ラヤルの三千夜
劇場公開日:2018年6月16日
解説
イスラエルの刑務所で出産した女性の実話をもとに、長年にわたり苦難の状況が続くパレスチナの現実を描いた社会派ドラマ。1980年、パレスチナ人の女性教師ラヤルは、爆弾テロを起こした少年をかくまったという虚偽の告発で、イスラエルの刑務所に収監され、懲役8年(約3000日)を宣告される。パレスチナの政治犯とイスラエルの犯罪者がいがみあう監獄の中で、身ごもっていたラヤルはやがて男の子を出産。そして生まれた息子ヌーが2歳になったある日、レバノンの首都ベイルートの難民キャンプでパレスチナ人の虐殺事件が発生。怒り心頭の女囚たちは、ハンガーストライキを決行するが……。日本では「イスラーム映画祭3」(2018年3月17~23日/ユーロスペース)で上映され、同年6月に劇場公開。
2015年製作/103分/パレスチナ・フランス・ヨルダン・レバノン・カタール・アラブ首長国連邦合作
原題または英題:3000 Nights
劇場公開日:2018年6月16日