ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
全1297件中、1001~1020件目を表示
クイーンこそボヘミアンだ!
ボヘミアン・ラブソディ
ボヘミアンとはジプシーのこと。
いうまでもないクイーンの代表曲だ。
これまでにないようなドラマチックで、大げさで、多国籍的な曲。
完全にロックの枠をはみ出している。
これは現実か?幻か?
から始まるこの曲、得意のクイーン独特のハーモニーが美しい。
そして「ママー、ウウウ〜」
フレディのもの哀しい独唱、極め付けのスローバラード。
そこから幻想的な展開が始まるのだ。
そう、イタリアのオペラチックな流れというのか
特にガリレオ、ガリレオと叫ぶ独特のハーモニー
フレディのハイトーンの上をいくロジャーのファルセット。
忘れられない名場面といっていいだろう。
天国に行ってもいいですか?いや、ダメだ。
天国に行ってもいいですか?いや、ダメだ。
という神との問答、悪魔との問答、自問自答がドラマチックに表現される。
次は思っ切りロックテイストのパートに
そして、誰のものでもないブライアン・メイのギターが宙に彷徨う。
こんな言葉で静かに終える
「どうせ、どこかで、風は吹いているのだから」
こんな大仰な曲はあったろうか?
デビュー当時の頃、クイーンはションベン桶といわれていた。
こんな仕掛けの多い必要があるのか。
自分を問うなら、もっと内省的な音であるべきなのでは?
など、いろんな声が聞こえていた。
僕もそんな意見に共感したり、でも、そのドラマチックさに心惹かれたり、
まさしく、ボヘミアンなのだ。自由気まま、住む場所がないジプシー。
だから、今でもクイーン?っと否定的に捉えられたりする。
それでいいのではと思う。
この映画は、クイーンのというか、バンドのある側面を見事に捉えていたと思う。
単独でやっていたフレディが、ライブエイドに出たいとメンバーに言った言葉「バックバンドとやってみたが、全然ダメだった。
彼らは言われた通り演奏するだけ。刺激がないんだ。高みに持って行こうという気がないんだ。」
最後にこの映画の主人公たち。
フレディにしても、ブライアンにしても、ロジャーにしても、ジョンにしても、この映画の俳優よりも20%増でいい男である。なんというか深みがあるってことを書いておきたい。
映画としては、凄いけど、フレディ好きなので嫌いな映画です
queenファンというより フレディファンなので、見てて不快でした。
結局、ロジャーテイラーとブライアンメイが生きてるから
フレディの悪い所ばかり描いてるし… bandとして、もっと楽しいかった時とかをフォーカスして欲しかった。
ライブ映像をあそこまでやらなくても、当時の映像で良かったんじゃないかと 何か残念ですー
何か、ブライアンメイと、ロジャーテイラーが、結局、優等生で、フレディが全てを背負って、悪者にしか見えないのは、嫌 queen って 確かにバンドだけど、要所、要所ではフレディの選択で成功したのでは無いのでしょうか? それにしては、どうも納得いかない 題名にしても納得いかない。
感動でした
クイーンの時代を生きたわけではなく、ただ曲が好きだからという理由で鑑賞してきました
はっきり言うととても感動できました
泣くつもりなんかないのに、最後は曲が流れているだけで心を打たれて涙がこぼれそうになりました
まだずっとこの曲達を聞いていたいという気持ちで一杯で、知らず知らずのうちに手に持っていたハンカチを強く握りしめていました
予告編で「あの名曲が魂に響く」と言っていてどの名曲だよ!と突っ込みを入れていましたが、流れる曲すべてが名曲で全部魂に響きました
これを期にクイーンのCDでも漁ってみようと思います
震えた
市民権を得た現代だから映画化出来たんだろう。主人公のゲイを敢えて綺麗にもサラッともせず、深く淀みを持った感じに表現してたかと。
パワフルで魂を持った伝説バンドの輝きが、世代を超え観る者全てを惹きつける。
ラスト20分は宣伝通り。身震いする程の感動だった。
これはライブだ!
