THE GUILTY ギルティ(2018)のレビュー・感想・評価
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想像力が付く映画❗面白い❗
星🌟🌟🌟 評価が分かれてますが意外と面白かったです❗主人公が感情的なところも有りますがそれは彼自身闇をもっているから…ラスト間近に理由が解りますが… あと電話のやりとりで相手が分からないので想像力がつきます❗かえって相手のシーンが途中から出てきて想像してたのと違ったら興醒めしてたかも…❗ハリウットでリメイクするみたいですが楽しみです❗
絵付きのラジオドラマ?
ハンガリー版ザ・コールと思ったら意外な
タイトルの意味は見た後に考えてさせられる。
コペンハーゲンの景色もシェラン島の風景も出てこない(地図は出てくる)潔さ。
画変わりが無いので体感時間は長いが劇場で観てこその集中力、音に注力して想像力を膨らませないと楽しめない。
電話だからこその想像力(先入観)が肝
Den skyldigeっててっきり陸橋って意味かと思ったけど
翻訳ソフトにかけると 犯人って出てきて洋題とほぼ同じなのね。
私は好き
着想が面白い。
イーベンが美人じゃなかったらどうしよう
野暮なことを言う。
絶対に最後までイーベンが出てきて欲しくないと思った。
あまりに野暮すぎる。
電話口の会話を盗み見、盗み聞きしてる分際で、このまま殺されるかもしれない状態にある女、イーベンの容姿について考えてしまったわたしも結構な罪です。
終盤、しっかりロマンスがあったのが良かった。
ウットリしつつ、薄々気づいてた恐怖に慄きました。
ラストのバックショットに繋がる、大事なロマンスだったと思います。
愛とか、罪とか、なんなん。
イーベンは最後まで出てこないので、安心して見て良し。
一音たりとも聞き逃さず
究極のワンシチュエーション。
「誘拐だ」と判明してから一気に出てくる緊迫感がその後もダレずにどんどん高まってくる。
電話口から聞こえてくる声と周囲の音から想像をフルに膨らませ、情報が追加されるたびに想像の画をアップデートさせながら観るのが新鮮で楽しい。
アスガーと共に電話番をしているような気分になってくる。
どんな小さな音も聞き逃すまいと息を殺して集中して観ていた。
子供に話しかけるフリをする、という機転の利くイーベン。
くぐもった声から読み取れる恐怖は相当で、最初は痛々しい気持ちになる。
しかし段々見えてくる事の真実はなかなかキツい。
「悪い男だ」のくだりで、もしや赤子を殺したのはイーベンでは?と疑っていたら本当にその通りになってしまった。
マチルダの今後の人生を考えると頭が痛い。
誤解まみれとはいえ、ミケルもただの良い人ってわけではなさそうだし。
しかし、分かりやすい弱者に気をとられると真実を取りこぼしてしまうものだな…。
まああんなの見抜けるわけもないけれど。
どこかやる気の無さげなアスガーの口調から、この部署に来てからの彼の良くないであろう態度が見て取れる。
記者の電話やら翌日の裁判の話やら、何か不穏なものを抱えた彼は通常の「デキる刑事」的な安定感が無いのが面白い。
事件そのものへの心配もありつつアスガー自身への心配もかなり大きい。
指示したことが裏目裏目に出た時の自分への失望感、緊急電話の中継係という職務がゆえ捜査を指示できないジレンマが余計に彼を追いつめ、張り詰めた糸がいつ切れるかと気が気じゃなかった。
そしてずっと匂わされていた罪の大胆な独白に度肝を抜かれた。
「何か悪い物を取り除きたかった。」彼も病んでいたということか。
イーベンもアスガーも、精神を病んでいたからって人を殺していいわけではないけれど。
緊急電話の部屋にいた人たちはびっくりしただろうな。コイツ言いやがった…!!とか思っているのかな。
ラスト、光の中にアスガーの黒い影が写ってパッと消えるエンディングのタイミングで残像が見え、作品自体の余韻と重なってグッときた。
一番良い形で終結してくれて良かった。
最後の電話は誰に宛てたんだろう。
ラシッドか、パトリシアか、ボスか。
いずれにせよ明日の裁判で供述書通りの受け答えはしないんだろう。
犯した罪も大きければ破損したPCと電話の弁償額も大きい。
ほぼリアルタイムで進む事件。
とことんリアルを追求しているかと思いきや、カメラワークやライティング、個人のイメージをグッと引き付ける部分の音量調整などがすごく映画的なのが良かった。
そしてアスガーの顔が良い。Tack.
