ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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チャーリー、可哀相。
魔王ペイモン(パイモン)の降臨と存在の自由と
一家の悲哀(否eye:否愛:神の否定)を描いた作品。
非情で凄惨な描写が多く、一見精神を病んだ者の
妄想言動を主としたものかと思わせるが、そうではなく、
単純に悪魔誕生を描いた作品であった。
悪魔誕生という結末が故に、それを知った“後”、
一家が物凄く可哀相な存在となる。
一家がどんなにもがき、あえいでも、結末は決まっているから。
チャーリーも、アニーも、ピーターも、スティーブもみんな可哀相。
“どうして生んだの?”
“生みたくなかったけど、どんなことをしても殺せなかった”
のセリフは本当に可哀相で、悪魔的。
あと、この魔王の他に8体の魔王。
大公、公爵、侯爵、伯爵、騎士、総裁が63体。こわ。
この後の魔王&悪魔降臨、対となる天使降臨、
指輪と使役を含め、妄想が膨らむ膨らむ。
アリ・アスターは天才。
最強
ねっとりしてる
ミッドサマーはカラッとしたホラーだったが、こちらは終始ねっとりしていた。オープニングのカメラワークや、物語の途中でもミニチュア模型のカットが入るところが見せ方として面白かった。お話としては、結論カルトなので、その行動指針というか動機がよくわからなくて(わからないから怖いのだけど)もやっとした。ただ映画そのものはものすごく怖い。お兄ちゃんがとにかくずっとかわいそうだった……
ミリー・シャピロ
いつもの**オチが…
ネタバレはレビューで見てて、好きな真相じゃなかったので見なくていいかなーと避けてた。改めて見たけどやはり好みではなかった。
海外のホラーには多いけど、悪魔オチは逆に怖さ薄れる…。
息子役の人はほくろが見覚えあるなと思ったらOLDにも出てた。
ジャンプスケアが少なめなのは良かった。娘は雰囲気怖いし、緊張感のあるときに断続的にドンドンドンドンという心拍音みたいな音がとても不快で良かった。イヤホン推奨。ネタバレ見てたからアレだけど、伏線と回収も丁寧。話は父親が一番共感した…。冷静な人はサクッと退場させられるぅ。
真相の悪魔オチに関しては感想は未見の時のまま。終盤はホラーと言うよりギャグみも感じた…。このへん宗教やら信仰やらの価値観の違いなんだろうなあ。正体不明なのが一番怖い。
悪魔崇拝
恐怖体験の詰め合わせ
映像、音楽、演技、文句なしで良かったです。
脚本としては
冒頭、「妹のサイコパス的な異常性」
事故が起こり展開
中盤、「母親のヒステリーや異常性」
霊召喚が起こり展開
後半、「心霊体験」
と恐怖の質を緩やかに変化させていました。
ミニチュアがそれらに連動もしていて、話の作り込みを感じました。監督30歳ソコソコで、凄いです。
かなり焦らしのシーンが多くて緊張しましたが、絶叫系ではなかったです。
そういったホラーを求めている方は肩透かしを受けると思います。
母親が頭を連打しているシーンは良かったですね。特に恐怖を感じました。
少し気になるところとしては、
・息子の人種が違う理由
・母親ではなく父親が燃えた理由
・死体を掘り返したのは母親であって欲しかった(示唆するものがなかった)
ラストは完全に趣味の世界でしたね
母親が浮きながら首を刺しまくるシーンで終わってもアリだったかなと思います
不気味不気味不気味
アリアスターの作品人燃えがち
主人公一家のおばあの葬式から物語はスタート
おばあちゃん子だったという娘がなんか不気味、話の端々でおばあちゃんも不穏な感じ、ふむふむ、子供が悪魔系のホラーやな!
と思ったら娘あっさり事故で退場、あれれ?お兄さんのほうも妹の面倒全然みないし、事故起こしてもそのままにして両親にも言わず就寝、こっちもおかしいのか?
自分も娘のことネグレクト気味だったくせに亡くなったら盛大に嘆き悲しむ&ショックを受けている兄を罵倒の母、更にそこに付け入ろうとする胡散臭い霊媒師みたいのまで参戦する…
と、一つ一つの要素は既存のホラーによくあるテーマだけど全部乗せ状態にされると展開もだれなくてちょっと楽しい
しかも黒幕が分かりだしても、実は◯◯はそこまで悪くなかった、ていうどんでん返しじゃなくて、登場人物の欠落や弱さが結局それぞれの末路に繋がってるてのもよかった
まあまあ早めに母親が夢遊病で所謂“信用ならない語り手”なことが判明して、このまま着地するのかとおもったらカルト出てきてとってもアリアスターだったw
でも今でこそカルト=アリアスターが定着したけどよく考えたらすごく変な終わり方なのでは
普通カルト系のホラーて親切そうな村人がじわじわ本性をあらわしてくるような(降霊術のおばさんも親切だったけど最初から怪しさMAXだったからなあ)そう考えればミッドサマーの方がまだ話しの流れはポピュラーなのか
映像面では奥さんが娘のスケッチブックを燃やすように旦那さんを説得するシーン、二人の温度差に思わずクスっとしてしまった、ふざけてる訳じゃないのに変に滑稽なシーンがあるのもアリアスター監督の特徴ですね
この燃やすシーンを筆頭にいろいろ怪奇現象起こるけど、実は不思議なことは何も起こっていなくて、母親が夢遊病中に見ている幻覚で(旦那さんを燃やしたのも兄を引っ張ったりしたのも本人)ラストも極度のストレスに晒された兄が妹だと思い込むようしむけられたて解釈で良いのかなあ?
H.ジェームスのネジの回転みたいにどっちともとれるようにしてあるのか
不気味な感覚!
うん。お母さんが元気だ。
ミッドサマーの監督さんですか。他の皆さんのレビューを観てはじめてわかりました。ミッドサマーがピンと来なかったもので、この作品もいまいち面白さを感じませんでした。
終盤お母さんが完全に別人格になり、天井にひっつくわ、高速頭突きくらわすわで、パワフルに息子を追いかけ回すシーンは見応えありました。
裸の人が沢山でてきたけど、あれ誰?
生理的に邪悪な傑作。
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