ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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丸ごとクイーン まさにライブ映画
観てきた〜(*^▽^*)
18:30の回だったけど
ほぼ満席だった〜( ̄▽ ̄)
往年のクイーンの曲が出てくる出てくる♫
まさにライブ映画だった🌟
立って観てたら踊ってたかも〜♪
そういう映画館があってもいいかもね〜🎶
CMでも流れていたライブ・エイドのシーン。
映画は終盤このシーンに収斂されてゆく。
超有名な映像だけに何度も見てきたはずだけど
クイーンメンバーの半生を追体験した後に観ると
歌詞の一つひとつに込められた思いと
劇中の一つひとつのシーンが結びつき
心にグイグイきてしまう。。。
泣いちまったぜこんちくしょ〜
。・゜・(ノД`)・゜・。
父親の教えである
「善き考え、善き言葉、善き行い。」
そしてフレディの言葉である
「自分が何者かは、俺が決める。」
私の心の名言集に刻まれました。
伝説のチャンピオン(たち)の傑作伝記映画
予備知識というか大前提として、最後にフレディ・マーキュリーが死んでしまうという観る前からの壮大なネタバレがあるにもかかわらず、最初から最後まで画面と物語と何より音楽に釘付けになりました。
ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽監修していて、歌声も全部、本物のフレディ・マーキュリーのもの。
小学一年生のときにNHK FMでやった60分のQUEEN特集番組をエアチェック(死語)したカセットテープを伸びるまで聴き倒した頃の興奮が甦りました。
そのFM番組の一曲目は「Keep Yourself Alive」でした。なんとこの映画もそう! 冒頭から惹き込まれます。
ほかに表題の「ボヘミアン・ラプソディ」は勿論のこと、「Love of My Life」や、Live Aidの「We are The Champions」のシーンなど間髪入れずに落涙ものの曲やシーンがオンパレード。
あと、ブライアン・メイのギターの音がエッジ際立って生々しくて驚きました。
様々なスクリーンで上映されていますが、最新のDolby-ATMOSで鑑賞すると、ライブ会場での興奮と近い印象で楽しめると思います。
大作映画などまったく興味ない私もこの作品だけは楽しめました。
娯楽映画ですから描写が多少大味でも仕方ないでしょう。楽しみましょう!
映画本編が終わっても席を立つひとは僅か。
エンドロールが流れ終わり灯がつくと場内そこかしこから拍手が鳴らされました。
客層は私と同世代かもう少し上の方々。
満席です。
いやぁ、良かった。
しばらく廃人になりそうな程、感動いたしました。
ただ、ロジャー・テイラー役は本人よりも美しくなかったです…ジョン・ディーコンが本人とうり二つかな。あと、ぼくが好きなロジャー・テイラー作の「I’m in Love with My Car」でメンバーが喧嘩してたエピソードは笑いました。猫がいっぱい出てきますのでにゃんずの方もどうぞ!
本論のフレディ・マーキュリーの生涯と友情、相反する絶対的な孤独はネタバレできませんので、ぜひご鑑賞して確かめてください。劇場の大音響で観て欲しいです。後悔はさせません。むしろ観ない方が後悔するような伝記映画の傑作です。
音楽が心に刺さる
この映画はクイーンの結成から名声を得るまで、そしてフレディ・マーキュリーの生涯を描いています。
やはり予告でも押し出されていたライブシーンの迫力は圧巻です!
一度は聞いたことのあるクイーンの代表曲が出来上がるまで、それが実際にライブで披露され観客が熱狂するのを、映画を見る私たちも体感しながら楽しめるのが良いですね。
クイーンというバンドが如何にして出来上がったか、そしてフレディ・マーキュリーとはどんな人物?というところもしっかり描いているので、そういったあたりも見どころです。
「クイーン」、「フレディ・マーキュリー」は知っているけど、実際にどんな人物でどんな人生を生きたのか、そういったことを知っている人は熱心なファンでなければあまり居ないのではないでしょか。恥ずかしながら私もそうでした。
この映画はそういった裏話や秘話をしっかりと描いてくれているので、見終わった後はきっとクイーンをさらに好きになるはずです。
個人的にはフレディが抱えていた心の葛藤や、フレディが愛した意外な人物への思いなどが、見ていてグッと来たところですね。
一番感動したのはライブシーンと歌の歌詞です。聞いたことのある曲でも歌詞をあまり知らなかった私は、「こんないいこと言ってたのか!!」と驚愕し、涙腺決壊しておりました。
歌詞の内容がフレディの生い立ちや葛藤とリンクしている所も素晴らしいですし、観客側に語り掛け、一体となってライブを作っていくという感じが見ていて魂が燃え上がるような「明日からも頑張るぞ!」という気持ちにさせてくれる、勇気をもらえる映画です。
劇場でクイーンと盛り上がりたい方、生きる勇気をもらいたい方は、一見の価値ありですよ!
カッコいいが、脚本が…
故人の歌声だったんだ
映画ですから
私も結構年季の入ったQueen ファンですが、映画としてはとてもよかったと思います。ここは割と好意的なファンの方が多いようですが、某ポータルサイトのレヴューは、我こそは真のQueen ファンみたいな輩がやれメンバーの描かれ方が悪いだの、似てないだの、時系列がおかしいだのやかましいですな。映画だしフィクションや、ツッコミ所はあるに決まってる。そう言う輩は家でDVD見ていなさい。
残念だったのはもっと音のいいimaxで見ればよかったことと、メンバー間のやり取りがもっとみたかった点。
若き日のフレディが常に恥ずかしそうに前歯を隠す表情が忘れられない。この映画に愛はあったとおもいます。ジョンは観たのかな?
