったのは人間なのに。
自分より優れたモノを生み出すことができるって、人間はすごいな。使い方は人それぞれだけれども。
「人生のやり直し」というワードが出てくる。
自分にとって何が幸せなのか、何が大切なのか、何をしたいのか。見えなくなった時が一番危険。
どうしたって歩きやすい道を選びたいから、そこにつけ込まれる。
やり直しを選んだ先、目を覚ました先の美しさが虚しい。
見かけ倒しの逃げ場でも、本人が良いなら良いのかな。妄想癖でいくつも脳内現実持ち歩いて生きている私も人のこと言えないわ。
一つ一つの要素はありがちながら、その混ぜ込み方と設定の面白さでかなり美味しく味わえる楽しくて怖い映画だった。
殺人マシーンみたいなAI人間の仕組みが面白すぎて、彼らについてももっと掘り下げて欲しかった。
ああ〜それにしても、今この時、指先を動かしてスマホをいじれる幸福よ。
未来世紀2.0
行き過ぎでない近未来描写
こじんまりとしたスケール感
ユーモア溢れるセリフ
ドラマとアクションのメリハリのある配合
様々な過去作からの引用
色があまり付いてない俳優の的確なキャスト配置
そして、まさかと思わせてからの"ブラジル"エンディング!
B級映画の傑作であります。何度でも観たい!
サイバービーイング
車が自動運転で目的地まで行ける近未来、自動運転プログラムが暴走し事故を起こしたところに現れた輩に襲撃されて、嫁は死亡、自身は四肢麻痺となった男がSTEMというAIチップを体に埋め込むことで動ける様になり犯人を追っていく話。
主人公の顧客であるハイテク企業オーナーで発明家のエロンが開発したSTEMを埋め込んだことによってコンピューターと同期すると共に動ける様になった主人公はアームの無いオクタビアスとか懐かしのCYBERブルーとかトーレス&K.A.A.R.といった感じ。
警察の捜査力のショボさとか、STEMの能力とかツッコミどころやご都合主義も多いけれど、主人公とSTEMのやりとりや操り人形状態のアクションとかはなかなかユニークだし、ストーリーも判り易いのに一捻りあって、テンポも良いし面白かった。
大いなる力の先には支配へ
簡単にまとめると、人工知能が人間を支配しようとするいわばターミネーターの世界観のお話し。
ターミネーターとは違い、人工知能チップを脊髄に装着し主人公そのものを支配するところは面白かった。
人間が生み出した人工知能。本来は大いなる力を秘め、人間にとってプラスになる存在のために作られても、その力が大きいが故に結局支配されてしまう。
人間の歴史と一緒だよね。大いなる力の先には必ず支配が待ってる。ロボットもまた人間と同じ歴史を繰り返すのか。
最後は主人公が人工知能に完全に乗っ取られて完結するいわば、バッドエンドな作品。
個人的に物足りなかったのが、人工知能は彼を乗っ取りこれから先何を企んでるのかもっと描いて欲しかったかな。偏見かもしれないがロボットって感情がない故に物事をプラスかマイナスしか考えないものという先入観がどうしてもある。その場合今回の人工知能は若干人間味があるというか、感情みたいなもので動いてるように見える時がある。人間を支配することでなにが世界のためになるのかもっと見たかった。
これでは人工知能が一方的な悪とした描写で、生み出した人間側に落ち度がなく見えてしまった。
人造人間キカイダーの苦悩は永遠のテーマか。
グレイのやらされてる感とスピーディなアクションの融合が笑える。
改造人間の悩みは次の世代の普遍的な問題になるんでしょうね。
エンディングはオートマタやエクスマキナのようなこの先への不安を抱かせる。グレイは幸せになれるのか。
映画のポスターのビジュアルはなんか損してますよ。
アクションは面白い
何者かに襲われ、頭以外が不随になってしまった主人公が、AIチップで運動神経を取り戻す。この設定が面白そうで、結構楽しみしていた。
アクションは、面白い。本人に代わって、最高スピードで運動神経を操るから、マトリックス的アクションが冴え渡る。脊髄損傷って、チップだけでなく、神経系統もupgradeが必要なんじゃないの?
