アップグレードのレビュー・感想・評価
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AI進化による人間のアップグレードの先には
近未来にて謎の組織に襲われた主人公:グレイは首から下は不随に。妻も殺されてしまう。
知り合いのエロン協力のもと、脊髄に最新AIチップ「ステム」を埋め込み、麻痺を克服し犯人探しを始めるが、、、。
全体的に派手さは無いものの、近未来を上手く表現して脚本勝ちの様な作品である。
私的には前半は「ロボコップ」、後半は「マトリックス」を思い出した映画だ。
近未来でありながらも、アナログ部分も活用しデジタル技術との境目を上手く活用しているし。
ちと不思議なのは「チップ1つで半身不随が治るものか?」と言う疑問と、ICチップによる人間離れした身体能力。
アキレス腱1つ切れても不思議では無いのだが、映画ならではとしておこう。
面白かったですよ。ラストもいいんじゃないでしょうか。
やはりAIまかせは嫌だな。
SFアクション好きなら楽しめます。✨
一見の価値あり
人工知能が実際に人間の体を操るようになったらってお話。割と分かりやすいSFかと思って見てたら…。
画の構図だったりストーリー構成だったり、なんだか出来の良いゲームを1本やったような気分。
まぁ、もう10年以上ゲームやってないけど。
とにかく、想像の範囲を飛び越えてくるようなラストシーンには素直に拍手を贈りたい。
リメイクされそうなB級テイストの近未来映画の傑作!
製作会社のデジタル音声テロップからのタイトルコール。
冒頭からエッジ効かせてます。
進んだテクノロジーと現在的な雰囲気を混雑させて、上手いこと予算を抑えつつ近未来的描写を魅せてくれます。
主人公グレイと妻アシャが、なんで結婚したのか甚だ疑問な夫婦でしたが、アシャが殺され急展開。
グレイと埋め込まれたAIチップ?(ステム)が相棒的な関係を築いて、妻を殺した犯人を追い詰めていく過程が、このまま近未来ヒーローとして続編出来るんじゃない?なんて途中まで思ってました。
機械的な動きのアクションも良かったし、腕に埋め込まれた銃や網膜ビジョン、飛沫の武器とか近未来的な小道具が一々好き。
妻を殺した首謀者が自分に埋め込まれたAIだったというドンデン返しもいいですね。
AIが機械を操り人類を支配するって近未来映画はありがちです。
でも肉体に埋め込まれたAIが人間の精神をも追いやり、「人間」になるって映画は初めて観たかも!
追いやられた人間の精神は仮想世界で幸せに暮らしてるって…、ダークでイイです!
B級テイストだけど、近未来映画の傑作だと思います!
リメイクされるな、コレ。
え~!!!
と、いうエンディング。
これは、本当に斬新な終わり方。
ストーリーも解りやすく、楽しめた。
普通、こういうコンピューター系の暴走映画は、最期に必ず止められてきたが・・・
もう、ラストに尽きる映画。
AIに対する危惧が浮き彫りになる作品
冒頭から実現可能そうな近未来が現れて、このくらいなら何年後かに見られそうな未来観はある。
一方、主人公を襲う襲撃犯たちも技術を組み込んだ身体をしており、比較的未来に創造されそうな技術で近い将来実現しそうに思えるギミックだった。
腕に銃は意味あるかわからないが(笑)
STEMの力で四肢マヒから動けるようになるのは凄い。格闘シーンも奇妙で合理的な動きの戦い方で中々に気持ち悪い。
グレイの感性が一般人らしくウェットな分、振り切った行動をするSTEMのやり方は効率重視で分かりやすい対比がある。
しかし、次第にSTEMに違和感を持ち、サスペンス色が強くなっていく為、誰が妻を殺したのか?どう落とし前をつけるのか?終わりまで目が離せない。
懐かしさすら感じるSFアクション
久し振りにオーソドックスなSFアクションを観た気がした。
思った程ダークでもなく観やすい。
エンディングもベスト。
主人公からすれば良い結末かも。
私もアップグレードしてほしいもんだな、わからないように
設定はありきたりだけど、見せ方が上手い。
脚本と映像がとても秀逸。
だから、結末の味気なさがとても残念。
結末を上手く出来たら、マトリックスやターミネーターみたいに人気になって、シリーズか出来たかもしれないのに。
とても、残念でした。
SFもまだまだ伸びしろがある。
最高だった。
マトリックスから20年経っても、まだこんなに面白いSF映画が撮れるのかと。
でも言ったらナイトライダーのKITTが黒幕だった、みたいな話で。ああこれは一発ネタだから出来るオチだなと思った。
だからバッドエンドだし。
主人公からしたら、ただ奥さん殺されて乗っ取られただけだからね。
でもめちゃくちゃ好き。
