アップグレードのレビュー・感想・評価
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すぐそこにある未来の話?
SFアクションものかと思ったら、SFサスペンス作品でした(笑)
ただ、この作品にあるような世界観や背景って、ナノマシンやBMIなどが具体的に開発されている現代では、もはやSFではなく近未来、しかもそう遠くない未来の話ですよね。。そう思うと、このエンディングは衝撃的。。展開として、STEMによるグレイの体の乗っ取りという展開は易々と予想できたけど、まさか乗っ取られてそこでエンディングとは。。。冒頭から起こっていた出来事が全て人工知能が人体を手に入れるために行っていたことだったというどんでん返しに、驚きと共に、恐怖を感じました。
グレイのSTEMに操作されてるときのキレキレすぎるアクションは見ごたえあったし、主演のローガン・マーシャル=グリーンの演技(というか、動作)がよかったです。自分の意志で体を動かしている時と、STEMに操作されてる時の体の動かし方の演じ分けが見事でした。
目的地への行き方、乗り換え方法などグーグルに質問、とか、様々な判断をAIやビッグデータに頼っている我々はすでに、「次はどうすればいい!」とSTEMに頼っているグレイと同じなのかもしれませんね。。。
こんな自動運転はイヤだ!
近未来、AI技術によって人間の能力も向上させることができ、全身麻痺になった患者さんとか、義手義足など、医療技術の面でも革新的な発達を遂げるのだろう。自動車だって、ほぼ自動運転。ところが思わぬアクシデントによって制御不能となる・・・なぜかこの自動運転の恐怖が最も印象に残る。
かなり多岐に渡ってAIのマイナス面をも訴えてくる作品でもあり、妻殺しの復讐劇という形で進められてるのに、ハッキングや企業の秘密主義(stemだけにステマか?)といった暗黒面が見えてくるのです。
妻が勤めているハイテク企業コボット社と、主人公の客でもあるエロンがボスであるヴェッセル社。この二つの会社が絡んでいると絶妙にミスリードする展開。そこに真犯人を探す気があるのかわからない警察とコルテス刑事が物語を色づけている。が、犯人側との戦いがゾクゾクさせてくれてるのに、なぜか爽快感が沸かない。ステムの暴走と、通信で止めようとするエロンの意図が見えてこなかったからか・・・
まぁ、オチはさっぱり予想できなかったところだし、大好物のグロ映像も楽しめたことだし、満足はできた。ハッカー宅のVR中毒者が意外にも伏線になったことにも驚かされたな~
ステム
近未来を舞台にしたSFアクション。
妻と平和に過ごしていた主人公。
一緒に乗っていた自動運転の車が突如暴走し事故に合い、
さらに謎の組織に妻が殺害され主人公は全身麻痺にされる。
数カ月後に「ステム」なるAIチップを体に埋め込む手術をし、
ステムの力で超人的な身体能力を手にして犯人探しと復讐をしていく事に…
といった展開。
序盤は割とアクション映画に有りがちな展開と思いつつも、
テンポ良く話が進みむので話に引き込まれた。
アクションシーンはカメラワークが独特。
ステムの力でカクカクしたような機械的な動きと効果音、エグめに止めを刺すシーンはすごかった。
そのまま体内のAIとのバディものと思いきや最後には…
散りばめられた伏線とオチはさすがリー・ワネルの脚本だと思った。
グロ系が苦手な人はキツイかも。
アクションスリラーが好きな人にはオススメ。
なかなか面白い!
何者かに襲われて妻を殺害され、自身は四肢麻痺に
なり失望している時、IT企業の社長にSTEMと言うAIチップを埋め込まれ、強靭な身体を得る。
ロボコップの様な世界観がすきだ。
監督は、SAWシリーズの脚本家 インシディアス、透明人間のリーワネル。主演は、プロメティスのローガンマーシャルグリーンだ。女刑事のバディガブリエルは、ゲットアウトの使用人ですね。
大作でない面白さがあったね。
一見ロジックIC
ロボコップなどを思わせるが、ハイテクで機敏な動きを手に入れ襲撃犯への復讐を果たす過程はサスペンスの醍醐味を味わえる、神経補完システムと対話ができるところもアラジンの主従関係のようで面白い。
ただ、全てが謎のチップの仕組んだことと言う落ちは腑に落ちない。生体埋め込み式なのに自動運転車を乗っ取る通信機能まで有していのは凄いが、そんな機能を有しているならこんな面倒臭い遠回りをしないでしょう。寄生主に主人公が選ばれる理由も曖昧、発明者アロンはチップを埋め込んではいないでしょ、チップの言いなりの訳がわかりません。もっとも最初からアロンが胡散臭く描かれるので大体の読みはできてしまいますね。