攻殻機動隊ほど、技術的裏付けはないが、戦闘シーンが思いのほか楽しめたから、まあ、許せる。
残念なのは、黒幕がすぐわかってしまうところ。きちんとミスリードして、意外感を演出して欲しかった。
近未来SFの傑作を見逃すな‼️…ビッグ・クエスチョンへの回答
これだから、単館上映作品はやめられない。
昔からどこかで誰かが書いてるような陳腐な言い回しなのだが、本当にその通りなので仕方がない。
その上、見逃さずに済んだ、という歓びと安堵感が大きい分、ついついポイントも上乗せしちゃいます。
ただ、現在のところ上映は午後の一回とレイトショーのみなので、健全な生活パターンの人にはなかなか行くのがしんどいです。が、多少の無理を押してでも観る価値ありだと思います。
2018年3月に亡くなったスティーブン・ホーキング博士はこんな感じのことをおっしゃってます。
(『IT』の原作者ではなく、ブラックホールの研究で有名な宇宙物理学者のほうですよ)
NHK出版『ビッグ・クエスチョン』より一部を下記に要約…内容相違等あればすべて私の責任です。
『人工知能は性能が上がって、加速的に自ら再設計できるようになる。ゆっくりした生物学的進化の速度に制約された人類は、そんなAIに太刀打ちできない。
スーパーインテリジェントなAIは目標達成能力は素晴らしく高いけれど、AIの目標が私たちの目標と合わなければまずいことになる。』
そんな博士の抱く懸念をひとつの形に映像化した、私はこの映画をそう受け取りました。娯楽作品としての楽しませ方もかなりの腕前で素直に感服致しました。
機械が人間を操る時代はすぐそこ
細胞再生やナノマシンは現実となった現代。この作品もSFじゃなくなる日は近いのかも。
機械め❗️人の復讐心を利用するなんて卑怯な‼️そして、最悪な●落ちで締めくくるなんて😡
2019年ベストムービー!⭐️✨
ここに、また新しいSF映画の名作が!(笑)
この秋、スルー出来ない新作映画でしょうね、これは!
背景の赤い色調と夜のイメージがとても印象的な作品でした。
派手になりすぎない、抑えた演出といい空気感といい、とても魅力的な映画でした。
オススメ!(笑)
ありそうだけど
146本目。
始まりは面白そうとは思ったけど、ドローンの映像を画像解析出来ない時点で、違和感。
メッチャハイテクなのに何故?
そっから色々矛盾を感じる。
ステムにコントロールされてる時のSEがね、分かり易くていいけど、何かね。
でもあんなのに支配されたら1人〇〇すらオチオチ出来ない。
後半ホラー。
アナログが残った未来社会はいろんな画面でB 級感が。クルマもハイテクとアメリカンだし、空中を未来乗り物か飛び回ってると思ったらドローンだった。ピノキオみたいな動きもところどころ笑えるし悪役が安っぽい。が、ほぼサイボーグな闘いはスピーディーで面白く楽しい映画だった。
仮面ライダーは、改造人間だ! ハカイダーは...? 助けて、中江真司さ~ッん
You know.....you were right about them.
Computers, there are things that they can't do.
They can't bring her back, Grey, but they just might be able
to bring you back.
What would she want?
先日鑑賞した映画「パペット・マスター(2018)2019.10.11公開」というシリーズもののスプラッター・ホラー。優に約プール一杯分の血が流れる変態的・カルトを超えた超低予算のとち狂った映画。こちらのほうが、ギミックを使ったゴア表現では勝り、その上、CGなんぞというさめた映像なんてクソクラエ~ッて"CGなんて拒んでやるぞ!"とばかりに一切使っていない潔い映画。考えようによっては、1部よく似た設定になっている。そんなバカな?(嘘つき:プール一杯分の血なんてありません。)人間の皮を.....この映画のオチだけは書けません。失礼しました。謝るぐらいなら書くなってか?
