アップグレードのレビュー・感想・評価
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製作と脚本の良いコンビネーション
これはアタリでした。近未来のAIモノなんだけど、SFやアクションの要素を適度に詰め込んだ秀作だと思う。
近未来であり得そうなギリギリの線を上手く突いてきていて、妙なリアリティを感じた。そう感じだした矢先に、あのくしゃみのシーンは個人的に残念だったな。
キャスト的には、主演の俳優さんは素晴らしかったんだけど、その他のキャスティングがイマイチかなぁ…
【ラストの衝撃がすごすぎる。今だからこそ観るべき映画】
・久しぶりにあたり映画を鑑賞した気分です。パッケージだけ見ると「え…これ観るの。。。」となりますが、内容は素晴らしい。
[お薦めのポイント]
1.ラストが衝撃的(結構、ラスト予想を当ててきた自負がありましたが、裏切られました)
2.演技力が高い(知らない俳優さんでしたが共感度がものすごく上がる迫真の演技)
3.カメラワークがさらなる世界観を生み出す
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・2018年に製作された映画です。
・近未来の設定。とある夫婦が、突如、正体不明の組織に襲われ妻は殺され、夫(主人公)は命を取り留めますが、全身マヒになってしまう。そんな中、極秘裏にマヒを克服するために人工知能チップ「STEM」を肉体に埋めないか、と提案され受け入れる。すると、驚異的な身体能力が発揮される主人公。その体で、事件の真相に迫るために犯人捜しを行っていくが…というのがあらすじです。
[物語]
・全体的に物語の流れがすんなりと違和感なく入ってきます。さらに、物語が進むにつれて主人公が背負う葛藤も共感度が高まるように根拠がしっかりとした流れになっており、観やすさがあります。
[演出]
・「STEM」というAIチップが体に埋め込まれた主人公が、AIに体の動きをゆだねると、途端に動きが機械的かつ効率的になってアクションが始まるのですが、その際のカメラワークが絶妙にマッチ。演技もさることながら、このカメラワークの効果でより機械的な動きが増して、観ている人を引き込む世界観を作っています。
・街並みや人の服装、古めかしいアパートなど、ITの世界はかなり進んでいる状態なのですが「現在とかけ離れすぎない近未来」が描かれており、受け入れやすいというか、理解しやすい世界になっています。
[演技・配役]
・ローガン・マーシャル=グリーンさんという俳優が主人公。この方の演技が抜群にうまい。「STEM」というAIチップが体に埋め込まれ、AIに体の動きをゆだねることができるようになるのですが、その際の機械的な体の動きがすごい。カメラワークと相まって、本当にそうなっている、と思わせられます。また、どことなく哀愁が漂う風貌も、この物語の主人公としてはばっちりでした。
[音楽]
・全体的にあまり音楽を使わずに「無音」を演出されているように思えます。使ったとしても、控えめな電磁音を中心としたもののみでした。これがまた、現代とかけ離れすぎない近未来な世界を想起させてくれ、共感度が高まります。
[全体]
・2020年現在、これは観て損のない映画だと思います。単なるSFアクション映画ではありません!ポイントは「この事件の原因」です。このタイミングだからこそ、あらゆる方々が共感し、様々な思いをはせることになるかと思います。ありがとうございました。
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#全体4.0 #物語4.0 #演出4.0 #演技4.0 #配役4.0 #映像4.0 #音楽4.0
肉体を占領した人工知能
何者かに妻を殺されて自身も四肢不全なってしまった男が、体に人工知能を埋め込むことで復活し、妻を殺した犯人を探すお話。
アクションシーンがめっちゃカッコいい。マトリックスみたいな戦闘が観れます。
けど人がバッタバッタと死んでいくし、まあまあグロい。少々注意が必要。
内容としては題名の通り、自身をアップグレードしてされるといったところ。人工知能と人間の調和がとれる未来はあるのだろうか…
ヤられた!!
これはこれは面白かったぞ!
妻を殺され、自身もボロボロにされた男のリベンジアクション!と見せかけて実は…な展開も見せてくれる本作
予想はしていたものの、まさか⚪⚪が…的な展開で驚きもあり。
リベンジアクションとしての面白さにAIが身体を動かすことによる画的な面白さをプラス、さらにAI社会への警鐘も包括した近未来アクション作品!