長い歳月かけた映画
今年最高でした!
ラストのライブに涙する
中学生の時、ボヘミアンラプソディを雑音だらけの短波放送で初めて聴いた。美しい旋律から自在に展開していく複雑な曲、歌謡曲ばかりの耳にそれは衝撃をもたらした。以来コンサートも欠かさなかった世代の私からすれば、流れる曲の数々、描かれた時代背景、よくこれほど!と思えるほど似ているメンバー、そのすべてが愛おしく、何度も涙した。クイーンがどう活動したかを知っている私にはやや足早なストーリーも脳内補完されてしまうので、ただフレディの生きた時代、クイーンの曲の醍醐味を味わうことができたのだが、一緒に鑑賞した娘からすると物足りなさはあったようだ。曲のできる過程、フレディの人生と愛の苦悩すべてがクイーンというバンドのあまりに早い成功の前によくわからないものとして映ったというので鑑賞後話をしてなるほどと思った次第だ。個人的には☆5つと思うが、20代の娘の戸惑い分☆一つ減点させていただいた。
ただ、ラストのライブシーンは圧巻である。エンドロールで泣いている同世代の女性が結構いらした。みなであのライブに拍手を送り一緒に歌えたならどれほど幸せであったろうか!
クィーンについて知らなくても
フレディマーキュリーはおろかクィーンについて全くしらなかった僕でも楽しめた
フレディは様々なハンディキャップを乗り越え、音楽で評価されるがその自身を糧にワガママで傲慢な人物へと変わって行った。ここの時点でフレディに対して全く好意を持たなくなったし、嫌いなキャラになっていた。だが、終盤になるに連れ何故彼が世界中で愛されているか、何故これほど彼に多くの人が賛同するかなどわかり、フレディという人物についてかなり行為が湧いた。
また、最後の20分のライブシーンは圧巻の一言であり、彼らが全てを賭け、演奏している感じや、ファンとの一体感、フレディの運命などうまく描け、上映前までほぼ名前を知らなかった人たちなのに、涙がこぼれ落ちた。
ここの映像は大きなスクリーンで、大音量の映画館で観ていただきたい。
おそらくサントラCDも買うし、リピートも絶対にします。
孤独感・苛立ち、そして「家族」
クイーン史 ではなくて フレディマーキュリー史
親の影響もありクイーンとは長い付き合いのある自分としては、ロック史 というか 音楽史 においてクイーンがどのような存在であったのか を描くような内容を期待していたけど、見てみると今作はクイーンの話ではなくて 飽くまで フレディマーキュリーの物語と言える内容だったと思う
クイーンがいかに革新的な楽曲群を音楽界の中心に叩きつけてきたのか というプロセスは ボヘミアンラプソディー の製作時のエピソードに集約されているけれど、それも クイーン の物語ではなくあくまで フレディ の物語として語られているので、バンドの物語としては全体的に食い足りない印象が強かったと言わざるを得ない(自分が勝手にクイーンの物語を期待していただけだが)
また、日本のファンとしてはクイーンと日本という国の関わりの部分がほぼ触れられていなかったのも少し寂しい 手を取り合って という日本語の歌詞の歌を作るぐらいクイーンと日本は切っても切れない関係だ ぐらい思っている自分としては不満 (フレディの家の美術でやんわり言及はされていたと言えなくはないけど)
と、クイーンファン目線での個人的な不満が多かったのは事実だけど、今作はとにかく役者陣の再現度の高さが物凄い ブライアンメイなんて完全に本人としか思えないレベルだった
あとは何と言ってもラミマレックのフレディ!
彼の気合の入った演技がずっと映画を引っ張っていて文句のつけようのないレベル。俺よりもっと年が上の リアルタイム と言える世代の人たちも納得の演技だったんじゃなかろうか。
ラストのライブエイドのシーンは作り手も このシーンでこの映画は決まるぞ! と力を入れて作ったに違いない名シーンで、ラスト20分のライブシーンだけで クイーン というバンドの物語としてもぐっと熱量が増していたので最終的にはしっかり クイーンの曲聴きてぇ! と思わせてくれる素晴らしい出来だった。
あと笑ったのがジョンディーコンの扱い。
今作はブライアンとロジャーが内容にチェックを入れたとのことなんだけど、だとしたらジョンのあの扱いは悪意がありすぎる笑
口パク? 楽でいいじゃん のくだりとか完全に二人が
おいお前! そういうところだぞ!
と数十年越しに叱ってるみたいだった。
(ソングライター的な見せ場はロジャーのレディオガガではなくて、ジョンの地獄へ道づれになってたのは良かったけど)
とにかく
世界中で大ヒットしてるそうだし やっぱりクイーンは凄い! という事を証明したのは間違いない
伝説の天才
僕たちは音楽そのものだ
伝説のロックスター!
偉大なるフレディー・マーキュリーの物語。
名曲が誕生する瞬間、複雑なセクシャリティーの心情、文化の壁もある繊細な家族関係。抱えるものが多すぎた天才の生涯が誇張なく描かれています。
クイーンファンには勿論のこと、時代を超えた唯一無二の音楽も最初から最後まで楽しめます。94歳で逝去するまでフレディのお母さんとブライアン、ロジャーの暖かい交流は続いたとのこと。一度は壊れかけたファミリーの絆の強さもクイーンならではですね。
マネージメントの良し悪しや業界の大人の事情によるアーティストへの影響なんかも、スターの奇行のニュースを目にすると、今も変わっていないんだろうなあと思ったり。
脚本、監督、俳優、伝記映画としては最高レベルではないでしょうか。
迫力が違うので大画面で観ることをおすすめします。
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