Who killed Asha, detective, arrest him.
He's right there.......
もしこの映画をALSを患っている人や血管障害でやむなく車椅子で暮らしている人に”あなた”は、見せられますか? 健常者からすると”何言ってんの” 映画は面白ければなんでもいいんだよ!うすら偽善者!支離滅裂ってか? お子さんが見た場合、失礼R-12でした。
"Pretty agile for a quadriplegic."
アメリカは、近未来では.....ID 認証は存在しないのですか?
amazon.comではすでにレンタルが始まっていて、1100近いレビューで☆5が約70%の支持を受けている。
他の評論家のような人はどう思っているの?
God Hates Geeks アニメ・ゲーム・テレビ・映画とレスリングのサイト
「信じられないほどのアクション連続描写、驚異的な流血、そして驚くほどユニークなクライマックスを迎えた映画”アップグレード”は、最もダイナミックで素朴なSci-Fiホラーで、ジョン・ウィックが映画”ハードコア(2015)”の優れたバージョンで主演するために再び現れてもあんたは、アップグレードを選ぶでしょう。」
HeyUGuys 映画関係者などのインタビューも載せているエンタメサイト
「 残忍で華麗な映画。監督のリー・ワネルは、陽気な暴力と素晴らしいパフォーマンスで、驚くほど魅力的な近未来のビジョンを作り上げた。これは、今年皆さんに見せる映画に決まっているぜ!」
Toronto Star
カナダの新聞。カナダの日刊紙としては最大部数を誇る。2018.6.28より
Upgrade gives us mayhem, mirth and high-tech troubles
「脚本家兼監督のリー・ワネルは、近未来を垣間見ることができ、魅力的で恐ろしいものです。」
結局、亜流のシャイニングですか? オッと違います。マペット・パぺ.....「パペット・マスター」でした。
チャンチャン。
主演俳優が最大の見どころ!
試写会に行ってきました。
近未来、愛する妻を殺され、自身も全身麻痺となってしまった男がAIチップを体内に埋め込み、その力で超人的な身体能力を手に入れて謎の組織に復讐を誓う…
一歩間違えばB級作品になりかねないストーリー。
でも「アップグレード」は違ってた!!
近未来な映像と演出、スピーディーなストーリー展開で【高次元SFアクション】に仕上がっています。
初めて「マトリックス」や「ターミネーター」を観た時のインパクト!とまではいかないけれど、それに似た感覚がしました。
ド派手なアクションは結構ハードめで出血多め!😅
ストーリーも想定外の展開で見応えあります!!
でも、最大の見どころは主演のローガン・マーシャル=グリーン!!
とにかく演技が大変そう!!
AIチップを埋め込まれた男の動きを数ヶ月かけて体得したそう!!
お見事です!!👍🏻
溢れ出る80年代映画愛!
AIによって身体を動かして繰り出すアクションの爽快感から人間とAIとの関係性まで描き出すSFテーマを落とし込む妙味な脚本。素晴らしい映画でした。
監督は2作目の手腕と思えないリー・ワネル。
『ターミネーター』、『ロボコップ』『ブレードランナー』などなど、80年代映画へのオマージュがそこかしこに見られてそこも楽しめる!
タイトルの意味もしっかり回収してうまい!と唸りました。
面白かった
渋谷シネクイントにて、公開前の1日限定上映で、上映後にトークショーがあったので鑑賞。AIとかSF映画というより、夫婦愛とかが感じられる、わかりやすい映画だった。主役の俳優さんがAIと人間に切り替わる演技が上手だった。現実離れし過ぎた超AIとか、目が回るような超SFの世界ではない感じが、私には理解しやすい映画だった。AIになってる時の本人の意思というか、しゃべりがとても面白しろくて笑えた。
全142件中、121~140件目を表示