振り返れば主人公は脊髄損傷、脳は機能しているのでAIの必要はないでしょう、医学ではIPS細胞を使って神経細胞を修復する方法が注目を集めています。凄いチップというが一見初期のロジックICのような陳腐さ、スマホのCPUだってもう少し複雑でしょう。この辺のセンスの無さが残念です。せっかくリベンジ過程は面白いのに詰めの甘さが惜しまれます。
コンパクトにまとめているが
観てて頭に浮かんだのは『寄生獣』『マルドゥック・スクランブル』『ダイヤモンド・エイジ』。観ているうちは、変わったアクションシーン(の撮り方)や人体損壊シーンで目先を変えつつ一直線に進んでいくのでまあ楽しめたと思えた。が、エンディングに物足りなさを覚えると途端に色々気になってきてしまって、あれこれ考え出すともういけない。筋肉はどうでもいいんですかね。黒幕ありきで組み立てられているようなのも、イヤ。
サクッと見るには
個人評価:3.6
インスタントに楽しめるいい映画。難しい点もなく、かといって子供向けでもないので、いいラインの作品。
ただ重要なAIのキャラの作り込みが甘く、別作品だがherの様な存在感がないので、物語に奥行きがなく、作品性は低いのは残念。
矛盾点と馬鹿が目立つ
まず致命的に要らないと思ったのは、後半に取って付けたようなSTEMが車を乗っ取るシーン。
このシーンがあるせいで他のAIを乗っ取れる事が判明し、
AIまみれの世界を牛耳るのに、実は主人公なんて要らないじゃんと気づかされてしまう。
せめて街中に飛んでるドローンぐらい何とかしろ。
まぁ、これだけ最新の技術を持っているのに道を90度に曲がり
最短経路を歩かないSTEM君は大馬鹿物であると早々に気づいたけども。
まだアイアンマンの方が賢そうだ。
因みに、断トツでおバカなのはあの警官。というか警察組織?
このハイテク近未来な世界で普通の拳銃と時代遅れの車に防弾チョッキも付けずに。
主人公を捕まえるでも無く、説得するでも無く、役に立つ訳でも無く…
いや本当になんで出てきたんだよ。マジで。
全体的なストーリーや仕掛けも、
ナイトライダー、ターミネーター、マトリックス、アイロボット、ミッション 8 ミニッツ
この辺りを見ていたら目新しさは特に無い。
なぜなら、アップグレードのラストシーンは
ターミネーターやマトリックスのオープニングにしか相当しないのだから。
個人的には、ちょっとおバカなSTEM君とのドタバタ相棒劇を繰り広げた挙句、
最後には裏切られる展開の方が見てみたかった。
これならツッコミどころは全部STEM君のせいに出来るし。
頭を使わずに見てたら割と楽しかったのに、何かの拍子に一気に白ける映画だった。おしい。
十二分に楽しめるSF作品
プライム・ビデオ鑑賞
当時さほど気にならなかったのだけど、ふと時間ができたので観てみました。
するとこれが中々に面白い。
何というか「ターミネーター」や「ロボコップ」や「物体X」な感じがプンプンします。何だったら「鉄男」っぽいところも見てとれました。
程よい近未来なアイディアで、観ていてそんなに違和感が無いのが良かったです。
設定が嘘っぽく無いというか、すぐそこな感じ。
でも、やや無理やりな導入に、漂うB級感と安っぽさ。冒頭は少し不安でした。
それでもテンポは良くて、段々と入ってくる感じでしたね。
体のイニシアチブが移行した時の動きが面白く、カメラワークも良かったです。
他作品へのオマージュが強くちょっと先の展開が読めてしまう所があるものの、十二分に楽しめるSF作品でした。
すごく丁寧だよ!
少し先の、でも予想できるかできないかくらい先の未来、でちょうど今の時代を生きる我々が気持ちいい、と感じる衣装、インテリア、車、技術でもう最高。
パトカーなんて模型欲しいよ。ストーリーも良くできているよ。今の私たちがsiriやアレクサに慣れているからこそのstemが話しかけてくる、それに返す、というシーンは全く不自然じゃなく感じるんだけど、でもこんなの新しいよねと見たことないねとなるよ。
手から銃弾打てるというの、二頭筋あたりからリロードしていて少しウケた。そこは妙に律儀やなと。
とにかく新しい発明が多くて好きな作品。
近未来を描く映画好き! 何気ない日常のシーンが楽しく感じる! 近未...
近未来を描く映画好き!
何気ない日常のシーンが楽しく感じる!
近未来の中でもアナログが好きな主人公の設定も共感できてナイス!
途中〜終盤まで特にストーリーに引き込まれることはなかったけど、ラストの仮想現実での平和を見つけた(閉じ込められた)のは幸か不幸かは判断しずらいな‥
そうゆう意味でもラストシーンは面白ろかった!
終わりがよかった
アマプラで適当に選んだこの作品
思ったよりよかった!
ストーリーは想像通りでお決まりのSFかなと見ながら思ってたけど
最後の最後は分からなかった
あの終わり方は大好き
(黒幕がどうとかは途中で気付いたけど)
それにしても最近これ系をよく見るなぁ
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