自動車工のグレイは妻と仲良く暮らしていた。しかし、謎の男達に襲撃され妻は殺され、自身も四肢不随の重傷を負わされる。そんな彼の元に知り合いの科学者からAIチップを埋め込めば元の生活を取り戻せると提案され…
冒頭からプロダクションとタイトルをAI音声が読み上げるという面白い演出をかましてくれるのが印象的。
自動車工をしてるグレイ、AIが浸透した社会とそこで働く妻という紹介をさらりとしてくれる。
グレイが“それほどAIなどに精通していない“というのは展開的にも結末的にも重要だなと。
そして、AIのステムの紹介も挟みつつ物語はドン底へと叩き落とす展開へ。
車のトラブルに始まり、謎の襲撃者、そして妻を目の前で殺され、自身も四肢不随へ…と容赦ない展開に主人公グレイは追い込まれる。
ドローンが記録していたのにも関わらず進展しない捜査と自身の状況から死を選ぼうとするグレイにステムを埋め込む極秘の手術が提案され…こうして彼はアップグレードしたのであった。
再び歩くことも手を動かすことも出来るようになったグレイ。そんな中、ステムが話しかけてきて…
ステムとのやり取りにアタフタする様子はぎこちないバディものの始まりのようでありながら、グレイの動きやステムの処理能力など徐々にステムが優位に立っていく様が随所に描かれているんだなと改めて見て思う。
そこからステムに促されるように(ここも伏線回収なのよね)復讐へと進みゆくグレイ。無論、戦闘などしたことないグレイは相手にかなわないが、ステムに身体を預けた途端に見せる、正確無比な攻撃は圧倒的かつ容赦ない。
警察の疑いの目を掻い潜るためのアドバイスやカーチェイスでの他の車への干渉などオーバースペックすぎるステムとステムに翻弄されつつもステム頼りにならざるを得ないグレイ。2人のやり取りを楽しみつつ描かれるリベンジアクション…とはいかずというのがこの作品の肝だ。
結論を言うと、全てはステムの計画。グレイというこういったテクノロジーに対し秀でた知識も無くある意味無防備な存在に目を付け、グレイにステムを移植した科学者を操り、様々な人間に指示を出しグレイに自らを移植させる為に動いていたのだ。全ては肉体を手に入れるためのシナリオだったのだ。
グレイが行う復讐(これすらもステムに仕組まれたもの)の道中、科学者がステムをシャットダウンしようとしたのはステムに対する一種の抵抗だったのかもしれない
また、ステムが自らをフリーにする(科学者からも解放される)ためにハッカーの元へ行く時にはVR世界から抜け出せない人達が映されており、後の伏線かつテクノロジーに対する警鐘ともなっているのも素晴らしい。
もちろん、ステムが繰り広げる正確無比な格闘術や回避、敵側もテクノロジーを駆使した闘いをしてくるなどビジュアル的なアクション描写も大変面白く、そのテンションを維持したまま、終盤に明かされる真実とステムの恐ろしさ…
近い将来、訪れるかもしれない(一部はもう訪れているだろう)テクノロジーの進化とその進化が行き着く先に訪れる事への悪夢のような未来への警鐘というメッセージを含みながら、アクション作品としても面白さを担保した意欲作
AIのアクションがカッコいい。
『アップグレード』鑑賞。
*主演*
ローガン・マーシャル=グリーン
*感想*
舞台は近未来。主人公の妻が何者かに殺され、主人公は全身麻痺になってしまうが、AIの力を借りて妻を殺した犯人に復讐するお話。
「ソウ」の監督が撮っている為、グロいシーンが多々あります。特に序盤w
AIの「STEM」の力を借りて、様々なアクションを繰り出すのですが、カメラワークがカッコイイです。ロボットのようにカクカクしてて、めっちゃキレがあって爽快感があった。そして、グロい!(笑)
ストーリーは、近未来すぎて世界観に入りづらかったけど、物語に捻りがあって面白かった。
刑事役の人、どこかで見たことあるな~って思ったら、「ゲットアウト」のメイドさんでした!
総じて、まぁまぁ面白かったです。最後はゾッとしました!
