「痛快な犯罪映画ではない」アメリカン・アニマルズ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
痛快な犯罪映画ではない
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大学の図書館に所蔵されているプレミア本を4人の大学生が盗み出すという話。
緻密な計画で華麗に盗み出す!ということはなく、計画は結構ずさんで粗く、犯行現場や売りさばこうとしたときの対応とかも行き当たりだった。これじゃ無計画な、ただの強盗だ。しかも盗んだ後どこに売るかってことを準備してたんじゃないの?そりゃ捕まるわな。
でも、本作の面白さはそこではなく、盗んだ大学生(当時)たち本人(30歳くらい?)が出演していること。しかも結構序盤から。それぞれの言い分や記憶で再編成しているからか、食い違いを見せたり、何でこんなことしたの?というバカらしい部分も見せるのが面白かった。
なんかなー、もう少し面白くなった気がするのに。もったいないな。
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