これほどまでに興奮し、感動した映画は初めてです。
完全にライブ感覚で、歌って踊りたくなること必至です。
QUEENファンの方はもちろんのこと、知らない方でも楽しめると思います。
とにかく見なければ損をするレベル。最低もう一回は見に行きます。
天才あるある
やっぱり才能のある人は孤独に悩むのだなぁ。
彼は常に愛されているのに、なぜ気づかないんだろう。
Queenというバンドは1人がひっぱるのじゃないのが格好いい。
最後は家族の愛、友達の愛、恋人の愛に気付けて良かったね
クイーンをそんなに知らない方にもオススメします!
クイーンについては、何となく聴いたことあるな。くらいの認識でしたが、とても良い映画で、とても気持ちの良い余韻に浸れました。
見たあとに心に多くのものが残る映画で、これほどの映画は滅多に出会うことが出来ないと断言できます。
どんな方にでも一見の価値ありと言えます。
久々に素晴らしい映画に出会えたです。
この映画の知識なし、期待感なし…で単純にQUEENだからという理由で観に行ったら、久しぶりに感動した映画に出会えた感じでした。
QUEEN世代でない人たちにもオススメします。
もうひとつのQueen
安易に☆5を付けるのはあまり好きじゃないんですが、これは付けざるを得ませんでした。
ちょいちょい「似てない」「時系列が違う」などの意見を目にし、確かにそうかもね〜と思いますが、これはあくまで映画、エンターテイメントなのでそんな奴はドキュメンタリーでもモノマネ番組でも観てりゃあいいんですよ。実際に僕はエンターテイメントとしてこの映画を観てニヤついたりボロッボロに泣いたりしたんで。
映像業界に勤める身としても一映画ファンとしてもこの映画に関わった全ての人に感謝と尊敬の意を表します。
僕にとって彼らは紛れもなく“もうひとつのQueen“でした。
5時間あっても良い。もっと聞きたかった。
会社を出る時、エラく気分が弾けてしまい浮き浮きしてる事に気付いた。どうせ見るなら爆音でと我慢した一週間が長かったが、待った甲斐はあった!
Brighton rockとKeep yourself aliveが初めてのQueenだったと思う。中2の時です。一発でブライアン・メイは私のアイドルになりました。当初、フレディは正直キモかったが、March of the Black QUEENにノックアウトされた。たたみかける様な早口で、you can be my sugar baby. you can be my honey chile.とか、I'll be your ba(e)d boyとかカッコ良過ぎて、妖し過ぎて、乗れ過ぎて、痺れまくり。懐かしい。オペラ座が売れまくり大衆スター化した辺りから熱が冷め始めましたが、間違いなくフレディは人生最高のアイドルだった。
そのうち、Somebody to loveとかカッコ良くカラオケで歌ってやろうと密かに企んでるが、現実的には無理。絶対無理。フレディみたいに歌い上げられたら、どんなに気持ちいいだろうか、って思う。
映画としては。。。
ダメだ。冷静に見れない。5時間でも良い。もっと聞きたかったし、別れたくなかったです。
開演前、樋口Pの挨拶あり。豪雨災害をお見舞い頂きました。ありがとうございました。
追記
鑑賞から一晩開けたので冷静に思い返してみると。「分かれ道」を象徴していた、あの場面が忘れられません。
糸電話でも届きそうな距離にある「窓」を見上げながら、受話器を握るフレディ。窓のあっち側には運命の彼女が居る。「一緒にライトを点滅させよう、乾杯しよう」。今日、付き合いだしたばかりの女みたいなことを言う、乙女メンタル。Hello Goodbyeなのに。可愛そうなくらいに初心なフレディを描いたあの場面が、脳裏から消えません。愛されていると実感できるものを欲してやまないフレディの心は、きっと隙だらけだったんだと思う。
Queenの音楽だけではない。フレディ・マーキュリーと言う男を愛する者が、世界中にどれだけ居たことか。彼は理解していたのだろうかと思うと、やっぱり切なく、やるせない気持ちになってしまったシーンでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二回目鑑賞後追記
98年サッカーワールドカップ、フランス大会は地元フランスの優勝で幕を閉じました。決勝戦後、スタジアムに流れたのは、We are the champions。皆んなで歌っている姿に涙した。あの時、サッカーの感動以上の感情が湧き上がって来た事は、自分でも分かった。「フレディは今も皆んなの心の中に居て歌っている」。
映画冒頭の、Somebody to love で既に涙が溢れて来る理由が、やっと分かった。劇場に入る前から、私達はフレディに感情移入している。バンドの物語を知っている。Queenに会いに来ただけだと、分かっているからだ。
Somebody to love のギターソロがカット編集されているトコロで我に返ったが、あの編集が無かったら。。。どっちみち、ボロ泣きしたから同じことか!