今の時代のSFだなと思った。
AIは純粋すぎて何考えてるか分からん。
ヴェノムとは似て非なる映画
予告編で見たいと思った人の期待には応えてくれるような内容でした。
そんはメジャーな映画じゃないから、この映画を見る時点で興味あるわけで、そういう人が求めているものはあるよ。
AIに身体動かしてもらうアクションは機械的で無機質な動き。
それで戦うのはなんかカッコいい。
でも、ストーリーは少しだけ捻ってあるからそれも楽しめる。
AIが記憶を補助してくれたり、ネットで検索かけてくれたり、監視カメラのハッキング的なこともしてくれたりと、なんとなくできることが攻殻機動隊に近いなと思う。
いわゆる電脳化ね。
一人だけ電脳化してる感じ。
ちなみにそんな人工知能と会話できるのは宿主の主人公だけ。
身体を預けることを許可すると、自由に人工知能が動かして戦闘を行う。
……、なんか既視感がある。
そうね、ヴェノムだね。
憎めない相方とのバディもの。
なんとなく主演の顔も似てない?笑
同じかと思って調べちゃったけど、よくみたら全然違う俳優だったよ。
さてさて、ヴェノムは最終的に上手いこと仲良く共存していく結末を迎えましたが、今回の相手とはどうなることやら。
やっぱV8の音はサイコー‼️
冒頭からイカしたブルースとオールドスタイルのガレージでアメ車を修理してるシーン。これですでにハートをわし掴みです。
昭和の男がコンピューターを使いこなす嫁はんと強盗に襲われて嫁はんは死に、旦那は全身麻痺。完璧な頭脳の、なんちゅぅの?チップを埋め込まれて、コンピューターの力で無敵のスーパーマンに。こっからは大好きな復讐劇が始まってそりゃもう大騒ぎさ。だけどこの映画の面白いところは、コンピューターがバディになるかと思いきや。
人間には「心」ってヤツがあるんだ!負けるか!
昭和の男をなめたらあかんぜ!
ワケの分からんパソコン用語を使いやがって!
なんやねん!
言いながらもコンピューターに従ったり抗ったり。
せっかく、カッコいいアメ車に乗って警察から逃げるのに、もう少しカーチェイスが欲しかった。
でも、変に運転が上手でもおかしいからリアリティーの面では良いなかな。
ラストのオチが。個人的には物凄く好きです。
良い時間を過ごせました。
その後が気になる。。。
この後、あの映画につながっていくのかな?と想像させる候補がたくさんありすぎて、テーマはありふれてるんだなと再確認してしまいました。
途中ではドラマのチャックも思い出しましたので、斬新さは感じられなかったものの、面白かったです。
まぁ、ちょっとどんでん返し的なところもあるが、インパクトも弱いし、...
まぁ、ちょっとどんでん返し的なところもあるが、インパクトも弱いし、主人公の体を乗っ取ろうする方法としては回りくどいわ (笑)
期待してるものと違ったけど充分面白い
AIとのバディ物を期待して観たけど、そういう話ではなかった。主人公は最後救われたように見えるがバッドエンドで複雑な気持ち。オチが好みではなかった。
アクションシーンは面白いしかっこいい。ワクワクした。主人公の動きや演技も素晴らしかった。
同じような設定でコミカルなのが見たい。スッキリしたい。けど続編があったら観ちゃう。それくらい面白かった。
『ナイトライダー』プラス『600万ドルの男』に一捻り加えたB級アクションの良作
自動車修理工のグレイは何者かに自宅を襲撃されて妻を殺され、自身は全身麻痺の体となってしまう。母に介護されながら失望の日々を送っていたところに顧客の一人であるエンジニアのエロンから自身が開発したAIチップ“STEM”を試してみないかと提案を受ける。“STEM”は埋め込まれた人間の身体能力を飛躍的に向上させることが出来る開発中の極秘技術で、復讐に燃えるグレイは“STEM”を相棒に妻を殺した犯人を探し始める。
脳内で会話が出来る“STEM”は昔懐かしいTVドラマ『ナイトライダー』における“K.I.T.T.”を体内に内蔵したような存在で、“STEM”によって獲得した超人的な身体能力もこれまた懐かしい『600万ドルの男』や『バイオニック・ジェミー』の再来。一方結構なグロテスク描写は『ハードコア』にテイストが似た全然今風のものでかなり上出来なB級アクションに仕上がっていますが、そこで終わらないのが本作の魅力。終盤から露わになる不穏な伏線が回収される意外な展開は、雰囲気は全然違いますが『her/もうひとつの彼女』や『LUCY/ルーシー』の影響下にあるサプライズに満ちています。メジャーな俳優がほとんどいないので全然話題にもなりませんでしたが個人的には大好きな作品です。
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