ワンシチュエーションものとして秀逸
ワンシチュエーションの捻りが効いたミステリーとして秀逸。宣伝を見ていて「ものすごく耳をすまさないといけない映画」なのかと思ったが、そういう系統の映画ではないなと思った。勿論ひとつひとつの会話はものすごく注意深く聴いてしまうんだけど。
物語としては完全に騙される系のやつだけど、主人公が割と暴走しがちなせいで逆に冷静に観られた。「落ち着けよ、引き継げよ!」みたいな。何もかも自分で引っ掴んでやっていこうとすると駄目ですよ、という教訓が垣間見えるのは私だけでしょうか。主人公の過去が随所に垣間見えるのでその辺も分かりやすいですね。
声だけの出演者を想像させてしまうのが上手かった。声だけの演技凄い...と思わせる。
映画の可能性を広げる作品だなと思います。
手法のアイデアと奥の深さ
画面に映るのはほぼコールセンターの室内のみ、8割方は主人公のアップ。
視覚的刺激や盛り上がり、爽快感を期待する人には全く向きません。
お勧めしたいのは、想像力豊かな人、考察好きな人。
与えられるのは電話口からの通話情報と主人公の表情のみ。想像力豊かな人こそ、見えない事件の光景を鮮明に脳内に思い浮かべ、やがて自らの想像力に裏切られるでしょう。
ミステリーとして話の筋だけを追えば、さほど意外性があるわけでもない物語。ですが、視覚情報を与えない事で観客を振り回し、常識とは、正義とは、大義とは、果たして信じて振りかざしても良いものなのか、と懐疑の迷路に誘い込み、重々しい後味の悪さを覚えさせる手法を面白いと思いました。
次第に多重的に浮かび上がってくるタイトルの意味。個室に籠り外部をシャットアウトし、最後そこから出てくる象徴的表現。主人公アスガーの内面、心情、行動原理、それを是と受け取るか否と取るか。この映画が本当に描きたかったものは何なのか。
グルグルと考え考察すればするほど、ジワジワと面白さが滲み出してくる作品のように思います。
期待しすぎると肩透かしを食らう
期待し過ぎず、ニュートラルに聴く
前評判に触発され、すごい期待値を上げ、色々想像しながら観てしまった結果、話が入ってこなかった(涙)むしろ、二回目のほうが音の工夫とか、演技の工夫とか、字幕の工夫とか知ることができて、楽しめました。これから、みる人は、テレビのドラマを観るぐらいの軽さでみると、楽しめる気がする。ネタバレ見てからでも、面白いと思います。
タイトルなし(ネタバレ)
☆☆☆★★★
手掛かりは男に掛かって来る緊急電話のみ。
その電話の中に有る情報と、やり取りだけでサスペンスな展開が拡がりをみせる。
《犯人は、音の中に、潜んでいる》
映画のチラシの惹句にはそう書かれている。
しかし…。
映画を見終わって感じるのは、映画本編が本当に描きたかったのはもっと違うところに有ったのが分かる。
これは犯人探しの映画では無く、心の奥底に潜んでいる真実を引き出すサスペンス映画でした。
多くの伏線の中でもファーストシーンは重要で、見逃し禁止ではありますが。それはあくまでも本編の中で描かれる事件に対するモノと言え、或る意味ではマクガフィンに近いのかもしれない。
寧ろそれよりも、男の指に巻かれているバンドエイドで有ったり。左手の薬指の結婚指輪で有ったり等。映画本編の中で、はっきりと描かれなかった描写にこそ、観客に向けてジワジワと《真実》を炙り出していたと言えるでしょう。
緊急時に一切の手掛かりが消えた瞬間に感じる虚無感を。汗や無音状態での背中で表現する等。確かな演出力にも注目して貰いたいところです。
2019年2月25日 ユナイテッドシネマ豊洲/スクリーン11
短気は損気
「そう来たかぁ…」と漏れてしまう
フライヤー(チラシ)の謳い文句を読んで、勝手に「電話口から聞こえる情報を元に推理していく映画」と思い込んで観てしまったので、イメージと違ってしまい「これはハズレ映画かぁ。。。」と正直思ってしまいました。
けれど、それは間違いでした。
演出スタッフが生み出した人間の心理を凄く凄くついた展開に「そう来たかぁ...」と声が自然と漏れてしまいました。
ラスト20分のためだけに我慢の60分って感じの映画です。
ラストに行けば行くほど乱雑なピースがハマるハマる。
うまい!ただただ、うまい!やられました。
とはいえ、主人公に感情移入が出来ない...
正義感あふれる警察官であることは間違いはないのは分かる…
けど、、、やっぱり感情移入できないんです。
感情移入出来ないからこそ、「うまい」と思うのかもしれないですが、そのジレンマが最後までモヤモヤしてしまいました。
あれやこれやと書きましたが、この映画は《新しいサスペンス映画》の扉を開けたんではないかと感じています。
音(声)メインの映画なだけに、臨場感のある映画館で観てもらいたいです!!!
感情移入ができない主人公
となりで見てたおじさんの口が臭すぎて地獄。
それはともかくとして、期待値以下でした。
主人公が情緒不安定すぎ。
こりゃ奥さんに逃げられるわ。
んでもって後先考えない脳筋すぎ。
犯人が逆上したらとか、冷静な考えを持って動けてないのがなんともお粗末。
ストーリーの流れはハッとするというか、
ちょっと面白かったのにな。
低予算ながら脚本に凝っているクライムサスペンス見たいならsearchを見たほうがいいです。
映画として面白い試みであったとは思うけど、
絵面的にコルセンは無茶があるかもね。
電話先の音だけなのに引き込まれてしまった
観客もアスガーと同じく電話先の音しか聞こえない。いつのまにか、アスガーと同じように電話先の情景を脳内で再現する作業をしてしまう。
時間軸もまっすぐであるため、どんどんとアスガーと自分がシンクロしてしまい、感情が同一化したのではないかと思うくらい。そして、残酷な事実を知ってしまった時には、とてつもない無力感に襲われてしまった。
緊急通報指令室の外の映像が全く無いにもかかわらず、ここまでひきこまれてしまうとは、すごい。
斬新さは認めますが
導入部、誘拐されてるという電話が入るところまでは面白く期待が高まり...
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