「ドキュメンタリーとノンフィクションを見事に融合させたエポックメイキング作品」アメリカン・アニマルズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリーとノンフィクションを見事に融合させたエポックメイキング作品
内容に関しては他のレビュワーの方々が様々に述べられているので、私はこの作品を鑑賞して驚いた部分について記す。まずは冒頭に流れる「この作品は事実に基づいた作品・・・・ではなく、事実である」というテロップ。そしてストーリーが進む中で随所に現れる犯罪を犯した実在の人物たちが語る言葉の数々と場面によっては役者と本人が同画面で会話するという今まで記憶にない斬新なシーン。何故に彼らはあのような稚拙な犯罪を衝動的に犯してしまったのかをこの手法で観客に考えさせるバート・レイトン監督(ドキュメンタリー畑出身の方とのこと)の手腕に魅入られた2時間であった。
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