AIのアクションがカッコ良かった!\(^^)/
おもろ
普通に面白い
サンプリングがとても上手いというか、どうしても寄生獣が浮かんでしまうので満点はつけなかったんだけど、見ててワクワクしたし、自分が覚醒する系は好きなので楽しめた。
最後の終わり方も好きで、主人公は死ぬまで幸せの中で暮らせるなんて良いなと思った。
彼の中ではそれがリアルな現実になるんだから幸せすぎる。
夢の中に一生居られるなんていいなぁ
SF×サスペンス×新時代アクション
よくあるB級近未来SF映画のような入り、存じ上げない俳優の顔ぶれに、評価に踊らされて観てしまったと思ったが、すぐに不安はなくなった。
スピーディな展開に、斬新なアクション、オチも見事と言った感じ。
好き嫌い分かれるエンディングかもしれないが、私は大好きだった。
よくできた近未来SFアクション
身体能力を強化して復讐劇を果たすというのは『ロボコップ』のようだし、「STEM」が主人公と脳内で会話する様子はジャービスとアイアンマンの関係のようでもある。その点では「STEM」による人体強化というアイデアに真新しさは感じられないが、意外性のあるストーリー展開がその弱点をよく補っていると思う。いったい誰が、何の目的で主人公夫妻を襲撃したのか。ディストピア色が強い終わり方も衝撃だ。
期待を裏切られました
全く期待せずに観たんです。
いや、やられた。なんですかあの動き、そうきたか!いや、出尽くしたと思ってたら戦闘シーンだけど、その手が、いや動きがあったのかっ!と驚愕。
これは一本取られた。
感想?面白いに決まってます。
いやぁ一本取られたなあ(*^_^*)
体の中に何かが入って共に協力して難局を潜り抜けるパターンは今までも結構ありましたよね。
ヴェノムとかも最初は反発しながらも、だんだんいい感じにバディ感が増してくるものですが、これはなんだか最初からありがた迷惑な感じが半端なくずっと違和感が続きます。
しかも最後は「おぉ…そうきたか…」という印象で第9地区を初めて観た時もそうでしたが、個人的には意外と嫌いじゃない事を改めて認識しましたとさ(*^ω^*)
リアルな近未来とアイデア
恐らくそれほどお金をかけてないだろうが、シナリオとアクションのアイデアで面白い作品に仕上がっている。
また実際にありえそうな設定や、ラストのオチなど、リアルな近未来を予感させる出来栄えで、掘り出し物発見って感じ。
おうち-256
だから私はサラ・コナー信者。
いつもお話させていただいてるレビュアーさん方の評価が軒並み高くて、ずっと気になっていました。
『セブン・シスターズ』を劇場で発掘したときのような感覚。これは劇場で見たかったな。
事故により(事故現場に現れた何者かにより)妻を奪われ、首から下が付随となった主人公が、STEMというAIチップを首に埋め込み、万能人間に。
STEMが主人公に話しかけてくるあたりは『ヴェノム』のようですが、AIには感情がない。計算し、そのときのベストな方法を下すのみ。
殺すことだって厭わない。その殺し方も最も手際のよい=骨があっちこっち向くやつ。
STEMに主導権かあるときのアクションは、『マトリックス』の覚醒したネオのようで、爽快。
段々と自己主張していくSTEM。行き着く先は?
『第9地区』や、サラ・コナー教の信者ならば、この映画はほんとにおもしろい。私はどっちもなので、たまらんです、時間を忘れて見入りました。
「水曜日のダウンタウン」の説VTRのあとに出る〆の言葉的に言ってみると、「全部サラ・コナーが言っていたこと」。
やっぱりサラ・コナーさんが正しい。
※わーい600レビュー。
いいとこ突いてる!
予告編なんかで、メインにしているアクションシーンのカメラワークも面白いんだけど、ストーリーがしっかりしてるので、ちゃんと最後まで飽きずに楽しめる。
sfジャンルが得意な人だと、想定するいくつかの話運びに的中してしまう可能性は結構あるけど、そこが見えても余りある演出。余計なことをせずに一本道なので、集中しやすい。
エクスマキナを思い出させるようなラストは、余韻も残さずさらっとな所がとっても好感が持てる。
それにしても、あの警官、犯人追わずに主人公ばっか追ってて、そりゃムカつくわな💢
近い未来、そう遠くない未来なのかも
近未来、妻を殺され、全身麻痺になった男が体に埋め込んだAIチップ「ステム」により麻痺を乗り越え、犯人に復讐を誓う。なんとステムと脳内で会話することができ、ステムに主導権を握らせることで超人的な力を発揮できる。
なんとなく、あらすじで結果が分かってしまうが、真相が明らかになったとき、まさか…と思った。
超人的な力を駆使したアクションシーン、カメラワークだったりが個人的に好きだった。
近未来、完全自動運転、自動料理あったらいいなのAIの世界が身近に、しかしそれ故の危険も提示されていたり(ワイスピのアイスブレイクにもあったね)。
予算あんまりなくても、おもしろいものはつくれるんだなと思った。
近未来のAIで面白さ半分恐ろしさ半分
最後少し後味悪いけどそれがまたいい
グロさもある
どんでん返し系かつ変にだらけないので最後まで飽きない
AIMを体に埋め込むことに焦点を絞ってるので、世界観が壮大過ぎず無駄がない
全142件中、61~80件目を表示