やはり、何度見ても、純粋に「映画」として見ることは 不可能だと確信しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
忘れないうちに。
Can anybody find me somebody to love で始まった映画本編は、We are the champions my friends で終わります。自分が何を欲しているかさえ見失っていたフレディが、勝利者を名乗れるくらい揺るぎない境地に辿り着く、「友」と共に。
友達。本当の自分を曝け出すこと。死と向き合うこと。価値のある生を見出すためにフレディに必要だったもの。この映画は本当に、彼への鎮魂なんだと思う。
クィーン、全く知らないけど
クィーンなんて全く知らない私に共感できるんだろうか??と不安な気持ちを抱きつつも、映画館で観るべきと絶賛されてるので、(仕方なく)観にいきました。
全く知らないって思ってたけど、曲はほぼ聞いたことあった!!でも、こんな歌詞だったとは知らなくて、字幕を観てたらフレディの人生と歌詞がシンクロして、ボロ泣き。音楽ってほんと人を感動させるよね。
ロジャーがめっちゃ可愛い♡と思って後で調べたらご本人もかなりのイケメンですね。クィーンめっちゃ好きになりました。
これは素晴らしい映画でした。 でも映画館、そしてIMAXで観なけれ...
これは素晴らしい映画でした。
でも映画館、そしてIMAXで観なければ魅力が100%は伝わらない映画でしょう。
ラスト、ライブエイドのシーンは自然と涙が出て来ます。
クイーンを知らない世代の方は、事前にユーチューブでライブエイドの映像を見た方がいいと思います。
そして、映画鑑賞後にまた見たくなると思います。
フレディがあまり似ていないけど……
リアルタイムでクイーンを知っているだけに ラミ・マレックのフレディはちょっと受け入れられないところもあり……でも全編クイーンの音楽なので楽しめました。それにしてもフレディ以外のメンバーの似ていることにビックリ!ギターを弾く姿までスゴい
“孤独”の描き方
20190728 4度目をドルビーシネマにて鑑賞。
この作品には、QUEENの楽曲、本人と見分けのつかないような演者たちの演技など、評価点はたくさんある。
ただ、個人的にこの作品の突出点は
「“孤独”の描き方」の素晴らしさだと感じる。
普通、人気者の失恋や敗北、孤独など、一種の弱みを演じる作品の場合、
観客からすると現実味が無くなったり、あり得ないなと疑念が少しばかり生まれたりするものが多い。
この作品も軸は同じはず。
だが、なぜか疑念といったものは微塵も感じなかった。
孤独=闇を押し退けようとするもできず、もどかしさを感じるフレディの演技。
孤独を表す一つ一つの描写が、驚くほど現実に近く、嫌でも自分と照らしてしまう。
圧巻だ。
しばらくクイーンのアカペラ聴き続けそう
中学生の頃、ロックやポップスが流行って知っていたクイーン。今年になってたまたま聴いてみて、すごくいい声、すごい惹き込まれる歌、コーラスも美しい。それなのに詩が凄い!どの曲も何処かで耳にした曲..映画を見ながら自分もクイーンのメンバーやフレディであるかのように泣いたり笑ったりそこに一緒にいるような気になって...とても幸せな時間を過ごせました。
何気に親しんだ曲
がこんな背景で生まれたんだな、、を実感できた映画でした。
特に、LiveAidでのBohemian Rhapsody。
ライブ映像はみたことあるものの、映画ではフレディがこんな思いを込めて歌ったのか、と思わず涙が😢
歌詞ともリンクし、正直演出にはやられました。
ちなみに、DolbyAtmosで鑑賞。Bass音が最高過ぎてこの映画にぴったりです。
全1297件中、1001~1020件目を表示